こんにちは、らすねです。今月は2回目ですね。
第77回目となりました当企画『格安デュエマ研究所』。
その名の通り、安くて楽しいカードを活かして格安デッキを研究する…という企画となっております。
さて……、いきなり世知辛い話から入ってしまうのですが、デュエルマスターズにおいて格安デッキを研究する上で一番悩む事。
それは、フィニッシャー選びです。
これまで色々と理由を付けて色んなフィニッシャーを使ってきましたが、ぶっちゃけてしまうと、デュエマにおけるフィニッシャーになりうるカードはどれもなかなか高めのカードです。
それともう一つ、いい感じのフィニッシャーが居たとして、そいつを安定して場に出す手段が必要です。
特に、デュエルマスターズのフィニッシャーは「重くて強い」カードが多いので、フィニッシャーと早出し手段を合わせて最低でも2枚ずつ。できるだけで4枚ずつは積みたい。
そうなってくると、500円ぐらいのカードでも4枚積めば2000円で「うおおお!厳しい!」という感じになってきます。
具体例としてこれまた裏話になるのですが……、「今月の頭ぐらいに「《シェケダン・ドメチアーレ》って250円ぐらいで買えるじゃん! 《魔軸の鎖 カメカメン》から《アイ・オブ・ザ・タイガー》で出すデッキってめちゃくちゃ安く組めるしつえーぜ!」と組んでホクホクしていたところ、デッキに使う全てのパーツが値上がってしまい、レジェンドスーパーデッキぐらいの値段になってしまう事故が発生しました。
結果を出して値段が上がるのは良いことだと思うんだけどね。シェケダンは安すぎたし。こいつらと《ハッチャキ》で回すデッキ、かなり面白いのでおすすめです。
そんな感じで、楽しくて安いカードを使うデッキの記事作成の裏では、世知辛くアンビバレンツな研究が行われているわけです。
研究員の皆さん、いつもお疲れ様です。
しかしです。これは逆に言えば「サーチする必要がない、1枚で済む、その上安い最強のフィニッシャー」が居ればその時点でコンセプトになってデッキが完成するわけです。
そんな都合のいいカードなんて……と思ったあなた。
もちろん、デュエマには居ます。そんな都合のいいフィニッシャーが!
というわけで、タイトルにもある通り、今回の主役はこいつ!
《 滅亡の起源 零無/零龍 》!!! (320円)
墓地を使ったコンボデッキの補助カード兼フィニッシャーとして大活躍の零龍。
今日は、こいつを爆速で卍誕させながら殴り切るデッキをご紹介します。
もう少し財布に余裕のある方向けの改造パーツなども紹介しておりますので、ぜひぜひ最後までお付き合いくださいませ。
目次
はじめに:この企画のルール
当企画『格安デッキ研究所』は、ガチまとめライターが持ち回りで低予算デッキを構築・紹介していく企画です。
何をもって「低予算」とするかは難しいところですが、当企画では「シングル価格の合計がクロニクルデッキの定価(=およそ5000円)以内」という基準を設けさせていただきます。
(シングル価格は、執筆時点(2022/11/25)のカーナベル通販価格において最も安いバージョンの状態A(最高品)相当として計算)
もちろんすでに持っているカードを使ったり、カード状態にこだわりがなければ、さらに安く構築することも可能ですね。
《零龍》一式や墓地戦略に使うカードは、ここ最近のクロニクルデッキやEXCパックでたびたび再録されているので、上手いこと手持ちのカードを組み込んで安く遊んでいきましょう。
また、忘れてはいけないのが『安いデッキは高額デッキの代用品ではない』ということ。あくまで「安いけれど強い・面白い」と言えるような、独自性のあるデッキを追い求めていこうと思います。
デッキのコンセプト
すでに使ったことのある方も多いでしょうが、改めてテキストの確認。
《 零龍 》には凄いことが書いてあります。
■ワールド・ブレイカー(このクリーチャーは相手のシールドをすべてブレイクする)
■このクリーチャーが零龍卍誕した時、そのターン、相手のクリーチャーすべてのパワーを0にする。
■このクリーチャーは、パワーが0以下の間バトルゾーンを離れることはできず、すべてのバトルに勝つ。
■このカードがバトルゾーン以外のゾーンにあれば、自分はゲームに負ける。
基本的に「卍誕すると相手クリーチャーは全滅。無敵。ワールドブレイカー」です。
ゲーム開始時からバトルゾーンにいるため、「召喚酔い」という概念が無く、 卍誕したターンに殴れます。最強ですね。
この零龍の無敵さを活かすために、なるべく「卍誕したときには相手のシールドが無くなっている」状況。
もしくは「場にいる2・3体のクリーチャーをダイレクトアタック要員として置いた上で、零龍でシールドを全部割る」状況を作っていきたいですね。
卍誕に必要な、表側の4枚の《儀》の条件を見ていきましょう。
《 手札の儀 》
■自分のターンの終わりに、手札が1枚もないプレイヤーがいれば、この零龍星雲を自分の《滅亡の起源 零無》にリンクしてもよい。そうしたら、GR召喚する。
《 墓地の儀 》
■カードを自分の墓地に置いた時、自分の墓地にカードが8枚以上あれば、この零龍星雲を自分の《滅亡の起源 零無》にリンクしてもよい。そうしたら、相手のクリーチャーを1体選ぶ。このターン、そのクリーチャーのパワーを-3000 する。
《 破壊の儀 》
■クリーチャーが破壊された時、このターン中、他に2体以上破壊されていたら、この零龍星雲を自分の《滅亡の起源 零無》にリンクしてもよい。そうしたら、闇のカードを1枚、自分の墓地から手札に戻す。
《 復活の儀 》
■カードを自分の墓地からバトルゾーンに出した時、この零龍星雲を自分の《滅亡の起源 零無》にリンクしてもよい。そうしたら、自分の山札の上から2枚を墓地に置く。
《 破壊の儀 》だけ少しハードルが高いですが、他は条件を満たせそうなカードを選んでいけばそこまで難しくはなさそうです。
《 復活の儀 》で墓地が2枚肥える事を考えると、「復活を意識しながら墓地を肥やすために低コストのカードを使っていって、自分の手札を0にする」方針でデッキを組んでいけば良さそうですね。
マナチャージのルールがあるデュエマでは、普通にマナカーブ通りに動いていけばいつか手札は無くなるのですが、それでは……遅い。
現代デュエマはその辺のデッキは安定して4キル・5キル、下手すりゃ3ターンキルをかましてきます。
そんな連中に対抗するには、もっと狂ったプランをぶつけていくしかありません。
Q.墓地を肥やしながら戦うデッキが、最速で相手をぶちのめすにはどうすればいいか?
A.墓地から0マナで出てくるクリーチャーをいっぱい積む。
さて、コンセプトも決まったところでデッキ紹介!
デッキレシピ:
合計4,740円です。(2022/11/2現在)
無事に《 手札の儀 》用のGRも収まりました。
採用カード解説
零龍を出す、という目的のためにほとんど「墓地を肥やす」カードと「墓地から出てくる」カードたちです。
種類ごとにセットで解説していきます
初動
これらのカードの墓地肥やしで《 墓地の儀 》の達成を目指しつつ、《 手札の儀 》を向けて手札を消費していきます。
《 ブラッディ・クロス 》
【 呪文 】
文明 闇 / パワー- / コスト1
自分の山札の上から2枚を墓地に置く。その後、相手は自身の山札の上から2枚を墓地に置く。
160円
《 ダムダム・ジョーカーズ 》
【 呪文 】
種族 ジョーカーズ / 文明 闇 / コスト1
■自分の山札の上から2枚を墓地に置く。
■ジョーカーズ・クリーチャーを1体、墓地から手札に戻してもよい。
50円
このデッキの最初動となる「1マナでデッキから2枚墓地に置く」呪文たち。
基本的にはこれらのカードからスタートして、墓地に落ちたカードで戦術を組み立てていくデッキとなっています。
実質的に墓地が手札のようなデッキなので、引き次第バンバン撃っていきましょう。
3マナあれば動けるデッキなので、それ以降はマナチャージより墓地肥やしを優先していいです。
あえて言うことでも無いと思いますが、「2枚肥やし+このカード」で肥える墓地は「3枚」です。
零龍ビギナーは脳内で計算すると間違いやすいので気をつけましょう。
《ぴえんぱおん》
【 クリーチャー 】
種族 ジョーカーズ / レクスターズ / 文明 闇 / パワー2000 / コスト2
■このクリーチャーが出た時、自分の山札の上から2枚を墓地に置く。
50円
《ダムダム・ジョーカーズ》から回収できて、更に墓地を肥やせるクリーチャー。
しかしもう「ぴえん」って聞かなくなったよな……。月日の流れ……。
《ベル=ゲルエール》
【 クリーチャー 】
種族 アビスロイヤル / 文明 闇 / パワー1000 / コスト2
■アビスラッシュ:このクリーチャーを自分の墓地から召喚してもよい。そうしたら、このターン、このクリーチャーはプレイヤーを攻撃でき、ターンの終わりに山札の下に置かれる。
■このクリーチャーが出た時、自分の山札の上から2枚を墓地に置く
120円
2マナで2枚墓地肥やしクリーチャーその2。
こちらはアビスラッシュを持っており、《 復活の儀 》の達成に貢献したり、フィニッシュターンでの頭数になったり、はたまた特にやることがない2ターン目にとりあえず墓地肥やしで出したりと縦横無尽の活躍を見せてくれます。
《 堕魔 ザンバリー 》
【 クリーチャー 】
種族 マフィ・ギャング / 魔導具 / 文明 闇 / パワー5000 / コスト1
■ブロッカー(このクリーチャーをタップして、相手クリーチャーの攻撃先をこのクリーチャーに変更してもよい)
■このクリーチャーは攻撃できない。
■このクリーチャーがバトルゾーンに出た時、自分の手札を1枚捨てる。
95円
1マナパワー5000と驚異のボディを持つ代わりに、「手札を1枚捨てるデメリットを持っているクリーチャー」と見せかけて、1マナで手札から好きなカードを墓地に置くことができるメリットを持ったクリーチャー。
後述する《黒神龍グールジェネレイド》や《ビックリーノ》を捨てて、そのまま彼らの自己再生能力に繋げます。
そうでない場合も、《手札の儀》の達成に近づけつつ、パワー5000のブロッカーを立てれるナイスカードです。
流石にアタックはできないので、《破壊の儀》のために積極的に《に巻き込んでいきましょう。
自己再生クリーチャー
これらのクリーチャーの蘇生で《 復活の儀 》の達成を目指します。
《 黒神龍グールジェネレイド 》
【 クリーチャー 】
種族 ドラゴン・ゾンビ / 文明 闇 / パワー6000 / コスト7
自分の、《黒神龍グールジェネレイド》以外のドラゴンが破壊された時、このクリーチャーが自分の墓地にあれば、このクリーチャーをバトルゾーンに戻してもよい。W・ブレイカー(このクリーチャーはシールドを2枚ブレイクする)
120円
ドラゴンが死ぬと蘇ってくるクリーチャー。
このデッキでは、墓地に置いて《夢幻なる零龍》を出して即座に自壊させることで場に出します。
《夢幻なる零龍》 が0マナなおかげで、1マナの墓地肥やしで墓地に落ちれば1ターン目からW・ブレイカーが出てきます。ヤバいですね!
《ビックリーノ》
【 クリーチャー 】
種族 マフィ・ギャング / スペシャルズ / 文明 闇 / パワー5000 / コスト5
■このクリーチャーが攻撃する時、相手は自身の手札を1枚選んで捨てる。
■相手が「S・トリガー」を持つカードを使った時、このクリーチャーを破壊する。
■自分のターンの終わりに、相手のクリーチャーがバトルゾーンに1体もなければ、このクリーチャーを自分の墓地からバトルゾーンに出す。
65円
『自分のターンの終わりに、相手のクリーチャーがバトルゾーンに1体もなければ、このクリーチャーを自分の墓地からバトルゾーンに出す。』能力を持ったクリーチャー。
一見難しそうな条件を持っていますが、1ターン目に墓地肥やしを打って落ちればそのまま出てきます。
攻撃時のハンデスも強力で、デッキに寄ってはこれ一枚で相当な減速を迫ることができます。
自壊効果は『 相手が 「S・トリガー」を持つカードを使った時 』なので、S・トリガーを持つカードを手打ちされた時にも死んでしまうのには注意。逆にG・ストライクはセーフです。
《アロガント・アウェイン》
【 クリーチャー 】
種族 マフィ・ギャング / 文明 闇 / パワー1000 / コスト3
■このクリーチャーが自分の山札から墓地に置かれた時、バトルゾーンに出す。
50円
「山札から墓地に落ちる」というあまりにもゆるい条件で出てくるクリーチャー。
その分パワーは1000しかありませんが、タダより安いものはありません。
このデッキは本質的に前のめりデッキなので、クリーチャーが出しだいガンガン殴って相手のシールドを割っていきましょう。
その他のカードたち
《 無限皇帝の顕現 》
【 呪文 】
種族 チーム零 / 文明 闇 / コスト2
■自分の山札の上から2枚を墓地に置く。その後、コストの合計が2以下になるよう、クリーチャーを2体まで自分の墓地から選び、バトルゾーンに出す。
50円
2マナで2枚墓地肥やし+合計2コストになるようにクリーチャー2体蘇生のカード。このデッキの屋台骨です。
普通に2マナで2枚墓地を肥やすクリーチャーを釣って墓地肥やしを加速する使い方も強いんですが――
「合計2以下になるように」というのがミソで、例えば相手の場にクリーチャーが1体居るなら《夢幻なる零龍》(0コスト)+《堕魔 ドゥポイズ》(2コスト)の蘇生を行い、 《夢幻なる零龍》はそのまま状況起因処理で破壊され墓地へ、 《堕魔 ドゥポイズ》 の効果で相手のクリーチャーとドゥポイズを破壊……とすることで、スムーズに《 破壊の儀 》を達成することが可能。
そんな感じに、終わってない儀の達成に貢献してくれるカードです。
《 夢幻なる零龍 》
【 クリーチャー 】
種族 ゼロ・ドラゴン / 文明 ゼロ / パワー0 / コスト00
■(パワー0以下のクリーチャーは破壊される)
■このクリーチャーはシールドを1つもブレイクしない。
100円
コスト0、パワー0の常識破りなクリーチャー。ドラゴンについて語ることはありません。
基本的には「《黒神龍グールジェネレイド》を蘇生するカード」と思ってもらって構いません。
「パワー0以下のクリーチャーは破壊される」はルールでの破壊なので、あらゆる処理に優先して行われます。
ドゥポイズでの破壊の頭数にカウントするのは基本的に不可能なのに注意してください。
《 堕魔 ドゥポイズ 》
【 クリーチャー 】
種族 マフィ・ギャング / 魔導具 / 文明 闇 / パワー8000 / コスト2
■W・ブレイカー(このクリーチャーはシールドを2つブレイクする)
■このクリーチャーがバトルゾーンに出た時、自分のクリーチャーを2体破壊する。その後、相手は自身のクリーチャーを1体選び、破壊する。
50円
お馴染みのスーサイドクリーチャー。
このデッキの役割は2つあって、1つは「相手のメタクリーチャーをどける」除去カードとしての使い方。
このデッキは他に相手に干渉する手段が《 墓地の儀 》のパワーマイナス3000しかないので、それでメタクリーチャーが処理できない場合は(とこしえ、お前だぞお前)こいつの除去効果の出番です。
もう一つは《 破壊の儀 》の達成。
クリーチャーが破壊された時、このターン中、他に2体以上破壊されていたら、この零龍星雲を自分の《滅亡の起源 零無》にリンクしてもよい。そうしたら、闇のカードを1枚、自分の墓地から手札に戻す。
これを能動的に達成するのは、ほぼこいつと《夢幻なる零龍》頼りです。
しっかりと(?)、《堕魔 ザンバリー》や《アロガント・アウェイン》を巻き込んで意識的に達成していきましょう。
GRデッキ
基本的に《 手札の儀 》の1回しかGR召喚を行わないので、その1回で出てきたら嬉しい奴をチョイス。
《 暗黒の騎士ザガーンGR 》
【 GRクリーチャー 】
種族 デーモン・コマンド / 文明 闇 / パワー7000 / コスト6
■W・ブレイカー
220円
《アアルカイト 次元間航行モード》
【 GRクリーチャー 】
種族 トリックス / ワンダフォース / 文明 水 / パワー6000 / コスト5
■W・ブレイカー(このクリーチャーはシールドを2つブレイクする)
■自分はGR召喚できない
50円
《 ヘルエグリゴリ-零式 》
【 GRクリーチャー 】
種族 マフィ・ギャング / デリートロン / 文明 闇 / パワー8000 / コスト4
■W・ブレイカー
■このクリーチャーがバトルゾーンに出た時、自分の他のGRクリーチャーを1体破壊する。
50円
「W・ブレイカー」って書いてるGRクリーチャー3人衆です。
ザガーンは言わずもがな、《アアルカイト 次元間航行モード》と《ヘルエグリゴリ-零式》はそれぞれGRクリーチャーの展開に関するデメリットを持っていますが、占術の通りこのデッキでは1回・あるいは《ロッキーロック》の離れた時効果でしかGR召喚を行わないので、全く問題がありません。
《ロッキーロック》
【 GRクリーチャー 】
種族 ビートジョッキー / ワンダフォース / 文明 火 / パワー1000 / コスト4
■このクリーチャーがバトルゾーンを離れた時、GR召喚する。そのGRクリーチャーはタップしてバトルゾーンに出る。(GR召喚:自分の超GRの上から1枚目を、コストを支払ったものとして召喚する) (ゲーム開始時、GRクリーチャーは山札には含めず、自分の超GRに置き、バトルゾーン以外のゾーンに行った場合、超GRの一番下に戻す)
50円
タップインで出てくるものの、実質的に除去耐性を持っているGRクリーチャー。
最終的に殴って勝つデッキなので、除去に強いこいつを選びました。
《 凶鬼000号 ゼロヴォイド 》
【 GRクリーチャー 】
種族 マフィ・ギャング / デーモン・コマンド / デリートロン / 文明 闇 / パワー5000 / コスト5
■自分の墓地にカードが10枚以上あれば、このクリーチャーは破壊されない。
55円
上に同じく、除去耐性持ちのGRクリーチャー。このデッキは墓地10枚はあっという間です。
パワーが5000と高いのもありがたいところ。
《ツタンメカーネン》
【 GRクリーチャー 】
種族 ジョーカーズ / ワンダフォース / 文明 ゼロ / パワー2000 / コスト3
■このクリーチャーがバトルゾーンに出た時、各プレイヤーはカードを1枚引く。(ゲーム開始時、GRクリーチャーは山札に含めず、自分の超GRに置き、バトルゾーン以外のゾーンに行った場合、超GRの一番下に戻す)
50円
GR召喚成功時にお互い1ドローのGRクリーチャー。
手札の儀達成の手札0枚の状態から、追加の打点や残りの儀の達成用カードをを引きに行くことができます。
相手も1枚引きますが、《零龍》の圧倒的な暴力の前には誤差です。
正直なところ、W・ブレイカー組以外はかなり「お守り」に近いので、環境や手持ちのカードに合わせて適当に選んだカードを積んで大丈夫です。
このデッキの回し方
①1ターン目、墓地肥やし!
墓地肥やしカードを撃ってゲームスタート!
自己再生持ちクリーチャーが落ちたら復活の儀達成!
②2ターン目、さらに墓地肥やし!
《 墓地の儀 》の8枚に向けてどんどん墓地の肥やしていきます。
その過程で出てきたクリーチャーで、シールドをガンガン殴って詰めていきましょう。
相手の手札が増える? どうせすぐゲームが終わるなら手札が何枚あっても同じです。
③破壊・手札の儀の達成を狙え!
順当に動いていればだいたいこの2つの儀が残ります。
《 手札の儀 》は適当に手札を使い切ればいいですが、《 破壊の儀 》は引きや噛み合いによってはなかなか達成デキない場合もあります。
その時はいっそ開き直って、「《破壊の儀》は相手がこちらの盤面を除去しにきた時の保険」として構えつつ、展開しながら殴っていくのがおすすめです。
特に構えるデッキに対して「こっちのクリーチャーを除去すれば零龍が出てくる」というのをチラつかせながら殴るのはかなり効果的です。
④零龍卍誕!
4つの儀が終わって零龍卍誕にまでたどり着いてしまえば、零龍の圧倒的な耐性でほぼ勝ちです。
《ボルシャック・ドギラゴン》や《百鬼の邪王門》を警戒するなら最後に零龍で殴るようにしましょう。
採用候補のカードたち
《 轟く覚醒 レッドゾーン・バスター/蒼き覚醒 ドギラゴンX 》
カード名:蒼き覚醒 ドギラゴンX
カードの種類:サイキック・クリーチャー
文明:水/闇文明
種族:メガ・コマンド・ドラゴン/革命軍/ハムカツ団
パワー:13000
コスト:8マナ
■P革命チェンジ:自分の闇または水のコスト5以上の、サイキックではないドラゴンが攻撃する時、そのクリーチャーと自分の超次元ゾーンにあるこのクリーチャーを入れ替えてもよい。
■T・ブレイカー
■このクリーチャーはブロックされない。
■このクリーチャーが出た時、自分の手札を1枚捨てる。
■自分の手札を捨てた時、次の自分のターンのはじめまで、自分の他の多色クリーチャーすべてに「スレイヤー」を与える。
4280円
資金の余裕があって、このデッキの出力を上げたいなら積んでおきたい……というか、ぶっちゃけ積まない理由が無い一枚。超次元ガラ空きだし……。
《黒神龍グールジェネレイド》が突然Tブレイカーかつアンブロッカブルになる上に、手札を捨てるメリットまで着いています。
頼む!なんかの機会に通常枠で再録してくれ!
《 死神術士デスマーチ 》
【 進化クリーチャー(墓地進化) 】
種族 デスパペット / 文明 闇 / パワー1000 / コスト1
ブロッカー
墓地進化-闇のクリーチャーを1体自分の墓地から選び、このクリーチャーをその上に重ねつつバトルゾーンに出す。
このクリーチャーがバトルする時、そのバトルの終わりまで、バトルしている相手クリーチャーのパワーは-4000される。
220円
実質1マナのスピードアタッカー。
速度を重視するなら積みたい1枚。《ぴえんぱおん》あたりとの選択枠かな?
ちなみに墓地進化では復活の儀は達成できません。
《ドドド・ドーピードープ》
【 GRクリーチャー 】
種族 ビートジョッキー / ワンダフォース / 文明 火 / パワー7000 / コスト4
■W・ブレイカー
■このクリーチャーが攻撃する時、自分の手札を2枚捨てる。
1000円
元祖・WブレイカーGR。
GR召喚が手札0枚で行われる関係上、基本的にノーデメリットなので、こいつも積めるなら積んでおきたい。
どうしても格安アドバンスは外部カードが鬼門になりがちですね。
おわりに
というわけで、【格安アグロ零龍】の紹介でした。
自分の研究デッキにしてはあまり遊びのない記事になってしまった感じもありますが、「クロニクルデッキ買ったけど、零龍持て余してるぜ!」って人に零龍をおすすめする意味では良いデッキなのかな、と思っています。
あらゆるリソースを放り投げながら戦う、唯一無二のプレイ感が味わえるデッキなので良かったら是非組んでみてください。
「実際に組んでみた!」「こんな改造はどう?」「アプルがいっぱい出てきて完全に詰んだ!」などなど、感想やアイディアがあれば#格安デュエマ研究所でツイートしていただければ幸いです。
来月はどうやら格安デュエマ強化月間らしいので、めちゃくちゃいっぱい記事が上がるみたいです。 自分もまた 何本か記事を書かせてもらう予定です。
格安デュエマ研究所ファンの皆さんは楽しみに待っていてください!
それでは!