皆様こんにちは、たけじょーです。
いよいよ最新パック「デュエキングWDreaM 2025」の発売が迫って参りました。収録カードも概ね判明し、そろそろ皆様も注目カードに目星がついてきたころじゃないでしょうか。


個人的に押さえておきたいのは《水神 ミヅハノメノカミ》と《Disレオポル》の2枚ですね。前者は相手依存の面白い踏み倒し体験が出来そうですし、後者は水闇自然や光水闇自然で新しい形のナイトデッキが組めそうです。
今回は個性的なギミックも多数盛り込まれた収録内容ですが、各種ドリームレアやドラグハート関連などデュエキングらしい高パワーなカードも健在。GPを控えたこのタイミング、最新弾のもたらすインパクトに注目です。
……とかく、新カードの実装が環境を変化させるのがTCGの常ですが、一方で膨大な歴史から発掘された古のカードが環境に影響を及ぼすのもまたTCG。構築の制限が緩いデュエル・マスターズでは度々、「こんなカードあったの!?」な面々が環境を揺るがせてきました。
そこで今回は現環境で目下活躍中の懐かしカード達をまとめて紹介!いずれもかなり需要が高まっているので、もし手元に持っていたら爆アドの大チャンスかも……!?この記事片手にストレージを漁ってみてください。
また、どんなマイナーなカードでも簡単検索・ワンタッチ購入できちゃうのがカーナベルのすごいところ!この記事を読んで「買っといた方がいいかも……!」と思った貴方、リンクからすぐに在庫をチェック!

目次
《ギガクローズ》

【 クリーチャー 】
種族 キマイラ / 文明 闇 / パワー2000 / コスト5
■ターボラッシュ(自分の他のクリーチャーがシールドをブレイクした後、そのターンが終わるまで、このクリーチャーは次の能力を得る)
■このクリーチャーが攻撃するとき、相手は自分自身の手札をすべて、持ち主の墓地に置く。
1380円~
勢い急加速中の新デッキ・【火闇自然レッドゾーン】で評価バクアゲ中の1枚。ターン中に既にシールドがブレイクされていることを条件とする能力・ターボラッシュによって、攻撃時にまさかの全ハンデスを放ちます。
全ハンデスカードとしては稀に見る5コストの軽さのため、やれ《スニーク戦車 オーリー / トゲ玉・キャノンボール》やら《鬼寄せの術》やらで使おうとするプレイヤー自体はいましたが、ロマン砲の域を出ていませんでした。
しかし踏み倒し・ブレイク・SA付与を1枚で兼ねる《魔誕の封殺ディアス》登場によって遂に開花。「決まれば勝ち」の凶悪フィニッシャーの立ち位置を得るに至ります。喰らった時の理不尽感は尋常じゃありません。
初登場は2003年発売「超神龍の復活」。再録経験はナシとなっています。さすがにこれは読めないって……
《超竜バジュラズテラ》

【 進化クリーチャー 】
種族 アーマード・ドラゴン / 文明 火 / パワー12000 / コスト9
■進化-自分の種族にドラゴンとあるクリーチャー1体の上に置く。
■このクリーチャーをバトルゾーンに出した時、各プレイヤーはドラゴン以外のカードをすべて、自分自身のマナゾーンから墓地に置く。
■T・ブレイカー(このクリーチャーはシールドを3枚ブレイクする)
4180円~
直近で【火光自然ボルシャック】での活躍が目立ち始めた進化ドラゴン。登場時に互いのマナからドラゴン以外を全て吹っ飛ばす、《バジュラ》一族の中でもトップクラスに極端なスペックを誇るカードです。
以前からちょくちょく採用実績はありましたが、《魂の呼び声》不採用でマナをがっつり伸ばす【ボルシャック】が主流となったことで改めてスポットライトが当たることに。アーマードであるため山札操作なしでも踏み倒しやすく、それでいて確殺クラスの能力を持っているということで抜擢されました。
これで相手のマナゾーンを空にしてしまえば、万一受け切られても逆転の心配はグッと抑えられます。ドラゴンを中核にしたデッキが環境に比較的少ない昨今ではかなり信頼を置いてよいでしょう。
《ジュラ子・リューバー》の元ネタということもあって近年でも再録されていますが、猛々しいドラゴンのイラストでの収録は結構前。こだわるアナタはちょっと苦労するかも。
《運命の選択》

【 呪文 】
文明 自然 / パワー- / コスト4
自分の手札を1枚見せる。
それが自然のカードであれば、自分の山札を見る。その中からコスト3以下の自然のクリーチャーを1体、バトルゾーンに出してもよい。その後、山札をシャッフルする。
それが火のカードであれば、このターン、バトルゾーンにある自分のクリーチャー1体は「スピードアタッカー」を得る。
それが光のカードであれば、このターンの終わりに、バトルゾーンにある自分のクリーチャーを1体アンタップする。
400円~
ここからは彗星のごとく現れた新デッキ【光水自然der’Bande】の採用カードを3枚一気にご紹介。なんておじ指数(デッキ内の古参カードの比率を示す数値。今決めた)の高いデッキなんだ……
《運命の選択》は手札から1枚カードを見せ、その文明によって使える効果が変わるユニークな1枚。多色を見せれば複数使うこともできちゃいます。それぞれのテキストもなかなかに独特かつ強力。このデッキでは自然を見せて発動する「山札から3コスト以下のクリーチャーを探して出す」効果が主体です。
これで直接切札の《俳句爵 Drache der’Bande》や状況に応じたメタクリーチャーを引っ張ってこようという算段です。《キユリのASMラジオ》や《心転地と透幻郷の決断》でも近しいことはできますが、直接お目当てのクリーチャーを釣り上げられるのはコイツならでは。
「謎のブラックボックスパック」での再録があるため比較的入手はしやすいほう。ただ、光らせたいとなると話は別。初出「人造神の創造」収録のカティノカードを狙うしかありません。これで4枚揃えておけば、対戦相手の目線を釘付けにできることでしょう。
《攻守の天秤》

【 呪文 】
文明 光 / コスト3
■S・トリガー
■次のうちいずれかひとつを選ぶ。
◎相手のクリーチャーを2体まで選び、タップする。
◎自分のクリーチャーをすべてアンタップする。
970円~
相手クリーチャーの2体タップと味方クリーチャーすべてのアンタップを3コストで使い分けられる器用な呪文。かつては悪名高き【白緑メタリカ】で活躍したりしていたそうです。もう8年ほど前のお話ですね。
これで自軍の《俳句爵 Drache der’Bande》をアンタップして連続攻撃を仕掛けようという算段なわけです。類似のカードとしては《煙幕の聖沌 k3mur1 / 聖沌忍法 メカくしの術》《ディライト・ディフェンス》などがありますが、タップで攻めも守りも可能なことは明確な差別化点。
デュエパなども含めて何かと存在感のあるカードなのですが、2015年「禁断のドキンダム」での初登場以降意外にも再録経験なし。《伝説の禁断 ドキンダムX》欲しさにいっぱい開けた方、今がチャンスです。
《失われし禁術の復元》

【 呪文 】
文明 水 / コスト4
■S・トリガー(この呪文をシールドゾーンから手札に加える時、コストを支払わずにすぐ唱えてもよい)
■コスト4以下の呪文を1枚、自分の墓地からコストを支払わずに唱える。唱えた後、墓地に置くかわりに山札の一番下に置く。
690円~
墓地から4コスト以下の呪文を唱えなおせる、いかにもコンボ向けなテキストの1枚。使い終わった各種呪文を対象に取ることで、あたかもそれらの5枚目・6枚目であるかのような運用が可能です。
おまけのようについているS・トリガーもかなり有用で、相手ターン中に《キユリのASMラジオ》や《心転地と透幻郷の決断》、《攻守の天秤》を唱えることで受けとして扱うことも可能。このフレキシブルさが売りですね。
【ジャスティスループ】【ウーニループ】など多くの呪文コンボを支えてきた名カードではあるのですが、最後の収録は2019年とちょっぴり昔。ループを使っていた記憶のある皆様、デッキの残骸を漁ってみては。
《戦国接続 ギャラクテスト・シデンシーザー》

【 クリーチャー 】
種族 ディスペクター / ナイト / サムライ / 文明 光/闇/自然 / パワー14000 / コスト8
■EXライフ(このクリーチャーを出す時、自分の山札の上から1枚目をシールド化する。このクリーチャーが離れる時、かわりにそのシールドを墓地に置く)
■W・ブレイカー
■このクリーチャーが出た時、カードを3枚まで、自分のマナゾーンまたは墓地から手札に戻す。
■自分のディスタスとディスペクターの召喚コストを最大2少なくする。ただし、コストは0以下にはならない。
4080円~
ここ1、2週間で稀に見る急騰を起こしている今旬なディスペクター。《DARK MEMORY CONTAINER》と組み合わせて《闇王ゼーロ》を連発する【闇単ゼーロ】期待の新型エンジンとして起用されています。
マナと墓地から好きなカードを3枚回収できる能力は《闇王ゼーロ》と相性抜群。仰々しい名前とビジュアルに反して堅実な能力故、地味な印象を持たれがちでしたが……ここにきて最高のハジケかたを見せてくれました。
収録は2021年「終末王龍大戦」とこの記事で紹介する中では飛び抜けて若いカードなのですが……デッキにしようと思うと複数枚必須なこともあってかかなりの高止まりを記録しています。持ってたら超ラッキー。
《シュトラ》

【 クリーチャー 】
種族 サイバーロード / 文明 水 / パワー2000 / コスト4
このクリーチャーがバトルゾーンに出たとき、各プレイヤーは自分自身のマナゾーンからカードを1枚ずつ選び、それぞれの手札に戻す。
2080円~
今最も環境で暴れている古のカードと言ったらこれでしょう。押しも押されもせぬ環境トップ【水単サイバー】の必須パーツとされています。
登場時に両プレイヤーに1マナ回収を強いることができるため、道中はマナから足りないパーツを回収できるアシスト役兼妨害札として。《愛銀河マーキュリー・スターフォージ》×《昇カオスマントラ》のループが完成した後は相手のマナを全て手札に戻してゲームエンドに貢献します。
このカードの唯一性は紛れもなく種族・サイバー。メクレイドから出力可能なことで動きの幅が格段に広がっているため、そこらのカードでは代用できません。《フォール・クロウラー》と立場が逆転した瞬間です。
初出は2002年発売「超戦士襲撃」。なんと第三弾のカードです。その後の再録もなく、今回取り上げたカードの中でもトップクラスの入手難易度を誇ります。持ってる方も大事~に使ってくださいね。
まとめ
- 新カードも強いが古参カードも負けてない!
- もしかしたら持ってるかも?ストレージと押し入れを掘り返せ!
- それでも見つからない?そんな時こそカーナベル!
今後もガチまとめではホットな話題を取り上げていきますので、ぜひ 公式X(旧Twitter) のフォローをよろしくお願いします!
執筆中にもどんどん開拓が進んでおり、【レッドゾーン】に《腐敗勇騎ドルマークス》を採用するケースが見られだしたとか。加速するおじカード旋風。