はじめに
本日1月15日、新パック『アビス・レボリューション外伝「邪神と水晶の華(デスベル・クリスタル)』の情報が公開されました!
商品情報によると、
- ゼニスを軸にした新戦略が登場、アビスロイヤルも強化
- ゼロ文明やオラクル関連カードも収録
- メインパックで人気のトレジャー枠施策「ゼニストレジャー」も実施
など、本編を補完するにとどまらない盛りだくさんの内容になる模様。
発売日は2月17日(土)とのことで、今から楽しみですね!
ポスターで知らんカードが知らん女になってる……
そして同じく本日発売の月刊コロコロコミック2月号にて、早くも新パックのゼニス代表ORが公開されました!それが、こちら。
《クリス=タブラ=ラーサ》
【クリーチャー】
種族 ゼニス・セレス/ 文明 ゼロ / コスト 18 / パワー 28482
■水晶ソウル3(このクリーチャーを召喚する時、自分のマナゾーンにある裏向きのカードのマナの数字は3になる)
■ブロッカー
■ワールド・ブレイカー
■このクリーチャーが召喚によって出た時、バトルゾーンと墓地にある相手のクリーチャーを好きな数選ぶ。その選んだクリーチャーの「このクリーチャーが出た時」で始まる能力をすべて、自分が使う。
■クリスターナル・Κ(このクリーチャーが離れる時、または自分がゲームに負ける時、かわりに自分のマナゾーンにある裏向きのカードを3枚表向きにしてもよい)
※暫定テキスト
出典:月刊コロコロコミック
……裏向きのマナゾーンのカード!?
どうやら、ゼニス帰還に際して特大の新ギミックがやってくるようですね……!
というわけで、今回は現状の情報から見える「裏向きのマナ」概念について探っていこうと思います!
既存ゼニスそのまま強化を期待してた人は残念でした
《 「心」の頂天 プロフェシー 》登場から「強化読み」でめちゃくちゃ売れてましたからね……
目次
どうやって裏向きにするの?
さっそく二つも出てきた新能力の前に、まずはどうやってマナゾーンに裏向きのカードを用意するのかをチェック。
現状公開されている中では、この2枚のカードによって裏向きマナを用意できるようです。
《シャングリラ・クリスタル》
【呪文】
文明 ゼロ / コスト 3
■G・ストライク
■自分の山札の上から1枚目を裏向きのまま、タップしてマナゾーンに置く。(マナゾーンにある裏向きのカードは、マナの数字が1の無色カードとして扱う。その持ち主はそれをいつでも見てもよい)
■水晶武装2:自分のマナゾーンに裏向きのカードが2枚以上あれば、自分の山札の上から1枚目を裏向きのままマナゾーンに置く。
出典:月刊コロコロコミック
《Dの寺院 タブラサ・チャンタラム》
【D2フィールド】
種族 ゼニス / 文明 ゼロ / コスト 2
■各ターンに一度、自分のマナゾーンにカードを置いた時、それを裏向きにしてもよい。(マナゾーンにある裏向きのカードは、マナの数字が1の無色カードとして扱う。その持ち主はそれをいつでも見てもよい)
(他のD2フィールドが出た時、このD2フィールドを破壊する)
■Dスイッチ:自分のゼニス・クリーチャーが出た時、このD2フィールドをゲーム中で一度上下逆さまにしてもよい。そうしたら、自分のマナゾーンにある裏向きのカードをすべてアンタップする。
出典:月刊コロコロコミック
カード効果で生成された裏向きのマナは、カードテキストにあるように「マナの数字が1の無色カードとして扱う」模様。持ち主は裏向きをいつでもチェックできるので、「何を埋めたか分からない」問題は大丈夫そうですね。
表面の情報をどこまで参照できるか……など、詳しくは裁定待ち。座して待ちましょう。
裏向きマナは、フレーバー的には「色がなくて透明な水晶」みたいなイメージみたいですね
どうやって活かすの?
裏向きのマナは、現状見えている範囲では「水晶ソウル」「水晶武装」「クリスターナル・Κ(カッパー)」にて活用が可能です。
まず、「水晶ソウルn」は「このカードを使用するとき、自分のマナゾーンに裏向きのカードのマナの数字をnにする」というもの。nには数字が入りますが、現状確認されているのは3のみです。
この手の効果としては効果幅がかなり広めに設定されており、見えている範囲では高コストのゼニス系列の召喚サポートとして運用されるようですね。
次の「水晶武装n」は、「自分のマナゾーンに裏向きのカードがn枚あれば発動する」もの。例によってnには数字が入ります。
端的に言えば、裏向きマナ版の「マナ武装」。裁定や運用方法についても、そちらに準ずるものになりそうですね。
最後のクリスターナル・Κは、「離れる時あるいは敗北時、代わりに自分のマナゾーンの裏向きのカードを3枚表返す」というもの。
名前はゼニスおなじみのエターナル・Ωを意識していますが、実運用的にはマナを参照する鬼S-MAX進化のようなものです。
ΚはΩと同じギリシャ文字の一つ。普通に読むなら「カッパ」なんだけど、河童っぽいからあえて伸ばしたのかも?
なんにせよ、今回のゼロ文明は「裏向きのマナ」をあらゆる面で駆使して戦うことになりそうです。マナを水晶で染めて、全てを透明にして戦おう!
で、強いの?
「同じパックのカードがほとんど公開されてない状態でギミックやカードの強さについて論じること」がいかに無駄で愚かしく人として恥ずべき行為であるかは口が酸っぱくなるほど言ってるのでアレなんですが……
これについては、正直「どれくらい簡単に裏向きのマナカードが作れるか」にかかってくると思ってます。
例えば、前述の《 Dの寺院 タブラサ・チャンタラム 》→《 シャングリラ・クリスタル 》を2ターン目と3ターン目に使えば、順当に行けば4ターン目のチャージ時点で裏向きマナ4つと表向きマナ2つが手に入ります。
この時点で(いれば)水晶ソウル3を持った14マナのカードは使えることになります。思ったよりちゃんとコスト払えますね。
……とはいえ、例えば「他のカードでもこれくらい簡単に裏向きマナが生産できる」ならそりゃさすがに強いでしょうし、それと引き換えにゼニス本体のスペックもある程度控えめになるはず。
逆に「裏向きマナ生産はこれが最大値で、あとはやや微妙」とかならばちょっと運用に困ることになります。
なんにせよ、カード公開は始まったばかり。何が来てもいいように備えることが、新カードに対する最大の心構えです。
今回のまとめ
- 新パックの無色カードのカギは、水晶をイメージした「裏向きマナ」
- さらに多彩な運用法が見えるので、さらなる新カードに期待!
- 「同じパックのカードがほとんど公開されてない状態でギミックやカードの強さについて論じること」は、無駄で愚かしく人として恥ずべき行為なので、ベルカードの要望欄とかで聞いてきたら俺はブチ切れます
今後もガチまとめではホットな話題を取り上げていきますので、ぜひ 公式X(旧Twitter) のフォローをよろしくお願いします!
ベルカードで「殿堂予想しろ」って聞いてくる行為も無駄で愚かしく人として恥ずべき行為だよ
(「誰にも予測しえないものを他人に推測させる行為」のアンチなんだな……)