このデッキはこんな人におすすめ! |
●格安でアドバンスをやってみたい! ●GR召喚を体験をしてみたい! ●外部ゾーンで暴力したい! |
格安デュエマ研究所をご覧の皆様、はじめまして。新人研究員の神結です。
私の方から、私が日々研究している分野である“アドバンス”用のデッキをご提案できればと思います。

というわけで今回は外部ゾーンを使いながら、新しいデュエマ体験が出来るものを組んでいきましょう。
そしてGR召喚の魅力を感じていただければ嬉しいですね。
目次
はじめに:この企画のルール
『格安デュエマ研究所』は、ガチまとめライターが持ち回りで、低予算デッキを構築・紹介していく企画です。
具体的にどれくらいの金額を「低予算」とするかは、第一回格安デュエマ研究所にて示された「シングル価格の合計がクロニクルデッキおよびドリーム英雄譚の定価(=約5000円)以内」という基準に則っていきます。

(シングル価格は、執筆(2025/2/28)時点のカーナベル通販価格において最も安いバージョンの状態A(最高品)として計算)
既に持っているカードを使ったり、カードの状態にこだわらなければ、さらに安く構築することも可能です。
本企画では口を酸っぱくして語られていますが、「安いデッキは高額デッキの代用品ではない」というのはお忘れなく。あくまでも「安いけど強い・面白い」と言えるようなデッキを模索してまいります。
アドバンスで格安……?:意外と安い外部ゾーン
さて、アドバンスと聞くと、こう思った方もいるかもしれません。
「え、アドバンスで格安なんて出来るの?」
超次元やGRなど、高価なものが多い……といった認識の方もいらっしゃるでしょう。実際「アドバンスは高いから手を出しにくい……」と話す方もいらっしゃいますし、《轟く覚醒 レッドゾーン・バスター》などは、当研究所で紹介出来るのは何年先になるかわかりません。
しかし一部カードを除けば外部ゾーンのカードは決して高くなく、お手軽な値段でお買い求めいただけます。
むしろ実は300円払えばゲームに勝てるのもアドバンスの魅力と言えるでしょう。
極論《勝利の頂上 ヴォルグ・イソレイト6th》さえ完成すれば、ゲームに勝ちますからね。とりあえず揃えておきましょう。
そして今回のコンセプトはというと、GR召喚になります。
こちらは2019年の超天篇でフィーチャーされたギミックで、「超GRデッキ」という外部ゾーンからランダムにクリーチャーを召喚していくものになります。
GRデッキは12枚。これより多くても少なくてもダメです。同一のカードは2枚まで採用できます。
GRクリーチャーも個性豊かで、殴り合いに向いているものもあればリソースを広げるものまで幅広く存在しています。GR召喚がランダムである都合、近しい役割を持つカードで固めるのがよいとされています。
そして今回使用するのは、その中でもリソース拡張を重視したセットです。
特に「マナドライブ」を持つカードのパワーは破格です。今回は《天啓 CX-20》や《クリスマⅢ》などを使って手札と盤面を広げて……という方向性でデッキを組んでいきましょう。
そしてそのGR召喚を担う今回の主役が、《 ジョリー・ザ・ジョルネード 》(90円)です。

【 クリーチャー 】
種族 ジョーカーズ / ワンダフォース / 文明 水 / パワー10000 / コスト7
■マスターJトルネード:相手のターンの終わりに、このクリーチャーが自分の手札にあり、このターン中に自分の他の「マスターJトルネード」能力をまだ使っていなければ、自分のジョーカーズ・クリーチャーをコストの合計が10以上になるように好きな数選び、手札に戻してもよい。そうしたら、このクリーチャーをバトルゾーンに出す。
■W・ブレイカー
■このクリーチャーがバトルゾーンに出た時、GR召喚を3回する。
■自分のジョーカーズはブロックされない。
今回はGR召喚、GRシナジー、マナドライブをフルに活用してデッキを組んでみます。
デッキレシピ


デッキの合計価格は4970円(2025/2/28時点)でした。Bランクで買うともうちょい色々なオプションを付けられます。
カード枚数は計52枚。ジョーのデッキよろしく52枚に収めてみました。
すごくざっくりいうと、ブーストしてマナを伸ばし、GR召喚でリソースを回復。そこから各種フィニッシャーでゲームを決めるという、デッキとしてはシンプルな構成になっています。
ちなみにデッキリスト下部の「デッキ価格をシミュレーション」ボタンから欲しいカードを選択して「在庫チェック」ボタンを押すと、直接カーナベルでカードを購入することができます。
所員たちはこのボタンとにらめっこしながら日々の研究に励んでいる……はずです。
採用カード解説
このデッキは「マナブースト」をして「GR召喚」をしつつ、複数枚採用された「フィニッシャー」のいずれかで相手を倒す、という比較的わかりやすい構成になっています。
またG・ストライクが13枚、S・トリガーも計14枚(うち、直接受けとなるトリガー10枚)と多いです。
一度相手の攻撃を受けてからカウンターで倒す、といったことも充分可能になっています。
そして今回は《ジョリー・ザ・ジョルネード》のジョーカーズシナジーを生かしたギミックも用意しています。
それでは、各種カードの解説に入っていきましょう。
メインカード
《ジョリー・ザ・ジョルネード》

【 クリーチャー 】
種族 ジョーカーズ / ワンダフォース / 文明 水 / パワー10000 / コスト7
■マスターJトルネード:相手のターンの終わりに、このクリーチャーが自分の手札にあり、このターン中に自分の他の「マスターJトルネード」能力をまだ使っていなければ、自分のジョーカーズ・クリーチャーをコストの合計が10以上になるように好きな数選び、手札に戻してもよい。そうしたら、このクリーチャーをバトルゾーンに出す。
■W・ブレイカー
■このクリーチャーがバトルゾーンに出た時、GR召喚を3回する。
■自分のジョーカーズはブロックされない。
90円
90円のカードですが、90円界隈の中では相当な量の仕事をこなしてくれます。
基本的にはマナブーストして、7マナからこれを投げるのがメインの動きになります。
登場時にGR召喚を3回出来るので、これで盤面とリソースを広げていきます。
着地した後も「自分のジョーカーズがブロックされない」という能力を生かしてアタッカーにもなりますので、これで《勝熱英雄 モモキング》のキリフダッシュを誘発させていきましょう。当然、出てきたモモキングのサポートもできます。
またこのカードは踏み倒し手段があり、それがマスターJトルネードというものです。
ざっくり言えば相手ターン終わりに発動する能力で、自分の盤面のジョーカーズクリーチャーを10コストになるように手札に戻すと、コイツを踏み倒すことができます。
この10コストについては後述する《スゴ腕プロミキサー》+《スゴ腕プロジューサー》のコンビで達成可能ですので、マスターJトルネード自体の使用頻度はそれなりに高いと言っていいでしょう。
このデッキは《ジョリー・ザ・ジョルネード》のテキストを余すことなく使えます。とても90円のカードとは思えない活躍をしてくれる筈です。
初動カード
《地龍神の魔陣》

【 呪文 】
文明 水/自然 / コスト2
■G・ストライク(この呪文を自分のシールドゾーンから手札に加える時、相手に見せ、相手のクリーチャーを1体選んでもよい。このターン、そのクリーチャーは攻撃できない)
■自分の山札の上から3枚を見る。そのうちの1枚を手札に加えるかマナゾーンに置き、残りを好きな順序で山札の下に置く。
80円
汎用性の高い初動で、《Volzeos-Balamord》系のアンタップイン多色を使えば2ターン目にこれ、3ターン目に《獅子王の遺跡》の3ブーストも夢じゃないです。
もちろん中盤・終盤以降はサーチとして使うことが増えると思います。
《Volzeos-Balamord》の足りないパーツを探したり、見えていないフィニッシャーを探しにいったり、といった感じですね。
《フェアリー・ミラクル》

【 呪文 】
文明 自然 / パワー- / コスト3
自分の山札の上から1枚目をマナゾーンに置く。
自分のマナゾーンにすべての文明が揃っていれば、さらにもう1枚、自分の山札の上からカードをマナゾーンに置く。
90円
お馴染み3ターン目に2ブーストするカードです。
カラーバランス的には水自然が多く、火光闇が少ないデッキではあります。3ターン目に使いたい場合は5文明が揃うように事前にマナの置き方を考えておきましょう。
ちなみに《新世界王の権威 / Volzeos-Balamord》を引けていると、一発で解決してくれます。
《獅子王の遺跡》

【 呪文 】
文明 自然 / コスト4
■S・トリガー(この呪文をシールドゾーンから手札に加える時、コストを支払わずにすぐ唱えてもよい)
■自分の山札の上から1枚目をマナゾーンに置く。
■マナ武装4:自分のマナゾーンに多色カードが4枚以上あれば、自分の山札の上からさらに2枚をマナゾーンに置く。
140円
多色マナ武装4で3ブーストできるスーパーカード。現在デュエプレでも活躍中です。
基本的には1~3ターン目まで多色を埋め、4ターン目に《Volzeos-Balamord》系のいずれかを埋めて撃ちたい。
フィニッシャー
《勝熱英雄 モモキング》

【 クリーチャー 】
種族 ヒーロー・ドラゴン / ジョーカーズ / チーム切札 / 文明 火/自然 / パワー12000 / コスト8
■キリフダッシュ [fn06](自分のクリーチャーの攻撃の終わりに、そのクリーチャーがその攻撃中にシールドをブレイクしていれば、このクリーチャーを [fn06] 支払って召喚してもよい)
■スピードアタッカー
■T・ブレイカー
■各ターン、このクリーチャーがはじめて攻撃する時、その攻撃の後、このクリーチャーをアンタップする。
■多色ではない呪文の効果、または、多色ではないクリーチャーの能力によって、相手がクリーチャーを選ぶ時、このクリーチャーは選べない。
120円
随分と安いですが、最強クラスのフィニッシャーです。
キリフダッシュは十王篇の能力で、テキストにある通り味方がシールドをブレイクしていれば指定のコストを支払って登場できます。
2点→キリフダッシュ3点→アンタップダイレクトが基本的な狙いになります。
盤面がブロッカーで固められていても、ジョーカーズにブロックされない効果を付与する《ジョリー・ザ・ジョルネード》がいれば、上記の打点が通ります。
アンタップのタイミングが偉いのでスパーク系のタップトリガーをケアできるのはもちろん、多色でない呪文・クリーチャーに選ばれない能力を持っているため、《フェアリー・Re:ライフ》のG・ストライクや、《ド浮きの動悸》の除去が当たりません。
(ちなみにタマシードは当たるので、《ヴィオラの黒像》は直撃します)
私はかなり好きな1枚なので、連載が今後も続くと登場回数が増えるような気がします……。
《禁断竜王 Vol-Val-8》

【 クリーチャー 】
種族 ディスペクター / アーマード・ドラゴン / アース・ドラゴン / 禁断 / 文明 水/火/自然 / パワー54321 / コスト9
■EXライフ
■スピードアタッカー
■T・ブレイカー
■ジャストダイバー(このクリーチャーが出た時、次の自分のターンのはじめまで、このクリーチャーは相手に選ばれず攻撃されない)
■このクリーチャーが攻撃する時、自分の山札の上から5枚を見て、その中から2枚まで手札に加える。残りを好きな順序で山札の下に置く。その後、パワー6000以下のクリーチャーをすべて破壊してもよい。
■自分のターンの終わりに、このターン、クリーチャーが4体以上破壊されていれば、このターンの後に自分のターンを追加する。
330円
GRクリーチャーを並べるデッキのフィニッシャーとして、非常に強力なカードです。展開したGRを破壊し、追加ターンを取ることができます。
《勝熱英雄 モモキング》でケア出来ない《終止の時計 ザ・ミュート》などのケアにどうぞ。
またデッキとして《とこしえの超人》に滅法弱いので、そうした小型のメタクリーチャーを強引に突破していく手段にもなっています。
《BAKUOOON・ミッツァイル》

(殿堂カード) 【 クリーチャー 】
種族 ビートジョッキー / ワンダフォース / 文明 火 / パワー9000 / コスト9
■このクリーチャーを召喚する時、自分のクリーチャーを好きな数破壊してもよい。こうして破壊したクリーチャー1体につき、このクリーチャーの召喚コストを2少なくする。ただし、コストは0以下にならない。
■W・ブレイカー
■このクリーチャーがバトルゾーンに出た時、このクリーチャーを召喚する時に破壊されたクリーチャー1体につき、GR召喚する。
■自分のクリーチャーすべてに「スピードアタッカー」を与える。
260円
GR召喚と言えばの殿堂カードです。
GRの回数を増やしつつ全体スピードアタッカーで援護して、《Volzeos-Balamord》でフィニッシュする際のサポートをするイメージになります。
防御カード
《スゴ腕プロジューサー / りんご娘はさんにんっ娘》

【 ツインパクトカード 】
種族 ジョーカーズ / ワンダフォース / 文明 水/自然 / パワー3000 / コスト5
■ブロッカー
■このクリーチャーがバトルゾーンに出た時またはバトルゾーンを離れた時、GR召喚する。
────────────呪文────────────
カード名:りんご娘はさんにんっ娘
文明:自然
コスト:6マナ
■S・トリガー
■このカードをバトルゾーンに出す。
■このターンの終わりに、このカードをバトルゾーンから自分のマナゾーンに置く。
60円
一番ビビったのは値段です。全盛期は1枚で箱代半分くらい返ってきたような記憶があります。
受けかつGR召喚元かつジョーカーズなので、このデッキとの相性は抜群です。
GRでリソースを復帰させたいときは呪文面から撃つことを考えましょう。
《スゴ腕プロミキサー》

【 クリーチャー 】
種族 ジョーカーズ / ワンダフォース / 文明 ゼロ / パワー1000 / コスト6
■S・トリガー (このクリーチャーをシールドゾーンから手札に加える時、コストを支払わずにすぐ召喚してもよい)
■ヨビニオン (このクリーチャーが召喚によって出た時、自分の山札の上から、これよりコストが小さいクリーチャーが出るまで表向きにしてもよい。そのクリーチャーを出す。残りをシャッフルし、山札の下に置く)
120円
ジョーカーズの受けトリガーで、ヨビニオンで《スゴ腕プロジューサー》を確定で引っ張ってきます。
これでマスターJトルネードの条件を達成しましょう。
無色という色が弱いので3枚に抑えています。
《霊宝 ヒャクメ-4》

【 クリーチャー 】
種族 パンドラボックス / アーク・セラフィム / ディスタス / 文明 光/闇/自然 / パワー4000 / コスト6
■S・トリガー
■ブロッカー
■このクリーチャーは、相手プレイヤーを攻撃できない。
■このクリーチャーが出た時または相手に選ばれた時、自分の山札の上から1枚目をマナゾーンに置く。その後、相手の手札を1枚見ないで選び、捨てさせる。
■ササゲール4(ディスペクターを召喚する時、コストを4少なくしてもよい。そうしたら、このクリーチャーを破壊する。そのディスペクターのコストは0以下にはならない)
50円
受けから早期にディスペクターを投げたいときに使うトリガーブロッカーのギフトみたいなカード。
《Volzeos-Balamord》や《禁断竜王 Vol-Val-8》の着地に役立つトリガーなので、入ってて損はしないです。色も強いし。
その他
《Volzeos-Balamord》セット

カード名:Volzeos-Balamord
カードの種類:キング・クリーチャー
文明:光、水、闇、火、自然
種族:ディスペクター、ニュー・ワールド・ドラゴン
パワー:555555
コスト:9
マナ:-
■自分の手札またはマナゾーンに3種のキング・セル《新世界王の権威》《新世界王の思想》《新世界王の闘気》が揃っていれば、合体させ、コストを支払ってこのキング・クリーチャーを召喚してもよい。
■エクストラEXライフ(このクリーチャーを出す時、自分の山札の上から2枚をシールド化する。このクリーチャーが離れる時、かわりにそのシールドのうち1つを墓地に置く)
■スピードアタッカー
■ワールド・ブレイカー
■このクリーチャーは、出たターンの間、ブロックされない。
■このクリーチャーが攻撃する時、相手は自身の手札をすべて捨てる。
■自分が「G・ストライク」を使った時、自分の山札の上から1枚目をマナゾーンに置き、相手のクリーチャーを1体選んでタップしてもよい。
色作り+フィニッシャーです。
アンタップイン多色と言えば現在だと魔法陣サイクルがありますが、このデッキでは《Volzeos-Balamord》という形でカードを運用するので、圧倒的にこっちを優先することになります。
5点顔にパンチするというよりは、脅威を見せつつ横に並べた打点でじわじわ楯を削りたいです。
GRクリーチャーたち
GRは6種類をそれぞれ2枚ずつ採用しました。
《サザン・エー》と《天啓 CX-20》はシンプルなドローカードです。とにかく出てきて嬉しい。

【 GRクリーチャー 】
種族 トリックス / ワンダフォース / 文明 水 / パワー1000 / コスト2
■マナドライブ4(水):このクリーチャーがバトルゾーンに出た時、自分のマナゾーンのカードが4枚以上で水文明があれば、このクリーチャーを破壊してもよい。そうしたら、このクリーチャーの◇能力を使う。
◇カードを2枚引く。
50円

【 GRクリーチャー 】
種族 トリックス / デリートロン / 文明 水 / パワー2000 / コスト4
■マナドライブ6(水):このクリーチャーがバトルゾーンに出た時、自分のマナゾーンのカードが6枚以上で水文明があれば、カードを3枚引いてもよい。 (ゲーム開始時、GRクリーチャーは山札には含めず、自分の超GRに置き、バトルゾーン以外のゾーンに行った場合、超GRの一番下に戻す)
50円
《クリスマⅢ》はマナブースト+貴重すぎるマナ回収です。
ちなみに例えばマナが5枚しかなかったときに《クリスマⅢ》+《天啓 CX-20》というGRの捲り方をすると、先に《クリスマⅢ》でブーストしておけば《天啓 CX-20》のマナドライブを達成できます。覚えておきましょう。

【 GRクリーチャー 】
種族 グランセクト / デリートロン / 文明 自然 / パワー3000 / コスト2
■マナドライブ3(自然):このクリーチャーがバトルゾーンに出た時、自分のマナゾーンのカードが3枚以上で自然文明があれば、このクリーチャーを破壊してもよい。そうしたら、このクリーチャーの◇能力を使う。
◇自分の山札の上から1枚目を、タップしてマナゾーンに置く。その後、カードを1枚、自分のマナゾーンから手札に加えてもよい。
60円
《続召の意志 マーチス》はGRデッキを実質的に10枚にしてくれますので、リソースカードへアクセスしやすくなります。

【 GRクリーチャー 】
種族 メタリカ / ワンダフォース / 文明 光 / パワー1000 / コスト3
■マナドライブ 5 (光):このクリーチャーがバトルゾーンに出た時、自分のマナゾーンのカードが5枚以上で光文明があれば、GR召喚する。(GR召喚:自分の超GRの上から1枚目を、コストを支払ったものとして召喚する) (ゲーム開始時、GRクリーチャーは山札には含めず、自分の超GRに置き、バトルゾーン以外のゾーンに行った場合、超GRの一番下に戻す)
50円
《カット 丙-二式》は、このデッキは貴重な手札に触れる妨害クリーチャーです。

【 GRクリーチャー 】
種族 マフィ・ギャング / デリートロン / 文明 闇 / パワー2000 / コスト3
■マナドライブ5(闇):このクリーチャーがバトルゾーンに出た時、自分のマナゾーンのカードが5枚以上で闇文明があれば、このクリーチャーを破壊してもよい。そうしたら、このクリーチャーの◇能力を使う。
◇相手の手札を見て1枚選び、捨てさせる。
200円
そして《バイナラシャッター》は除去になります。

【 GRクリーチャー 】
種族 ジョーカーズ / ワンダフォース / 文明 ゼロ / パワー2000 / コスト4
■マナドライブ6(J):このクリーチャーがバトルゾーンに出た時、自分のマナゾーンのカードが6枚以上でジョーカーズがあれば、相手のコスト7以下のクリーチャーを1体選び、相手はそれを自身の山札の一番下に置く。 (ゲーム開始時、GRクリーチャーは山札には含めず、自分の超GRに置き、バトルゾーン以外のゾーンに行った場合、超GRの一番下に戻す)
50円
デッキの回し方
①序盤
序盤はとりあえずマナブーストから入りましょう。
《地龍神の魔陣》でカードを拾うパターンは、《フェアリー・ミラクル》が拾えてマナに5文明揃える見込みがあるときくらい。
マナドライブを使ったり、将来的に《Volzeos-Balamord》の召喚を考えると、マナは多ければ多いほどいいです。
ちなみに《獅子王の遺跡》のブーストの都合があるので、リストを弄る際はなるべく単色・多色の枚数配分はあんまり変えない方がいいと思います。
(一応、自分のこれまでの体感だと単色16:多色24くらいが綺麗に回るかな、ってラインですが、《Volzeos-Balamord》のパーツで弄れたりはするので厳密に考え過ぎなくてもいいと思います)
②中盤
《ジョリー・ザ・ジョルネード》を軸に、GR召喚をしつつリソースを増やしていきましょう。
もちろん毎回《ジョリー・ザ・ジョルネード》が引ける訳では無いので、そういうときは《スゴ腕プロジューサー / りんご娘はさんにんっ娘》をプレイしていきます。基本、呪文面から撃っていいです。そっちの方がGR回せるので。
手札とマナはあればあるだけゲームが楽しくなります。
あんまり相手の盤面を触れるデッキではないので、一度リソースを広げた後はサクッとゲームを決めにいきましょう。
③終盤



というわけで、一度リソースを広げたら、後は強力なフィニッシャーたちの出番です。
《ジョリー・ザ・ジョルネード》+《勝熱英雄 モモキング》であれば、《飛翔龍 5000VT》を出された返しでも無視してフィニッシュ可能です。
また盤面にGRが残っている場合には、《禁断竜王 Vol-Val-8》で追加ターンを取りながら勝つことも考えましょう。
《BAKUOOON・ミッツァイル》は単体だと現環境では流石に心許ないですが、他のクリーチャーとくっつくとフィニッシュの精度を上げてくれます。
また当然ながら、マナが上手く伸びていると《Volzeos-Balamord》も強力です。
一度盤面を叩いたり、手札を増やされないように《Volzeos-Balamord》の攻撃を残しながら小型でペチペチ殴っていくと、より安全なフィニッシュを狙っていけます。
デッキの改造案
ここからは、コンセプトはそのままにコスト(金額)制限を緩和したデッキの改造案・採用カードについてざっくり解説していきます。
基本的には様々なカードを採用できる都合、課金プランは無限にあります。
《全能ゼンノー》

【 GRクリーチャー 】
種族 ジョーカーズ / ワンダフォース / 文明 ゼロ / パワー2000 / コスト4
■相手のクリーチャーは、バトルゾーンに出たターン、攻撃できない。
1200円
GRから相手を止めることを考えると、採用したくなります。入れ替え候補は《バイナラシャッター》になるでしょう。
《勝利の頂上 ヴォルグ・イソレイト6th》セット

【 サイキック・クリーチャー 】
種族 キング・コマンド・ドラゴン / 文明 光/火/自然 / パワー6000 / コスト5
■このクリーチャーを自分の超次元ゾーンから召喚してもよい。
■ガードマン(このクリーチャーをタップして、相手クリーチャーの攻撃先を、自分の他のクリーチャーからこのクリーチャーに変更してもよい)
■W・ブレイカー(このクリーチャーはシールドを2つブレイクする)
■GP覚醒リンク:自分の《頂上の精霊 ミラクルスZ》と《頂上龍素 サイクリタ》がある時、それら1体ずつとこのクリーチャーを裏返しリンクさせる。
(ゲーム開始時、サイキック・クリーチャーは山札には含めず、自分の超次元ゾーンに置き、バトルゾーン以外のゾーンに行った場合、そこに戻す)
────────────覚醒後────────────
カード名:勝利の頂上 ヴォルグ・イソレイト6th
カードの種類:サイキック・スーパー・クリーチャー
文明:光/水/闇/火/自然
種族:デーモン・コマンド・ドラゴン
パワー:15000
コスト:15マナ
■T・ブレイカー
■このクリーチャーが攻撃する時、クリーチャーを合計3体まで、自分の手札、マナゾーン、または墓地から出す。
■自分の他のクリーチャーに「ブロッカー」、「ジャストダイバー」、「スレイヤー」、「スピードアタッカー」、「マッハファイター」を与える。
計350円
予算に余裕があれば、これだけは用意して欲しいです。
《獅子王の遺跡》でランプを決めていると15マナになることがあり、そのマナから上記3つを召喚するだけで勝てます。
そうでなくとも、《秩序の意志》などで封印されたクリーチャーの封印を剥がすことも出来るので、あるに越したことはないです。
そこまで高くないカードなので、アドバンスを始める場合は是非。
《魔誕と光喜と楽識と炎怒と哀樹の決断》

【 呪文 】
文明 光/水/闇/火/自然 / コスト5
■次の中から2回選ぶ。(同じものを選んでもよい)自分のエレメントにすべての文明が揃っていれば、かわりにすべてを1回ずつ使ってもよい。
►自分の山札の上から1枚目をシールド化する。
►カードを2枚引く。
►相手の手札を1枚見ないで選び、捨てさせる。
►相手のコスト6以下のエレメントを1つ選び、破壊する。
►自分の山札の上から1枚目をマナゾーンに置く。その後、カードを1枚、自分のマナゾーンから手札に戻してもよい。
580円
当たり前ですが色が強く、持っていたら足してもいいかなというカードになります。入れ替え候補は《霊宝 ヒャクメ-4》でしょうか。
特にこのデッキは相手の盤面を触る手段が少ない構成になっていますので、除去+ブーストとか除去+ドローみたいな形で使う事が多いと思います。
おわりに
という訳で、【5cジョーカーズGR】の紹介でした。
GR召喚は普段オリジナルをやっていると馴染みがないギミックですが、リソースを拡張するという点においてはたいへん暴力的な強さがあります。
「え、こんなに簡単にドローしていいの?」「ドローしながらハンデスしてるだけで盤面に4体並んだんだけど……」みたいなことが起きますからね。
一度やったら病み付きになってしまう魅力がありますので、ぜひ手軽にGR召喚を体験して欲しく思います。
次回がもしあれば、今度は《勝利の頂上 ヴォルグ・イソレイト6th》にフォーカスしたデッキを紹介してみようかなと考えています。
というわけで、今回はここまで。
「実際に組んでみた!」「こんな改造はどう?」などなど、感想やアイディアがあれば#格安デュエマ研究所でツイートしていただければ幸いです。

それではまた次回の記事でお会いしましょう!
【格安デュエマ研究所】研究成果一覧
