このデッキはこんな人におすすめ! |
●安くて楽しいデッキが欲しい! ●超展開からワンショットまで持ち込みたい! ●天門が格安範囲外に移動したのを憂いている ●調べるまで「回転するミニ四駆」程度に思っていた |
こんにちは。あるいはお久しぶりです。『格安デュエマ研究所』研究員の北白河と申します。
今日も今日とて格安をやっていこうと思います。
第132回目となりました当企画『格安デュエマ研究所』。
その名の通り、安くて楽しいカードを活かして格安デッキを研究する…という企画となっております。
今回の主役となるのは……。
《 神楯と天門と正義の決断 》(170円)です。
普通に使うと「トリガーのない《 ヘブンズ・ゲート 》」というべき使いづらさが目立つこのカードですが、今回はこちらにしかできない芸当を駆使してフル活用していこうと思います。
例によってもう少し財布に余裕のある方向けの改造パーツなども紹介しておりますので、ぜひぜひ最後までお付き合いくださいませ。
目次
はじめに:この企画のルール
当企画『格安デッキ研究所』は、ガチまとめライターが持ち回りで低予算デッキを構築・紹介していく企画です。
何をもって「低予算」とするかは難しいところですが、当企画では「シングル価格の合計がクロニクルデッキの定価(=およそ5000円)以内」という基準を設けさせていただきます。
(シングル価格は、執筆時点(2023/11/18)のカーナベル通販価格において最も安いバージョンの状態A(最高品)相当として計算)
もちろんすでに持っているカードを使ったり、カード状態にこだわりがなければ、さらに安く構築することも可能ですね。
また、忘れてはいけないのが『安いデッキは高額デッキの代用品ではない』ということ。あくまで「安いけれど強い・面白い」と言えるような、独自性のあるデッキを追い求めていこうと思います。
デッキのコンセプト
突然ですが。
《 ヘブンズ・ゲート 》が!高い!
突然のエンコマ&ブロッカープッシュにより【巨大天門】が成立し、ここんとこ再録されてないこともあっていいお値段になってしまったこのカード。
格安界でも基本中の基本として知られる戦略だけに、これは大変な痛手です。
そうなると、何か代用品が必要になるんですが……もし同じことをやるなら、まあそちらにしかできないプランで勝ちに行きたいというのは納得いただけると思います。
そんなわけで、今回のように《 神楯と天門と正義の決断 》が主役となったわけですね。
さて。《 ヘブンズ・ゲート 》にないこのカードの強みと言えば、「タップキルやシールド追加が可能な柔軟性」と「シンパシーによる超軽減」。
特に後者が重要。要するに6体並べりゃ1マナで使えるということは、踏み倒した生物がこのカードを引いてくる、あるいは回収できる限りは1マナで連打し続けられるんですよ。
つまり……
こいつら(とマナ)が続く限り、どこまでも盤面を並べていけます。あまりにも効率が良すぎる!
しかも《 僥倖!キンキラ・シャン・メリー 》は横にタマシードがあれば完全耐性持ちになるときたもんだ。ちょうどいい感じにブロッカーを持ってて決断から踏み倒せる《 ルベル・ゴルギーニ 》と合わせれば、フィニッシャーすらこなしてくれますね。
あとは気が済むまで並べたあとに、横に(1か月前の時点で50円であることがわかっている)《 覚醒の精霊ダイヤモンド・エイヴン 》を添えて一斉攻撃を決めれば……
【7軸ガチロボ】のアホ!!!!!!
《 ボン・キゴマイム 》にひっかからない実質SA付与役として環境で活躍しちゃったせいで予定が完全に頓挫しましたが……まあここは、《 ダイヤモンド・ソード 》と《 月から来た科学のウラガワ 》で妥協しましょうか。
あとは、序盤の展開を【メカ】基盤にすれば、安く早く並べられる……
……早く並べられること間違いなし(血の涙を流しながら)!
というわけで、完成したデッキがこちらになります。
デッキレシピ:ブレイク轟牙
総額は4980円。うち半分以上がシェケダンです。全部アイリプスにしたらちょっとはマシになるとは思うんですが……メカ軸にする以上、さすがにさすがに。
というわけで、カード解説に入っていきましょうか。
採用カード解説
本日の主役
《 神楯と天門と正義の決断 》
【 呪文 】
文明 光 / コスト7
■シンパシー:クリーチャー(この呪文を唱えるコストは、バトルゾーンにある自分のクリーチャー1体につき1少なくなる。ただしコストは0以下にはならない)
■次の中から2回選ぶ。(同じものを選んでもよい)
→自分の山札の上から1枚目を裏向きのまま、新しいシールドとしてシールドゾーンに置く。
→光の「ブロッカー」を持つ進化ではないクリーチャーを1体、自分の手札からバトルゾーンに出す。
→相手のクリーチャーを1体選び、タップする。次の相手のターンのはじめに、そのクリーチャーはアンタップしない。
170円
今回の主役にして、シンパシーで軽くなると元ネタを超える活躍を見せる便利な呪文です。踏み台にするためになんか飛んできて、「じゃあそれで直接刺せよ!」って言われる剣。
とりあえず4軽減の3マナくらいで始動しても、2回目以降はシンパシーの値が増えてどんどん軽くなっていきます。
2ターンに渡ってもいいのでとにかくこれでガンガン展開し、防御を固めていくのが理想ですね。
展開ばかりに気を取られて、フリーズとシールド追加の選択肢があることを忘れないようにお気を付けを!
《 僥倖!キンキラ・シャン・メリー 》
【 クリーチャー 】
種族 シャイニング・コマンド・ドラゴン / ハンター / 文明 光 / パワー9000 / コスト7
■ブロッカー
■W・ブレイカー
■自分のタマシードがあれば、このクリーチャーは離れず、自分のターンの終わりにアンタップする。
■このクリーチャーが出た時、自分の光のクリーチャー1体または光のタマシード1枚につき、タマシードまたは呪文を1枚、自分の墓地から手札に戻す。
50円
このデッキのフィニッシャーにして呪文回収エンジンとなる1枚です。どっちかというとドラゴン出してたのは万願寺の方。
呪文・タマシードの回収性能は半端ではなく、特定の呪文しか使わないこのデッキならほぼ「全回収」と言っていいほど。
タマシードがあると完全に離れなくなるので、除去系トリガーが原則効かないのは大きな魅力。もちろん警戒効果(エンド時にアンタップするやつ) を活かしてブロッカーとして運用してもいいですね。
正直めちゃくちゃポテンシャルを感じるカードですので、今から4枚揃えておきましょう。具体的には、《 ナウ・オア・ネバー 》とかと組み合わせた時の……。
あと、この記事の名前が「シャイニングソードブレイカー」になったのはこいつの種族のせいです。決して「お前エンジェル・コマンド・ドラゴンじゃないのかよ!《 ミラクルストップ 》使えねえじゃん!」という恨みで覚えていたからではありません。
ワンショットの立役者
《 ルベル・ゴルギーニ 》
【 タマシード/クリーチャー 】
種族 メカ・デル・ディネロ / スーパーカー・ドラゴン / ACE / 文明 光 / パワー16500 / コスト5
■ブロッカー
■T・ブレイカー
■相手が自分のクリーチャーまたはタマシードを選んだ時、相手のクリーチャー1体または相手のタマシードを1枚選んでもよい。相手はそれをシールド化する。
■自分の光のクリーチャーまたは光のタマシードが合計4つ以上なければ、バトルゾーンにあるこのタマシードはクリーチャーとして扱わない。
■自分のターンの終わりに、自分のクリーチャーとタマシードをすべてアンタップする。
90円
《 神楯と天門と正義の決断 》から出てくるタマシードということで抜擢された逸品。頭に剣が生えてるからガルダフェニックス。
正直「それだけ」ではあるんですが、「あちらを除去するにはこれをいったん選ばなければならない」「その際に除去が発生する」「そもそもこのデッキなら簡単に生物化する上、こいつ自身が巨大ブロッカー」という点から、補完は上々。
道中でも置けるチャンスがあれば置いといていいと思いますよ。
《 ダイヤモンド・ソード 》
【 呪文 】
文明 光 / パワー- / コスト3
このターン、自分のクリーチャーが相手プレイヤーを攻撃することができない効果はすべて無効になる。(召喚酔いや、「このクリーチャーは攻撃することができない」または「このクリーチャーは、相手プレイヤーを攻撃できない」などの効果が無効になる。ただし、この効果によってクリーチャーを攻撃することは可能にならない)
50円
あらゆる障害を無視してとりあえず顔面を殴れるようになる1枚です。これも飛んでくる剣。
攻撃禁止系効果全般を無視できるので、G・ストライクや攻撃禁止トリガーなんかもなんのそので走っていけます。
ごくたまに素で使うケースがあるのは覚えておきましょう。
《 月から来た科学のウラガワ 》
【 クリーチャー 】
種族 デビルマスク / 月光王国 / 文明 光/闇 / パワー8500 / コスト6
■ブロッカー(このクリーチャーをタップして、相手クリーチャーの攻撃先をこのクリーチャーに変更してもよい)
■スレイヤー(このクリーチャーがバトルする時、バトルの後、相手クリーチャーを破壊する)
■W・ブレイカー(このクリーチャーはシールドを2つブレイクする)
■このクリーチャーがバトルゾーンに出た時、コスト4以下の呪文を1枚、自分の手札からコストを支払わずに唱えてもよい。
■オシオキムーン:カードが自分のシールドゾーンを離れた時、呪文を1枚、自分の墓地から手札に戻す。
50円
「出た時に呪文が唱えられる光のブロッカー」という1点で採用された、「もっとマシなカードなかったんか」枠の1枚です。唯1の人型なので、なんか出てくる騎士。
展開の途中で《 ダイヤモンド・ソード 》を踏み倒してワンショットすること以外に特に仕事はないんですが……。
まあ、素のボディがそこそこ優秀+オシオキムーンによる継続的呪文回収が便利なことは覚えておきましょう。たぶんこんなデッキでくすぶっているような奴ではありませんし。
ドロー担当
《 シェケダン・ドメチアーレ 》
【 クリーチャー 】
種族 メカ・デル・ディネロ / 文明 光 / パワー5500+ / コスト5
■ブロッカー
■このクリーチャーが出た時、自分の光のクリーチャーまたは光のタマシード1つにつき、カードを1枚引いてもよい。
■自分の光のクリーチャーと光のタマシードを使うコストを2少なくする。ただし、コストは0以下にはならない。
■シビルカウント5:自分の光のクリーチャーまたは光のタマシードが合計5つ以上あれば、このクリーチャーのパワーを+10000し、「T・ブレイカー」と「このクリーチャーが攻撃する時、相手のクリーチャーを1体選んでもよい。相手はそれをシールド化する」を与える。
640円
「光文明だから」という1点で存在が許されている、超ハイスペックサポーターです。消去法でこいつが鎧輝。
格安とは思えない価格ですが、こいつなしではどうしてもデッキがちゃんと回りませんでした。こういうのを本末転倒と言いますね。
いったん着地してしまえば大量の手札と後続の軽減が入るので、あっという間にコンボになだれ込めるはず。中盤戦のゴールと言える存在です。
連鎖が始まったらその過程で手札を稼ぎつつ、シビルカウントの強化で邪魔な生物を除去する露払い役になってもらいましょう。
《 星姫械 アイリプス/アイリス・アンブレラ 》
【 ツインパクトカード 】
種族 メカ・デル・ステラ / メカ・デル・テック / 文明 光 / パワー5500 / コスト8
種族:メカ・デル・ステラ
■ブロッカー(このクリーチャーをタップして、相手クリーチャーの攻撃先をこのクリーチャーに変更してもよい)
■このクリーチャーが出た時、自分のクリーチャーをすべてアンタップする。その後、自分のクリーチャー1体につき1枚、カードを引いてもよい。
────────────呪文────────────
カード名:アイリス・アンブレラ
文明:光
コスト:2マナ
種族:メカ・デル・テック
■相手のクリーチャーを1体選び、タップする。その後、カードを1枚引く。
50円
《 シェケダン・ドメチアーレ 》が必要だと気付くまでメインのドローソースだった、コモンにしてはやりすぎのドローを持つ1枚。
それ以外は呪文面でタップキルもできるね、くらいしか言うこともないんですが……
もし改造の際にタップ&アンタップによるメカ・メクレイド8を狙ったり《 エメスレム・ルミナリエ 》を使ったりするつもりなら、アンタップ効果を目当てに増やしてもいいと思いますよ。
展開のための頭数
《 撒菱の聖沌 7093 》
【 クリーチャー 】
種族 メカ・デル・ステラ / シノビ / 文明 光 / パワー3000 / コスト1
■ブロッカー(このクリーチャーをタップして、相手クリーチャーの攻撃先をこのクリーチャーに変更してもよい)
■このクリーチャーは、相手プレイヤーを攻撃できない。
50円
言い訳をさせてください。
実は元々この枠には《 忍瞬の聖沌 53nju 》がいたんですよ。
ただ、まともにそちらを運用しようとするとデッキ限定で単価が高い《 忍縛の聖沌 3n9375u 》などの追加の軽量シノビ採用が必須になり、単独で使える中で1番軽くて安いこいつにお鉢が回ってきたわけです。
こうして予算が浮いた!と思っていたところに《 シェケダン・ドメチアーレ 》が飛んできて、浮いた予算は1瞬で沈んだんですが。
とりあえず、スタートデッキ買った人はトリガーになる《 忍縛の聖沌 3n9375u 》をどうぞ。なんなら《 忍瞬の聖沌 53nju 》や《 警鐘の聖沌 n4rc0 》などのシノビをセットで取って、後述する《 聖沌忍法 b4ckd00r 》などを省くパターンもあると思いますよ。
《 忍防の聖沌 h4990u 》
【 クリーチャー 】
種族 メカ・デル・ステラ / シノビ / 文明 光 / パワー2500 / コスト2
■S・トリガー・プラス(このクリーチャーを自分のシールドゾーンから手札に加える時、コストを支払わずにすぐ召喚してもよい。それが相手のターンで、そのターン中に自分のシールドが2つ以上ブレイクされていれば、このクリーチャーにP能力を与える)
■ブロッカー(このクリーチャーをタップして、相手クリーチャーの攻撃先をこのクリーチャーに変更してもよい)
■P−このクリーチャーが出た時、自分のクリーチャーをすべてアンタップする。このターン、自分のクリーチャーは破壊されない。
50円
頭数にして、本当に最低限の受け札です。
トリガー+で出てくるとよほどのことがない限り相手の打点計算を狂わせることができるはず。期待せずに待ちましょう。
《 アシスター・アルデ 》
【 クリーチャー 】
種族 メカ・デル・ステラ / 文明 光 / パワー3000 / コスト2
■ブロッカー
■このクリーチャーは、相手プレイヤーを攻撃できない。
■各ターンに1度、自分のメカを使うコストを1少なくしてもよい。ただし、コストは0以下にならない。
50円
メカのコストを軽減する、お得な1枚です。
事実上《 シェケダン・ドメチアーレ 》のためだけに存在しているのは公然の秘密。
《 聖沌忍法 b4ckd00r 》
【 呪文 】
種族 メカ・デル・テック / シノビ / 文明 光 / コスト3
■自分のメカを1つタップしてもよい。そうしたら、メカ・メクレイド5する。(メカ・メクレイド5:自分の山札の上から3枚を見る。その中から、コスト5以下のメカを1枚、コストを支払わずに使ってもよい。残りを好きな順序で山札の下に置く。)
65円
これまた《 シェケダン・ドメチアーレ 》最速展開の為だけに存在する1枚です。ごくまれに《 ルベル・ゴルギーニ 》のこともありますが。
このカードを使う前に一通り生物を並べておくと、いざシェケダンがめくれた時にお得なのは覚えておきましょう。
《 星姫械 ウェビペテル 》
【 クリーチャー 】
種族 メカ・デル・ステラ / 文明 光 / パワー1000 / コスト2
■G・ゼロ:自分のメカがあれば、このクリーチャーをコストを支払わずに召喚してもよい。
50円
事実上の0マナ獣です。
引いたそばから出せるので、頭数としては上々。せいぜい使い倒してやりましょう。
このデッキの回し方
①最初からフルスロットル!並べて並べまくれ!
まずすべきは、とにかく盤面を並べまくること!
「《 神楯と天門と正義の決断 》を使う」か「そのための準備役になる《 シェケダン・ドメチアーレ 》を出す」がここでの目標となり、どちらのパターンでも頭数は多ければ多いほどお得です。
この際のオプションになるのが、《 聖沌忍法 b4ckd00r 》。3ターン目に使えると、最速《 シェケダン・ドメチアーレ 》や《 ルベル・ゴルギーニ 》チャンスが生まれてお得です。
ここのフェイズについては正直「がんばれ!」としか言えないんですが、わざわざ攻撃不能の1マナブロッカーまで搭載しているんです。頑張ってください。
②決断連打でメカを投げ入れろ!
準備が整ったら、何はともあれ《 神楯と天門と正義の決断 》から《 僥倖!キンキラ・シャン・メリー 》やドロー持ちを展開!
回収やドローでキーパーツを次々揃えつつ、おそらく1マナになっているであろう《 神楯と天門と正義の決断 》の連打を狙います。
この過程で手札に《 ルベル・ゴルギーニ 》《 月から来た科学のウラガワ 》《 ダイヤモンド・ソード 》と揃えたうえで、ラスト1回の決断まで展開していきます。
③決めろ!シャイニングソードブレイカー!
最後の決断で展開するのは、《 ルベル・ゴルギーニ 》《 月から来た科学のウラガワ 》!
ここで《 ダイヤモンド・ソード 》を踏み倒すと、《 僥倖!キンキラ・シャン・メリー 》が「離れずG・ストライクも効かない2打点フィニッシャー」に変貌します!
オールタップ系か《 終末の時計 ザ・クロック 》以外ではまず止まらないアタッカーですし、そもそも腐るほど頭数が並ぶので打点は十分以上です。安心して殴りまくっていってくださいね。
採用候補のカード
えーと。まずは、これです。
《 覚醒の精霊ダイヤモンド・エイヴン 》
【 クリーチャー 】
種族 エンジェル・コマンド / 文明 光 / パワー5500 / コスト7
ブロッカー
このクリーチャーは、相手プレイヤーを攻撃できない。
このクリーチャーをバトルゾーンに出した時、そのターン、自分の他のクリーチャーが相手プレイヤーを攻撃することができない効果はすべて無効になる。(召喚酔いや、「このクリーチャーは攻撃することができない」または「このクリーチャーは相手プレイヤーを攻撃できない」などの効果が無効になる。ただし、この効果でクリーチャーを攻撃することはできない)
2280円
だって……そりゃそうだろ!こいつの存在を再現するために2種類も素で使えない無駄カード積んでるんだぞ!誰だよ「発見」したやつ!
……はい。とりあえず《 神楯と天門と正義の決断 》を連打してから殴るタイプのデッキなら、たぶんだいたい入れていいはずです。
《 月から来た科学のウラガワ 》と《 ダイヤモンド・ソード 》の代わりに何枚かどうぞ。
また、今回の《 僥倖!キンキラ・シャン・メリー 》+《 神楯と天門と正義の決断 》ギミックは、光のブロッカー数体と展開力さえ確保すればかなり応用が利きそうな気配があります。
メタリカ+《 エメスレム・ルミナリエ 》+《 星姫械 アイリプス 》とかは実際に考えましたし、身も蓋もないですが《 ナウ・オア・ネバー 》絡めてもいいわけですし。
他にもGR召喚でとにかく頭数を並べて軽減したり、回収して嬉しいG・ゼロ呪文を絡めてみたりするのも楽しげですね。
あとは……《 カエル B ジャック 》や《 無限杖 フェニクジャーラ 》を絡めると、任意の呪文を連射できるかもです。そちらを踏み倒す手段を用意できるなら是非どうぞ。
おわりに
というわけで、クラッシュギアでした。
ちなみに、当初のアイデアではこんな感じだったと思います。
ここにエイヴン暴騰や中盤のドロー足りなすぎ問題が重なって今の形になったわけですね。この時からルベルいたから「シャイニングソードブレイカー」って言うつもりではあったけど。
なんにせよ、やろうとしていたことができなくなった際にどこまでリカバーを利かせられるかにはだいぶ知識が要求されます。
もし何らかの事情で構築が躓いた時、「別のカードで近いことができないか?」と考えてみるのは、まだ見ぬカードに触れるきっかけにもなりますのでぜひお試しください。
まあ……今回はその「別のカード」が《 シェケダン・ドメチアーレ 》だったので何もかもダメなんですが……。
「実際に組んでみた!」「こんな改造はどう?」「実体をぶつけ合わせるホビー、結局履修しなかったな……」などなど、感想やアイディアがあれば#格安デュエマ研究所でツイートしていただければ幸いです。
それでは、次の記事で。北白河でした。