皆様こんにちは、たけじょーです。
めっちゃ私事で恐縮なんですが……実は最近、CSで3位になりました。ヤッター!嬉しすぎて踊ったし寿司も食べた。
使ったのはこんな感じの【火光自然ボルシャック】でした。ベスト8以上はこれで4回目、未だ優勝は出来てないのでまだまだ精進したいですね。
少しばかり構築は変えていますが、基礎的なプレイングや採用理由はこちらの解説記事にて是非。
で、なんでこんな勝ち語り私信をしたのかと言いますと……今回はこうした大会で必須になるスリーブのお話をしようかな、と。
スリーブとはカードに装着する袋状のカバーのこと。コレクション文化の発達で今や100円ショップでも見かけるほど暮らしに浸透している(?)この物品ですが、皆様どのくらい使われてますでしょうか。
「めっちゃこだわってる!」「実は付けてない!」などなど色んな方がいらっしゃると思いますが……個人的には是非つけて欲しい!もっと気兼ねなく、もっと楽しくデュエマが遊べるようになると思っています。イベントなどに関わらず、普段から遊ぶ中でも「スリーブあってよかった~」ってなる瞬間、結構あるんですよね。
そこで今回は、スリーブをつけるメリットやオススメの付け方、意外と見落とされがちな注意点などについてまるっとお届けしていきます!
末尾には大会前のスリーブチェックに使えるチェックリストなんかも付けてみましたので、是非最後まで読んでいってくださいね。
目次
そもそもなぜつける?3大メリット
まずは超シンプルに、「これってなんでつけるの?」ってお話から。理由は大きく3つあります。

呼ばれる所以
①、カードの保護。カード本体を露出しないよう覆うことで、傷や汚れから守ります。また少なからず硬さも増しますから、折れたり曲げたりといったトラブルにも強くなります。
剥きだしで使っていると、どうしても表面にすれ傷がついたり、ホイルが剥がれたり、ふちの部分が白く欠けてきたりしてしまうんですよね。
こうなると所謂「ダメージド」ということになりますから、カードとしての価値は落ちてしまいます。なにより、折角手に入れたレアカードがボロボロになってしまったらちょっと悲しい。
かといっておっかなびっくりシャッフルするのも億劫ですし、それならスリーブでガッチリ守ってしまおう、という訳です。心置きなくデュエマするための頼もしい味方、それがスリーブ!
続けて②、不正・トラブル防止。スリーブでカードが保護できることは今述べたとおりですが、仮にこれが十分でなかった場合、不正やトラブルの原因になる場合があります。
極端な話、スリーブ無しのデッキに1枚だけ角の折れたカードがあった場合、その1枚が裏側から判別出来てしまったりするわけです。それがもし、S・トリガーだったらどうでしょう。「あ、あの傷はトリガーだな!ならブロッカー出さなくてもOKだ」なーんてことが出来てしまったら……。これはもう、公平なゲームとは言えませんよね。
こうした出来事を無くすため、またそういった行為を疑われないためにスリーブをつけて裏からカードの判別が出来ない状態を作る……というのが、第二のメリットです。あまり考えたくはない出来事ですが、何事も予防ですので。
他にも、カードが混ざって持ち主がわからないだとか、カードに傷をつけられただとか、そうした類のトラブルの予防にもなります。
信用のおける友達同士で遊ぶ分にはスリーブなしでも気にならないかもしれませんが、競技イベントの場ではこれが規則化されています。大会に行く際はきちんとスリーブをつけるようにお願いしますね。
そして③、ファッション!スリーブにはさまざまな色や柄が存在します。公式サイドから発売されているもののみならず、アニメやゲーム、漫画イラストを用いたキャラクタースリーブ(キャラスリ)まで多種多様です。
好きな色やイラストで自分のデッキを彩る体験はスリーブならでは。イメージカラーに合わせるも良し!推しへの愛を示すも良し!ギャグ調のデザインでウケを狙うも良し!あなたの自由です。
私自身結構なキャラスリ派なのですが、「このデッキ、○○っぽいな……」とか言いながら組み合わせを選んでる瞬間が超楽しいです。概念コーデ(超拡大解釈)ってやつですね、あまり他人様にはお見せ出来かねますが。
そんなわけで、スリーブをつけると……
- カードが守れる!
- トラブルが防止できる!
- オシャレができる!
ということ!まさに一石三鳥って算段です。
実際につけてみよう!二重・三重のすゝめ
そして、こうしたアドバンテージをさらに加速させてくれるのが二重スリーブ・三重スリーブ。読んで字のごとく、サイズの異なるスリーブを2種類・3種類重ねて着けるという手法です。
まず、スリーブの種類について説明しておきましょう。スリーブには大きく分けてインナー・スタンダード・オーバーの3種が存在します。
インナーはカードがピッタリ収まるジャストサイズ。
スタンダードはインナーよりも大きく、ほどよく余裕のあるサイズ。公式の「DXカードスリーブ」はこれに該当します。
そしてオーバーはスタンダードより一回り大きいモノ。公式商品だと「DXオーバーカードスリーブ」がここに区分されます。DreaMレアのマーク入りのヤツですね。
少しずつ大きさが異なるため、インナーをつけたカードはスタンダードに入れられますし、スタンダードの上からオーバーを付けることも可能となっています。
このことを活かしてインナー×スタンダードorスタンダード×オーバーと装着すると……当然、カードが纏うフィルムも倍。つまり防御力も倍!カードを差し込む開口部を互い違いにすれば、スキマからの汚れ侵入もブロックできるようになります。これが二重スリーブです。
当然、インナー×スタンダード×オーバーの三重スリーブなら防御網も三重に!ここまでくるとそっとやちょっとじゃ傷つきません。
副次効果として内側のスリーブも守られますから、キャラスリに傷が付きにくくなるのも嬉しいですね。多くのキャラスリはスタンダードサイズですので、オーバーで保護してあげましょう。
カード保護、トラブル防止、ファッション。いずれの観点でもプラスがあるのが二重・三重スリーブ!超オススメです。
ちなみにデメリットとしてはデッキが分厚くなってかさばる、慣れるまでシャッフルしづらいという点が挙げられます。ここはお好みに合わせて。
スリーブは消耗品!メンテを忘れずに
こうして見事、あなたのデッキにスリーブが装備されたわけですが……実はスリーブ、付けて終わりじゃないんです。
この世の中は残酷なもので、何かを守るためには何かを犠牲にしなくてはなりません。カードが追うはずだった傷やダメージを、スリーブは身体を張って引き受けているのです。泣けるぜ。
はじめはピカピカだったスリーブも、次第に表面に傷が付き、角が折れ、時にはビリっと裂けてしまったり。残念ですが、こうなるともう替え時。そう、スリーブは消耗品なのです。
ボロボロのスリーブは必然、カードの保護性能も低下した状態。さらにスリーブそのものに傷や折れがあると、不正・トラブル防止に必要な「裏から見て区別できない」が満たせなくなっている場合も往々にしてあります。
もちろんファッション面にも支障が出ます。色はくすむし透明感は無くなるし、折角の推しの顔もどこか陰って見える。スリーブはファッションですが、残念ながら古着やダメージ加工の概念はないのです。
こうなった時の対処法は一つ、感謝をもって取り換えてしまうこと。くたびれたものをまるっと外してしまい、新しいものに付け替えてください。
常にスリーブをキレイに保って、そのポテンシャルを最大限発揮させてあげましょう!
大会前はこれを見ろ!スリーブチェックリスト
※重要※
当リストはあくまで参考です。
各イベントでは、現地のジャッジの判断に従ってください。
不安点がある場合、迷わず現地のジャッジに確認しましょう。
- 裏側から見て区別がつく状態になっていないか
(NG例:傷・角折れ・へこみ・汚れの顕著なものがある、カードの裏側が透けて見える) - 全てのカードに、同一のスリーブが同一の順序・構成で着けられている
(NG例:別種のスリーブの混在、二重と三重の混在、開口部の向きの不統一、表裏の不統一) - 別ロットのスリーブが混在していないか
(NG例:同種のスリーブを20枚ずつ、別の袋を開封して混ぜて使用。製造上の都合から区別できてしまう場合がある) - スリーブの反射は強くないか
- 全体的にくたびれていないか
- 予備のスリーブの用意があるか
不安なときは迷わずジャッジに相談だ!ジャッジはプレイヤーの味方だぞ!
まとめ
- スリーブは傷防止・トラブル予防・オシャレの三役兼ねる!
- 二重・三重で効果アップ!マイベスト構成を探そう!
- あくまで消耗品!定期的に取り換えましょう。
今後もガチまとめではホットな話題を取り上げていきますので、ぜひ 公式X(旧Twitter) のフォローをよろしくお願いします!
具体的なスリーブ構成やブランドは有名プレイヤーさんを参考にするのもアリかも?YoutubeやXで発信されているケースも多いので、覗きに行ってみては。
ちなみに私は横入れ式インナー(通気性&入れやすさ◎)×任意のスタンダード(キャラスリ)×片面マット加工のオーバー(張り付きづらい・反射防止)を常用してます。ご参考までに!







