東京駅の京葉線ホームまではめっちゃ歩くから気を付けて
はじめまして。あるいはお久しぶりです。北白河と申します。夢を見ています。
いやあ。来ますね、デュエマファンフェスティバル2024幕張。名前が長い。私とボルスズも無事チケットが当選しましたので、がっつり遊びに行く予定です。
ちなみに、毎回やってる「ついでに行きたいスポットガチまとめ」なんですが……今回はさすがに「東京行け!」で解決するのでやらないつもりです。会場最寄り駅から快速で30分で東京駅だぞ。
あ、スーパー銭湯に行きたい場合は、幕張メッセから徒歩圏の「湯楽の里」や千葉駅→千葉都市モノレール「スポーツセンター」駅近くの「蘭々の湯」、あとはちょっと遠いですが流山市の「スパメッツァおおたか」がおすすめです。はいノルマ達成。
この企画は、「前人未到のデッキを組むことを目指し、毎週一本ずつ新たなデッキを作成する」ものとなっています。
というわけで、夢のように不確かにやっていきましょう。今回のテーマは、こちら。
《「胡乱」の頂天 クリス=ビュート》
【 クリーチャー 】
種族 ゼニス・セレス / 文明 ゼロ / パワー12921 / コスト12
■水晶ソウル3 (このクリーチャーを召喚する時、自分のマナゾーンにある裏向きのカードのマナの数字は3になる)
■T・ブレイカー
■このクリーチャーが出た時、各プレイヤーのマナゾーンにあるカードをそれぞれ2枚まで選び、裏向きにする。
■エターナル・Κ (このクリーチャーが離れる時、かわりに自分のマナゾーンにある裏向きのカードを3枚、表向きにしてもよい)
というわけで、今回のテーマは《「胡乱」の頂天 クリス=ビュート》。
「両者のマナを強引に水晶マナに変える」という、その名の通り胡乱な能力が目立つ逸品ですね。
今回はこのカードを駆使して、マナのカードではなく文明だけを奪う胡乱なランデスをする夢を……見る予定でした。というわけで、格安をやった翌日名物である失敗作回です。
さて。出せば出すほど両者のマナが水晶マナに変わるということは、このカードをいっぱい出せばその分だけ相手のマナの文明を消していけるわけです。で、このカードをいっぱい出すならば……
やはりこのへんのデザイナーズコンボに頼ることになるでしょう。とにかくいっぱいゼニスを出したいなら、上限なく出せる《 クリスタル・ドゥーム 》に勝るものはいませんからね。
……とはいえ、これでは「手札から召喚できる」だけ。1-2枚しか引けていなければそれで終わりと考えるとちょっと寂しいですね。ならば……
山札からもついでに引っ張ってこればいいのでは?
召喚を行うたびに同名カードを山札から呼んでくる《 神秘と創造の石碑 》は、召喚扱いで任意のゼニスを出せる 《 クリスタル・ドゥーム 》 と相性抜群。しかも《 ローゼス・イノベーション 》経由ならあちらと同時に踏み倒せるという都合のよさです。
《「胡乱」の頂天 クリス=ビュート》自身、新世代ゼニスとして召喚時効果ではなく通常のcipで誘発するのも大きいですね。
あとは、何らかのセルフバウンスギミックに巻き込んで出し直すムーブを狙えば問題なし!呪文主体になるのは見えているので、《 「魔力」の頂 ダークマター 》を採用してバウンスに巻き込めば何度も使い回していけますね。
というわけで、完成したデッキがこちらです。
ゼニス増やせるならそもそもエムラクールとかウェディングとかでいいだろ!!!!!
そう。ゼニスって、わざわざ疑似ランデスみたいなことしなくてもいっぱい出たら普通に勝てるんですよ。つまり、このデッキは生まれながらにして失敗作です。
というか、そもそもランデスは「序盤から相手の出鼻を挫いてテンポを取れるから強い」のであり、勝ち手段に据えるならばおおむね「ロックして殴る」行為の下位互換になることを忘れていました。ランデスだけだとロックしかしてないからね。
ついでに言うと、どれだけ相手のマナを裏返して文明を消しても、次のターンに単色カードをマナチャージされると普通に突破されるんですよね……!多色カードが使いにくくなることはあると思うんですが、これをロックと言うにはあまりにも悲しすぎる……。
これは余談なんですが、最も確実性の高い勝ち手段になるゼニスこと《 引き裂かれし永劫、エムラクール 》と《 「胡乱」の頂天 ベルゼ=ビュート 》を併用すると、なぜか相手のマナがエムラクールの滅殺効果の対象から外れるという奇跡のディスシナジーが発生します。嘘だろ。
あと、もし《 レアリティ・レジスタンス 》が生きてたなら「レアリティの低いやつを優先的に裏返す」とか「こっちの高レアカードを裏返しておいてバウンスに引っかからないようにする」みたいなパターンもできた気がするんですが……裏向きのカードってレアリティ参照できるんでしょうかこれ。答えは風に吹かれています。
さて。このデッキが真に「未踏」のデッキかを確認するためには、あと一工程必要です。それは。
デッキメーカーによる、先行研究チェックです。
キーパーツ数枚程度を含むデッキを検索することで、このアイデアが既出か初出があるかが見込める……ということですね。この検索結果が「1件」ならば、晴れて私は未踏の地に到達したことになります。
というわけで、《「胡乱」の頂天 クリス=ビュート》《 神秘と創造の石碑 》《 水晶の祈り/クリスタル・ドゥーム 》での検索結果は……!
『未踏』、達成……!
いやまあ……そりゃそうだよな……。やる意味ないんだもんな……。
ただ、《 神秘と創造の石碑 》《 水晶の祈り/クリスタル・ドゥーム 》だけなら先行研究が1件あり、そちらでは「《 「十尾」の頂 バック・トゥ・ザ・オレ 》で《 クリスタル・ドゥーム 》をさらに踏み倒しつつ、「《 「戦慄」の頂 ベートーベン 》でエターナル・Ωを付与したうえで《 偽りの聖夜 スター・イン・ザ・ラブ 》で破壊することで手札から回収し、《「終焉」の頂 オーエン・ザ・ロード》で山札を回収しつつ最終的に《 「拳」の頂 デシブコ・グーチーパ 》が無限に出入りする」というド派手にもほどがあるループが形成されていました。
このルートだと、《 神秘と創造の石碑 》は驚異的な山札圧縮兼《 偽りの聖夜 スター・イン・ザ・ラブ 》2体出しによるセルフ全体除去のキーとなるなどいぶし銀の働きをしてくれそうな気配ですね。
……今からでも、これ自分が考えたことになりませんかね……?
ループ筋の弱さを感じる
というわけで、夢を見ていました。
デッキはまあ前提の時点で完全に失敗作だったんですが、「召喚扱いで踏み倒す」タイプのカードや能力の増加は《 神秘と創造の石碑 》や《 巨進の超人 》といった召喚時限定サポーターと好相性。
妙なコンボ開発のカギは常に開かれていますので、ぜひ皆さんもちょっと真面目に考えてみてくださいませ。
この記事の感想などありましたら、#未踏のデッキの夢を見てでのPostや拡散などなど心よりお待ちしております。
それでは、次の夢で。北白河でした。