【アセビ】特別企画・デュエパデッキで通常構築!?【ツラトゥストラ】

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【アセビ】特別企画・デュエパデッキで通常構築!?【ツラトゥストラ】

今年も『エキサイティング・デュエパ・デッキ』の季節がやってきた!

デュエパデビューに最適な『エキサイティング・デュエパ・デッキ』。

だけど、強力でユニークな新カード達は通常構築でも活躍できるはず。

本記事では、そんな「デュエパデッキのカードを使ったオリジナルのデッキ」を紹介していくぞ。

「デュエパデッキのカード、4枚も持ってないよ!」という時は、カード画像や購入ボタンから飛べる販売ページも有効に使ってみてほしい。

目次

企画概要

本記事では、『エキサイティング・デュエパ・デッキ』の新規カードを活かしたデッキを紹介していく。

構築に際しては、新カードを4種類以上採用するという縛りを設けてみた。

なお、デュエパのルール上、超次元ゾーンや超GRを活用するカードはほとんど存在しない。そのため、構築レギュレーションはオリジナルとした。

また、カードの入手難度については考慮していない旨もお断りしておく。

デッキ① アセビのオーロラ腹黒パレード

まずは『アセビと異世界フェアリーたち』の新カードを活用したデッキを組んでいこう。

もちろん主役は《百景妖精アセビ=アンドロメダ=クシナダ》。

【 NEOクリーチャー 】
種族 スノーフェアリー / オリジン / 文明 光/水/自然 / パワー7500 / コスト5

■NEO進化 :光、水、または自然のクリーチャー1体の上に置いてもよい。(カードが下にあれば、これをNEO進化クリーチャーとして扱う)
■ジャストダイバー
■W・ブレイカー
■このクリーチャーが出た時または攻撃する時、カードを1枚引く。その後、コスト4以下のスノーフェアリーを1つ、自分の手札またはマナゾーンから出してもよい。
■自分のクリーチャーが破壊される時、墓地のかわりにマナゾーンに置いてもよい。

パートナーゾーンから呼び出せるデュエパと異なり、通常構築ではコイツを着地させる方法を考えたいところだ。

スムーズに繋がりそうなのは、《完璧妖精サエポヨX》+《 妖精のイザナイ オーロラ 》のシナジー。

《サエポヨX》で1コスト軽く《オーロラ》を召喚、ハイパーモードのために《オーロラ》をタップすることで光臨能力を誘発させよう。

また、《サエポヨX》以外にも優れた初動クリーチャーが揃っているのはスノーフェアリーならでは。

特に《 霞み妖精ジャスミン 》は、《百景妖精アセビ=アンドロメダ=クシナダ》の「墓地のかわりにマナに飛ぶ」効果と好相性
マナ召喚やコスト軽減と組み合わせて、マナゾーンをどんどん潤わせてくれるぞ。

デッキレシピ紹介

というわけで、完成したデッキがこちら。


前述のように2コスト域の初動が充実していることはもちろん、4コスト域の選手層も厚いデッキとなっている。

お馴染み《恋愛妖精アジサイ》はもちろん、マナ召喚による展開補助と、詰めのサブプランを兼ねる《執着妖精クロッカス》も注目の戦力だ。

新録カードの面々が受け札として優秀なのも嬉しいところ。
なお、《海遊妖精アルメリア》は味方の強制バトル系効果もキャンセルしてしまうため、それらの効果を持つカードは採用を見送った。

また、火文明をタッチして《龍后妖精エリカッチュX》も採用してみた。

【 クリーチャー 】
種族 ジャイアント・スノーフェアリー / ドラゴンの花嫁 / 文明 水/火/自然 / パワー6000 / コスト5

■ジャストダイバー
■W・ブレイカー
■自分のスノーフェアリーが破壊される時、墓地に置くかわりにマナゾーンに置く。
■各ターンの終わりに、カードを1枚、自分のマナゾーンから墓地に置いてもよい。そうしたら、スノーフェアリー・メクレイド5する。

やっぱり、せっかくのスノーフェアリーデッキなら『ファンタジーBEST』組も活躍させたいしねえ。

最後はお馴染み、《氷結龍 ダイヤモンド・クレバス》で特大の打点を生成してフィニッシュだ。

【 進化クリーチャー(超無限進化Ω) 】
種族 スノーフェアリー・ドラゴン / 文明 自然 / パワー3000+ / コスト4

■超無限進化・Ω:自分のスノーフェアリーを1体以上、墓地、マナゾーンまたはバトルゾーンから選び、このクリーチャーをその上に重ねつつバトルゾーンに出す。
■このクリーチャーの下に重ねたカード1枚につき、このクリーチャーのパワーを+3000する。
■パワード・ブレイカー(このクリーチャーは、そのパワー6000ごとにシールドをさらに1つブレイクする)
■このクリーチャーがバトルゾーンを離れた時、下に重ねてあったカードをすべて手札に加える。

踏み倒し手段が豊富なデッキなので、意外なタイミングで投げ込めることも多くて楽しいぞ。

なお、パーツ集めに際してはデッキレシピ下部の「価格をシミュレーション」→カードを選択することで、販売ページに直接遷移することが可能となっている。
必要なパーツをまとめて購入できるので、ぜひ活用いただきたい。

回し方

ざっくりと採用カードを紹介したので、ここからは実際のゲーム展開を大まかに解説しよう。

初動

このデッキならば2ターン目からほぼ確実に始動できるはず。多色カードは必ず1ターン目に埋めておこう。

2コスト域で真っ先に出したいのは、やはり《完璧妖精サエポヨX》。次いで《霞み妖精ジャスミン》といった優先順位だ。

基本は上述の通りなんだけれど、相手に自然文明が見えたなら「マッハファイターの起点にされるのを防ぐため《ジャスミン》を優先する」みたいなパターンもあることは覚えておこう。

中盤

4コスト域でのアクションは、初動によってちょっと変わってくる。

《完璧妖精サエポヨX》がいるならば《妖精のイザナイ オーロラ》を最優先・そうでない場合は《恋愛妖精アジサイ》で手札の増強を目指そう。

また、このあたりで《怪盗妖精カサブランカ》を立てておけると、手札に来てしまった多色カードを処理しやすくて安心だ。

《オーロラ》の光臨や、《カサブランカ》のマナ染色を活かして、主役である《百景妖精アセビ=アンドロメダ=クシナダ》にアクセスしよう!

フィニッシュ

《アセビ》の登場時効果や《サエポヨ》《執着妖精クロッカス》のマナ召喚を駆使することで、盤面に大量のスノーフェアリーが展開できるはず。

《執着妖精クロッカス》を複数立てて過剰打点で殴るか、クソデカ《氷結龍 ダイヤモンド・クレバス》を作って殴るか、いずれかのプランでフィニッシュしよう。

改造案

解説の項でチラッと述べたように、このデッキは《海遊妖精アルメリア》との兼ね合いで強制バトル・代理バトル系の効果を不採用とした。

逆に《アルメリア》を削り、バトル系効果を入れてみるのもアリだろう。

また、初動かつフィニッシュ要員にもなる《珊瑚妖精キユリ》も採用候補だ。何やかんや、選ばれないクリーチャーがいてくれると頼もしいからね。

【 クリーチャー 】
種族 スノーフェアリー / チームウェイブ / 文明 水/自然 / パワー2000 / コスト2

■各ターン、自分のクリーチャー1体目の召喚コストを1少なくしてもよい。ただし、コストは0以下にはならない。
■相手がクリーチャーを選ぶ時、このクリーチャーは選べない。(ただし、このクリーチャーを攻撃またはブロックしてもよい)

デッキ② ツラトゥストラのクリスタルボルコン

続いてもう一つのデッキ・『ツラトゥストラは水晶と語らう』の構築だ。

キーカードは《偽神殺しのツラトゥストラ》。

【 ツインパクトカード 】
種族 オラクル・セレス / 文明 光/闇/火 / パワー5500 / コスト5

■ブロッカー
■このクリーチャーが出た時、または自分のターンのはじめに、相手の手札が自分のより多ければ、カードを1枚引く。その相手のマナゾーンにあるカードが自分のより多ければ、自分の山札の上から1枚目を、裏向きのままマナゾーンに置く。
■自分の手札にあるアンノウン・クリーチャーすべてに「水晶ソウル2」を、自分の手札にあるゼニス・クリーチャーすべてに「水晶ソウル3」を与える。
■各ターンに一度、このクリーチャーが離れる時、かわりに自分のマナゾーンにある裏向きのカードを2枚、表向きにしてもよい。

コイツがちょっと悩ましい存在であり、

  • 水晶マナを推奨(ダジャレ)する一方で自身は3色を要求
  • アンノウンやゼニスをサポートするが自身はオラクル・セレス

という2点から、デッキのバランス調整が難しい。

色マナの問題は《「あれが水晶の頂天に君臨する者の玉座だ!」》の水晶武装や、3色カードで色を賄いやすくするのが良さそうだ。

また、デッキ全体の無色カード採用数を抑え、マナゾーンに無色カードが固まりすぎないようにしたい。

マナも手札も伸ばしつつクリーチャーも残る《策士のシダン ニャハン》→《悟りのクリス アラヤシキ》ペアを残し、他の無色カードは大きく削ることとした。

これら小型オラクルを残したことで、《聖邪のサトリ バジル》が置きドローとして扱いやすくなったぞ。

【 クリーチャー 】
種族 オラクル・セレス / ヒューマノイド / 文明 光 / パワー2500 / コスト3

■ブロッカー(このクリーチャーをタップして、相手クリーチャーの攻撃先をこのクリーチャーに変更してもよい)
■自分の他のオラクル、アンノウン、またはゼニスが出た時、カードを1枚引いてもよい。
■水晶武装2:自分のマナゾーンに裏向きのカードが2枚以上あれば、このクリーチャーに「エスケープ」を与える。(「エスケープ」を持つクリーチャーが破壊される時、墓地に置くかわりに自分のシールドを1つ手札に加えてもよい。ただし、その「S・トリガー」は使えない)

デッキレシピ紹介

というわけで、完成したデッキがこちら。


メインアタッカーはゼニスではなく、《偽りの名 ルカニド》。

【 クリーチャー 】
種族 ボルケーノ・ドラゴン / アンノウン / 文明 火 / パワー7000 / コスト7

■スピードアタッカー
■W・ブレイカー
■このクリーチャーが攻撃する時、相手の、パワー11000以下の「ブロッカー」を持つクリーチャーを1体選び、破壊する。
■水晶武装4:このクリーチャーがシールドをブレイクする時、自分のマナゾーンに裏向きのカードが4枚以上あれば、相手はそのシールドをかわりに墓地に置く。

ちなみに執筆時点でシングル価格が30円だった。買い。

コイツのシールド焼却で詰めるべく、露払いとしてコントロール性能の高いオラクルを中心に採用した。

特に《聖邪のサトリ ミント》はハンデスしつつドローもこなす、非常に優秀なクリーチャー。コイツでリソースに差をつけていきたいところだ。

水晶チャージャーも、除去になる《ジャッジ・水晶チャージャー》を優先採用した。

【 ツインパクトカード 】
種族 オラクル・セレス / ヒューマノイド / 文明 光 / パワー2000 / コスト2

■相手のクリーチャーが出た時、そのターン、そのクリーチャーは攻撃できない。

────────────呪文────────────
カード名:ジャッジ・水晶チャージャー
文明:光
コスト:3マナ

■相手のマナゾーンにあるカードの枚数より大きいコストを持つ相手のエレメントを1つ選ぶ。相手はそれを山札の下に置く。
■水晶チャージャー(この呪文を唱えた後、墓地に置くかわりに、裏向きにしてマナゾーンに置く)

また、火文明のアンノウンといえば忘れちゃいけない《偽りの希望 鬼丸「終斗」》ももちろん採用。

【 クリーチャー 】
種族 レッド・コマンド・ドラゴン / アンノウン / 文明 火 / パワー6000+ / コスト6

■相手のマナゾーンに多色カードがあれば、このクリーチャーの召喚コストを3少なくする。
■スピードアタッカー
■W・ブレイカー
■自分のターン中、このクリーチャーのパワーを+4000する。
■このクリーチャーが出た時、相手のクリーチャーを1体選んでもよい。その選んだクリーチャーとこのクリーチャーをバトルさせる。
■自分のクリーチャーがバトルに勝った時、カードを1枚引いてもよい。

強制バトルによる除去にドローが付いてくるの、あまりにも盛りすぎている……!

繰り返しのご案内ではあるけれど、デッキレシピ下部の「価格をシミュレーション」→カードを選択することで、販売ページに直接遷移することが可能となっていることも書き添えておく。
必要なパーツをまとめて購入できるので、ぜひ活用いただきたい。

回し方

初動

まずやりたいことが、3色カードのマナチャージ

《リーダー・水晶チャージャー》による手札増強なんかはつい狙いたくなってしまうけれど、色が揃うことの方が大事。

水晶チャージャーとして唱えると無色マナになってしまうこともあって、むしろ率先して色マナ源として埋めたいところだ。

中盤

3~5ターン目くらいの間に、オラクル達にリソース格差を広げてもらおう。

《策士のシダン ニャハン》→《悟りのクリス アラヤシキ》が強烈なアクションなのは前述の通り。

ただ、自分のリソースを稼ぐよりも相手の足を引っ張った方が刺さる場面も多い。

それほどメタクリが痛いデッキではないので、ハンデスを優先して使うのが基本プランになるはずだ。

フィニッシュ

もちろん詰めは《ボルメテウス》……もとい《偽りの名 ルカニド》!

水晶武装4が達成できている場面ならば、《「祝福」の頂天 ウェディング》も最大まで軽くなっている。《ウェディング》でシールド化させたカードを、片っ端から《ルカニド》で焼却しよう!

改造案

今回はかなり「オラクルコントロール」みたいな構成になっている。《偽神殺しのツラトゥストラ》をフル活用するならゼニスだろ!と言われたらその通りではあるので、ゼニス・無色に寄せたデッキとして組み直すのもアリだろう。

もちろんそうなると、最強クラスのゼニスを採用したいところだ。

【 クリーチャー 】
種族 エルドラージ / ゼニス / 文明 ゼロ / パワー15000 / コスト15

■飛行(このクリーチャーは、飛行を持たないクリーチャーから攻撃もブロックもされない)
■T・ブレイカー
■このクリーチャーが召喚によってバトルゾーンに出た時、このターンの後もう一度自分のターンを行う。
■このクリーチャーが攻撃する時、相手はバトルゾーン、シールドゾーン、マナゾーンにある自身の表向きのカードを合計6枚選び、墓地に置く。
■エターナル・Ω(このクリーチャーがバトルゾーンを離れる時、かわりに手札に戻す)

ただ、無色ゼニスを強く使うデッキならば、むしろ『誓いの水晶』のような自然+ゼロ文明のデッキの方が扱いやすく仕上がってしまう。どう差別化するかが腕の見せ所になりそうだ。

むしろ大型アンノウンを活用するデッキとして組んでいくのが良いかもしれない。『エキサイティング・デュエパ・デッキ』でも同時収録されていた《偽りの王 ナンバーナイン/歓喜の歌》なんかはフィニッシャー適性も高く、良いデッキが組めそうだ。

【 ツインパクトカード 】
種族 キング・コマンド・ドラゴン / アンノウン / 文明 光 / パワー9000 / コスト9

■W・ブレイカー(このクリーチャーはシールドを2つブレイクする)
■相手は呪文を唱えることができない。

────────────呪文────────────
カード名:歓喜の歌
文明:光
コスト:3マナ

■自分の山札の上から9枚を見る。その中からコスト9のカードを1枚、相手に見せてから手札に加えてもよい。残りをシャッフルし、山札の一番下に置く。

さいごに

今回は「デュエパデッキで通常構築!?」と題して、『エキサイティング・デュエパ・デッキ』のカードをオリジナルフォーマットで紹介してみた。最後までお読みくださった皆様に感謝したい。

ユニークな効果が多い『エキサイティング・デュエパ・デッキ』だからこそ、一工夫すると通常構築でも面白いデッキを生み出せる。
デュエパプレイヤーの皆さんはもちろん、通常構築しか遊んでいない皆さんも、この機会にぜひ『エキサイティング・デュエパ・デッキ』と新カードを手に取ってみてほしい。

それではまた、次回の記事にて!


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