【環境考察】アドバンス環境 2025年9月【最強デッキ】

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【環境考察】アドバンス環境 2025年9月【最強デッキ】

 こんにちは、月刊アドバンスの時間です。

 担当の神結です。今月もよろしくお願いします。

 サイバー環境が続く中、9月は新弾の発売もあって結構環境には変化が見られました。

 10月のGPに向けて、アドバンスの環境を一緒に追って行きましょう!

2025年8月環境はこちら!

目次

今月のアドバンス環境~新弾でちゃんと環境変わったかも?~

 ヒロインBESTと【水単サイバー】の活躍、そして新殿堂によって9月の前半はしばらくは【水単サイバー】を軸とした環境が続いていました。

 まぁ実態としてはCSに行くと明らかにドラグナーの方が数は多かったりもしたのですが、それはそれとしてサイバーが最強であることには変わりなかったです。

 そんな中で9月20日新弾である「王道W 第3弾 邪神vs時皇 ~ビヨンド・ザ・タイム~」が発売されると、環境に変化が見られます。

 もう皆さんもお馴染みになっていることでしょう、《轟く邪道 レッドゾーン》の登場です。

【 G-NEOドリーム・クリーチャー 】
種族 ソニック・コマンド / 侵略者 / 文明 火 / パワー12000 / コスト6

■D・D・D[火(4)]
■G-NEO進化:闇、火、または自然のクリーチャー1体の上に置いてもよい。
■T・ブレイカー
■このクリーチャーが出た時、アンタップする。
■このクリーチャーが出た時または攻撃する時、相手の、パワーが一番小さいクリーチャーをすべて破壊する。
■自分のクリーチャーは、相手のカードによる攻撃できない効果を無視して攻撃できる。

 オリジナルでも活躍を見せる《轟く邪道 レッドゾーン》ですが、アドバンスになると《禁断 ~封印されしX~》の採用によって《魔誕の封殺ディアス Z》がより強く使えるようになっています。

【 G-NEOクリーチャー 】
種族 デーモン・コマンド / 文明 闇/火/自然 / パワー10000 / コスト6

■D・D・D[闇/火/自然(4)]
■G-NEO進化:闇、火、または自然のクリーチャー1体の上に置いてもよい。
■マッハファイター
■W・ブレイカー
■このクリーチャーの攻撃の終わりに、コスト5以下のクリーチャーを1体、自分の墓地またはマナゾーンから出す。このターン、そのクリーチャーに「スピードアタッカー」を与える。

 そんなわけで両者を使用した【火闇自然邪道レッドゾーン】が早くも結果を残し始めています。

 更に大きな変化でいいますと、こちらも既にお馴染みとなっているでしょう《PP-「P」》です。

【 クリーチャー 】
種族 ハンター / エイリアン / テクノ・サムライ / 文明 自然 / パワー3000 / コスト3

■相手のマナゾーンにあるカードの枚数よりコストが大きい相手のクリーチャーが出る時、相手はかわりにそれを持ち主のマナゾーンに置く。
■超魂X(これがクリーチャーの下にあれば、そのクリーチャーにも以下の能力を与える)
■相手のターンの終わりに、相手のタップしているクリーチャーがなければ、自分の山札の上から2枚をマナゾーンに置いてもよい。そうしたら、カードを1枚、自分のマナゾーンから手札に戻す。

  読み方は「ぱんどらぷりんせすぷりん」。略称は主に「ぴーぴーぴー」とか「ぷりん」とかですが、推しは「どらぷり」。ドラゴンプリーストのことではないです、一応。

 メタクリーチャーでありながらもリソースを拡大できるカードであるということで、現在かなり注目されているカードとなっています。対サイバー、対ドラゴンデッキどちらにも有用なのもポイントです。

 こちらは【火闇自然邪道レッドゾーン】は勿論ですが、【ドリームメイト】、【光水自然アルファディオス】、【水自然ジャイアント】など自然を採用した既存のデッキで多く採用が見られております。

 更にこちらを生かせるデッキとして久しぶりに【水闇自然ジャオウガ】が環境に戻ってきました。

 というわけで新弾によって8月環境からは確実に変化が見られています。

 GPに向けてはこの後さらに「デュエキングWDreaM2025」が発売されますが、8月と比べると結構色んなデッキにチャンスが来たなと感じています。

 当の私はGPに向けてはまだ何も決まっておらず、状況としてはやや悩ましくもありますね。

2025年9月環境デッキ

 というわけで、新殿堂以降の環境について、その主要デッキを見ていきましょう。

 今回設定したランクは以下の通りです。

Sランク:【水単サイバー】、【火闇自然邪道レッドゾーン】、【ドリームメイト】

Aランク:【モルトDREAM】、【光水自然アルファディオス】

Bランク:【火闇自然ルシファー】、【自然単キャベッジ】、【水闇自然ジャオウガ】などなど……

Sランク

水単サイバー


 どうであれ、現在のデュエマの中心がサイバーであることは間違いないです。

 アドバンスのサイバーは「アグロサイバー」と両方存在しておりましたが、9月以降は「アグロサイバー」自体あまり見なくなったかなといった感じです。

 「アグロサイバーが弱い」というわけではないのですが、安定を求めるならループ型ですし、アグロ系のデッキだとまた別なライバルが出てきたというのも関係があるでしょうか。

火闇自然邪道レッドゾーン


 登場以来、オリ・アド・2ブロック全てで影響力を発揮しているのが【火闇自然邪道レッドゾーン】です。

 従来の【火闇バイク】と表記がややこしくなるため、一旦「邪道レッドゾーン」と表記しておきます。

【 G-NEOドリーム・クリーチャー 】
種族 ソニック・コマンド / 侵略者 / 文明 火 / パワー12000 / コスト6

■D・D・D[火(4)]
■G-NEO進化:闇、火、または自然のクリーチャー1体の上に置いてもよい。
■T・ブレイカー
■このクリーチャーが出た時、アンタップする。
■このクリーチャーが出た時または攻撃する時、相手の、パワーが一番小さいクリーチャーをすべて破壊する。
■自分のクリーチャーは、相手のカードによる攻撃できない効果を無視して攻撃できる。

 DDDを使用すれば4マナで登場可能で、《轟速奪取 トップギジャ》→《轟速 ジャ・レッド》と繋いで3ターンキルも可能になっています。

 実際一度着地した《轟く邪道 レッドゾーン》は、G・ストライクなど多くの防御手段を無効化できますし、《轟く邪道 レッドゾーン》本体に除去耐性があるので、多少のトリガーでは止まりません。

 ただしデッキとしての話をした場合、その本質は「レッドゾーンデッキ」というよりかは《魔誕の封殺ディアス Z》による展開・制圧デッキという見方もあります。

【 クリーチャー 】
種族 メカ・デル・ディネロ / スーパーカー・ドラゴン / 文明 闇 / パワー6000 / コスト5

■ブロッカー
■W・ブレイカー
■このクリーチャーが出た時、次の中から2つ選ぶ。(同じものを2回選んでもよい。)
►相手のクリーチャーを1体選ぶ。このターン、そのクリーチャーのパワーを-4000する。
►自分の山札の上から4枚を墓地に置く。
►コスト4以下のクリーチャーを1体、自分の墓地から出す。
■このクリーチャーが離れる時、かわりに自分の他のクリーチャーを1体破壊してもよい。

 特に《アーテル・ゴルギーニ》と相性がよく、相手のメタ除去から打点増強まで幅広く対応できます。

 またアドバンスが《禁断 ~封印されしX~》を使用可能であるため、墓地肥やしカードを経由せずに墓地を作れるというのもメリット。

 現段階でも既に結果を残していますが、今後ますます研究が進むデッキとなるでしょう。

火光自然ドリームメイト


 ドリームメイトはサイバー環境の中でも充分に戦える実力を持ったデッキでしたが、この度《PP-「P」》をゲットしたことで1ランク強くなったと言えます。

【 クリーチャー 】
種族 ハンター / エイリアン / テクノ・サムライ / 文明 自然 / パワー3000 / コスト3

■相手のマナゾーンにあるカードの枚数よりコストが大きい相手のクリーチャーが出る時、相手はかわりにそれを持ち主のマナゾーンに置く。
■超魂X(これがクリーチャーの下にあれば、そのクリーチャーにも以下の能力を与える)
■相手のターンの終わりに、相手のタップしているクリーチャーがなければ、自分の山札の上から2枚をマナゾーンに置いてもよい。そうしたら、カードを1枚、自分のマナゾーンから手札に戻す。

 ドリームメイトは4マナ帯の動きが弱いのがお馴染みで、その上で3→5に繋ぐためのブーストも実戦レベルのカードだと《魔誕幻獣ボンメェ》くらいに限られていました。

 しかし《PP-「P」》の登場でマナブーストを決めつつ先攻4ターン目に《激烈元気モーニンジョー》から入る、なんて動きが可能になっています。

 デッキとしては大幅に強くなったと言えるのですが、《料理犬のヴィヤンドゥ》という《PP-「P」》への対抗策も持ち合わせているのも嬉しい要素です。

 ただこちらを上手く使おうとすると同コスト帯の《PP-「P」》との相性はよくないというジレンマもあり、《クイーン&かぼちゃうちゃう》の採用も検討したいところ。

 構築の部分で悩みも増えましたね。

Aランク

モルトDREAM


 新カードである《「GG」-001》を採用した型はそこまでメジャーでもないですが、相変わらず【モルトDREAM】系統のデッキは人気が高いです。

 ひとまず《爆熱剣 バトライ刃》の採用は定着したといった形でして、並びに《爆熱剣 バトライ刃》を出せつつメタクリーチャーも除去できる《次世代龍覇 グレングラッサ /「ここはまかせて、お姉ちゃん!」》をメジャーなカードになりました。グラッサはグラッサでも、こっちの方がよく見掛けます。

【 ツインパクトカード 】
種族 ガイアール・コマンド・ドラゴン / ヒューマノイド爆 / ドラグナー / 文明 光/火 / パワー4000 / コスト5

■このクリーチャーが出た時、相手のコスト2以下のクリーチャーを1体破壊する。その後、火のコスト3以下のドラグハートを1枚、自分の超次元ゾーンから出す。(それがウエポンであれば、このクリーチャーに装備して出す)
────────────呪文────────────
カード名:「ここはまかせて、お姉ちゃん!」
文明:光
コスト:7マナ

■S・トリガー
■相手のクリーチャーをすべてタップする。
■自分のドラゴンまたはドラグナーが合計2体以上あれば、自分の山札の上から1枚目をシールド化してもよい。

 こちら、呪文面がスパークトリガーとなっているのも大きく、防御力を損なわずにデッキを強化できています。

 【モルトDREAM】については、派生系も含めてまた詳細なデッキ解説を執筆予定ですので、そちらもお待ちいただけますと幸いです。

光水自然アルファディオス


 オリジナルでも活躍している【光水自然アルファディオス】ですが、アドバンスは《轟く覚醒 レッドゾーン・バスター》のお陰もあって、より強力なデッキに仕上がっています。

【 NEOドリーム・クリーチャー 】
種族 エンジェル・コマンド / 文明 光/水/自然 / パワー12500 / コスト7

■自分のマナゾーンにエンジェル・コマンド・カードが3枚以上あれば、このクリーチャーを[光/水/自然(5)]支払って召喚してもよい。
■NEO進化:光、水、または自然のクリーチャー1体の上に置いてもよい。
■超魂レイド
■T・ブレイカー
■相手は光ではない呪文を唱えられない。
■このクリーチャーが攻撃する時、このクリーチャーに含まれるカード1枚につき、カードを1枚引いてもよい。その後、エンジェル・コマンドを1つ、自分の手札から出してもよい。

 というのも《王導聖霊 アルファディオス》の攻撃時に《轟く覚醒 レッドゾーン・バスター》を最大4枚侵略可能で、こうなるとドローの枚数が一気に6枚になります。

【 進化サイキック・クリーチャー 】
種族 ソニック・コマンド / 侵略者 / 文明 光 / パワー12000 / コスト6

■進化:光のクリーチャー1体の上に置く。
■P侵略:自分の光の、サイキックではないコマンドが攻撃する時、自分の超次元ゾーンにあるこのクリーチャーをその上に重ねてもよい。
■T・ブレイカー
■このクリーチャーが出た時、自分の手札を1枚、超次元ゾーンに置き、その後、一番パワーが大きい相手のクリーチャーをすべてタップする。次の相手のターンのはじめに、それらはアンタップしない。

────────────裏面────────────
カード名:蒼き覚醒 ドギラゴンX
カードの種類:サイキック・クリーチャー
文明:水/闇文明
種族:メガ・コマンド・ドラゴン/革命軍/ハムカツ団
パワー:13000
コスト:8マナ
■P革命チェンジ:自分の闇または水のコスト5以上の、サイキックではないドラゴンが攻撃する時、そのクリーチャーと自分の超次元ゾーンにあるこのクリーチャーを入れ替えてもよい。
■T・ブレイカー
■このクリーチャーはブロックされない。
■このクリーチャーが出た時、自分の手札を1枚捨てる。
■自分の手札を捨てた時、次の自分のターンのはじめまで、自分の他の多色クリーチャーすべてに「スレイヤー」を与える。 

 最終的に増える手札の枚数は変わらないのですが、2枚引いて展開するのと、6枚引いて展開した後に4枚手札を飛ばすのでは、当然ドローや盤面の質には大きな違いがあります。

 また《轟く覚醒 レッドゾーン・バスター》の効果で超次元ゾーンに飛ばした《天革の騎令嬢 ミラクルステラ》を《頂上接続 ムザルミ=ブーゴ1st》の効果で呼び出すなどといった動きも可能です。

 この辺りはオリジナルとの違いも楽しんでいただければと思います。

Bランク

 Bランクはデッキが多いので、ここ最近活躍を見せているデッキについて紹介していきましょう。

水闇自然ジャオウガ


 あのお馴染み「アナカラージャオウガ」が環境に帰ってきました。

 これまでリソースカードをほぼ《天災 デドダム》のみに頼ってきたデッキだったのですが、新たに《PP-「P」》を獲得。

 更に《場和了GO-YAMA-58》がアドバンスではドラグハートを止められるなどといった点で強いこともあって、環境的にかなり戦えるデッキとなりました。

【 クリーチャー 】
種族 ワイルド・ベジーズ / テクノ・サムライ / フュージョナー / 文明 自然 / パワー3000+ / コスト2

■G・ストライク(このカードを自分のシールドゾーンから手札に加える時、表向きにし、相手のクリーチャーを1体選んでもよい。このターン、そのクリーチャーは攻撃できない)
■相手のエレメントは、相手の手札以外から出ない。
■超魂X(これがクリーチャーの下にあれば、そのクリーチャーにも以下の能力を与える)
■このクリーチャーにカードが3枚以上含まれていれば、このクリーチャーのパワーを+6000し、「パワード・ブレイカー」を与える。(「パワード・ブレイカー」を持つクリーチャーは、そのパワー6000ごとにシールドをさらに1つブレイクする)

 また盤面処理については《雷撃の冥将クーゼン》+《時空の禁断 レッドゾーンX》というギミックを獲得しており、横展開にも大型システムクリーチャーにも対応できるようになっています。

 フィニッシュに関しては水闇自然だと《復活の祈祷師ザビ・ミラ》との比較が発生しますが、こちらはフィニッシュに入れば安定して勝てる分、相手の《場和了GO-YAMA-58》などの処理が必須で面倒事が増えています。

 その点、《CRYMAX ジャオウガ》はお手軽です。

 個人的には、《同期の妖精》+《場和了GO-YAMA-58》+《アーテル・ゴルギーニ》+《CRYMAX ジャオウガ》という最終盤面が非常に固く、《復活の祈祷師ザビ・ミラ》じゃないと困るといったケースも少ないように思っています。

 ちなみに私が主催しました9/21と9/28のCSについて、いずれも【水闇自然ジャオウガ】が優勝しました。

ダーツデリート


 こちらもお馴染みの【ダーツデリート】です。

【 呪文 】
文明 闇 / コスト11

■各プレイヤーは、バトルゾーン、手札、シールドゾーン、墓地にある自身のカードをすべて山札に加えてシャッフルする。

 特に《轟く邪道 レッドゾーン》の登場前は《禁断 ~封印されしX~》を採用しているデッキが少なく、仮に採用しているデッキでも基本は殴ってくるため楯からデリートで勝てる……といった環境だったため、ちょくちょく見掛けました。

 【火闇自然邪道レッドゾーン】の登場以降は、《禁断 ~封印されしX~》への対抗策としてお馴染みの《テック団の波壊Go!》などが採用されることになるのでしょうか。

 

おわりに

 というわけで、今月のアドバンス解説はいかがだったでしょうか?

 10月はいよいよGPです。

 また10月からはアドバンスCSプロモ2倍キャンペーンも始まり、《修羅の死神フミシュナ / 「この先は修羅の道ぞ」》を入手できるチャンスが増えます。

 GPに出るという皆さんも、《修羅の死神フミシュナ / 「この先は修羅の道ぞ」》が欲しいという皆さんも、ぜひアドバンスを楽しんでみてください。

 それでは、また。


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