しんげんゼミ遊戯王講座~名作「一休さん」で学ぶ誓約効果~

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しんげんゼミ遊戯王講座~名作「一休さん」で学ぶ誓約効果~

目次

9歳。

この年齢が、何を意味するか皆さんわかりますか?

ぼくたちの愛する「遊戯王オフィシャルカードゲーム」の対象年齢です。

ごあいさつ

こんにちは、しんげんです。

ぼくの記事がここから読めるのですが、皆さん何かお気づきになりませんか?

そうです、9歳のプレイヤーには退屈な内容ですね。
カーナベルさんの企業案件ですので、ある程度の水準の文章を心がけているのですが、
それで本来のプレイヤー層を蔑ろにしてしまっては本末転倒です。

もちろん遊戯王を始めたばかりのお子さんには楽しんでもらいたいですし、正確なルールばかりを押し付けるつもりは全く無いです。
しかし、どこかのタイミングで《サイクロン》で魔法罠を無効に出来ないことを覚えるのも、大事なことですよね。

ということで、今回は9歳のお子さんでも楽しくルールを学べるよう、
名作「一休さん」の一説を振り返りながら進めていきたいと思います。
(読めない漢字がある時はおとうさんおかあさんに読んでもらってね)

童話「一休さん」

昔々、あるところに、一休さんと、小坊主のしんげんくん(9歳)がいました。

ある日、一休さんはお殿様に呼ばれました。
お城の前の橋まで来ると、橋の前に立て看板がありました。

「①:この橋を渡る時に発動する。デッキから1枚ドローする。
   このターン、橋を渡ることは出来ない」

しんげんくん「一休さん! これじゃあ橋を渡ることが出来ないよ!」

一休さん「考えます」

パチ……

パチ……

チーン! 一休さんは閃きました。

一休さん「しんげんくん、この『橋を渡ることは出来ない』は効果に付随するデメリットだから、効果を無効にすればいいんだよ。チェーン《灰流うらら》で」

しんげんくん「わあ、凄いや一休さん!」

こうして一休さんとしんげんくんは橋を渡ることが出来ました。
お殿様は、一休さんのテキストを読み取る力と、適切に対処するその判断力に感服しました。

しかし、負けず嫌いのお殿様、立て看板をエラッタしてしまいました。

またある日、しんげんくんが橋の前を通ると、橋を渡れずに困っているおばあさんがいました。
立て看板には、今度はこう書かれていました。

「①:この橋を渡る時に発動する。デッキから1枚ドローする。
   この効果を発動するターン、橋を渡ることは出来ない」

しんげんくんは、一休さんから教わったことを得意げにおばあさんに教えてあげました。

しんげんくん「おばあさん、《灰流うらら》を使えばいいんだよ」

おばあさんは《灰流うらら》で効果を無効にし、しんげんくんに深く感謝し、何度も何度も頭を下げながら橋を渡り、

ジャッジキルされてしまいました。

しんげんくん「ということがあったんだ。一休さん、なんでおばあさんはジャッジキルされちゃったの?」

一休さん「お前のせいだよ」

何故おばあさんはジャッジキルされてしまったのか

今回のテーマは「効果の発動に伴い、プレイヤーにかかる制限」です。
非公式用語では誓約効果、もしくは残存効果と呼ばれます。
9歳のぼくたちも「せいやくこうか」という言葉くらいは聞いたことあるかな?

残存効果とは

最初の立て看板に書かれていた「このターン」は「残存効果(非公式用語)」と呼ばれるものです。
一休さんが言ったように、効果に伴うデメリットであり、効果の発動・効果どちらが無効になってもその制限は破棄されます。

テキストとしては、

  • このカード(効果)を発動したターン、
  • このカード(効果)の発動後、
  • このターン、

の三種類で記載されています。

【 効果モンスター 】
星 7 / 闇 / 機械族 / 攻100 / 守2000

このカード名の②の効果は1ターンに1度しか使用できない。
①:このカードはリンクモンスターとの戦闘では破壊されない。
②:墓地のこのカードを除外し、フィールドの表側表示モンスター1体を対象として発動できる。デッキから「オルフェゴール・トロイメア」以外の機械族・闇属性モンスター1体を墓地へ送る。対象のモンスターの攻撃力はターン終了時まで、墓地へ送ったモンスターのレベル×100アップする。この効果の発動後、ターン終了時まで自分は闇属性モンスターしか特殊召喚できない。

出典:遊戯王OCG デュエルモンスターズ

【 リンクモンスター 】
星 2 / 光 / 戦士族 / 攻1600 /

戦士族モンスター2体
このカード名の①②の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。①:このカードがリンク召喚に成功した場合に発動できる。デッキから戦士族モンスター1体を手札に加える。このターン、自分はこの効果で手札に加えたモンスター及びその同名モンスターを通常召喚・特殊召喚できず、そのモンスター効果も発動できない。②:デッキから装備魔法カードを任意の数だけ墓地へ送って発動できる(同名カードは1枚まで)。墓地へ送ったカードの数と同じレベルの戦士族モンスター1体をデッキから特殊召喚する。
【LINK-2:左下/右下】

出典:遊戯王OCG デュエルモンスターズ

誓約効果との違いとして、効果の処理後から適用されます。
水属性である《水晶機巧-ハリファイバー》の特殊召喚後に「トロイメア」モンスターのリクルート効果を使用したり、既に効果を発動した戦士族モンスターの同名カードを《聖騎士の追想 イゾルデ》で手札に加えることが出来ます。

誓約効果とは

誓約効果は「発動する場合、発動の前後を問わずそのターンはプレイヤーが守らなければいけないお約束」です。
たかしくんが「神様、一生お菓子を食べないので妹を助けて下さい」とお願いするようなものです。

  • このカード(効果)を発動するターン

と記載されています。

「ソウル・チャージ」は1ターンに1枚しか発動できず、
このカードを発動するターン、自分はバトルフェイズを行えない。
①:自分の墓地のモンスターを任意の数だけ対象として発動できる。
そのモンスターを特殊召喚し、
自分はこの効果で特殊召喚したモンスターの数×1000LPを失う。

出典:遊戯王OCG デュエルモンスターズ

このカード名の①②の効果は1ターンに1度、いずれか1つしか使用できない。①:自分フィールドに「オルフェゴール」リンクモンスターが存在し、モンスターの効果・魔法・罠カードが発動した時に発動できる。その発動を無効にし除外する。②:墓地のこのカードを除外して発動できる。デッキのモンスター及び除外されている自分のモンスターの中から、機械族・闇属性モンスター1体を選んで手札に加える。この効果を発動するターン、自分は機械族・闇属性モンスターしか特殊召喚できない。

出典:遊戯王OCG デュエルモンスターズ

残存効果との違いとして、効果が無効になっても条件は破棄されません。
妹が助からなかったとしてもたかしくんはお菓子を食べることは出来ませんね。

但し、発動が無効になれば条件は破棄されます。
「お願いしたという事実がなくなった」と考えればわかりやすいでしょうか。
「一生お菓子を食べないので」というお願いがなかったことになったので、たかしくんはお菓子を食べることが出来ます。

おばあさんはどうすれば橋を渡れたのか

最初の立て札のデメリットは「残存効果」でした。
そのため、《灰流うらら》で効果のみを無効にしてもデメリットを回避することが出来ました。

しかし、書き換えられた立て札のデメリットは「誓約効果」になっていました。
こうなると《灰流うらら》で効果のみを無効にしてもデメリットを回避することは出来ません。
おばあさんは《サイバー・ドラゴン・インフィニティ》の効果や《神の宣告》などで「発動を無効」にする必要がありました。

第二第三のおばあさんにならないように

しんげんくん「なるほど、よくわかったよ一休さん! でも、いざ実戦でこれが出た時に、ちゃんと思い出せるか不安……」

一休さん「心配無いよしんげんくん。ここにカンニングペーパーを用意したんだ!」

しんげんくん「わあ、これをスマートフォンに保存してルール・裁定に関するフォルダを作ってそこに入れておけば、対戦中にいつでもすぐに確認することが出来るね!」

一休さん「そうだね、この画像をスマートフォンに保存してルール・裁定に関するフォルダを作ってそこに入れておけば、対戦中にいつでもすぐに確認することが出来るね。遊戯王のルールは複雑で覚えきるのは大変だから、いつでも確認出来る環境を作っておくのがルールミスを減らす第一歩なんだ!

一休さん通販ショップのカーナベルさんが始めたトレカ情報サイト『ガチまとめ』は有用な情報がたくさん載っていて、特に「遊戯王のルールにちょっと詳しくなる記事(ターンの流れ編)」「遊戯王のルールにちょっと詳しくなる記事(ダメステ編)」「遊戯王のルールにちょっと詳しくなる記事(オススメwiki編)」は実戦でよく使うルールに限定してわかりやすく解説しているからこれらの記事に目を通してブックマークしておくのがオススメだよ!」

しんげんくん「ありがとう一休さん! あと、デュエルが終わってその日の夜とかにルールミスが発覚するのをなくしたいんだ。どうすればいいの?」

一休さん「簡単だよ。対戦中に修正すればいいんだ。ぼくが正しい処理に修正するから、まずはルールミスを起こしてみてほしい」

しんげん「よーし、ルールミスを起こせばいいんだね! ……あっ! そっか、対戦中に気付かないからルールミスになるんだね。一本取られちゃった!」

一休さん「そうなんだ。だから、基本的な部分に関してはちゃんと覚えておくことも必要なんだ。「遊戯王のルールにちょっと詳しくなる記事(ターンの流れ編)」「遊戯王のルールにちょっと詳しくなる記事(ダメステ編)」「遊戯王のルールにちょっと詳しくなる記事(オススメwiki編)」は、実戦でよく使うルールに限定してわかりやすく解説しているからまずはこれらの記事に目を通すといいよ!」

一休さん「なんせ、遊戯王はとんちで切り抜けられないからね」

良いデュエルライフを!

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コメント (3)

まる

最近復帰してわからないことが多いので、すごく勉強になりました!
こういった細かなルール解説の記事、これからも楽しみにしております。

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匿名

橋を渡る時に発動する。
橋を渡ることができない。
が理解できません
理解力がなくてすみません

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匿名

腹抱えて笑ってしまいました、そして分かりやすい。
新しい記事が楽しみです。

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