このデッキはこんな人におすすめ! |
●安くて楽しいデッキが欲しい! ●やっぱり切り札といえばジョニー! ●引き金は二度引きたい! ●一発ネタがすべてだ! |
ジョー編の終了から、もうすぐ1年。
ジョーカーズへの注目度が下がった今こそ、安くジョーカーズを楽しむチャンスだ。
ジョーカーズの切り札といえば、ジョラゴンやモモキングもいるけれど、何といってもやっぱり《ジョニー》!
今回は《ジョニー》を使ったジョーカーズデッキを紹介するぞ!
一発ネタがすべてだ!
目次
格安デュエマ研究所とは?
『格安デュエマ研究所』は、デュエル・マスターズの安くて・楽しいデッキを構築・紹介していく企画だ。
「格安」の定義として、「シングル価格の合計がクロニクルデッキの定価(=およそ5000円)以内」と設定している。
※シングル価格は、執筆時点(2023/5/21)のカーナベル通販価格において最も安いバージョンの状態A(最高品)相当として計算
もちろん、すでに持っているカードや傷アリカードを使えば、もっと安く構築することが可能だ。
また、「安い=弱い」ではないし、格安デッキは高額デッキの代用品や劣化版でもない。独自の強さや面白さを持つデッキを研究・紹介していくぞ!
デッキのコンセプト
さて、改めて。
今回のキーカードは《ジョニー》こと《 爆砕面 ジョニーウォーカー 》だ。
このカード、名称《ジョニー》であるため、アタック・チャンス呪文《 ジョギラスタ・ガンランス 》に対応している。
【 呪文 】
種族 ジョーカーズ / 文明 水/火/自然 / コスト5
■アタック・チャンス:名前に《ジョニー》とあるクリーチャー(名前に《ジョニー》とある自分のクリーチャーが攻撃する時、この呪文をコストを支払わずに唱えてもよい)
■クリーチャーを1体選ぶ。このターン、そのクリーチャーのパワーを+7000する。
■自分のクリーチャーと、相手のクリーチャーを1体ずつ選ぶ。その2体をバトルさせる。
■カードを2枚引く。
50円
2マナクリーチャーが、突然パワー9000での強制バトル&2ドローを伴い殴ってくる! 一発ネタめいたギミックだけれど、結構インパクトはありそうだ。
ここからデッキの形にするなら、他の《ジョニー》も採用したいところ。《 爆砕面 ジョニーウォーカー 》の次に軽い《ジョニー》と言えば何だろう?
(シンキングタイム! 読者のみなさんも「軽いジョニー」って何がいたか考えてみてね)
コスト5の《 ジョニー-MAX 》?
……いやいや、実質コスト4の《 ジョリー・ザ・ジョニー・ザ・ダッシュ 》が存在するぞ!抜け道!!
【 クリーチャー 】
種族 ジョーカーズ / チーム切札 / 文明 自然 / パワー10000 / コスト7
<キリフダッシュ>[自然(4)](自分のクリーチャーの攻撃の終わりに、そのクリーチャーがその攻撃中にシールドをブレイクしていれば、このクリーチャーを[自然(4)]支払って召喚してもよい)
■マッハファイター
■W・ブレイカー
■このクリーチャーがバトルに勝った時、自分の山札の上から2枚を見る。そのうちの1枚をマナゾーンに置き、もう1枚を手札に加える。
75円
キリフダッシュと「バトルに勝った時」能力を併せ持つので、
- 他の味方が使った《 ジョギラスタ・ガンランス 》で引ければキリフダッシュ!
- 自身に《 ジョギラスタ・ガンランス 》を使えば強制バトルで勝利時効果!
……と、優れたシナジーを形成するぞ。
さらなる軽量《ジョニー》として、実質コスト0と言っても過言ではない(※過言です)《 ジョリー・ザ・ジョニー Final 》も採用できそうだ!
【 クリーチャー 】
種族 ジョーカーズ / 文明 ゼロ / パワー15000 / コスト10
■相手のマナゾーンにある文明1つにつき、このクリーチャーの召喚コストを2少なくする。
■このクリーチャーは、出たターン、相手プレイヤーに攻撃できる。
■T・ブレイカー
■このクリーチャーが攻撃する時、バトルゾーンまたはマナゾーンに自分のジョーカーズが合計5枚以上あれば、バトルゾーンにある相手のカードを各文明1つずつ選ぶ。相手はそれらのカードを好きな順序で山札の下に置く。
380円
これで《ジョニー》が3種類!
ジョーの切り札たる、これら《ジョニー》3兄弟を軸にデッキを組んでいこう!
デッキレシピ
というわけで完成したデッキがこちら!
合計金額は3,705円(2023/5/21時点)。
価格の半分近くは《 ジョリー・ザ・ジョニー Final 》と《 カダブランプー 》。
前者はともかく、後者はそのうちトレジャーや特殊セットで再録されて値下がりそうな気もするね……キャンベロよりこっち鬼羅Starのデッキに入れりゃ良かったのでは
また、全カードが十王篇~王来MAXのパックに収録されている。この2年半の期間デュエマをやってた人なら、余ってるコモンアンコモンでだいたい形になっちゃうかも!?
※もうちょっと言うと、デッキ内の4割が『Wチームドッキングパック チーム切札&チームウェイブ』のカード
個別カード解説
さて、ここからは個別のカードを解説していくぞ。
個別カード解説【ジョニー兄弟】
まずはメインギミックとなる、《ジョニー》兄弟とその必殺技だ。
《爆砕面 ジョニーウォーカー》4枚
【 クリーチャー 】
種族 ヒューマノイド爆 / 文明 火/自然 / パワー2000 / コスト2
■マナゾーンに置く時、このカードはタップして置く。
■このクリーチャーをバトルゾーンに出した時、このクリーチャーを破壊してもよい。そうした場合、次のうちいずれかひとつを選ぶ。
・自分の山札の上から1枚目をマナゾーンに置く。
・相手のパワー2000以下のクリーチャーを1体破壊する。
50円
「こいつもジョニーじゃん」という一発ネタでこのデッキを組み始める理由となった元凶。
切札ジョーとは何の関係もない赤の他人のはずだけれど、ジョーのカードを収録した『ドッキングパック チーム切札』に収録された上、フレーバーテキストでジョニーの話をしている。
マスターのもとを離れることとなったジョラゴン。だがそこに待ったをかける男がいた。その名はジョニー! 「アイツにはオレが必要だろ?」そう、ジョニーもジョラゴンと一緒に去る決断をしたのだ!!
《爆砕面 ジョニーウォーカー》DMEX09版フレーバーテキスト
これ《ジョニーウォーカー》に書かれてるせいで、《ジョニーウォーカー》がジョラゴンに声かけて去ったように見えるよね……なんで知らん人と去っていったんだジョラゴン。
カードとしては、本来は自壊が役目──なのだけれど、このデッキでは最軽量アタッカーとして運用するぞ。
なお、当然ながらジョーカーズサポートには非対応なので注意。
(あとついでに、ビーストフォーク號みたいな名前とイラストだけどそちらも持っていない。ヒューマノイドなので《 音速 ガトリング 》なんかには対応してるぞ)
《ジョギラスタ・ガンランス》4枚
【 呪文 】
種族 ジョーカーズ / 文明 水/火/自然 / コスト5
■アタック・チャンス:名前に《ジョニー》とあるクリーチャー(名前に《ジョニー》とある自分のクリーチャーが攻撃する時、この呪文をコストを支払わずに唱えてもよい)
■クリーチャーを1体選ぶ。このターン、そのクリーチャーのパワーを+7000する。
■自分のクリーチャーと、相手のクリーチャーを1体ずつ選ぶ。その2体をバトルさせる。
■カードを2枚引く。
50円
《ジョニー》用アタック・チャンス呪文。
初登場時から「これ実は《ジョニーウォーカー》にも対応してね?」とは言われてたはず。せっかくなので形にしてみたのが今回のデッキだ。
強制バトルはもちろんのこと、アタック・チャンスによる手札消費をカバーできる2ドローが嬉しいところ。
盤面を取りながら手札を増強する動き、気持ち良いのでぜひ使ってみてほしい。
《ジョリー・ザ・ジョニー・ザ・ダッシュ》4枚
【 クリーチャー 】
種族 ジョーカーズ / チーム切札 / 文明 自然 / パワー10000 / コスト7
<キリフダッシュ>[自然(4)](自分のクリーチャーの攻撃の終わりに、そのクリーチャーがその攻撃中にシールドをブレイクしていれば、このクリーチャーを[自然(4)]支払って召喚してもよい)
■マッハファイター
■W・ブレイカー
■このクリーチャーがバトルに勝った時、自分の山札の上から2枚を見る。そのうちの1枚をマナゾーンに置き、もう1枚を手札に加える。
75円
上の方でも述べたように、「自身が《ジョニー》」「マッハファイター」「後から引けばキリフダッシュ」「強制バトルで効果が誘発」と、《 ジョギラスタ・ガンランス 》に噛み合うクリーチャーだ。
特に、マッハファイターを仕掛けながらのアタック・チャンス《 ジョギラスタ・ガンランス 》は強烈! 2面処理しつつ、2ドローと《 フェアリー・シャワー 》効果2回が発動するぞ。
実質「2マナ加速・4ドロー」。潤ったマナと手札から《 カダブランプー 》を投げ込んで再攻撃も可能だ。
《ジョリー・ザ・ジョニー Final》2枚
【 クリーチャー 】
種族 ジョーカーズ / 文明 ゼロ / パワー15000 / コスト10
■相手のマナゾーンにある文明1つにつき、このクリーチャーの召喚コストを2少なくする。
■このクリーチャーは、出たターン、相手プレイヤーに攻撃できる。
■T・ブレイカー
■このクリーチャーが攻撃する時、バトルゾーンまたはマナゾーンに自分のジョーカーズが合計5枚以上あれば、バトルゾーンにある相手のカードを各文明1つずつ選ぶ。相手はそれらのカードを好きな順序で山札の下に置く。
380円
相手が5色デッキなら0マナになる、このデッキ最大の打点。
3色くらいの相手が多い=4マナで出るかな、という見立てで採用している。
相手が単色デッキのようならマナチャージ候補だし、あなたの周囲に単色デッキ使いが多いなら、減らすことも検討したい。
逆に増量は厳しいかな……色マナが出せない点が結構つらい。
もちろん、ひとたび着地すれば除去を絡めながらのトリプルブレイク・かつアタック・チャンスにも対応と、頼れる戦力となるぞ。
コイツを4マナで出せそうな場合には、《 ジョニーウォーカー 》を自壊モードで使ってしまおう。
個別カード解説【初動&展開補助】
アタック・チャンス呪文を唱えたいという一発ネタに全振りしたデッキなので、序盤の手札補充は厚めに採用している。
そんな初動カードを見ていくぞ。
《のぞぐち出世》4枚
【 クリーチャー 】
種族 ジョーカーズ / チーム切札 / 文明 火/自然 / パワー3000 / コスト3
■このクリーチャーがバトルゾーンに出た時、自分の山札の上から4枚を見る。その中からジョーカーズを1枚選び、手札に加えてもよい。残りを好きな順序で山札の一番下に置く。
50円
いきなり怪しげなカードが登場してしまった。
2ターン目に《 ジョニーウォーカー 》は出せたのに、《 ジョギラスタ・ガンランス 》がない……なんて事態を防ぐために採用しているぞ。
そう、《 のぞぐち出世 》はジョーカーズなら呪文でも手札に加えられる! マナカーブもキレイに繋がり、《ジョニーウォーカー》との相性はバツグンだ。
逆に《ジョニーウォーカー》が出せていないならば、より大型の《ジョニー》を引き込んで戦力を補強しちゃおう!
《タイク・タイソンズ》4枚
【 クリーチャー 】
種族 ジョーカーズ / 文明 自然 / パワー1000 / コスト2
■Jチェンジ4(このクリーチャーが攻撃する時、このクリーチャーと自分のマナゾーンにあるコスト4以下のジョーカーズ1体を入れ替えてもよい)
■このクリーチャーがバトルゾーンを離れた時、自分の山札の上から1枚目をマナゾーンに置く。
50円
この枠、ギリッギリまで《 ヤッタレマン 》だったんだけれど差し替え。
入れ替えた理由は2つ。色マナが出せないリスクが重かったことと、除去されると恩恵が消える《 ヤッタレマン 》より、マナゾーンそのものが伸ばせた方が良いと感じたこと。
……まぁ、《タイソンズ》も《タイソンズ》で、このデッキだとチェンジ先があんまり多くないのだけれど。
一番よくやるのは《 のぞぐち出世 》へのチェンジ。
3ターン目に手札の《のぞぐち》を召喚せずマナにチャージ、攻撃時にJチェンジすることで4マナ浮いた状態が作れる。
ここでチェンジした《のぞぐち》効果で《 ジョリー・ザ・ジョニー・ザ・ダッシュ 》を持ってくれば、浮いている4マナでキリフダッシュできちゃうぞ。
既に手札に《 ダッシュ 》がいるなら、《 ジョギラスタ・ガンランス 》を持ってくればOK。
こんなふうに、器用に使える良カードだ。
《メラメラ・ジョーカーズ》4枚
【 呪文 】
種族 ジョーカーズ / 文明 火 / コスト1
■ジョーカーズを1枚、自分の手札から捨ててもよい。そうしたら、カードを2枚引く。
50円
2マナクリーチャーで殴りたいデッキなので、できれば1ターン目に手札を整えたい……ということで採用。
自然の1マナ呪文はどれもクリーチャーを手札に加えるため、《 ジョギラスタ・ガンランス 》を引いて来られない。
そのため、やや不確実ながら《 メラメラ・ジョーカーズ 》をチョイスしたぞ。
なお、火単色カード自体が限られているため、マナチャージに回す場面も多いはずだ。
《カツラデランス/「アフロ行きま~す!!」》3枚
【 ツインパクトカード 】
種族 ジョーカーズ / 文明 火 / パワー7000 / コスト7
■W・ブレイカー
■このクリーチャーがバトルゾーンに出た時、自分の山札の一番下のカードを墓地に置く。それがコスト6以下のジョーカーズ・クリーチャーなら、バトルゾーンに出す。
────────────呪文────────────
カード名:「アフロ行きま~す!!」
文明:火
コスト:2マナ
■自分の手札を1枚捨て、その後、カードを2枚引く。
85円
《 メラメラ・ジョーカーズ 》の類似カードとして、やや消極的に採用。何度か言ってるけど、火単色のジョーカーズどうにも汎用性に乏しい面々が多くて……
基本的にはど~~~~しても手札がキツい時の、苦し紛れのドロー手段。どちらかといえば《 山 》(※MTGの土地カード=マナ)としての役割が強いぞ。
クリーチャー面はたぶん一生使わない。出て嬉しい5~6マナ域のジョーカーズが入っていないので。
個別カード解説【追撃と再攻撃】
《 ジョギラスタ・ガンランス 》は攻撃中にドローが発生するため、キリフダッシュとの相性が良い。
また、「アタック・チャンスで2枚目の《 ジョギラスタ・ガンランス 》を引いたので再攻撃したい」なんて場面も。
そうした局面で役立つカードをあれこれ採用したぞ。
《カダブランプー》4枚
【 クリーチャー 】
種族 ジョーカーズ / チーム切札 / 文明 火 / パワー4000+ / コスト4
■キリフダッシュ [ff02](自分のクリーチャーの攻撃の終わりに、そのクリーチャーがその攻撃中にシールドをブレイクしていれば、このクリーチャーを [ff02]支払って召喚してもよい)
■このクリーチャーがバトルゾーンに出た時、クリーチャーを1体選び、アンタップする。そのターン、そのクリーチャーのパワーを+2000する。
260円
引き金は二度引かねえと言ったな、あれは嘘だ。
というわけでデッキ名のフラグ回収。キリフダッシュで登場し、《ジョニー》達を再攻撃させるぞ。
パワー強化も地味に嬉しい。《 ジョギラスタ・ガンランス 》による強制バトルの射程が伸びるので、たまーに役立ってくれる。
なお、コストがJチェンジの圏内なので、場合によってはチェンジで出てきて自身をアンタップすることもあるかもしれない。
その場合、召喚酔いしているため再攻撃はできない点には注意が必要だ。殴り返し防止にはなるね。
……ところでコイツ、採用実績の割に再録に恵まれなくない……? いやまぁ、そこまで古いカードではないんだけれど……
《二刀流Re:トレーニング》1枚
【 呪文 】
種族 ジョーカーズ / 文明 火 / コスト2
■G・ストライク(この呪文を自分のシールドゾーンから手札に加える時、相手に見せ、相手のクリーチャーを1体選んでもよい。このターン、そのクリーチャーは攻撃できない)
■自分のクリーチャーを1体選ぶ。このターン、そのクリーチャーがはじめてタップした時、アンタップする。
50円
実質5枚目の《 カダブランプー 》だ。このデッキ「実質」による詭弁まみれだな。
攻撃後に唱えられないのでだいぶ取り回しは悪いのだけれど、火単色のジョーカーズという部分も評価して採用。
……そう、こいつジョーカーズなんだよね……一発がすべてじゃないのかジョーカーズ。
《ジャック・豆ルソン》4枚
【 クリーチャー 】
種族 ジョーカーズ / チーム切札 / 文明 自然 / パワー4000 / コスト4
■キリフダッシュ [nn03](自分のクリーチャーの攻撃の終わりに、そのクリーチャーがその攻撃中にシールドをブレイクしていれば、このクリーチャーを [nn03]支払って召喚してもよい)
■このクリーチャーがバトルゾーンに出た時、各プレイヤーは自身のクリーチャーを1体ずつ選び、マナゾーンに置く。
50円
《ジョニーウォーカー》の最速アタック・チャンスから出せる「キリフダッシュ3」持ちとして採用。
手札に追加の《 ジョギラスタ・ガンランス 》がないなら、《ジョニーウォーカー》をマナに逃がして殴り返しを防ぐ使い方がオススメだ。
また、キリフダッシュを狙わないタイミングであれば《 タイク・タイソンズ 》からコイツにチェンジ。自身をマナに送ることで、攻撃をキャンセルしながらマナ加速が行える。
《ジョリー・ザ・ジョニー Final》に繋ぎたいときなど、マナ加速を優先したいときに役立つテクニックだ。
《ZIZOタウン》2枚
【 クリーチャー 】
種族 ジョーカーズ / チーム切札 / 文明 自然 / パワー4000 / コスト3
■キリフダッシュ [nn01](自分のクリーチャーの攻撃の終わりに、そのクリーチャーがその攻撃中にシールドをブレイクしていれば、このクリーチャーを [nn01]支払って召喚してもよい)
■ガードマン(このクリーチャーをタップして、相手クリーチャーの攻撃先を、自分の他のクリーチャーからこのクリーチャーに変更してもよい)
50円
攻撃後の《ジョニーウォーカー》を守れたらいいな……というささやかな抵抗として採用。
軽量ガードマンでありつつ攻撃も可能なのはポイント。召喚酔いが解けた後は、さらなるキリフダッシュの呼び水として活躍してもらおう。
あとたぶん、「キリフダッシュ 《ZIZOタウン》」を宣言する場面はめったにないので、ぜひ相手を驚かせてほしい。
デッキの回し方
《ジョニーウォーカー》からの《ガンランス》! 相手は困惑する!
……一発ネタがすべてのデッキなので、8割くらいこれで終わりなんだけど、さすがにあんまりなのでもう少し解説しておこう。
①最初の2ターンが命
まずは1マナ、《 メラメラ・ジョーカーズ 》から入りたいところだけれど……
繰り返し述べているように、火のアンタップマナは限られている。
「2ターン目の動きが取れなさそう」みたいな場面以外では、それほど優先しなくてOKだ。
そんな2ターン目、基本的には《 ジョニーウォーカー 》を自壊なしで召喚することになるはず。
ただし、前述した《 タイク・タイソンズ 》+《 のぞぐち出世 》からのキリフダッシュ《 ジョリー・ザ・ジョニー・ザ・ダッシュ 》が狙えそうならば、そちらのプランを優先だ。
②引き金を引け!
名称《ジョニー》が出たら、《 ジョギラスタ・ガンランス 》をぶっぱなしながら攻め込もう!
唱えるにあたって「えっそれテキスト何だっけ?」って言わせるとデッキビルダー冥利に尽きるやつだね! ここでイラスト内のテキストを読み上げると友達をなくすぞ。
これも記事前半で述べた通り、盤面を取りながら2ドローできるのは結構なインパクト。
……逆に言うと、ここでアドバンテージを稼がないとちょっと頼りない動きになってしまう。
《 ジョギラスタ・ガンランス 》・あるいは大型キリフダッシュなしでの攻撃は慎重に行いたいところだ。
③ジョニーザダッシュでフィーバータイム!
個別解説でも述べたように、《 ジョリー・ザ・ジョニー・ザ・ダッシュ 》が《ガンランス》をぶっ放せると一気に有利なゲームが作れるぞ!
《 カダブランプー 》による再攻撃も絡めつつ、引き金を二度も三度も軽率に引いて盤面をしっちゃかめっちゃかにしてやろう!
改造するなら
《ジョニーウォーカー》で《ジョギラスタ・ガンランス》を唱えるという一発ネタが根幹なので、改造もへったくれもないけれど……
いっそ光を足して、《ジョニー-MAX》を追加の《ジョニー》とするのもアリかもしれない。
あるいは《ジョニーウォーカー》で《 ジョギラスタ・ガンランス 》を唱えつつ《 音速 ガトリング 》に侵略……なんてのも面白いけれど、さすがに無茶が過ぎるか。
いつもの自然ジョーカーズ
お手軽改造案としては、おなじみの?自然ジョーカーズの面々の採用が考えられる。
《 ガガガン・ジョーカーズ 》は《 ジョギラスタ・ガンランス 》を引けないので今回はカットしたのは先述した通り。
それでもカードとしての取り回しは良いので、改造候補としては悪くない選択肢だ。
……というか、自然のジョーカーズは優等生が多いんだよ!! 火のジョーカーズの戦力が足りないんだよ!!
パワード・ブレイカーで強襲!
パワー強化を掛けながら単騎突撃する以上、パワード・ブレイカーの付与は選択肢になりそうだ。
中でも《「カレーパンを食ってやるぜぇ!」 》はマナを支払わず使うことが可能であり、手札の消費も《 ジョギラスタ・ガンランス 》で賄えることから相性が良い。
いっそアバレチェーンやサイキック・チャンスを投入しても面白い。
《 ヤッタレ仙人 》はジョーカーズサポートを共有でき、また《「カレーパンを食ってやるぜぇ!」》のコストとして超次元に送るのにも最適。
元々入っていたパワー強化手段や再攻撃手段と合わせて、予想外のパワード・ブレイカーを叩き込もう!
さいごに
格安デュエマ研究所、今回はジョーの相棒・《ジョニー》のデッキをお送りしたぞ。
最後までお読みいただいたこと、感謝を申し上げたい。
繰り返しになってしまうけれど、全カードが十王篇以降・かつ多くのカードが(値崩れしがちな)『ドッキングパック』収録ということで、かなり組みやすいデッキになっているはずだ。
「組んでみたよ!」「こんな改造してみた!」「結局緑ジョーカーズが優秀なだけだよな」などなど、コメントがあればぜひ#格安デュエマ研究所でお寄せいただきたい。
格安デュエマ研究所は今後も定期更新! 姉妹企画のCUCラボともども、引き続きお楽しみに!