このデッキはこんな人にオススメ! |
●レアカードなしでも楽しいデッキが組みたい! ●コモン・アンコモン限定戦に挑んでみたい! ●グランド・デビルと戦いたい! ● 踏み倒しが好き! ●テキスト確認をされたい! |
デュエマはコモン・アンコモンだけでも面白い!
『デュエル・マスターズ コモン・アンコモン構築ラボ』、略して『CUCラボ』。
本企画では、コモンとアンコモンだけで組めちゃうデュエマのデッキを紹介しちゃうぞ!
今回のテーマは「山札を見て、特定の種族を出す」能力!
デュエマが大好きなみんななら、もう何の能力かわかるよね。
そう、光臨です。
目次
CUCラボって?
コモン・アンコモン構築ラボ、略してCUCラボでは、その名の通りデュエル・マスターズのコモン・アンコモン限定デッキを構築・紹介していきます!
コモン・アンコモン限定だからこそ、カード同士のシナジーや意外なギミックが活躍することも。
デッキが組めたら、ぜひ友達同士、あるいはコモン・アンコモン限定イベントで遊んでみよう!
コモン・アンコモン限定戦『DM:CUC』も、オンラインを中心に拡大中! 主催者のりんきいさん(僕です)による解説記事では、CUCフォーマットで開催されたCSで結果を出したデッキが詳しく解説されているぞ。
当ラボでは、そんな大会結果とは少し毛色を変えて、「まだ見ぬコモン・アンコモンの可能性」に注目したデッキを紹介していきたい。
未開拓の部分も大きいフォーマットだからこそ、研究のし甲斐があるはず!
※注意点として、レアカードを採用した通常構築のデッキと戦うことは想定していません。本記事で紹介するデッキは、コモン・アンコモン限定デッキ同士での対戦を前提としています。
光臨をもったカードのおさらい
CUCラボの方では初めまして!
普段はこんな感じで大会レポートを書いている、りんきいと申します!
今回は「光臨(こうりん)」を使ったデッキ制作にチャレンジしてみよう!という記事になります。
光臨って一体何?という方のために、能力の解説から!
【 クリーチャー 】
種族 オラクル / 文明 光 / パワー2000 / コスト4
■光臨-自分のターンの終わりに、このクリーチャーがタップされていれば、自分の山札を見る。その中からコスト6以下のオラクルを1体、バトルゾーンに出してもよい。その後、山札をシャッフルする。
光臨というのは、「それをもったクリーチャーがターンの終わりにタップされていれば、山札から条件に合うクリーチャーを出す」というもの。
例に挙げた《マントラのイザナイ カリーナ》であれば、「6コスト以下のオラクル・クリーチャー」を出すことができます。
指定された種族を山札から出す。まぁ大体メクレイドですね!(?)
(違うよ)(タマシードは出ないよ)(ごめんなさい)
…さて、CUCで使用可能な「光臨」持ちのクリーチャーは以下の10種類。
今回はこの中から《 封魔のイザナイ ガラムマサラ 》でデッキを組んでいきます!!
デッキレシピ&個別カード解説
完成したデッキはこちら。
わかりやすくて動きやすいことを意識して、ほぼ4枚採用のキレイなリストにまとめてみました。
以下で詳しく解説していきます!
個別カード解説【デッキコンセプト】
まずは主役の紹介から!
《 封魔のイザナイ ガラムマサラ 》4枚
【 クリーチャー 】
種族 オラクル / グランド・デビル / 文明 闇 / パワー3000 / コスト5
■光臨-自分のターンの終わりに、このクリーチャーがタップされていれば、自分の山札を見る。その中からコスト7以下のグランド・デビルを1体、バトルゾーンに出してもよい。その後、山札をシャッフルする。
《ガラムマサラ》は「グランド・デビル」をサポートするカード。
最近始めた方にはちょっと馴染みのない種族かもですが、不死鳥編(2006年)の時にプッシュされた種族のうちのひとつですね!
今回のデッキは、
・これで出すカード
・これをサポートするカード
を中心に構築しています!
個別カード解説【出すカード】
お次は《ガラムマサラ》で出すカードを紹介!
《 歪悪接続 ヨー・バルディ 》4枚
【 クリーチャー 】
種族 ディスペクター / ミステリー・トーテム / グランド・デビル / 文明 自然 / パワー8000 / コスト6
■EXライフ(このクリーチャーを出す時、自分の山札の上から1枚目をシールド化する。このクリーチャーが離れる時、かわりにそのシールドを墓地に置く)
■W・ブレイカー(このクリーチャーはシールドを2つブレイクする)
■このクリーチャーが出た時、ディスタスを1体、自分のマナゾーンから出してもよい。
CUC界の《砕慄接続 グレイトフル・ベン》。
「コスト7以下のグランド・デビル」なので《ガラムマサラ》から展開可能なうえに、EXライフ、マナからの踏み倒し、CUCでは高い8000というパワーをもつ強力カード!!
一点だけ注意なのが「光臨で出すときはEXライフは付かない(山札をすべて見ている状態のため)」ということなのですが、それでもだいぶ強いです。
今回のデッキは《ガラムマサラ》で出すカードだけではなく、このカードから出すカードも盛り込んでいるので後ほど解説しますね。
手打ちも圏内の6コストなので取り回しも良くていい感じ!
《 封魔リベンジ・アラスト 》2枚
【 クリーチャー 】
種族 グランド・デビル / 文明 闇 / パワー5000 / コスト7
相手のターン中、自分の他のグランド・デビルが破壊された時、相手は自分自身のシールドを1枚選び、持ち主の墓地に置く。
盾焼却できるグランド・デビル!!!!
これが立っていることで、光臨を使ってタップしている《ガラムマサラ》や上述した《ヨー・バルディ》がちょっと除去されづらくなる…かも。
”他の”グランド・デビルが破壊された時の効果なのでちょっとだけ使いづらいのが本音だけど、《ガラムマサラ》をサポートする意味合いもあって採用!
「効果確認してもいいですか?」って言われたい
《 封魔ゴーゴンシャック 》4枚
【 クリーチャー 】
種族 グランド・デビル / 文明 水 / パワー2000 / コスト3
呪文を唱えるコストは2多くなる。
呪文のコストを2増やす、というシンプルかつ超強力な効果をもったグランド・デビル!
CUC環境においては【5cイソレイト】や【コンダマループ】などのデッキが呪文を多用してくるので、このカードをうまく活用して時間を稼ぎにいきたいですね。
自分の呪文も重くしちゃう点はちょっと注意
個別カード解説【サポートカード】
ここからは《ガラムマサラ》をサポートするカードの紹介!
《霊淵 スゴーチ=トートロット》4枚
【 クリーチャー 】
種族 アビスロイヤル / 超化獣 / 文明 闇 / パワー1000 / コスト2
■ブロッカー(このクリーチャーをタップして、相手クリーチャーの攻撃先をこのクリーチャーに変更してもよい)
■ハイパー化:自分の他のクリーチャーを1体タップする。(自分のメインステップ中に、ハイパーモードを解放できる。ハイパーモードは次の自分のターンのはじめまで続く)
────────────ハイパーモード────────────
パワー:6000
■W・ブレイカー(このクリーチャーはシールドを2つブレイクする)
■相手のターン中に、このクリーチャーが破壊された時、自分の墓地からタップして出す。
《 文藍月 スケルハンター 》2枚
【 クリーチャー 】
種族 グレートメカオー / 超化獣 / 文明 水 / パワー2000 / コスト2
■ハイパー化:自分の他のクリーチャーを1体タップする。(自分のメインステップ中に、ハイパーモードを解放できる。ハイパーモードは次の自分のターンのはじめまで続く)
────────────ハイパーモード────────────
パワー:6000
■W・ブレイカー(このクリーチャーはシールドを2つブレイクする)
■このクリーチャーは相手によって選ばれない。(ただし、このクリーチャーを攻撃またはブロックしてもよい)
「光臨」はターン終了時にタップしていることが発動条件のため、ハイパーモードとの相性は最高!!
特に《トートロット》に関してはブロッカーも付いているため、《ガラムマサラ》を守ることも可能です。
ハイパー化をして《ガラムマサラ》をタップすることができれば他のクリーチャーでもOKなので、これからのカード追加で強化される枠でもありますね。
ブロッカーとかガードマンであれば相性◎
《 無頼 ブロンズ-1 》4枚
【 クリーチャー 】
種族 ビーストフォーク / ディスタス / 文明 自然 / パワー1000 / コスト3
■このクリーチャーが出た時、自分の山札の上から1枚目をマナゾーンに置く。
■ササゲール1(ディスペクターを召喚する時、コストを1少なくしてもよい。そうしたら、このクリーチャーを破壊する。そのディスペクターのコストは0以下にはならない)
3→5で《ガラムマサラ》に繋ぐことができるカード その1。
他にも
①種族がディスタスなので 《ヨー・バルディ》 から出る
②ササゲールを使うことで、3→6で 《ヨー・バルディ》に綺麗に繋がる
と、かなりナイスな1枚です。
《目覚めのファミリア キナコ/ムボー日和》4枚
【 ツインパクトカード 】
種族 デスパペット / オラクル / ディスタス / 文明 闇/自然 / パワー1000 / コスト2
■スレイヤー(このクリーチャーがバトルする時、バトルの後、相手クリーチャーを破壊する)
■このクリーチャーを自分の墓地から召喚してもよい。
────────────呪文────────────
カード名:ムボー日和
文明:自然
コスト:3マナ
■カードを1枚、自分のマナゾーンから墓地に置き、その後、自分の山札の上から2枚をタップしてマナゾーンに置く。
3→5で《ガラムマサラ》に繋ぐことができるカード その2。
上面の《キナコ》もスレイヤーがとても優秀!
確定除去のカードが無いデッキなので、何度も蘇るスレイヤークリーチャーが超~~ありがたい。
マナゾーンに置いてしまってもディスタスなので《ヨー・バルディ》でアクセスできます!
《電脳封魔マクスヴァル》4枚
【 クリーチャー 】
種族 リキッド・ピープル / グランド・デビル / 文明 水/闇 / パワー2000 / コスト3
マナゾーンに置く時、このカードはタップして置く。
ブロッカー
このクリーチャーは攻撃することができない。 自分の闇のクリーチャーを召喚するコストを1少なくしてもよい。ただし、コストは1より少なくならない。
3→5(これの場合は軽減)で《ガラムマサラ》に繋ぐことができるカード その3。
① 軽減を使い《ガラムマサラ》に綺麗に繋がる
②グランド・デビルなので光臨から出る
③グランド・デビルかつブロッカーなので、《リベンジ・アラスト》の効果も狙いにいける
と、このデッキとの相性は抜群です!
個別カード解説【その他】
最後は、S・トリガーとして採用しているカードの紹介!
《 Disオウジェノ 》4枚
【 クリーチャー 】
種族 デーモン・コマンド / ディスタス / 文明 闇 / パワー9000 / コスト5
■S・トリガー(このクリーチャーをシールドゾーンから手札に加える時、コストを支払わずにすぐ召喚してもよい)
■ブロッカー(このクリーチャーをタップして、相手クリーチャーの攻撃先をこのクリーチャーに変更してもよい)
■W・ブレイカー(このクリーチャーはシールドを2つブレイクする)
このクリーチャーが攻撃またはブロックした時、バトルゾーンに自分のディスペクターがなければ、その攻撃の後、このクリーチャーを破壊する。
《ヨー・バルディ》から出るディスタスでありつつ、パワーが高いブロッカーということで採用。
CUCでは《トテントン 〈ベア子.Star〉》の8000というパワーを基準に様々な評価がされるのですが、このカードはなんとそれを超える9000!
W・ブレイカーでもあるので、攻めにも使っていけます。
《 猛菌 キューティ-2 》4枚
【 クリーチャー 】
種族 サイバー・ウイルス / ディスタス / 文明 水 / パワー3000 / コスト5
■S・トリガー(このクリーチャーをシールドゾーンから手札に加える時、コストを支払わずにすぐ召喚してもよい)
■このクリーチャーが出た時、相手のクリーチャーを1体選ぶ。次の自分のターンのはじめまで、そのクリーチャーは攻撃もブロックもできない。
■ササゲール2(ディスペクターを召喚する時、コストを2少なくしてもよい。そうしたら、このクリーチャーを破壊する。そのディスペクターのコストは0以下にはならない。
①大事な水文明要員
②ディスタスなので《ヨー・バルディ》から出る
③攻撃もブロックもできない効果の優秀さ
と、こちらもナイスな要素を兼ね備えていたので採用!
また、トリガーではなく自分のターン中に手打ちする場合の話ですが、攻撃もブロックもできない効果は例えば相手が《勝利の頂上 ヴォルグ・イソレイト6th》のパーツを出している時などにかなり有効です。
《イソレイト》は上の3枚のカードが合体してリンクする都合上、既にいたクリーチャーに攻撃不可の効果が付いていればそれを引き継ぎます。
これによって時間が稼げる超重要ポイントなので、しっかり覚えておきましょう~~!
回し方のポイント
このデッキの理想の動きは、
①2ターン目に超化獣を出す
②3ターン目にマナ加速や軽減クリーチャーを出す
③4ターン目に《ガラムマサラ》を召喚、そのままハイパー化のタネにして光臨発動
の流れです。
ポイントは、「状況によっては《ガラムマサラ》で《ガラムマサラ》を踏み倒すこともある」ということ。
相手にまだクリーチャーがいなかったりとか、相手は次のターンマナブーストするだけだろうな~~なんて時は、《ヨー・バルディ》などを出すのを我慢して《ガラムマサラ》を出すのはアリ寄りのアリ。
ここの判断は実際に何戦かやってみてコツを掴んでいこう
改造してみよう
さて、改造してみようの項目ということで、ここでもう一度デッキリストをチェックしてみましょう。
…お気づきになられましたでしょうか、なんとこのデッキ、サーチやドローをするカードが入っていません…!
超化獣やブースト札、そしてメインの《ガラムマサラ》…必要なカードは多いデッキです。
それなら何故って…
あ、いや、だって、そ、そんな…
そんな枠ないんだもん!!
実はこの記事泣きながら書いてます
かなり枠がカツカツなデッキで、うーーーーーーーーーんと唸りながらなんとかまとめました。
「それなら改造する枠もないんじゃない?」と思われるかもしれませんが、実は水文明を抜けばちょっとだけ枠が空きます。
《ゴーゴンシャック》や《マクスヴァル》と別れを告げることができれば、なんとかそこに《ディメンジョン・ゲート》や《ガガガン・ジョーカーズ》を入れる枠が生まれます。
踏み倒し先をもう《ヨー・バルディ》1種類のみに最初から絞って構築するのもアリなのかもしれません。
いい感じの改造ができた方、ぜひ僕に教えてください。
泣
さいごに
コモン・アンコモン構築ラボ、略してCUCラボ!
今回は【超(ハイパー)ガラムマサラ】デッキををお送りしました。
まだまだ未開拓の領域に踏み込んだので、ぜひ遊んでみてほしい!
そして、僕と一緒にたくさん悩もう!
「組んでみたよ!」「面白かった!」「こんな改造案はどう?」「こんなデッキも紹介してほしい!」などなど、感想やリクエストがあれば #CUCラボ でポストして教えてね。
また、筆者のりんきいが主催しているUmore杯ではDMCUC(コモン&アンコモン限定戦)のリモートCSも開催しています!
次回は6月29日開催!
リモートなので、全国どこからでも参加可能!!
こちらのプロモカードはなんと最後まで参加された方全員に当選のチャンスがあります!(勝ち負けは関係ありません!)
ぜひぜひご参加お待ちしております。
大会専用Discordサーバーはこちら!
ここまで読んでくださった方、ありがとうございました。
それではまた次回の記事にて!エンジョイ・コモンライフ!
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