【2022年7月環境】アドバンス最強デッキランキング【Tierランキング】

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【2022年7月環境】アドバンス最強デッキランキング【Tierランキング】

はじめに

 切札ジョーの物語、堂々完結。

 「ファイナル・マスター・メモリアル・パック」の発売をもって、新章デュエル・マスターズから王来MAXまで足掛け5年半続いたジョーカーズを主人公とするセットも、ついに終わりを迎えました。

 ゲーム的な視点で言えば、例年より一歩遅かった殿堂入り発表やクロニクルデッキのリリースも間近に控え、いよいよ煮詰まっているアドバンス環境。

 新たな風が吹き、環境が大きく変動する直前。王来MAX環境の集大成となるアドバンス環境の「今」について、今月も解説していきたいと思います!

目次

「最強」の定義

 本記事では最強デッキを「デュエル・マスターズ競技環境での相対的な強さ」と定義します。

 Tier1とは「環境内に不利なデッキが少ない、あるいは相性差を覆しやすいデッキであり、大会で持ち込みが一番多いと予想される対策必須のデッキ」です。

 Tier2とは「Tier1やTier2のデッキにある程度勝てる見込みがあり、大会でも毎回一定数いると予想されるデッキ」です。

 Tier3とは「弱点が多い、デッキパワーが低いなどの理由で使用者は少ないものの、特定のメタゲームでは活躍することができるデッキ」です。

先月からのカードプールの変化

 先月末に発表された殿堂解除の施行、半ばには「マスター・ファイナル・メモリアル・パック」のリリースと、いくつかのプール変化があった7月。

 ……ですが、これらがアドバンス環境に及ぼした変化はほとんどなかったと言わざるをえないでしょう。

 殿堂解除では超次元関連のカードを中心にアドバンスでしか使えないカードも多く解禁されていますが、現代デュエル・マスターズの基準では主に速度の面で見劣りするカードがほとんどで、往年の活躍を期待することは難しいでしょう。

 今後のプール変化次第で爆発する可能性はあるものの、現時点ではあくまで「遊びの幅を広げるための殿堂解除」に留まっている印象です。

 また、「マスター・ファイナル・メモリアル・パック」も基本的には再録が中心となったエキスパンション。

 新規カードも一部収録されていますが、それらはこの5年半で登場したテーマを拡張し、それらの背景ストーリー・フレーバー要素を補完するもの。

いちデュエル・マスターズ好きとしてはとても興味深いですが、環境へのインパクトという面ではそれほど大きくないのが実情です。

 結果として、現アドバンス環境の外形は先月の延長線上。どのような変化があったのか、さっそく見ていきましょう。


Tier1

【ガイアッシュ覇道】Tier1


 もはやアドバンス環境の単独首位と言っても差し支えはないでしょう。

 【ガイアッシュ覇道】は現アドバンス環境の覇者として圧倒的な存在感を放っています。

 《メンデルスゾーン》、《ボルシャック・栄光・ルピア》といったドラゴンシナジーを有する強力なマナブースト手段を惜しみなくフル採用。

 《禁断 〜封印されしX〜》+《インフェル星樹》による異次元のアドバンテージ力をも活用し、《流星のガイアッシュ・カイザー》によるカウンタープランと合わせて《勝利龍装 クラッシュ“覇道”》による連続Exターンフィニッシュを素早く通しに行きます。

 強烈なマナ加速に潤沢なハンドリソース、質の高い受け札にドラグハートや止まりづらいExターンを活用した多角的な攻撃手段など、ミッドレンジデッキに求められる要素はおおよそ網羅した、ミッドレンジの王様です。

 CS環境での主流となっているのは先月紹介した構築のうち、《裏斬隠 カクシ・レシピ》と《Dの牢閣 メメント守神宮》をセット採用した形。

 ビートダウン系のデッキ全般に対して《裏斬隠 カクシ・レシピ》が広く刺さり、侵略や革命チェンジを活用する相手にはさらに《流星のガイアッシュ・カイザー》で追い討ちを仕掛けられたりと、よりカウンターデッキとしての性質が強まっています。

 受けに寄せた構造ではあるものの、そもそもの基盤からして《インフェル龍樹》のもたらす爆発的リソースでミッドレンジ・コントロールデッキにも真正面から抗えるため、隙らしい隙はあまりありません。

 唯一の弱点は、《メンデルスゾーン》が絡まなければ、基本的にビッグアクションが5ターン目以降になること。

 これまでに勝負を決めてくるデッキに対しては、先手を取ったうえで《メンデルスゾーン》を引き込む二重の要求が発生するため、勝つためのハードルがグンと上がります。

 フリースロットを受けのパーツに回しているカクシメメント型では、この弱点が特に顕著です。


Tier2

【青t黒スコーラー】Tier2


 「4ターンキルの再現性」という細腕一本でTier上位まで登り詰めた、アドバンス環境の異端児です。

 とにかく序盤はドローソースやサーチ呪文でパーツをかき集め、4ターン目に一斉掃射。

そのまま勝利してしまうというこのデッキの勝ち筋は、アドバンス環境においてかなり異質な部類。

 先ほども述べたように、【ガイアッシュ覇道】、特にカクシメメント型の構築にとってはまさに天敵のような存在です。

 さらに【青t黒スコーラー】にとって都合のいいことに、【ガイアッシュ覇道】のおかげで苦手とするビートダウンデッキの立ち位置が軒並み下落。

結果として非常に通りの良い環境となっています。

 構築はほとんどオリジナルと変わりませんが、コスト3のドローソース枠を《「見よ、これぞ超科学の神髄なり!」》に差し替え、わずかでも4ターン目のコンボ再現率を高めようとする構築が一定数存在しています。

 先述したビートダウンの減少ももちろんながら、オリジナルよりもメタゲームが狭く、「ドラゴン系のデッキに対する4ターンキル成功率」が至上命題となっているアドバンス環境ならではチューンです。

 「トップメタへのメタ」という趣が強く、デッキパワーそのものが高いデッキではありませんが、ポジションの良さで見れば現環境でもトップクラスのデッキだと考えられるでしょう。


【モモキングダム退化】Tier2


 最速3ターンで成立するワンショットコンボプランと《進化設計図》のリソース力によるミッドレンジプランを高次元で両立する、王来篇終期を代表するコンボ・ビートダウンです。

 日本一決定戦から向こう、環境への刺さりの悪さから減量される傾向にあった《アルカディアス・モモキング》ですが、多様なCS環境においてはやはり雑多なデッキに対処できるこのカードが有効に働きやすく、加えて【青t黒スコーラー】などの呪文を活用するデッキが増加したため再評価の流れに。

 有利に近い相性を保っていた【ガイアッシュ覇道】の主流が【モモキングダム退化】を意識したカクシメメント型に移行しており、環境はやや向かい風。

 ただし、同じくTier2の【青t黒スコーラー】には有利が付きやすく、綺麗な3すくみの形になっています。この辺りはメタゲーム次第といったところでしょう。


【4cドラグナー】Tier2


 根強い人気を誇るドラゴン系デッキの一角、【4cドラグナー】。

 最近はドラゴンデッキとしてのお株を【ガイアッシュ覇道】に奪われがちですが、《ドラゴンズ・サイン》による4ターン目での仕掛けと《龍風混成 ザーディクリカ》を起点としたドラゴンの多面展開は、【4cドラグナー】ならではの持ち味です。

 前環境ではやや押しの弱かったこれらの強みも、【青t黒スコーラー】や【グルメ墓地ソース】といったデッキが増加してきた環境では重要。

 4ターン目の出力に全力を注いだデッキと相対した時、4で動けるか5でしか動けないかの差はバカになりません。

 ビートダウンデッキとコンボデッキの両方をバランスよく相手取れるデッキとして、今後活躍する可能性も十分にありそうです。


Tier3

【5cドラグナー】Tier3


 【4cドラグナー】の展開力を控えめに抑えるかわりに、《ナウ・オア・ネバー》やそれと相性の良いカードの追加によって妨害力・防御力の面が強化された【5cドラグナー】。

 5マナの踏み倒しカードが大幅に追加されたことで4ターン目のビッグアクション率は群を抜いており、《メンデルスゾーン》を引かずともコンボデッキの「最速」に十分間に合わせることができます。

 防御面では【ドラグナー】系デッキでお馴染みの《最終龍覇 ロージア》は採用されず、かわりに手札に持っておくだけで受け札として機能する《界王類邪龍目 ザ=デッドブラッキオ》を標準搭載。

 手札からの受けなので確実性が高く、マナ送りによる確定除去で《勝利龍装 クラッシュ“覇道”》のExターンを阻止できる点が環境上の魅力です。

 また、【ドラグナー】系デッキ同士の対決では、龍解を防いだり《時の法皇 ミラダンテⅫ》下でも機能したりと、細かい部分でさまざまなメリットが享受できるカードです。

 強い盤面を押し付けて勝つことは少ないものの、妨害手段の質が総じて高く、対応力に優れています。

 4ターン目に強い動きを押し付けやすいことのメリットが現環境では大きいため、個人的に今後に期待したいデッキのひとつです。


【アナカラーダークネス】Tier3


 《乱罪 ダイパ殺デー》《斬罪 シ蔑ザンド》といった軽量オレガ・オーラを起点に序盤の展開を作りつつ、中盤以降は《絶望と反魂と滅殺の決断》でこれらのカードを使い回して妨害を継続しながらマナドライブ超GR獣でアドバンテージを確保。

 絶え間ないハンデスでリソースを根こそぎ奪って盤面を固めた後は、《S級宇宙 アダムスキー》で相手の山札を削り切り、反撃を許さずゲームを決着させます。

 一時期は苦しい立ち位置に置かれたデッキですが、苦手な高速ビートダウンは大幅に減少、《インフェル星樹》を使ったデッキも【ガイアッシュ覇道】こそ上位にいるものの一時期のブレイクは落ち着きを見せ、以前ほど悪い立ち位置ではなくなりました。

 サンプルリストでは、「切札! マスターCRYMAX!!」リリース以降に登場した形として、《飛ベル津バサ「曲通風」》を採用した構築をご紹介しています。

 オリジナルほど広く、劇的に刺さるカードではないものの、《切札勝太&カツキング —熱血の物語—》や各種設計図が止まるのはやはり強力。

 先攻時に限られるものの、2ターン目に置いておくことでドラゴンデッキの《メンデルスゾーン》を強制的に1ブーストに押し込められるのは、ドラゴンデッキの多いアドバンスならではの面白い作用です。

 不足しがちな水単色かつG・ストライクを持ったカードとしては、申し分ないスペックだと言えるでしょう。


【グルメ墓地ソース】Tier3


 【青t黒スコーラー】と同じく、4ターン目に最大のインパクトを叩き出すデッキとして一定の活躍を見せる【グルメ墓地ソース】。

 アドバンス環境では《暴走龍 5000GT》の刺さりが良いとは言い難いため、ほぼ確実に《ブラキオ龍樹》までを要求される点がひとつのハードルとしてそびえています。

 一方で、先に4ターン《ブラキオ龍樹》を決めてしまえば、ドラゴン系デッキはほとんど機能停止。

《インフェル星樹》によるマナ加速さえできていないタイミングで着地してしまえば、これを突破する手段は非常に限られ、ゆっくりフィニッシュまでの体勢を整えられます。

 苦手な【モモキングダム退化】が少し立ち位置を落としている現在こそ、活躍のチャンスなのかもしれません。


【赤単我我我ブランド】Tier3


 ドラゴン系デッキの受け性能向上に伴って、大きく立ち位置を落としている速攻デッキの雄。

 超過剰打点を形成することには長けているものの、なんだかんだと「止まれば負ける」デッキであることが最大の弱点だと言えるでしょう。

 ここが豊富なリソースと変幻自在の搦め手によって、止まりづらく、止まってもまだ戦える【モモキングダム退化】と異なる点であり、以降の活躍において明暗を分けた点です。

 もっとも、デッキの出力自体が落ちたわけではないので、今後の変遷次第では活躍の芽は十分にあります。特に【青t黒スコーラー】の動向には要注目ですね。

環境のまとめ

今まで

 単純なデッキパワーと突破力ではアドバンス環境でも最上位に位置する【モモキングダム退化】を始点として、それを受けられるドラゴン系デッキがそもそもの人気の高さと相まってTier1に。

 特に《キャンベロ<レッゾ.Star>》の上からでも致死打点を作りやすく、《インフェル星樹》のリソースも無駄なく活用できる【ガイアッシュ覇道】はカウンターデッキらしからぬ力強さで環境トップを独占しています。

 そこから一歩進み、真っ当に戦うデッキには強いものの、序盤の妨害性能は極めて低い【ガイアッシュ覇道】を狩るべく【青t黒スコーラー】に代表されるコンボデッキが台頭。この手のデッキは軒並み【モモキングダム退化】を苦手としており、

 【モモキングダム退化】<【ガイアッシュ覇道】<【青t黒スコーラー】<【モモキングダム退化】……

 というような3すくみを形成。

 他のデッキについても、【赤単我我我ブランド】は【モモキングダム退化】と並ぶビートダウン。

 ドラゴン系デッキ全般は【ガイアッシュ覇道】のような受け寄せのミッドレンジ。

 【グルメ墓地ソース】などは【青t黒スコーラー】と同じくコンボデッキに分類されており、おおむね環境上位のデッキ群はこの枠の中に収まっています。

 【アナカラーダークネス】はハンデスコントロールとして例外的にこの3すくみから逸脱し、独自の立ち位置を形成しているのが現状です。

これから

 既にデュエル・マスターズ公式からも告知されている通り、8月初頭は殿堂発表、クロニクルデッキのリリースと大きなカードプール変更が連続するため、どのような環境になっていくかは現状未知数。

 アドバンス環境に向けた殿堂入りが行われるかは不明ですが、オリジナル環境のデッキがそのまま活躍することの増えてきた昨今のアドバンス環境においては、どのような形であっても環境が変化することだけは間違いなさそうです。

 オリジナル・アドバンスともに長期間の活躍を見せる【モモキングダム退化】と【青t黒スコーラー】は、何らかのテコ入れがある可能性が高いかも……?

 また、今年のクロニクルデッキは《終焉の禁断 ドルマゲドンX》と《零龍》に加え、超次元とGRをフィーチャーしたセットであることが示唆され、新規カードもすでにいくつか公開されています。

 クロニクルデッキは例年環境に大きなインパクトを与える内容になっているため、いやが上にも期待が高まります。

 筆者個人としては、超次元ゾーンからコスト6以下のコマンドを「召喚」できる《Dの終断 ドルマゲドン・エリア》や、ニンジャ・ストライク4で早期の登場が期待できる新規シノビ《終断Q ベガスランチャー》など、《終焉の禁断 ドルマゲドンX》関連のカードが大幅に強化されている点に注目したいですね!

おわりに

 というわけで、7月下旬のアドバンス環境について解説いたしました。

 使ってみたいデッキは見つかりましたでしょうか?

 この記事が皆さんのアドバンス環境に対する理解への一助となれば幸いです。

 それでは次回、8月上旬のオリジナル環境解説記事でまたお会いしましょう!

オリジナル環境はこちら!

毎週のメタゲーム解説はこちら


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