これ以外全部からの正義の話をしよう
はじめまして。あるいはお久しぶりです。北白河と申します。夢を見ています。
いやあ。来ますね、モモキングとバロムのデッキ。
後付けで全部受け継いだ人と、後付けで全部こいつだったことになった人。いい対比なんじゃないですかね。
デュエマの長い歴史は、「歴史なんて言ったもん勝ちである」というシンプルな事実だけを我々に伝えてくれています。
この企画は、「前人未到のデッキを組むことを目指し、毎週一本ずつ新たなデッキを作成する」ものとなっています。
というわけで、夢のように不確かにやっていきましょう。今回のテーマは、こちら。
《正義の逆転撃》
【 呪文 】
文明 光 / コスト3
■逆転撃[光(3)]:クリーチャーが自分を攻撃する時、その攻撃中にまだ「逆転撃」を使っていなければ、この呪文を自分の手札からコストを支払わずに唱えてもよい。そうしたら、次の自分のターンのはじめに[光(3)]を支払う。支払えなければ、自分はゲームに負ける。
■カードを1枚引き、その後、光のコスト3以下のクリーチャーを1体、自分の手札から出してもよい。次の自分のターンのはじめまで、そのクリーチャーに「ブロッカー」を与える。
というわけで、今回のテーマは《 正義の逆転撃 》。
あらゆる光の軽量生物を疑似的に《 光牙忍ハヤブサマル 》に変え、次のターンに負債を支払わせる一枚ですね。
今回はこのカードを活かして、正義とかいう個人の主観を押し付ける夢を見ていこうと思います。
……とはいえ、今回は新デッキ関連のあれやこれやの関係で締め切りが短いので端的に行きます。
《 正義の逆転撃 》があると……
相手ターンに「いつものやつ」ができるのでは?
何度も擦り続けてきた《 ボルシャックの古代神殿 》による防御ギミックですが、今回は相手ターンに調達可能になってしまいました。さらにこれだけに限らず「突然メタクリを展開して時間を稼ぐ」みたいなパターンも可能になります。
上手くやれば、相手の思惑を完全に粉砕することも夢ではありません。
さらに……
ついでにカラーリングを活かせばこの辺で縛り続けたまま殴り勝てるのでは?
というわけで、完成したデッキがこちらです。
要するに、【古代神殿メカ】の亜種なんですが、ちょこちょこ「突然出てくると嫌なカード」を積めるようになったのは嬉しいところ。具体的には《 奇石 オリオン 》とか。
古代神殿の相棒にして破壊の権化たる《 刀舞の3号 カツえもん 》や、生物を並べる光のデッキの特権たる《 シェケダン・ドメチアーレ 》でそこそこカードを引けるので、手札も溜め込みやすそうな気配です。
なにより、この手のメタビート戦術を継続しつつ攻めていける《 頂上連結 ロッド・ゾージア5th 》の加入により遂行速度もそこそこ確保……という感じに仕上がりました。
例によって《 飛翔龍 5000VT 》のことは何も考えてないです。
さて。このデッキが真に「未踏」のデッキかを確認するためには、あと一工程必要です。それは。
デッキメーカーによる、先行研究チェックです。
キーパーツ数枚程度を含むデッキを検索することで、このアイデアが既出か初出があるかが見込める……ということですね。この検索結果が「1件」ならば、晴れて私は未踏の地に到達したことになります。
というわけで、《 正義の逆転撃 》《 ボルシャックの古代神殿 》《 頂上連結 ロッド・ゾージア5th 》での検索結果は……!
『未踏』、失敗……!
先行研究は、どちらも《 アカシック・ファイナル 》軸のカウンターデッキの1ギミックとして逆転撃+《 刀舞の3号 カツえもん 》を採用した形でした。
また、射出先として《 富力!ルベル&フォース 》を採用するパターンには素直にびっくり。よく考えたら、逆転撃使う時ってだいたいシールドで負けてる状態だからほぼ確実に盾が増えるんですね。
未踏は成りませんでしたが、踏み倒し先を絞ってデッキの地力を上げても成立しそう……というのはちょっと嬉しいですね。
これからの正義の話以外全部をしよう
というわけで、夢を見ていました。
文章量がいつにもまして少ないんですが、これはボルスズだけでなく俺もマジで忙しくなっているからです。
新デッキ、なんで2つ同時に出るうえコロコロがギリギリ出てないこのタイミングでレシピ発表されるんだ……。
この記事の感想などありましたら、#未踏のデッキの夢を見てでのPostや拡散などなど心よりお待ちしております。
それでは、次の夢で。北白河でした。