どうもこんにちは、らすねです。今月も二度目の投稿になります。
ついに発売されましたね……。
ゴッド・オブ・アビス 第2弾「轟炎の竜皇」!!!!
露骨なアビスの強化パーツである《邪龍 ジャブラッド》を始めとしたアビスロイヤルに、爆発的な破壊力を秘めた各種「ボルシャック」たちなど、大興奮のカードが多いエキスパンションです。
そんな最新弾のカードの中でも、情報が出てからずっと個人的に注目しているカードは、これ。
《レディゴ・カリゾミダーマ》です。
コスト4以下のあらゆるカードを光2マナにする常識はずれの能力に、テキストを読んだ誰もが一度は悪用の仕方を考えたのではないでしょうか。具体的にはデドダムとかデドダムとか。
おもしろ+大注目カードとあって、てっきりシングル価格も凄いことになるかと思っていたのですが……。
今弾から行われた「超刺激パック」という新たな試みによって、かっこいい文字が刻まれた上位のレアリティが用意されたおかげで、それとみんなが金トレジャーを求めて凄まじい勢いでパックを剝いたのもあって、普通のバージョンはだいぶお求めやすい価格になっております。
《レディゴ・カリゾミダーマ》も、なんとシングル価格は350円。
可愛い女の子のカード目当てでめちゃくちゃパックを剝いてくれた人に感謝しつつ、新弾の宣伝も兼ねて面白いデッキを作ってしまおうではありませんか。
さて、こいつでデッキを組むならば必要なのはフィニッシャー。いつも言っている通り、格安デュエマはフィニッシャーが命です。
5コストでゲームを終わらせるカードはそれなりに多いデュエルマスターズですが、4コストとなると難しいような……。
うーん、4コストで、シールドとか焼けて、相手のリソースをズタズタに出来るような凄いフィニッシャー居ねえかな~~~~~~~~~。居ないよな~~~~。
居た~~~!!!!!!!!!!!!
目次
はじめに:この企画のルール
当企画『格安デッキ研究所』は、ガチまとめライターが持ち回りで低予算デッキを構築・紹介していく企画です。
何をもって「低予算」とするかは難しいところですが、当企画では「シングル価格の合計がクロニクルデッキの定価(=およそ5000円)以内」という基準を設けさせていただきます。
(シングル価格は、執筆時点(2022/12/18)のカーナベル通販価格において最も安いバージョンの状態A(最高品)相当として計算)
もちろんすでに持っているカードを使ったり、カード状態にこだわりがなければ、さらに安く構築することも可能です。
また、忘れてはいけないのが『安いデッキは高額デッキの代用品ではない』ということ。あくまで「安いけれど強い・面白い」と言えるような、独自性のあるデッキを追い求めていこうと思います。
デッキのコンセプト
というわけで、第84回目となりました当企画『格安デュエマ研究所』。
その名の通り、安くて楽しいカードを活かして格安デッキを研究する…という企画となっております。
今回の主役となるのは、こちら。
《 暗黒王デス・フェニックス 》(シングル価格:50円)です。
デュエルマスターズにおいて、圧倒的なフィニッシャー能力であるシールド焼却を持っており、しかも「離れた時」という一番ゆるい誘発条件での全ハンデスと4コストとは思えないほど破格の能力を持った、デュエマ旧枠期の超有名カード。
しかし、その破壊を体現する能力の強力さに比例するように、「ドラゴン・ゾンビ1体とファイアー・バード1体」を指定した、大変重い進化条件がついております。
後世になって、それをカバーするようなサポートがぼちぼちと出ているのですが……。なんとそれらも同じく4マナ。
特に《神滅翔天ポッポ・ジュヴィラ》は、その特異な能力を生かして【ジュヴィラユニバース】などの面白いギミックを生み出したカードではあるのですが、「召喚する時」にしか効果を適用できないため、黒の得意なリアニメイトでは効果が使えず、結局はデス・フェニックスの強化には一歩及ばないカード……という感じでした。
しかし、そこに救世主のように現れたのが、先述の《レディゴ・カリゾミダーマ》。
3マナでこいつを出すと、次のターン4マナのカードを2枚使うことができ、「使う」は当然召喚であるので、他の類似カードでは難しかった同一ターンでの《ジュヴィラ》→《デス・フェニックス》の流れが可能になりました。
つまり、このカードの登場により、これまでのカードプールではよほど綺麗な上ブレを発生させないと難しかった、4ターン目での《 暗黒王デス・フェニックス 》の降臨がかなり現実的になったということです。
このカードだけでもとてもありがたいのですが、さらに「豪炎の龍皇」にはもう1枚「コスト4」のカードを強力にバックアップするカードがあります。
それがこの《 熱線と照射の決断 》です。
■自分のターンのはじめにアンタップした自分のクリーチャー1体につき、そのターン中、この呪文を唱えるコストを1少なくする。ただし、コストは1以下にはならない。
■次の中から2回選ぶ。(同じものを選んでもよい)
▶相手のクリーチャーを2体選んでタップする。
▶カードを1枚引く。その後、光または火のコスト4以下のクリーチャーを1体、自分の手札から出す。
▶自分のクリーチャーを1体選ぶ。そのクリーチャーはこのターン、バトル中パワーを+4000され、「スピードアタッカー」を得る。
だいぶややこしい軽減テキストが書いてありますが、それを全部ガン無視して「1ドローして光か火のコスト4を出す ×2 」をやってくれる呪文と考えるだけでも大変強いカード。
繰り返すようですが、《 神滅翔天ポッポ・ジュヴィラ 》の能力は「召喚」にしか反応しないため、この効果で《デス・フェニックス》を出す場合は場に進化元を用意する必要があります。
この色で単純なアドバンテージを取れるカードがあまりないことと、《デス・フェニックス》が自分よりパワーの高いブロッカーには強く出られない事を考えると綺麗に噛み合うカードです。
さて、デッキの根幹について語ったところで、いつもの個別解説行きましょう!
もう少し財布に余裕のある方向けの改造パーツなども紹介しておりますので、ぜひぜひ最後までお付き合いくださいませ。
デッキレシピ:
合計4840円(2022/12/18現在)です。
新弾のカードが含まれてるので少しだけ値段が嵩みましたが、ギリギリ格安範囲に収まりました。
採用カード解説
メインギミック
《暗黒王デス・フェニックス》
【 進化クリーチャー(進化V) 】
種族 フェニックス / 文明 闇/火 / パワー9000 / コスト4
マナゾーンに置く時、このカードはタップして置く。
進化Vー自分のドラゴン・ゾンビ1体とファイアー・バード1体を重ねた上に置く。
W・ブレイカー
このクリーチャーがシールドをブレイクする時、相手はそのシールドを手札に加えるかわりに持ち主の墓地に置く。
このクリーチャーがバトルゾーンを離れた時、相手は自分自身の手札をすべて捨てる。
50円
このデッキの主役!!!!
出さえすれば、圧倒的な制圧力で相手のシールドを焼いていける最強クリーチャーです。もはや言う事なし。
次の弾の金トレジャーでめちゃくちゃ可愛い女の子になってるバージョンが出て、この記事の有用性が上がったら良いなと思っています。
《レディゴ・カリゾミダーマ》
【 クリーチャー 】
種族 メカ・デル・ディネロ / 文明 光 / パワー3500 / コスト3
■ブロッカー
■自分がコスト4以下の、クリーチャーまたタマシードを使う時、コストのかわりに[光(2)]を支払ってもよい。
■シビルカウント5:自分の光のクリーチャーまたは光のタマシードが合計5つ以上あれば、自分のクリーチャーすべてのパワーを+4000し、「ブロッカー」を与える。
350円
このデッキの主役2。不可能を可能にするカード。
カードを2枚使うには光のマナが2枚居ることに気を付けつつ運用しましょう。
3マナ3500でアタック可能なブロッカーというだけで結構凄いカードに見えるのは、時代の流れという奴ですかね……。
しかし、こいつは凄いのにメカ・デル・ディネロの強い連中が《ドラゴン・ゴルギーニ》以外全部5マナなのはどういうことなんだという気持ちにもなります。
見る度に値段が下がっててちょっと悲しくなります。
初動~ファイアー・バードたち~
《 ヤット・パウル 》
【 クリーチャー 】
種族 ファイアー・バード / 文明 闇 / パワー2000 / コスト2
■バトルゾーンに出た時、自分のシールドを1つ手札に戻す。ただし、その「S・トリガー」は使えない。
50円
最軽量の黒のファイアー・バード。いわゆるコダマンマ効果ですね。
要求値の高い動きをするデッキなのと、ぶっちゃけ軽くてアドバンテージになるファイアー・バードの選択肢がそこまで無いことを理由に採用しました。
赤にコダマンマGSが居るのに、本家本元黒にいないのはおかしいのでこいつのGS版が出るとみんな幸せになると思います。マジで。
《 天龍神の翔天 ピラッキ 》
【 クリーチャー 】
種族 ファイアー・バード / ディスタス / 文明 光/闇 / パワー2000 / コスト2
■G・ストライク(このクリーチャーを自分のシールドゾーンから手札に加える時、相手に見せ、相手のクリーチャーを1体選んでもよい。このターン、そのクリーチャーは攻撃できない)
■このクリーチャーが出た時、自分の山札の上から2枚を墓地に置く。
■このクリーチャーが攻撃する時、カードを1枚、自分の墓地から手札に戻してもよい。
■自分のターンの終わりに、このクリーチャーをアンタップする。
60円
毎ターンランデスを撃ってくることで有名なカラーリングかつ白黒という貴重なファイアー・バード。
《レディゴ・カミゾリダーマ》の運用の白マナが必要なのも含め、黒が入ってるファイアー・バードではおそらく最強なので採用されました。
Gストライクに、出た時墓地肥やしに、殴った時回収にと、2マナのクリーチャーなのに書いてることが異常に強い。愛されカード。
3ターン目にこいつでアタックして回収効果を使いつつ相手のシールドを4枚にして、次のターン《 熱線と照射の決断 》を撃つのが《レディゴ》を引けなかった時の次善策です。(追記:アンタップするのを完全に忘れてました、すいません)
《 神滅翔天ポッポ・ジュヴィラ 》
【 クリーチャー 】
種族 ファイアー・バード / ドラゴン・ゾンビ / 文明 闇/火 / パワー4000 / コスト4
■このクリーチャーがバトルゾーンに出た時、自分の山札の上から3枚を墓地に置いてもよい。
■自分の進化フェニックスを召喚する時、バトルゾーンにあるクリーチャーのかわりに自分の墓地にあるクリーチャーの上に置いてもよい
110円
このデッキをデッキとして成り立たせてるメインギミックの1枚。
真面目な話、このデッキの選択肢になりそうなドラゴン・ゾンビが誇張抜きで片手で数えられるほどしか居なかったので、全てを諦めてこいつと後述の《
神滅翔天ザーク・ゼヴォル》の「ファイアー・バード/ドラゴン・ゾンビ」コンビにドラゴン・ゾンビ側を託すことにしました。
《神滅翔天ザーク・ゼヴォル》
【 クリーチャー 】
種族 ファイアー・バード / ドラゴン・ゾンビ / 文明 闇/火 / パワー4000 / コスト4
■スレイヤー(このクリーチャーがバトルする時、バトルの後、相手クリーチャーを破壊する)
■バトルゾーンに出た時、自分の手札を1枚捨ててもよい。そうした場合、カードを1枚引く。
50円
プレイスからの輸入カード。輸入カードだからしょうがないんだけど、令和でこれなら3マナか2マナぐらいにしてください!!!!!
これはかなり真剣な想像なのですが、デュエマ開発部は《 暗黒王デス・フェニックス 》を割りと警戒して軽量のドラゴン・ゾンビを出さないようにしてるんじゃないか……?と思いました。
デーモン・コマンド・ドラゴンが登場したのもあるし、ドラゴン絶滅してた時期あるんでしょうがないのですけど、古参種族の割に全然軽量の追加カードがないんですよね、ドラゴン・ゾンビ。基本的にリメイクでピックアップされるのもロマノフ関連ですし……。
なんなら、タマシードすら存在しなくてびっくりしました。《ジェネレイドの黒像》とか《ヘヴィの黒像》とか出していいだろ……頼むぞタカラトミー……。
サブギミック/その他(トリガーやサポート)
《黒神龍オドル・ニードル》
【 クリーチャー 】
種族 ドラゴン・ゾンビ / 文明 闇 / パワー5000 / コスト6
S・トリガー
バトルゾーンに出す時、このクリーチャーはタップして置く。
相手の攻撃クリーチャーは、可能であればこのクリーチャーを攻撃する。
このクリーチャーがバトルする時、バトルの後、このクリーチャーと相手のクリーチャーを破壊する。
50円
流石にドラゴン・ゾンビが2種類だけだと困るだろうということで、本当に最低限の防御トリガーとして採用されたカード。
マジで10年ぶりぐらいにデッキに入れました。そろそろプレイスの方に来るレベルで昔のカードだよね……?
呪文メタに引っかからなかったり、「出た時」効果ではないので微妙にメタられづらかったりしますが、小型クリーチャーと相打ちになるのが今も昔も辛い。まあ、墓地に落ちてくれるのはありがたいといえばありがたいんですけども。
相手ターンにタップインして出てくるクリーチャーなので、地味に《 熱線と照射の決断 》のコスト軽減とシナジーしています。
《 熱線と照射の決断 》
【 呪文 】
文明 光/火 / コスト5
■自分のターンのはじめにアンタップした自分のクリーチャー1体につき、そのターン中、この呪文を唱えるコストを1少なくする。ただし、コストは1以下にはならない。
■次の中から2回選ぶ。(同じものを選んでもよい)
▶相手のクリーチャーを2体選んでタップする。
▶カードを1枚引く。その後、光または火のコスト4以下のクリーチャーを1体、自分の手札から出す。
▶自分のクリーチャーを1体選ぶ。そのクリーチャーはこのターン、バトル中パワーを+4000され、「スピードアタッカー」を得る。
250円
既にこの記事でも何度も語った、光/火という色の不遇さを払拭するかのような高出力カード。
類似カードと異なり、出したクリーチャーにスピードアタッカーをつけるとモードを消費してしまう問題が、このデッキでは進化クリーチャーを射出先にすることで解決しています。
既にファイアー・バードが居る状態で撃って《ジュヴィラ》か《ゼヴォル》→《デス・フェニックス》と流れるように展開して行きましょう。
《黒歴史の白詩集》
【 呪文 】
種族 月光王国 / 文明 闇 / コスト3
■S・トリガー(この呪文をシールドゾーンから手札に加える時、コストを支払わずにすぐ唱えてもよい)
■相手のクリーチャーを1体破壊する。
■自分のシールドを1つ、墓地に置く。
■レインボーナス:バトルゾーンに自分の多色クリーチャーがあれば、クリーチャーを1体、自分の墓地から手札に戻す。
50円
構築記事の体裁を取りつつ「デュエマのカードデザイン、何故かアレがない」問題の話ばかりしている本記事ですが、このカードの項では「デュエマ、何故かリアニメイトよりサルベージの方が取り回しが悪い」問題に切り込んでいこうと思います。
《ジュヴィラ》の効果の都合上、このデッキは蘇生じゃなく回収をしたいのですが、トリガーでクリーチャーを蘇生するカードは強力なカードが多いのに、回収となると全然いいカードが無いんですよね、マジで……。
そんな中、除去も出来て墓地も1枚肥やしつつ、条件付きですがサルベージもできるこのカードの存在は実は結構特異点だったりします。
お誂え向きのように、このデッキの根幹のクリーチャーはほぼ全員多色。面倒くさいクリーチャーをどかしつつ、《デス・フェニックス》を回収して相手が音を上げるまで叩きつけてやりましょう。
《新世界王の権威》
【 キング・セル 】
種族 ディスペクター / ニュー・ワールド・ドラゴン / 文明 光/闇/火 / コスト9
■G・ストライク
■このカードを自分の手札からマナゾーンに置いた時、アンタップする。
190円
なんか色々なことが書いてありますが、「赤白黒の3色が出るアンタップインマナ」です。Gストライクを忘れないように注意。
最後の一枠を何にするか考えたのですが、動きに要求される色マナが非常にシビアな事を鑑みてこのカードになりました。
全体的に「旧時代の強いけど取り回しに難があるカードを新時代のめちゃくちゃなカードで回す」という感じになっており、こういうのもデュエマの味だな……と思いました。
このデッキの回し方
①2マナのファイアー・バードからスタート!
《 神滅翔天ポッポ・ジュヴィラ 》は墓地と場の両方から進化を可能にするカードです。
全て墓地から賄うことも可能ですが、場にファイアー・バードいるに越したことはないので、墓地肥やし付きのファイアー・バードから始めましょう。
② レディゴ・カリゾミダーマ設置!
《レディゴ・カミゾリダーマ》から4マナカード2枚で動きを成立させるのが理想です。
そうならなかった場合は《熱線と照射の決断》で2ドローすることを期待して、クリーチャーでアタックしておきましょう
③デス・フェニックス降臨!
《 神滅翔天ポッポ・ジュヴィラ 》→《 暗黒王デス・フェニックス 》の流れで着地を目指します。
最速での降臨が不可能だった場合は、リソースを増やすカードを切ってゆっくりと構えましょう。
《 熱線と照射の決断 》で相手の大型クリーチャーを寝かしつつ、《 暗黒王デス・フェニックス 》で自爆特攻することで相手のアドバンテージを有耶無耶にしたりも出来ます。大きくゲームを動かすのは難しいデッキなので、堅実に勝ちに行きましょう。
採用候補のカードたち
元のデッキがかっちりしてるので、「こういう組み方もあるよ」というカードを中心に紹介。
《 極限龍神ヘヴィ 》
【 クリーチャー 】
種族 ゴッド・ノヴァ OMG / ドラゴン・ゾンビ / 文明 闇 / パワー5000+ / コスト4
■このクリーチャーが出た時、自分のクリーチャーを1体破壊してもよい。そうしたら、カードを1枚引き、その後、相手は自身のクリーチャーを1体選んで破壊する。■左G・リンクOMG:《龍神メタル》、《破壊神デス》、「中央G・リンク」または「右G・リンク」を持つゴッドの左横(このクリーチャーが出る時、自分の指定ゴッドの左側にリンクしてもよい。リンクしたゴッドは、各ゴッドの特性〔パワーや能力〕を持つ1体のクリーチャーとなる。離れる時は、その中の1枚を選ぶ)■このクリーチャーがリンクしている時、相手のクリーチャーはこのクリーチャーを可能なら毎ターン攻撃する。
200円
4マナ以下で最強のドラゴン・ゾンビ。4マナ以下に限定しなくても多分最強。
価格的にも全然採用圏内だったのですが、《レディゴ》と合わせることを考えた時に「《ジュヴィラ》じゃなくてこいつを出すと結局進化はできない」「自壊を選ばなかった場合ただの4マナ4000」であることが気になって不採用になりました。
《熱線と照射の決断》からも出ないですしね。
《 絶望と反魂と滅殺の決断 》
■この呪文を、自分の墓地から唱えてもよい。そうしたら、唱えた後、墓地に置くかわりに自分の山札の一番下に置く。
■次の中から2回選ぶ。(同じものを選んでもよい)
→相手は自身の手札を1枚選んで捨てる。
→コスト4以下の闇のクリーチャー1体またはコスト4以下の闇のオーラを1枚、自分の墓地からバトルゾーンに出す。
→相手のクリーチャーを1体選ぶ。このターン、そのクリーチャーのパワーを-4000する。
2580円
黒の軽量クリーチャーを運用するデッキならこれ。
これを取るなら採用カードを全体的に低速よりにして、「コントロールした上で《デス・フェニックス》を出してリソースを増やさずにゲームを終わらせる》感じになりそうです。
その場合だと上の《ヘヴィ》も輝くかな?と思います。ただ、この場合《カリゾミダーマ》が抜けてデッキの根幹が崩壊しそうな気もします。
《 究極銀河ユニバース 》
【 進化クリーチャー 】
種族 フェニックス / 文明 光 / パワー17000 / コスト5
進化-自分のフェニックス1体の上に置く。
メテオバーン - このクリーチャーが攻撃する時、このクリーチャーの下にあるカードを1枚選び墓地に置いてもよい。そのカードが最後の1枚でフェニックスならば、自分はゲームに勝利する。
T・ブレイカー(このクリーチャーはシールドを3枚ブレイクする)
270円
旧枠時代からのプレイヤーには馴染み深い、「ザ・特殊勝利」のクリーチャー。
《ジュヴィラ》が居ると、「墓地のフェニックスに重ねて進化」→「そのまま攻撃」で一発で勝利することができます。
《デス・フェニックス》の全ハンデスで睨みを効かせつつ、《ジュヴィラ》を連打して墓地を肥やして、スキを見て《ユニバース》で勝利!というプランも面白いんじゃないかなと思って紹介しておきます。
でも、この場合も《カミゾリダーマ》いらないんじゃないかな……!!!!
おわりに
お疲れ様でした。
《ドルバロム》の時もそうでしたが、昔の著名で尖ったフィニッシャーを現代カードで上手いこと運用するのはすげー楽しいですね。
記事内で何度も言ってるけど、ドラゴン・ゾンビの強いツインパクトとか、タマシードとか、トリガーとか……お願いします。タカラトミーさん。
流石にトリガー封殺or全ハンデスの進化クリーチャーが安定して4ターン目に出てくるとまずいのかな……。
「実際に組んでみた!」「こんな改造はどう?」などなど、感想やアイディアがあれば#格安デュエマ研究所でツイートしていただければ幸いです。
今年の自分の記事はこれでラストなので、みなさん良いお年を!
来年も面白いデッキの記事がいっぱい書けると嬉しいですね。