どーも、ゆうへいパパです。
2025年11月、幕張メッセにて「デュエル・マスターズ ジュニアグランプリ2025」が開催されました。
そして、今回は息子がプレイヤーとして参加することとなり、私も付添人として会場に向かいました!
今回は全国から約160名の小学生プレイヤーが参加し、会場は朝から大変にぎわっていました。

参加賞プロモーションカードは《至高の魂 アビスベル=ジャシン帝》です。
会場で配られた160枚のみの超希少カードです。

大会概要と運営の特徴
予選は 6回戦スイスドロー方式 で、勝敗に関係なく6試合すべてをプレイできる形式でした。
初めて参加する子でも最後まで楽しめる設計になっています。
開会式ではヘッドジャッジから大会進行の説明があり、その後にジュニアGPならではの案内が続きました。
- ジャッジの呼び方の練習(会場全体で「ジャッジー!」と発声)
- シャッフルが苦手な子へのジャッジサポート
- スリーブ交換の補助
- 本戦では全デッキをジャッジがシャッフル
小学生が安心して対戦に集中できるよう、運営側の細かい配慮が随所に見られました。
会場イベント・ステージの様子
デュエチューブメンバーも多数来場し、ステージは常に盛況でした。
- むーちゃん、さくさん:華があり、ファンサービスも丁寧でした。
- チアリ:落ち着いた声と雰囲気で『デュエマお兄さん』として存在感がありました。
- 菊池師範代:子どもの扱いが非常に上手く、経験の豊富さが伝わりました。
- ◆ドラ焼き選手:登場と同時に大きな歓声が上がる人気ぶりでした。
- カミカミ王子:久々にお元気そうな姿を見られ、個人的にも嬉しかったです。
- 松本しげのぶ大先生:特別サイン会が行われ、楽しくお話ししていただきました。



また、当日は ルピア & ガ:ナテハ の着ぐるみも登場し、撮影列が途切れないほどの人気でした。

会場メタの傾向
会場全体のデッキ分布としては、サイバー系や4cゼーロといったループデッキよりも、リースボルシャックが多い印象でした。
オリジナルのデッキを持ち込む小学生も一定数見られ、未来のデッキビルダーが多く見られました。
一般的な環境デッキも幅広く分布していた点が特徴です。
デッキ選択の背景と事前調整
今回、息子が使用したデッキは【デアリバイク】 です。
しかし、最初からこのデッキに決めていたわけではなく、複数の候補の中から調整を重ねて採用したものです。
最初の候補:【ラッキーダーツ天門】
当初は博打性の高い【ラッキーダーツ天門】を使う予定でした。《ラッキー・ダーツ》を引けたときの爆発力が魅力でしたが、環境デッキと調整を行った結果、
「運要素があまりにも強いデッキでは、予選6回戦を安定して勝ち抜くのは難しい」
という結論に至りました。
次の候補:【水神ライジンオー】
ジュニアグランプリの会場には、無敵化できる《「ライジンオー見参!」》を軸にした【水神ライジンオー】も候補として持ち込みました。
このデッキは、メタクリーチャーで時間を稼ぎながら、無敵化した《「ライジンオー見参!」》に《水神 ミヅハノメノカミ》で攻撃を曲げてロックを形成し、盤面がグダついてきたところで《水上第九院 シャコガイル》のエクストラウィンを狙う構築です。
デアリバイクやボルシャックのようにダイレクトアタックを狙うデッキに対しては、こちらの態勢がそろってしまえばほぼ封殺できる安心感がありました。
しかし、その他のデッキには速度負けする可能性が高いと判断し、最終的には本戦での使用を見送りました。
なお、会場には持参していたので、フリープレイでは大暴れしてくれて気持ちよく回せました。
意外と勝てたかも?
最終選択:息子が大好きな「レッドゾーン」が使える【デアリバイク】
息子がデュエマを始めた頃から好きだったのがレッドゾーン系統のカードであり、その要素を活かせるデッキとして【デアリバイク】を選択しました。
構築の調整ポイント
一般的な【デアリバイク】は《堕チシ八叉ノ蛇神》を採用し、NEOクリーチャー比率を増やして《ROYAL-減亜5》を初動のマナ加速兼DDD能力の出発点にする構築が主流です。
しかし今回はテンプレ構築に寄らず、以下の点を重視して調整を行いました。
- 《烈火大聖 ソンクン》を採用して打点形成と盤面制圧を両立
- 《場和了GO-YAMA-58》《PP-「P」》などの踏み倒しメタを採用し、相手の動きを制限
- 《ギガクローズ》で相手の手札をリセットし、勝ち筋をつくる
- 最速で走り切る構築ではなく、安定性と制圧力を高めた構成
事前練習
大会1週間前から、親子デュエマDiscord「DDA」で毎晩のように調整を行いました。
同じDDAメンバーであり、今回ベスト8に入賞した「しまZ」選手とも日常的に対戦し、現環境における最適解を模索し続けました。
練習に熱が上がっていたのは大会に出場する本人たちよりも周りの大人たちだったかもしれません。
大活躍した《烈火大聖 ソンクン》
《烈火大聖 ソンクン》は、こちらのダイレクトアタックをずらしてくるブロッカーを除去できるほか、環境で増え始めていた「ダーバンデ」に対しても、コスト3以下破壊で強く出られる点が優秀です。
さらに、各種メタクリーチャーにも触れるため、除去範囲の広さがデッキ全体の安定感につながっています。
また《アーテル・ゴルギーニ》の「除去耐性の置換による破壊」は《烈火大聖 ソンクン》の効果にも反応するため、相性の良い組み合わせになっています。
これらを《魔誕の封殺 ディアス Z》によって簡単に盤面へそろえられる点も、このデッキの対応力を大きく高めているポイントです。
戦績:過去最高の結果を残しました。
予選6回戦は 5勝1敗 という好成績でした。

本戦トーナメントでも1勝し、最終順位は 9位(ベスト16) でした。
普段はCSなどの競技イベントにほとんど参加していないことを考えると、この結果には驚きました。
過去最高の予選成績で、本人も大きな手応えを感じていました。
全体のレベルが高かったことを考えると、十分に誇れる結果だったと思います。
息子本人の大会の感想
大会終了後に感想を聞いたところ
- 試合がとても楽しかった
- 遠方の友達と会えて嬉しかった
- 自分の選んだデッキで最後までやり切れた
- 来年(小学生最後の年)も必ず参加したい
とのことでした。
本人としても満足度が高く、次への意欲も感じられました。
まとめ
ジュニアグランプリ2025は
・小学生に最適化された運営体制
・ジャッジやスタッフの丁寧なサポート
・ステージイベントの充実
・参加者同士の交流のしやすさ
といった点がそろった、非常に完成度の高いイベントでした。
運営の皆様には心から感謝しています。
デュエル・マスターズの未来が形になったような素敵な空間でした。
このような素晴らしいイベントをありがとうございました。
息子も良い結果を残すことができ、家族としても大変満足度の高い1日となりました。
また次回の開催にもぜひ参加したいと思います。




