【はじめてのデュエマ】未経験者にティーチング!~実践編~

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【はじめてのデュエマ】未経験者にティーチング!~実践編~

デュエマ未経験の新小1は、果たしてデュエマを楽しんでくれるのか!?

本記事は、筆者のティーチング経験に基づいて、未経験者にデュエマを教える企画の後編です。

入門デッキの準備と注意点、そして用意した5デッキは前編にて解説していますので、ぜひ併せてお読みください。

この後編では、実際に小1の甥にデュエマを教えた際の模様をお届けします。

目次

登場人物

ばにら所長

この記事や格安デュエマ研究所、デュべり部なんかを書いている人。

でも甥からは生き物オタクでおもちゃ博士だと思われている。

この4月から小1になった、所長の甥。「ひらがなとカタカナが読める」ということでこの企画に巻き込まれた。

伯父のことは生き物オタクでおもちゃ博士だと思っている。

ティーチング開始・その前に

おっす~

おーす!!

それじゃ今日は、「デュエマ」っていうカードゲームを体験してもらうぞ

カードゲーム?

そう、お互いに40枚のカードを用意して、相手を攻撃するゲームだよ

ポイント:まずはゲームの概要をカンタンに伝えましょう!

遊び方はこのあと教えるから、まずは使いたいカードを選んでみてくれ!

赤い火のカード、緑の自然のカード、黄色い光のカード、青い水のカード、黒い闇のカードがあるよ

おれ、ほのおがすき!

そしたらこの火のデッキを選ぶんじゃな?

ポケモンじゃん


次に、対戦相手の俺が使うデッキも選んでくれ

くさのやつ!くさはほのおによわいから!

ポケモンじゃん


なにこれ!《ちんぱんじー》だって!よわそう~!!

(予想通りのリアクションすぎんだろ……)

よし!これでお互いの使うデッキは決まったね!

ポイント:いくつかデッキを用意して選んでもらえるとベター!「自分で選んだ」という愛着を持ってもらいやすい、はず!

ポイント:ちなみに今回はたまたま火VS自然となったので、ブロッカーの説明が不要に。本当に単純化して伝えたいなら、この組み合わせが良いかもしれません。

デュエマ!スタート!!

前提のティーチング!

それじゃ、このマットの上でゲームしてみるよ!

ポイント:カードの配置がわかるプレイマットがあると便利です!

まずはカードのオモテを見ないでよく混ぜて、上から5枚を「シールドゾーン」って書いてあるところに並べてね

うらがえしのまま?

おっ良い質問!そう、裏返しのまま、自分にも相手にも分からないように置いてね

おけたよ

この5枚のシールドが、自分を守るカベになります!

相手のカベを壊して、カベのない相手を攻撃すれば勝ちだよ!

ポイント:勝利条件を最初に解説しましょう。シールドを実際に並べてから説明すると分かりやすいはず!

残りのカードは「山札」のところに置いて、

そこからもう5枚カードを引いてみよう

みたらダメ?

さっきから良い質問してくれて助かるぞ!今回は自分だけ見てOKだよ、俺には見せないでね!

ポイント:質問しづらい空気を作るのはNG。今回は相手が低学年ということもあり、質問したこと自体を褒めて積極的な質問を促しています。

今引いたカードが、一緒に戦ってくれるカードです!

おなじカードが4まいある!

……

もっかい混ぜて引き直そうか

ポイント:ゲームの流れを覚えてもらうこと&楽しんでもらうことが主題なので、初手が事故ったときは引き直してしまうのがオススメです。

こんどはちがうカードきた!

おっけー、そしたら引いたカードをよく見てほしいんだけど、

左下に数字があるのが「クリーチャー」のカード!

くりーちゃー

左下の数字がそいつのパワーで、たとえばさっきの《ちんぱんじー》なら、パワーが4000のクリーチャーってことだね

ええ~!?《ちんぱんじー》つええ~~!!!

(予想通りのリアクションすぎんだろ……!)

ただし!強いクリーチャーを呼ぶには、呼ぶためのエネルギーが必要です!

それがこの、左上の数字だね

《ちんぱんじー》だと2だね

この「マナゾーン」に力をためて、たまった力が2になると《ちんぱんじー》が出せます

強いクリーチャーを出すには、たくさんの力をためないとダメだぞ!

ポイント:マナの概念は解説が難しいポイント。今回は低学年向けということで「コスト」という感覚自体が希薄なことから、「エネルギーを溜める」という表現にしてみました。
ケシカスくんのティーチング漫画で使われていた「桃太郎で言うところのきびだんご」という喩えもオススメ。

対戦スタート!

1ターン目

あとは対戦しながら覚えようか

よろしくお願いします!

よっしゃー!かつぞー!

挨拶しろ挨拶

はーい、よろしくおねがいします

ポイント:礼に始まって礼に終わることは最初のティーチングで絶対に伝えるべき。保護者同伴のティーチングだったりすると、ここをちゃんとすることで信頼を得られるケースもあったりします。

このゲームは、自分の番→相手の番→自分の番……って交互に進むんだけど、今回は説明のために俺から始めるね

ポイント:先攻を貰うのはお手本になるためと、「先攻1ターン目ドローなし」の解説を後回しにするため。2回戦以降で「実は……」って説明しちゃえば良いのです。

手札のカードを1枚、マナゾーンに置きます!

覚えてるかな?さっき言ったエネルギーを溜めるのはこうやります!

2つためてもいいの?

良い質問だけどダメです!自分の番ごとに1枚ずつ置いてね

マナゾーンにカードを置くときは、逆さまに置くよ!

これで俺の番は終わりで、甥くんの番だ

自分の番が来たら、山札からカードを1枚引けるぞ!

ポイント:ターンの流れは口頭でガイドしていきましょう!ターン進行表を手元に置いておけるとベター。

カードひいた!

そしたら、今持ってる6枚のうちどれかをマナゾーンに置こう

え~?

どれがいいか困ったら、「ダブってるやつ」か「左上の数字が一番でかいやつ」がいいよ

じゃあこいつ!マナゾーン!

いいぞ!これでマナゾーンが1枚になったから、左上の数字が「1」のクリーチャーが呼び出せるよ!

1のやついた!

それじゃあ、コイツを呼び出そう!

クリーチャーを呼ぶときは、同じ数だけマナゾーンのカードを横向きにしてね

ポイント:マナのタップ、割と忘れがちなのでその都度フォローしてあげると◎。

これでたたかえる!

ただし!出たばっかりのクリーチャーは「召喚酔い」って言って、寝ぼけて動けません!

なので今度は俺の番だね~

え~……

2ターン目

そしたら俺も1枚引いて、マナゾーンにカードを1枚置くよ!

これでマナゾーンが2枚!

出てこい!《ちんぱんじー》!!

でたwww《ちんぱんじー》www

(《 ちんぱんじー 》ウケすぎだろ……!!)

《ちんぱんじー》も出たばっかりだから、俺の番は終了!

おれのばん!

1枚引く前に、さっき横向きにしたマナゾーンが復活するよ!

ポイント:ターン開始時のアンタップやドローも忘れがちなので、毎ターン確認してあげましょう。

1まいひいて、

また何か1枚マナゾーンに置こう、これで2枚になるね

じゃあコレだす!

《襲撃者「鎧」ドライブ》!カードに何か書いてあるね!

えーと、スピードアタッカー このクリーチャーはしょうかんよいしない

つまり、出てすぐに攻撃できるってこと!

ポイント:テキストを読んでもらうよう誘導しつつ、分かりにくいようなら意味を解説してサポートしましょう!

こうげきってどうするの?

カードを横向きにするのが攻撃の印!

攻撃したら相手のシールドを1つ壊せるから、どれを攻撃するか選んでね

これ!まんなか!

グアア

壊されたシールドは、持ち主の手札になるよ

そしてさらに、さっき出した《ホップ・チュリス》も戦えるね!

こいつもこうげきできるの?

あ、そうそう!1体だけしか攻撃できないわけじゃないよ!

ポイント:経験者が予想していない勘違いや混乱をしていることもよくあるので、当たり前に思えることもコマメに確認&解説しましょう。

じゃあこうげき!

これで俺のシールドは残り3枚!ここで攻撃終了、俺の番だね

3ターン目

俺の3ターン目!1枚引いて、マナゾーンにカードを1枚置くよ

これでマナ3枚、《パーパット・スカラベ》召喚!

5000!?

コイツは特殊能力によって、出た時に相手クリーチャーに攻撃ができるんだ!

ポイント:「今これを詳しく解説したら混乱させちゃうな~」という場合は、うまいこと(嘘にならない範囲で)端折るのも大事です。今回はクリーチャーへの攻撃やバトルを説明する前だったので大雑把に解説。

《ホップ・チュリス》を攻撃!パワーが低い方は倒されて墓地に行くぞ

ポイント:バトル及び墓地の概念が初登場したので簡単に解説しました。なお、《ホップ・チュリス》を先に処理したのは、既に実質バニラの《「鎧」ドライブ》を残した方が盤面が単純になるからです。

さらに《ちんぱんじー》でシールドを1枚攻撃、ブレイクするぞ!

《ちんぱんじー》つええ~!!!

……

もう攻撃できるやつは残ってないから、俺の番は終わりだよ!

おれのばん!

横向きカードを復活させて、1枚引いて、マナゾーンに1枚置く……だったね

おこして、ひいて、おいて……

マナゾーンが3まいでも、2のやつだせる?

出せるよ~

そしたらこれだす!

この場合、マナゾーンは2枚しか使ってないから、もし1で出せるやつがいたらそれも出せるよ

じゃあこれもだして、

さっきのやつでこうげき!

はじっこのシールド!

お、S・トリガー!《バイン・トラップ》!

S・トリガーは、壊されたシールドから飛び出す特別なカードだよ!

コイツの効果は、敵1体をマナゾーンに移動させちゃう!

《強戦士フレイム・クロー》をマナ送りだ!

やられちゃった……

そして俺の番だね

4ターン目

じゃあ俺は、横向きのカードを起こして、1枚引いて、マナゾーンにカードを1枚置くよ

そして手札から2枚目の《バイン・トラップ》!

えー!?

《ホップ・チュリス》をマナゾーンへ!

ポイント:これ完全に偶然なんですが、マナ送り系の除去は足止めしつつ相手にリソースを与える=切り札を召喚するお膳立ても兼ねるので、ティーチャー側のデッキとしては良い塩梅でした。

そして攻撃!《ちんぱんじー》でシールドを1枚!

さらに《パーパット・スカラベ》でもう1枚!

やべー!まける!

俺の番は終わりだよ

おれのばん……

あれ?5のやつもだせる? 

マナゾーンが溜まってるからね、出せるよ

じゃあつえーやつだせる!《ボルザード・バーンエッジ》!

あっまずい!!

スピードアタッカーだから、《ボルザード・バーンエッジ》でこうげき!

さらに《ボルザード・バーンエッジ》はもう1つの効果があるぞ!

ダブルブレイカー このクリーチャーはシールドを2つブレイクする……

シールドを2つブレイク!!

これで俺のシールドは無くなったので……

おれのかちだ!

まだだよ!!

シールドのない相手に最後の攻撃をすると勝ちだよ

ポイント:予備知識なしでプレイする人、マジでこれ勘違いしがち。しっかり伝えましょう。

こうげき!

見事……ワシの負けじゃ……!

いえ~~~~い!!!

ポイント:教える側はしっかり負けましょう。勝利を経験するところまで含めてティーチングです。もしどうしてもティーチャー側が勝ってしまう場合には、相手に「惜しかった」と思ってもらえるようなトークを織り交ぜましょう。

ポイント:あと実は、このゲーム内で「タップしたクリーチャーへの攻撃」は教えていません。これ以上詰め込むと混乱するな、と感じたため、2ゲーム目で「実はね」と教えることとしました。このあたりは相手の慣れに応じて小出しにするのが良いでしょう。

終えてみて……

そんじゃ、初デュエマを終えてのアンケーt

ちょうおもしろかった!もういっかいやろう!

早いよ!!

というわけで、デュエマを楽しんでもらうことは大成功でした!

デュエマの世界へようこそ!

そんなキミには、デュエマ世界への招待状を差し上げよう

なにこれ?あけていい?

もちろん

(ぺりぺり……)

すげえ!キラだ!!ぜんぶキラだ!!!これはいちばんキラだ!!!!ほかはにばんめにキラだ!!!!

聞いたことない日本語を口走り始めた

ポイント:招待状パック、もし用意できるならオススメです。「デュエマへようこそ」の演出としてめっちゃ良いので。ただしタマシードの説明が必須。

おまけ:2ゲーム目ダイジェスト

おれこんどは、やみつかいたい!

主人公の道を歩むなあ


敵に回るなら、光デッキに悪人面のアイツ入れて相手しようか

なにこいつ~、きもーい!

(またしても予想通り!)

というわけで始めた闇デッキVS光デッキ。

1コストクリーチャーで攻勢をかける光が有利……かと思いきや《麗迭人形ジェニー》《麗迭人形ジェニー》からの除去連打によって戦線がガッタガタに。

やみちょうつええ~!!

ブロッカーでの延命も《スライサー=グライサー》に打ち砕かれ、見事フルボッコにされました。

チーズマンさいきょう!!

誰がチーズマンだ!

おわりに

というわけで、デュエマ未経験だった小1は見事、デュエマプレイヤーへの第一歩を踏み出しました。

デュエマは基本ルールの完成度が高く、シンプルなカードだけで遊んでも大いに楽しめると感じます。

ぜひカードゲームをやっていないご家族やお友達にも、デュエマの楽しさを経験してもらってください。本記事がそのヒントとなれれば、これほど嬉しいことはありません。

それでは次の記事にて。良いデュエマライフを!


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