はじめに
こんばんは、はみるとんです!
皆さんは新パック「TACTICAL-TRY PACK -黒魔導・HERO・御巫」もう買いましたか?
どのテーマも既存の動きの延長上でしっかりとテーマの強みを生かした強化をもらった非常に良いパックで、特に一部のカードは出張で環境への影響も期待されています!
それでは実際にどんな動きをするのか、それぞれのテーマを見ていきましょう!
【御巫】


- 《宣告者の神巫》を召喚し、効果で《虹光の宣告者》を墓地へ送る
- 《虹光の宣告者》の効果で《オオヒメの御巫》をサーチ
- 《オオヒメの御巫》の効果で《御巫神舞-二貴子》をサーチ
- 《御巫神舞-二貴子》の効果で《珠の御巫フゥリ》を落とし、《御巫の水舞踏》をセット
- 《御巫の水舞踏》を《宣告者の神巫》に装備し、効果で《御巫奉サナキ》を特殊召喚
- 《御巫奉サナキ》の効果でデッキから《剣の御巫ハレ》を特殊召喚
- 《御巫奉サナキ》の効果で《御巫の水舞踏》をバウンス
- 《御巫の水舞踏》を《剣の御巫ハレ》に装備し、効果で《御巫の火叢舞》をサーチ
- 《剣の御巫ハレ》+《御巫奉サナキ》で《ウズヒメの御巫》をエクシーズ召喚
- 《ウズヒメの御巫》の効果で《御巫の祓舞》をサーチ
- 《御巫の火叢舞》を発動し、効果で《珠の御巫フゥリ》を蘇生
- 《珠の御巫フゥリ》の効果で《御巫かみかくし》をサーチ
- 《ウズヒメの御巫》に《御巫の祓舞》を装備
【御巫】は《御巫奉サナキ》の登場により、今まで《御巫の水舞踏》から直接《剣の御巫ハレ》などを出していた展開で《御巫奉サナキ》を経由してから《剣の御巫ハレ》を出す事で同じ初手から1枚モンスターを余分に展開する事が出来るようになり、展開力があがりました。
また、展開先として《ウズヒメの御巫》が登場したことで、テーマ外のカードを入れずとも展開先の妨害を用意する事が出来るようになりました。
【HERO】


- 《E・HERO エアーマン》を召喚し、効果で《E-HERO アダスター・ゴールド》をサーチ
- 《E-HERO アダスター・ゴールド》の効果で《イービル・アサルト》をサーチ
- 《イービル・アサルト》で《E-HERO デス・プリズン》を特殊召喚し、効果で《E・HERO シャドー・ミスト》を落とす
- 《E・HERO シャドー・ミスト》の効果で《M・HERO ダスク・クロウ》をサーチし、墓地の《E-HERO アダスター・ゴールド》を除外して特殊召喚
- 《M・HERO ダスク・クロウ》の効果でデッキから《M・HERO ファーネス》をサーチ
- 《E-HERO デス・プリズン》+《M・HERO ダスク・クロウ》で《X・HERO ヘル・デバイサー》をリンク召喚し、《E・HERO ネオス》をサーチ
- 《M・HERO ファーネス》の効果で《融合》をサーチ
- 《融合》で場の《E・HERO エアーマン》と手札の《E・HERO ネオス》を融合召喚し、《E・HERO フレイム・ウィングマン-フレイム・シュート》を融合召喚
- 《E・HERO フレイム・ウィングマン-フレイム・シュート》の効果で《フェイバリット・コンタクト》をサーチ
- 《E・HERO フレイム・ウィングマン-フレイム・シュート》の効果で自身をリリースして《E・HERO サンライザー》を特殊召喚
- 《E・HERO サンライザー》の効果で《ミラクル・フュージョン》をサーチ
- 《X・HERO ヘル・デバイサー》+《E・HERO サンライザー》で《X・HERO ワンダー・ドライバー》をリンク召喚
- 《ミラクル・フュージョン》を発動し、墓地の《E・HERO フレイム・ウィングマン-フレイム・シュート》と《E・HERO ネオス》を素材に《E・HERO サンダー・ジャイアント-ボルティック・サンダー》を融合召喚
- 《X・HERO ワンダー・ドライバー》の効果で《ミラクル・フュージョン》をセット
- 《E・HERO サンダー・ジャイアント-ボルティック・サンダー》の効果で墓地の《E・HERO エアーマン》を蘇生
- 《E・HERO エアーマン》の効果で《V・HERO ファリス》をサーチ
- 《V・HERO ファリス》の効果で手札の《M・HERO ファーネス》を墓地へ送って自身を特殊召喚
- 《V・HERO ファリス》の効果で《V・HERO インクリース》を場に置き、効果で《V・HERO ファリス》をリリースして自身を特殊召喚
- 《V・HERO インクリース》の効果で《V・HERO ヴァイオン》を特殊召喚
- 《V・HERO ヴァイオン》の効果で《D-HERO ディアボリックガイ》を墓地へ送る
- 《D-HERO ディアボリックガイ》の効果で《D-HERO ディアボリックガイ》を特殊召喚
- 《X・HERO ワンダー・ドライバー》と《D-HERO ディアボリックガイ》を素材に《X・HERO クロスガイ》をリンク召喚し、効果で《D-HERO ディアボリックガイ》を蘇生
- 《X・HERO クロスガイ》の効果で《D-HERO ディアボリックガイ》をリリースし、《D-HERO Bloo-D》をサーチ
- 《X・HERO クロスガイ》《D-HERO ディアボリックガイ》《V・HERO インクリース》をリリースして《D-HERO Bloo-D》を特殊召喚
- 《ミラクル・フュージョン》を発動し、墓地の《M・HERO ファーネス》と《M・HERO ダスク・クロウ》を素材に《C・HERO カオス》を融合召喚
【HERO】は《M・HERO ダスク・クロウ》および《M・HERO ファーネス》の登場によって《V・HERO ヴァイオン》に頼らずに《融合》にアクセスできるようになりました。
これにより、元々【HERO】の展開は《V・HERO ファリス》+手札コストの【HERO】カードを揃えるところから動き出す必要があり《E・HERO エアーマン》単騎では動く事が出来なかったのが、これらの新規で単体初動として成立するようになりました。
また、《C・HERO カオス》は元々「M・HERO×2」という非常に重い縛りから1ターン目に展開するのが殆ど不可能でしたが、メインデッキに入る【M・HERO】モンスターである《M・HERO ダスク・クロウ》と《M・HERO ファーネス》が展開に絡むモンスターとして追加された事で自然に素材が墓地に揃う上、《C・HERO カオス》は効果によって【E・HERO】として扱うため、《ミラクル・フュージョン》で出す事が出来ます。
【ブラックマジシャン】


- 《原石竜アナザー・ベリル》を召喚し、効果で《原石の皇脈》をセット
- 《原石の皇脈》を発動し、《原石融合》をサーチ
- 《原石竜アナザー・ベリル》を素材に《青き眼の精霊》をリンク召喚し、効果で《光の霊堂》をサーチ
- 《光の霊堂》を発動し、効果で《ブラック・マジシャン》を墓地送り
- 《原石融合》を発動し、墓地の《原石竜アナザー・ベリル》と《黒き魔術師-ブラック・マジシャン》を素材に《原石竜ネザー・ベルセリウス》を融合召喚
- 《青き眼の精霊》と《原石竜ネザー・ベルセリウス》を素材に《天球の聖刻印》をリンク召喚し、《原石竜ネザー・ベルセリウス》の効果で《ブラック・マジシャン》を特殊召喚
- 《ブラック・マジシャン》を除外し《滅びの黒魔術師》を特殊召喚し、効果で《ティマイオスの眼光》をサーチ
- 《原石の皇脈》の効果でデッキから《守護竜ユスティア》を特殊召喚
- 《守護竜ユスティア》+《滅びの黒魔術師》で《フルール・ド・バロネス》をシンクロ召喚
- 相手のスタンバイフェイズに《ティマイオスの眼光》を発動し、《超魔導竜騎士-ドラグーン・オブ・レッドアイズ》を融合召喚
【ブラック・マジシャン】は元々《ティマイオスの眼》が「ブラック・マジシャンのカード名が記されたカード」として扱う事が出来ない都合上、融合関連のギミックが綺麗に展開に絡むにはかなり消費が重くなってしまっていました。また、【ブラック・マジシャン】関連のカードに触れる事が出来るのがテーマ内のサポートカードのみであるため、テーマカードを引いていない時に【ブラック・マジシャン】の展開に繋がるギミックを増やすのに限界がありました。
今回の新規で《滅びの黒魔術師》さえ出ればテーマカードに触れるようになった事で、レベル6以上の魔法使い族に触る事が出来る様々なギミックが初動になるほか、《ティマイオスの眼光》は墓地から素材を戻す事が出来るため場の《滅びの黒魔術師》を何らかの素材として墓地に送る事で有効活用できるため、リンク・シンクロなど様々な展開と絡めて出張パーツとして採用しやすくなりました。
総評
というわけで、今回は新弾で強化された3テーマを見ていきました!
どのテーマも元の展開ルートを通しやすくしたりさらに初動を増やしたりするタイプの強化だったおかげで、元々愛用していた人もクセなく使いやすく、妨害数などもしっかり現代遊戯王のパワーに順応してくれる非常に良い強化となっているため、ぜひ新しいカードを入れて使ってみてください!
それでは最後まで読んでいただきありがとうございました!