皆様こんにちは、たけじょーです。
なんと、やってきてしまいました。12月が。……12月ゥ!?もう!?!?流石に早すぎやしませんかね。
なんて愚痴ったところでどうしようもありません。時は移ろいゆくもの。折角ならせわしないまま年を越すのではなくて、諸々しっかりケリをつけて穏やかな心で新年を迎えたいものですね。
巷で話題のデュエマアドカレ2025裁・魔なんかも見ながら、あと1ヵ月元気に頑張りましょう。何事もなければ僕も寄稿予定ですので、どうぞよしなに。
そして、もちろん我らがガチまとめもお忘れなく。ほぼ毎日更新で皆様のデュエマライフを盛り上げて参りますよ。ということで、本日の時事ネタはこちら!



発売迫る新弾「終淵 ~LOVE&ABYSS~」のD・D・D(デデデ・デンジャラ・ダッシュ)!どうやらこれまでのものとは一味も二味も違うようなのです。現時点では大きく分けて2つの新種が確認されています。
さらには前回紹介できなかった新ドリームレアの姿も。それぞれ具体的になにが違うの?どうスゴいの?一緒にチェックして参りましょう!
目次
軽減から解放へ!加算タイプ登場
まずは一種目、名づけて加算タイプのD・D・Dです。とりいそぎテキストから。

【クリーチャー】
種族 グランセクト/テクノ・サムライ 文明 自然 /パワー 12000 / コスト6
■D・D・D[自然(12)]
■マッハファイター
■T・ブレイカー
■このクリーチャーが「D・D・D」によって出た時、クリーチャーを12体まで、自分のマナゾーンから出す。これらのクリーチャーが出ることによって起こる効果やルールはすべて無視する。
■このクリーチャーが出た時または攻撃する時、自分の山札の上から2枚をマナゾーンに置く。
■各ターン、相手のクリーチャーが初めて攻撃する時、可能ならこのクリーチャーを攻撃する。
通常の召喚よりさらに重いコストがD・D・Dに設定されています。これまでは《心転地と透幻郷の決断》を除けば基本的にD・D・Dすると軽くなっていたのですが、それとは真逆です。
当然その分の取り回し悪化は避けられません。メインステップ中にマナを温存して、クリーチャーで攻撃して、かつ普段より多くマナを払って……となるわけです。こりゃたまらん。
ですが、もちろんそれに見合うリターンが用意されているようです。例えば上述の《「K」-9+9+9》の場合、クリーチャー12体の踏み倒しというとんでもないボーナスが付きます。出た時効果は無効ですが、十分必殺級の出力です。


同様に、コストだけでなく支払う文明も増加するタイプのD・D・Dも登場する様子。デッキ構築に縛りが出る側面もありつつ、そのまま使えば単色・低コストで小回りが利くのは嬉しい所。アンタップインが染みる場面もありそうです。
いずれも低コスト/高コストのクリーチャーとして撃ち分ける運用が可能となるため、デッキスロットの圧縮や終盤引いても腐らないといった恩恵が享受できるのが嬉しいですね。某氏の表現を拝借するなら「両面クリーチャーのツインパクト」。デッキビルディングの幅が広がります。
カード個別のスペック評価はきたしーさんの速報記事に譲るとして、ここではゲームデザイン的な面も見ておきましょうか。これらの新カードを見た時、おじさんベテランの皆様の脳裏にはとあるカード達がよぎったはず。

【 クリーチャー 】
種族 サイバー・ウイルス / ダークロード / 文明 水/闇 / パワー1000 / コスト2
マナゾーンに置く時、このカードはタップして置く。
ブロッカー
このクリーチャーは攻撃することができない。
O・ドライブ − 水x1と闇x1:(このクリーチャーを召喚する時、自分のマナゾーンでさらに水1枚と闇1枚をタップしてもよい。そうした場合、次の能力を得る)
相手に手札を1枚捨てさせ、その後、カードを1枚引いてもよい。
実はこの追加でコストを払うと効果が増えるというデザイン、18年前の極神編で登場したO・ドライブというギミックにかなり似ています。こちらは攻撃時でなく、カードを使うときに追加支払いを要求します。
《猛菌恐皇ビューティシャン》や《スパイラル・ドライブ》などいぶし銀のカードも多く、【ボルコン】などでお世話になったものです。

【 呪文 】
文明 火 / コスト3
■この呪文を唱えられなくする効果を無視する。
■相手のパワー3000以下のクリーチャーを1体破壊する。
■キッカー[火(9)](この呪文を唱える時、さらに[火(9)]を支払ってもよい。そうしたら、この呪文は次のOD能力を得る)
■OD-相手のシールドを3つ選び、持ち主の墓地に置く。
このアイデアはさらに遡るとデュエマの兄貴分・マジック:ザ・ギャザリングのキッカーという能力に行きつくようですね。……あれ?なんかデュエマにもいるな。なんでだろう。

【 クリーチャー 】
種族 トリックス / チームウェイブ / 文明 水/自然 / パワー11000 / コスト7
■バズレンダ [cc03](このクリーチャーのコストを支払う時、追加で [cc03]を好きな回数支払ってもよい。このクリーチャーがバトルゾーンに出た時、その[OL]能力を1回と、追加で[cc03]支払った回数、使う)
{OL}自分の山札をシャッフルし、上から1枚目を表向きにする。それがクリーチャーなら、コストを支払わずに召喚してもよい。呪文なら、コストを支払わずに唱えてもよい。
■マッハファイター
■W・ブレイカー

【 クリーチャー 】
種族 ジョーカーズ / チーム切札 / 文明 火 / パワー5000 / コスト4
■キリフダッシュ [ff10] (自分のクリーチャーの攻撃の終わりに、そのクリーチャーがその攻撃中にシールドをブレイクしていれば、このクリーチャーを [ff10] 支払って召喚してもよい)
■スピードアタッカー
■自分のチーム切札の召喚コストを1少なくする。ただし、コストは0以下にはならない。
■キリフダReVo:このクリーチャーが「キリフダッシュ」能力によってバトルゾーンに出たターンの間、自分のクリーチャーが攻撃する時、自分のチーム切札をすべてアンタップする。
他にも複数回支払えば発動回数を増やせるバズレンダ、後になって通常より重い特殊コストを持つものが出てきたキリフダッシュなんかとも類似点があったり。
これらとの差別化点を挙げるなら、やはりD・D・Dには攻撃が必要ということがその最たるものになるでしょう。
ゲームスピードの加速カウンター手段の出力向上に伴い、「とりあえず攻撃する」行為のリスクはとんでもなく大きくなっています。ヤバいトリガー踏んだら普通に負けますし、その楯1枚からキーパーツ引かれて負け、とかもあり得ますから。
それだけ大きなリスクを背負うからこそ、令和でも通用するスペックの追加コストギミックとして成立しているんじゃないかな、と。これ、もし攻撃しなくてもD・D・D出来てたら強すぎ便利すぎですからね。開発部の手腕に敬服です。
もはやマナなど不要!特殊コスト型現る
もう一つ、新たに登場したのがマナ以外のコストを要求するD・D・D。

【 G-NEOクリーチャー 】
種族 アビスロイヤル / 文明 闇 / パワー13000 / コスト8
■D・D・D:自分の墓地にあるカードを13枚、シャッフルして山札の下に置く
■G-NEO進化:水、闇、または火のクリーチャー1体の上に置いてもよい。
■T・ブレイカー
■このクリーチャーが出た時、または攻撃する時、次のうちいずれか1つを選ぶ。これが進化クリーチャーなら、両方選んでもよい。
▶相手のマナゾーンにあるカードを1枚選び、タップする。次の自分のターンのはじめまで、そのカードはアンタップしない。
▶このクリーチャーは相手のシールドを1つブレイクする。
執筆時点で判明しているのはこちらの《危険深淵 デンジャラス=ラッセル》のみですが、いつもどおりなら類似の能力を持つものがもう数枚配られるはず。こいつの場合、マナの代わりに墓地13枚を要求します。
条件さえ満たしてしまえばD・D・Dの2つの条件--①攻撃②マナ--の片方をスキップできるわけですから、その使用感はほとんど侵略や革命チェンジ、《龍装者 バルチュリス》に近いものになります。しかも召喚と、メタも効きづらい。かなり強力です。
特にメインステップでマナを使い切ってもよいというのは嬉しい。サーチや除去を使ってからD・D・Dで攻め込めるので、柔軟性は大きく向上していそうです。
やはり攻撃する必要こそ生じてしまいますが、出し先の出力如何では十分に呑み込めるリスクなんじゃないでしょうか。《危険深淵 デンジャラス=ラッセル》の場合は1マナ減少か1点ブレイクを出た時・攻撃時に放ちます。進化なら両方使ってよいとの事で、横に立たせた進化元に乗っけるのが理想ですね。
類似の条件でタダ出しできるG・ゼロなども存在しますし、デッキにまとめるのは意外とやりやすいかも。書いていて気付きましたが、これG・ゼロのエッセンスも入ってそうですね。ここにも過去カードからの潮流を感じることができるかも。
そうなると仮にサイクルで他にも実装となる場合、クリーチャーN体以上とか、手札N枚以上とか、シールドN枚以上とか、そんな感じの条件でD・D・Dするやつが出てきそう。答え合わせがなんだか楽しみです。
《ドギラゴン王道》、ハイスペで轟誕!
そしてそして、そんなD・D・D連中のなかでも一際目を引くのがこちらのカード。

【 G-NEOドリーム・クリーチャー 】
種族 メガ・コマンド・ドラゴン/革命軍/ハムカツ団 / 文明 光/火/自然 / パワー13000 / コスト8
■自分のマナゾーンに光、火、自然の各文明があれば、このカードにD・D・D[無色(8)]を与え、そのコストを攻撃中のクリーチャーのコストの数少なくする。ただし、コストは0以下にはならない。
■G-NEO進化:光、火、または自然のクリーチャー1体の上に置いてもよい。
■T・ブレイカー
■このクリーチャーが出た時または攻撃する時、コスト7以下の多色クリーチャーを1体、自分の、手札またはマナゾーンから出してもよい。
■自分の他の多色クリーチャーすべてに「スピードアタッカー」と「マッハファイター」と「エスケープ」を与える。
ドギラゴン、禁断のドリームレア"二度打ち"。って、まあ《王導聖霊 アルファディオス》でもやってましたけど。
まず目を引くのはその特異なD・D・D。最新式のコスト加重型ではあるのですが、なんと文明指定はまさかの無色。そして、攻撃中クリーチャーのコスト分支払いを軽くするという前代未聞の軽減付きです。

【 進化クリーチャー 】
種族 エンジェル・コマンド / 文明 光 / パワー11000 / コスト11
ブロッカー
進化-自分の「ブロッカー」を持つクリーチャー1体の上に置く。
ソウルシフト(このクリーチャーを召喚する時、このクリーチャーの進化元クリーチャーを選ぶ。このクリーチャーのコストは、その選んだクリーチャーのコストだけ少なくなる。ただし、このクリーチャーのコストは1より少なくならない)
自分のターンの終わりに、このクリーチャーをアンタップする。
W・ブレイカー(このクリーチャーはシールドを2枚ブレイクする)
これはかつて一部進化獣に搭載されていたソウルシフトを彷彿とさせる効果。ここにもDNAが……。これにより、8コストという表記とは裏腹に組み合わせ次第では超低コストで場に出ます。しかも無色なので、「2コストまでしか下がらない」みたいな悩みとも無縁。おっそろしく自由。
そして、メインの能力は出た時・攻撃時のコスト7以下多色獣踏み倒し。そう、7です。まさかの本家《蒼き団長 ドギラゴン剣》越え。ほんまにええのか……?
色が合うところだと《ボルシャック・ドリーム・ドラゴン》や《頂上連結 ロッド・ゾージア5th》、他文明も含めれば《龍風混成 ザーディクリカ》に≪音卿の精霊龍 ラフルル・ラブ≫などなんでもござれ。
アフターケアも万全です。味方多色獣にSA・マッハファイター・エスケープを与え、出したあとの追加アクションを約束してくれます。そこからさらにチェンジやらD・D・Dやらしようものなら、もうめちゃくちゃです。
無聊をかこつ《蒼き王道 ドギラゴン超》を見かねたかのような超大盤振る舞いスペック。ネームバリューも最強レベルですし、これが環境に入ってこないという事はまずありえないのではないでしょうか。皆使いたいでしょこんなん。
個人的には【5Cザーディクリカ】の復権に期待したいですね。《ドラゴンズ・サイン》からこそ出ませんが、《覚醒連結 XXDDZ》と差し替えて使いたい。
間違いなくトップレアになるであろうこのカード、TopTierのおふたりによるレビューも公開されてますので併せてどうぞ。画面越しにも興奮してる様子が伝わるはるるさんと萌え袖で手を合わせてるにわかさんに萌えろ。
まとめ
- D・D・Dさらに加速!コスト加重とマナ不要が登場!
- 過去ギミックからの進化系統を考えるの楽しいぞ
- 《ドギラゴン王道》、盛りすぎ!どこまで食い込んでくるか!?
今後もガチまとめではホットな話題を取り上げていきますので、ぜひ 公式X(旧Twitter) のフォローをよろしくお願いします!
今月、ちょーバタバタの予定です。締め切りは守るから……!読んで感想くださいね……!!!









