みなさんこんにちは!自分の記事をご覧になったことがある方はお久しぶりです!
【格安デュエマ研究所】、研究員のH宮田です!
遊戯王の連載を始めてからこちらデュエマのほうではご無沙汰でしたが……みなさんの応援によりデュエマでも連載記事を持てました!
本当にありがとうございます!
これからも楽しくてためになる記事を皆さんにドンドンお届けするぞ!
毎週日曜夜更新!デュエマの最新情報やガチまとめおすすめ記事、格安カードコラムなんかも見れちゃう連載記事はこちら!
むこうではこんな感じに掛け合いでサクサク読める形式になっているのでぜひ~
デュエマに存在する数多のカードたち。
みんなが大好きな高いカード以外にも、まだ見ぬ安くて面白いカードたちはたくさんあるはず!
そんなカードたちを使った格安デッキを紹介する本企画『格安デュエマ研究所』!
北白河さんの【アルティメット・ゴー】からバトンを受け取り、第55カイ!となる今回。(ここまでテンプレ)
ふふふ、今回はけっこう自信作なんですよ。
速攻寄りでありつつ相手も速かったならカウンターを狙える、格安デッキ同士の戦いをイメージした一品になっていて……キーカードは《音速 ライドン》!
あれ……?前に見た時よりだいぶ上がってるな……
カチャカチャ……(値段を再計算する音)
ギリギリ予算=5000円オーバーじゃん!!!
コンセプト値段上がったみたい
なんてことだ……
ここまで格安デュエマ研究所で予算は常に守ってきたのにとうとう失敗してしまうのか……
相手のシールドを詰めつつ相手にカウンターされたらさらにカウンターし返す、そのために少ない枠で攻める必要があって《音速 ライドン》が必要だったのに……
ぜんぶ予算をすり抜けていく
うーん、ノーコストの攻め手を他に用意しないと予算に収まらない……
相手のシールドをドンドン割っていったり、手札補充のために自分のシールドを手札に加える効果を使ったりすることと相性のいいノーコストアタッカーなんて都合のいいものは……
???「どうした、少年」>
あ、あなたは!
なんか安いの探してたのかい?
少年よ 盾割るのなら
慣れた火に 闇を混ぜて……
Haste beat! Counter beat!
コストがなく出る物並べて
Haste beat! Counter beat!
殴ると出てくるものトドメ刺せ
それか 鬼の返し
あれ!?話の流れ的に俺がオチじゃないの!?>
目次
【はじめに】組めばいいんだよ、少しずつさ。それがデッキになるんだよ。きっと。
茶番も終わったところで本企画のルール説明を!毎回ちゃんと歌えるかどうかチェックしてるのに一番時間使ってる気がする……しかもその割に「ひびき」と「かえし」はギリギリだし……
『格安デュエマ研究所』は、ガチまとめの豪華ライター陣が持ち回りで、低予算デッキを構築・紹介していく企画になります。
低予算デッキといってもどれくらいの金額を「低予算」とするのかは人によりますが、本企画では第一回格安デュエマ研究所を参考に「シングル価格の合計がクロニクルデッキの定価(=およそ5000円)以内」という基準が採用されています。開発部セレクションデッキのことは一旦忘れてください
この記事におけるシングル価格は、前回同様執筆(2022/06/30)時点のカーナベル通販価格における最も安いバージョンの状態A(最高品)を参考にしています。
状態にこだわらなければさらにお安く構築も可能!?
そしてもちろん忘れちゃいけないのは「安いデッキは高額デッキの代用品ではない」ということ!
安い!強い!面白い!ドキドキワクワクするデッキを今回も紹介するぞ!
それではさっそく、今回のデッキコンセプトからいってみましょう!
【今回のデッキコンセプト】自分の回すデッキを決められない奴に、何の格安が組めるんだ
格安デッキを考える上で避けては通れないコンセプト……それはビートダウン、特に速攻。
高コストの絶対的なフィニッシャーやコンボパーツ、それらのプレイを安定させる《天災 デドダム》などの優秀な低コストカード群はそれ相応の需要があるため高額が維持され、おおむね格安デッキに使用するのは厳しいですし、優秀な受けカードもお値段が貼ることが多いです。
これまでこの企画で紹介されてきた数々の格安デッキにも強力な速攻・ビートダウン、多めですよね?
今回はそんな「格安デッキ同士で戦う環境」について着目し、
・おおよそ4ターン前後で相手を殴りきれるビートダウンとしてのポテンシャルを維持
・自分より速い、およびほぼ同速度の速攻デッキに対してはカウンターを決められる
これを満たす、いうならば「カウンター+速攻」デッキを組むことを考えました。
そのために大活躍してもらうことになったのが……《百鬼の邪王門》!
攻めていればトドメの打点形成、攻め込まれたらカウンター……このデッキの一番のキーカードになります!
このカードをノーコストで使う為に必要なのは「鬼エンド」能力……つまり相手のシールドを削りきるか、自分のシールドを叩き割る事。
そのためにシールド回収を行う軽量クリーチャーを詰め込むことで……もちろん「鬼タイム」の条件も満たせる!
ということで、茶番でもご紹介した《鬼ヶ羅刹 ジャオウガ》の出番なわけですね。
そのほかにもカウンターと攻め手を兼ね備えたS・バックなどをふんだんに詰め込みつつ……完成!
当初の予定とは異なる形になりましたが自信作!今回のデッキレシピはこちらになります!
【デッキレシピ】四千四百之巻 組める格安
このデッキの価格は4400円!(2022/06/30時点)
すでに各種【邪王門】デッキを組んでいる方なら一番値段の張る《百鬼の邪王門》が手元にあるので……もう少しお安く構築も可能!?
序盤の足回りに使うカードが軒並み50円なのですが、ここ最近のカードばかりなのでお手持ちのストレージから探し出しやすいのも魅力……かも!?
ここからは採用カードを大まかにキーカードのカウンター要員、コスト踏み倒しアタッカー、シールド回収に分類してそれぞれのデッキでの役割を解説していきます。今回もキャプション芸は一旦封印
【個別カード解説】強いカードは笑顔になれるぞ!
キーカード・カウンター
《百鬼の邪王門》
【 呪文 】
種族 鬼札王国 / 文明 闇/火 / コスト6
■鬼エンド:クリーチャーが攻撃する時、シールドが1つもないプレイヤーがいて、自分のマナゾーンに闇のカードと火のカードがそれぞれ1枚以上あれば、この呪文を自分の手札からコストを支払わずに唱えてもよい。
■自分の山札の上から4枚を墓地に置く。その中から、闇または火のコスト6以下の進化ではないクリーチャーを1体選び、バトルゾーンに出す。その後、相手のクリーチャーを1体選んでもよい。その2体をバトルさせる。
300円
「鬼エンド」能力を満たすことで攻めにも守りにも使える、このデッキのキーカード!もちろんフル投入です。
よく使われている通りもちろんカウンターを狙いたいカードなのですが、積極的に攻めていく場合も効果バトルでブロッカーをなぎ倒しつつスピードアタッカーを供給できる超優秀カード!
鬼エンドは自分のシールドがない状況でも使えるため、相手の猛攻で削れたシールドを自分の効果で叩き割って0枚にするプレイングを覚えておくと攻め手のバリエーションが広まりますよ。
そしてこのカードで踏み倒しを狙いたいカードと言えば……こちら!
《バサラ》
【 クリーチャー 】
文明 闇/火 / パワー9000 / コスト6
■侵略ZERO:相手のターンの終わりに、そのターン相手がコストを支払わずにクリーチャーをバトルゾーンに出していたら、このクリーチャーを自分の手札からバトルゾーンに出してもよい。
■スピードアタッカー
■W・ブレイカー
■革命0:このクリーチャーがバトルゾーンに出た時、自分のシールドが0枚なら、相手の一番パワーが大きいクリーチャーをすべて破壊する。こうして破壊された相手のクリーチャー1体につき、相手は自身のシールドを1つ選んで墓地に置く。
80円
「侵略ZERO」と「革命0」、二つのゼロ能力でカウンターを狙うスピードアタッカーでW・ブレイカー!
攻め込まれた時に《百鬼の邪王門》から繰り出すカウンターとしては最高峰の性能で、対象を選ばない除去+シールド焼却+効果バトルで一気に有利な盤面を作れることでしょう。
自身がスピードアタッカーであるため攻めで《百鬼の邪王門》を使って打点にするもよし、相手が速いデッキなら十中八九コスト踏み倒しをキメてくるので侵略ZEROで一気に計算を狂わせるもよし…
《百鬼の邪王門》のための黒マナ要員としてマナに置きたいカードでもあるのですが、相手のデッキタイプを考えて温存することも大事ですよ!
《ボルシャック・ドギラゴン》
【 進化クリーチャー 】
種族 メガ・コマンド・ドラゴン / 革命軍 / 文明 火 / パワー12000 / コスト7
■革命0トリガーークリーチャーが自分を攻撃する時、自分のシールドが1枚もなければ、このクリーチャーを手札から見せてもよい。
そうしたら、自分の山札の上から1枚目を表向きにする。
そのカードが火の進化ではないクリーチャーなら、バトルゾーンに出し、このクリーチャーをその上に置く。
■進化ー自分の火のクリーチャー1体の上に置く。
■T・ブレイカー
■このクリーチャーがバトルゾーンに出た時または攻撃する時、相手のクリーチャーを1体選んでもよい。
その選んだクリーチャーとこのクリーチャーをバトルさせる。
160円
相手のダイレクトアタックを瀬戸際で防ぎ大型クリーチャーとして場に残る、逆転の代名詞のような進化クリーチャー!
このデッキが準赤単になった理由の一つでもあるのですが……《百鬼の邪王門》がフル投入されている関係上、ハズレは自身だけといったよくある構成にできないため2枚のみの採用となっています。
革命軍なのに《禁断~封印されしX~》の封印を剥がしてカウンターするのが得意だったりするカードですが……このデッキで一番の相棒は《バサラ》!
またライバルのカードと手を組んでる……でも相性が良すぎるからしかたないね。
《百鬼の邪王門》と合わせて相手ターンに《バサラ》の革命0を狙うカードが6枚体勢となるのが最大の利点ですね。
ここまでで紹介した3種のカードがカウンター戦略の要!
コスト踏み倒しアタッカー
《鬼ヶ羅刹 ジャオウガ》
【 クリーチャー 】
種族 デモニオ / 鬼札王国 / 文明 闇/火 / パワー7000 / コスト6
■G・ストライク(このクリーチャーを自分のシールドゾーンから手札に加える時、相手に見せ、相手のクリーチャーを1体選んでもよい。このターン、そのクリーチャーは攻撃できない)
<鬼タイム>自分と相手のシールドの数が合計6つ以下で、自分のマナゾーンに闇のカードと火のカードがそれぞれ1枚以上あり、バトルゾーンに自分の《鬼ヶ羅刹 ジャオウガ》がなければ、このクリーチャーをコストを支払わずに召喚してもよい。
■スピードアタッカー(このクリーチャーは召喚酔いしない)
■W・ブレイカー(このクリーチャーはシールドを2つブレイクする)
210円
「鬼タイム」能力でノーコスト召喚が可能になるG・ストライク持ちのスピードアタッカーでW・ブレイカー。
自らシールドを削りつつビートダウンすればそのまま出せる、優秀なアタッカー。
同期の《カンゴク入道》の陰に隠れてしまった感があるけど、かなり強力なカードなので使ってあげたかったんですよね……
2枚目以降はノーコストで出せないため採用枚数を抑えるのが主流の使い方ですが、今回はフル投入。
理由は黒マナの発生源がカツカツすぎるための枚数調整と、G・ストライクと高パワーを活かした邪王門効果バトル要員……すなわちカウンター要素!
複数手札に来たら迷いなく1枚マナゾーンに置いてしまいましょう。
《龍装者 バルチュリス》
【 クリーチャー 】
種族 ドラゴンギルド / ビートジョッキー / 文明 火 / パワー4000 / コスト5
■自分のクリーチャーが攻撃する時、このクリーチャーが自分の手札にあり、その攻撃がこのターン2度目のクリーチャーによる攻撃で、このターン自分の《龍装者 バルチュリス》をバトルゾーンに出していなければ、攻撃の後、このクリーチャーをバトルゾーンに出してもよい。 ■スピードアタッカー(このクリーチャーは召喚酔いしない)
95円
味方の二回目の攻撃をトリガーに手札からノーコストで出てくるスピードアタッカーで、ビートジョッキーかつドラゴンと優秀な種族!……今回は種族活かしませんが。
2体の攻撃ということで、ノーコストで出た《鬼ヶ羅刹 ジャオウガ》+この後紹介する軽量スピードアタッカー軍団で踏み倒し可能。
相手の最後のシールドをブレイクする攻撃時に《龍装者 バルチュリス》宣言、そのまま出てきて攻撃時に《百鬼の邪王門》を使うのが理想の動きです。
《デュアルショック・ドラゴン》
【 クリーチャー 】
種族 アーマード・ドラゴン / 文明 火 / パワー8000 / コスト6
S・バック-火(火のカードを自分のシールドゾーンから手札に加える時、そのカードを捨ててもよい。そうした場合、コストを支払わずにこのクリーチャーを召喚する)
このクリーチャーをバトルゾーンに出した時、自分のシールドを1枚選び、自分の墓地に置く。
W・ブレイカー(このクリーチャーはシールドを2枚ブレイクする)
110円
登場時に自分のシールドを生贄に要求する、大食らいなS・バックドラゴン。
このデッキではシールドを削るデメリットも鬼タイム・鬼エンドのための布石として活かすことができます。
この後に紹介する《ハクメイ童子》と合わせて2種8枚体勢で投入。
もちろん大型クリーチャーのS・バックであるため、カウンター札の一枚としても数えることが可能。
速いデッキに殴り返すもよし、ギリギリの攻防で2打点を意識の外から追加するのもよし!
《ハクメイ童子》
【 クリーチャー 】
種族 ヒューマノイド / 鬼札王国 / 文明 火 / パワー2000 / コスト4
■S・バック:火(火のカードを自分のシールドゾーンから手札に加える時、そのカードを捨ててもよい。そうしたら、コストを支払わずにこのクリーチャーを召喚する)
■スピードアタッカー(このクリーチャーは召喚酔いしない)
50円
スピードアタッカー持ちですぐさま攻撃可能なS・バッククリーチャー。
《デュアルショック・ドラゴン》の場合は登場時の自己シールド焼却があるのですが、こちらを出したときはその分の穴埋めのため必ず攻撃しシールド総数を減らし、鬼タイム到来を速めておきましょう。
シールド回収
《勇騎 ギャラガ-2》
【 クリーチャー 】
種族 ヒューマノイド / ディスタス / 文明 火 / パワー3000 / コスト3
■スピードアタッカー(このクリーチャーは召喚酔いしない)
■このクリーチャーが出た時、自分のシールドを1つ、手札に加える。ただし、その「S・トリガー」は使えない。
■ササゲール2(ディスペクターを召喚する時、コストを2少なくしてもよい。そうしたら、このクリーチャーを破壊する。そのディスペクターのコストは0以下にはならない)
50円
シールドを回収して手札枚数を減らさずに出てくるスピードアタッカー・その1!
登場時に自分のシールドを1枚、そのままスピードアタッカーで相手のシールドを1枚とシールド全体で見て合計2枚を減らして鬼タイムの下準備を担います。
《Disライター》
【 クリーチャー 】
種族 ゼノパーツ / ディスタス / 文明 火 / パワー3000 / コスト3
■スピードアタッカー(このクリーチャーは召喚酔いしない)
■このクリーチャーが出た時、自分のシールドを1つ手札に加える。ただし、その「S・トリガー」は使えない。
■シールド・セイバー(自分のシールドがブレイクされる時、かわりにこのクリーチャーを破壊してもよい)
50円
シールドを回収して手札枚数を減らさずに出てくるスピードアタッカー・その2!
おおむね《勇騎 ギャラガ-2》と同じですが、こちらのシールド・セイバー能力は(本当にたまにですが)一瞬を稼いでくれる場合があります。どちらも出せる情報であればこちらを優先しましょう。
《キズグイ変怪》
【 クリーチャー 】
種族 デモニオ / 鬼札王国 / 文明 火 / パワー4000 / コスト3
■スピードアタッカー(このクリーチャーは召喚酔いしない)
■このクリーチャーが攻撃する時、自分のシールドを1つ、手札に加える。ただし、その「S・トリガー」は使えない。
■鬼タイム :自分と相手のシールドの数が合計6つ以下なら、このクリーチャーの攻撃中、自分のカードはシールドゾーンを離れない。
50円
攻撃時にシールドを回収する軽量スピードアタッカー!
上記2枚と違いシールド回収が登場時でない=メインステップ中にシールドを減らせないため、ギリギリ《鬼ヶ羅刹 ジャオウガ》に間に合わない可能性がああることからこちらは少しだけ抑えて3枚投入になっています。せっかくデモニオなのに……
《うしおこまる》
【 クリーチャー 】
種族 ジョーカーズ / レクスターズ / 文明 闇/火 / パワー3000 / コスト2
■ブロッカー(このクリーチャーをタップして、相手クリーチャーの攻撃先をこのクリーチャーに変更してもよい)
■このクリーチャーが出た時、自分のシールドを1つ墓地に置く。その後、カードを1枚引く。
■このクリーチャーの攻撃の終わりに、このクリーチャーを破壊する。
50円
登場時シールドをコストに1枚ドロー、攻撃すると自壊してしまうブロッカー。
S・バックが発動できないのが思いのほか痛いのですが……このカードの役割は大きく分けて二つ。
一つは黒マナ供給源、このカードを抜いてデッキの色バランスを考えると赤黒の2色カード12枚体勢……かーなーりカッツカツに切り詰められた構成になっています。
「とにかくシールドに触れる軽量クリーチャーで赤黒2色カード」、ほとんどないんですね……!真面目にこのカードが採用圏内です。てっきり多色のコダマンマ互換くらい出てるものかと……!
もう一つはシールドが無くてもドローができることを活かし、《百鬼の邪王門》から出てきて1ドローしつつブロック、《ボルシャック・ドギラゴン》の進化元になりつつ1ドロー、どちらでも更なるカウンター・次のターンの打点要員をかき集める仕事があります。
【デッキの回し方】守る日もあればさ、攻めの日もあるよ。
1:マナに赤黒を用意し、3ターン目のS・バックから攻撃開始!
このデッキの再序盤、1・2ターン目はマナチャージのみの静かな立ち上がり。できればここで赤黒の多色カードを埋めておきたいところ!埋める優先度としては
高【《うしおこまる》>《バサラ》>《鬼ヶ羅刹 ジャオウガ》>《百鬼の邪王門》】低
左に行くほどマナに埋めてOK!
後程もう一度説明しますがこのデッキは3マナ以上チャージせずに殴りきるため、貴重な手札を黒マナ発生の為と無駄にチャージしないためにも序盤にかならず1枚置いておきましょう。
3ターン目、11枚投入されているシールド回収3マナスピードアタッカーから……S・バックでノーコスト追加召喚!
そのまま攻撃可能なクリーチャー全員で相手のシールドを割ることで、S・バックに成功したクリーチャーに応じて
・《デュアルショック・ドラゴン》:相手のシールドを1枚ブレイク、自分のシールドは2枚減る・《ハクメイ童子》:相手のシールドを2枚ブレイク、自分のシールドは1枚減る
このようにどちらにせよシールド総数は3枚減り、シールド追加がなければ残りのシールドは……7枚!
2:そのまま4ターン目、追加のスピードアタッカーと連続踏み倒しで一気に決めろ!
運命の4ターン目、マナチャージはせずに追加でシールド回収3マナスピードアタッカーを出し……お互いのシールドは合計6枚!鬼タイム成立で《鬼ヶ羅刹 ジャオウガ》をノーコスト召喚!
この時点で相手のシールド4枚(or3枚)に対して、こちらの総打点は6(or5)!
※前者は《デュアルショック・ドラゴン》、後者は《ハクメイ童子》を3ターン目にS・バックした場合
W・ブレイカーを1体以上含む盤面を形成できているので、最後のシールド2枚分をを割り切る攻撃宣言時に《龍装者 バルチュリス》を宣言したり、シールドを割り切って《百鬼の邪王門》でダメ押しの打点追加!
怒涛のコスト踏み倒しでそのまま4ターンキルを狙いましょう!
3:切り返されたり、相手がもっと速かったら……必殺のカウンター!
ここまでは理想的ムーブを決めた場合でしたが……実際は相手の除去で止められたり、相手がこちらよりも速い速攻で攻め込んできたりと上手くいかないことも多いですよね。
そんな時このデッキは……様々な角度からカウンターを決めて逆転を狙います!
なんといってもわかりやすいのは《百鬼の邪王門》……こちらが追い詰められているときだけでなく、相手のシールドを割り切っていれば盤面を処理しに来た攻撃に対して打点を追加して詰みを押し付けたりも可能!
もちろん、《ボルシャック・ドギラゴン》と合わせて絶体絶命のタイミングで《バサラ》を狙うカードでもあります。
追い詰められているときは上記2枚を頼りにするべきですが、相手が速攻気味の場合はそれよりも速いタイミングでカウンターを狙える場合も多々あります。
格安速攻であっても各種「侵略」などでコスト踏み倒しを絡めてくるのが現代デュエマ、そうなればもちろん……《バサラ》の侵略ZERO!
単体で殴り返し・打点要員として使うのもいいんですが、真価は《デュアルショック・ドラゴン》との同時使用!
相手の最後のシールドブレイクから《デュアルショック・ドラゴン》をS・バックし、あえてシールドを捨て去ることで……侵略ZEROで出てきた《バサラ》の革命0を発揮、除去に加えてシールドも焼却!
4打点を用意しつつ1枚以上のシールド焼却を行うので、次のターンにはシールドを削り切り一気にトドメまでいける!理想的なカウンターが決められます。
この状況に持ち込めば2体のクリーチャーがいるので《龍装者 バルチュリス》も、シールドが減っているので《鬼ヶ羅刹 ジャオウガ》《百鬼の邪王門》もノーコストでプレイ可能になっていることでしょう。
「4ターンキルを決めるためのパーツがそのままカウンターからのワンショットにも使える」、これがこのデッキの真骨頂!
一気に攻め切るのもよし!反撃を決めるのもよし!敵味方問わずシールドを食い荒らす危険な鬼の力をこのデッキで手に入れよう!
【デッキの改造案】最初っからクライマックス……アレッ
もう茶番冒頭で言ってますし、リストを見て火の3コストスピードアタッカーの多さから皆さんお気づきかと思いますが……
《音速 ライドン》
【 進化クリーチャー 】
種族 ソニック・コマンド / 侵略者 / 文明 火 / パワー7000 / コスト5
■進化―自分の火のクリーチャー1体の上に置く。
■侵略―火のコスト3以上のクリーチャー
■W・ブレイカー
■このクリーチャーがバトルゾーンに出た時、自分のアンタップしているクリーチャーを1体、このクリーチャーの下に重ねてもよい。
そうしたら、このターンにこのクリーチャーがする最初の攻撃の終わりに、このクリーチャーをアンタップする。
370円
侵略元が大量に用意されてるこのデッキに《音速 ライドン》は相性抜群!
そのままポンといれるのでなく2マナのシールド回収要員……《斬斬人形コダマンマ GS》などを追加するなど再調整が必要ですが、相手のシールドを一気に詰め切る速度は超強力!
再録がないカードでお値段が少々貼ってしまいますが、より攻撃力を尖らせる改造をしたい方にはおすすめですよ!
サブタイ通り本当は今回の茶番は鬼が入ってバイクで電王にするはずだったんだけど こいつが値上がりしてバイク要素なくなったので鬼でバイクが苦手だった響鬼になりました
【おわりに】また闘いたいなって思えるデッキ。そういういろんなデッキと出会える事によって、自分がどんどん強くなっていくんだよ
以上ここまで、【赤タッチ黒邪王門カウンター速攻】の紹介でした!
ドンドン攻めているように見せかけて相手に切り返されてからの再突破を狙ったり、相手の猛攻を利用してワンショット打点を揃えたり……
積極的に動けるデッキでありつつテクニカルな変幻自在の攻め手を繰り出せるデッキになりました。この不思議なビートダウンを乗りこなしてみませんか!?デッキパーツのお求めはぜひカーナベルにて!
「実際に組んでみた!」「こんな改造はどう?」「鬼なら響鬼もいいけどドンブラのほうもよかったんじゃない?」等、記事の感想やアイディアがあれば#格安デュエマ研究所でどんどんツイートしてください!
デュエマの記事についてツイートしたのに遊戯王のモンスターをアイコンにしてる人からお礼や返信がくるかも!?
次回の格安デュエマ研究所は……えっ!?次の人があんなとんでもないデッキを!?
大人気のこの企画、これからもどんどん面白いデッキが紹介されていくぞ!次回をお楽しみに!
それではみなさんありがとうございました。次回もまたガチまとめでお会いしましょう!
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