【格安デュエマ研究所】4700円でマナだよなぁ潰してえのは!ハイドロ・デストラクション!

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【格安デュエマ研究所】4700円でマナだよなぁ潰してえのは!ハイドロ・デストラクション!
このデッキはこんな人におすすめ!
●安くて楽しいデッキが欲しい! 
●《 ハイドロ・ハリケーン 》が好きだった 
●潰したいのはマナ!! 
●クロニクルデッキ『零誕』を持て余している 
●潰したいのはマナ!!!!

マナだよなぁ、潰してえのは!

デュエチューブ公式らしからぬ、チアリ様の迷言をお引き出しあそばした《氷牙君主ハイドロ・ビスマルク帝》。(参考

そのお言葉を体現すべく、《氷牙君主ハイドロ・ビスマルク帝》を用いておマナを薙ぎ払う、いわゆるランデスデッキを格安で構築いたしました。

手前味噌ではございますが、優れたメタ性能を持つ、格安と侮れないデッキに仕上がっております。

皆様方のお好みでアップデートできるよう、僭越ながら改造案もご紹介しております。どうぞお楽しみいただければ幸いでございます。

なお、本記事はおマナを潰してマナーを潰さず、をモットーに、マナーを守った言葉遣いにて進行いたします。

それでは一句。

マナだよな

潰してえのは

マナだよな

目次

格安デュエマ研究所とは?

格安デュエ研究所』は、「高額カードがくても楽しめる!」をモットーに、デュエル・スターズの安くて面白いデッキを構築・紹介していく企画でございす

失礼いたしました、「マ」「ナ」を潰してしまっていたようです。

「格安」の定義として、「シングル価格の合計がクロニクルデッキの定価(=およそ5000円)以内」と設定しております。クロニクルデッキが各地でセールになっている現状には目を背けてまいりましょう。

※シングル価格は、執筆時点(2022/8/20)のカーナベル通販価格において最も安いバージョンの状態A(最高品)相当として計算

もちろん、もともと持っていたカードや傷アリカードを使えば、より一層お安く構築いただくことが可能です。

また、恒例の繰り返しではございますが、安いデッキは高額デッキの代用品や劣化版ではございません。独自の強さや面白さを持つデッキを研究・紹介してまいります。

こと、今回はコントロールデッキとして一つのポテンシャルがあるかもしれませんよ。

マナだよなぁ、潰してえのは!

デッキのコンセプト

キーカード《氷牙君主ハイドロ・ビスマルク帝》を用いて、相手のおマナを崩壊させるのが狙いです。

まずは《ハイドロ・ビスマルク帝》のスペックを確認しておきましょう。

【 クリーチャー 】
種族 リキッド・ピープル / ポセイディア・ドラゴン / ナイト / 文明 水 / パワー8000 / コスト8

■ブロッカー
■W・ブレイカー
■このクリーチャーが出た時、バトルゾーンにある自分の光のクリーチャー1体につき、相手のマナゾーンにあるカードを1枚選び、持ち主の手札に戻してもよい。その後、バトルゾーンにある自分の闇のクリーチャー1体につき、相手のクリーチャーを1体選び、持ち主の手札に戻してもよい。

50円

大まかにまとめますと、

  • 8マナ8000のブロッカー
  • 自軍の光クリーチャーの数だけ相手マナをバウンス
  • 自軍の闇クリーチャーの数だけ相手クリーチャーをバウンス

となっております。

運用にあたっては、光と闇のクリーチャーを多く並べることはもちろん、バウンスした手札を再利用させない工夫が必要ですね。

バウンスした手札を即座に捨てさせる――《追憶人形ラビリピト》の出番でございます!

【 クリーチャー 】
種族 デスパペット / 文明 闇 / パワー2000 / コスト4

■このクリーチャーがバトルゾーンに出た時、相手の手札を1枚見ないで選び、捨てさせる。
■自分のターン中に、コスト8以上のクリーチャーを召喚した時またはコスト8以上の呪文を唱えた時、相手は自身の手札をすべて捨てる。

50円

《ラビリピト》がいる状況で《ハイドロ・ビスマルク帝》を召喚すれば、最低でも「バウンス+オールハンデス」。

いわば、《スパイラル・ゲート》《ロスト・ソウル》相当の効果が見込めます。とんでもなく強化された《陰謀と計略の手》のようでもありますね。

《ハイドロ・ビスマルク帝》登場までの時間稼ぎと、バウンスからの立て直し防止には《停滞の影タイム・トリッパー》が最適でしょう。

あとは、これら闇のシステムクリーチャーを光のクリーチャーで守りつつ、切り札《ハイドロ・ビスマルク帝》を引く手段を採用すれば、デッキの完成です!

マナだよなぁ、潰してえのは!

デッキレシピ&カード解説

まずは完成したデッキリストをご覧いただきましょう。


合計金額は4,670円(2022/8/21時点)。

後述いたしますが、《闇参謀グラン・ギニョール》が価格を大きく引き上げております。

クロニクル・ダークサイド・デッキをお持ちの方は、パーツを流用することで大幅な価格ダウンが見込めますよ。

また、メタクリーチャーはその性質上、価格の変動が大きくなっております。パーツをお求めの際にはご注意ください。

デッキ内容ですが、かなり吟味を重ね、1~2枚差しとなったカードも多くございます。

「なぜ1枚・2枚なのか?」も含め、以降で解説してまいります。どうぞお付き合いくださいませ。

合言葉はそう、

マナだよなぁ、潰してえのは!

個別カード解説【マナを潰すカード】

それでは、まずはコンセプトカード2種をご覧いただきましょう。

《氷牙君主ハイドロ・ビスマルク帝》 4枚

【 クリーチャー 】
種族 リキッド・ピープル / ポセイディア・ドラゴン / ナイト / 文明 水 / パワー8000 / コスト8

■ブロッカー
■W・ブレイカー
■このクリーチャーが出た時、バトルゾーンにある自分の光のクリーチャー1体につき、相手のマナゾーンにあるカードを1枚選び、持ち主の手札に戻してもよい。その後、バトルゾーンにある自分の闇のクリーチャー1体につき、相手のクリーチャーを1体選び、持ち主の手札に戻してもよい。

50円

本デッキの主役、歩く《ハイドロ・ハリケーン》にございます。

マナだよなぁ、潰してえのは!」の迷言を生み出した公式動画ではナイトデッキに組み込まれていましたが、今回はメタクリーチャーたちを活用する形で運用いたします。

おマナと盤面を同時に処理できるうえ、本体がブロッカー。ひとたび着地すれば、制圧力は絶大です。

この切り札のため、光と闇の味方クリーチャー、通称『ハイドロカウント』を溜めることがゲームの命題となります。

欠点はコスト8という重さ。初手に来てしまった場合は気兼ねなく埋められるよう、4枚採用といたしました。

なお、辞書登録を億劫がって本記事ではずっと「こおりきばくんしゅハイドロ・ビスマルクみかど」と入力しています。賢明な読者のみなさまは最初から辞書登録するのがよろしいでしょう。


《追憶人形ラビリピト》 4枚

【 クリーチャー 】
種族 デスパペット / 文明 闇 / パワー2000 / コスト4

■このクリーチャーがバトルゾーンに出た時、相手の手札を1枚見ないで選び、捨てさせる。
■自分のターン中に、コスト8以上のクリーチャーを召喚した時またはコスト8以上の呪文を唱えた時、相手は自身の手札をすべて捨てる。

50円

出た時ランダムハンデス、8マナ以上のクリーチャーを召喚でオールハンデス」の、いわばコンボの片割れです。

登場時の1ハンデスが優秀で、「出せば最低限仕事をする」「重ね引きしても完全には腐らない」ということで4枚積みといたしました。

本人がハイドロカウントに含まれるのも優れたポイントと言えるでしょう。

なおオールハンデスは「自ターン中の召喚」の時のみ

相手ターン中にトリガーした《闇参謀グラン・ギニョール》や、革命チェンジで登場した《時の法皇 ミラダンテⅫ》では誘発しない点はご注意ください。

(逆に「ムゲンクライム」は召喚扱いなので、ここでコンボが可能です!)


個別カード解説【マナ以外も潰すカード】

続きましては、相手の足止めを担当しつつ、ハイドロカウントを増やす面々をご紹介いたします。

なお、『ハイドロカウント』は本記事で捏造した用語となっております。

《停滞の影タイム・トリッパー》 3枚

【 クリーチャー 】
種族 ゴースト / 文明 闇 / パワー1000 / コスト3

相手のカードは、タップされた状態でマナゾーンに置かれる。

50円

相手のおマナをタップインさせるオバケです。これと光のメタクリーチャーで、相手の展開を鈍らせるのが序盤の動きとなります。

また、《氷牙君主ハイドロ・ビスマルク帝》でおマナをバウンスした後の立て直しも阻害。あると安心感が違います。

序盤に置きたいカードではありつつ、2枚目以降は仕事がないこと・《ケンザン・チャージャー》の不発を招くことから3枚の採用となっております。


《レク・シディア》 4枚

【 クリーチャー 】
種族 メタリカ / レクスターズ / 文明 光 / パワー3000 / コスト2

■ブロッカー(このクリーチャーをタップして、相手クリーチャーの攻撃先をこのクリーチャーに変更してもよい)
■このクリーチャーは、相手プレイヤーを攻撃できない。
■相手のクリーチャーは、出たターン攻撃できない。

160円

メタクリーチャーの中でも、最優先で採用としたのがこちらでございます。

クリーチャーを並べる本デッキは、マッハファイターが天敵。特に《追憶人形ラビリピト》《停滞の影タイム・トリッパー》を処理されてしまうと、ゲームプランが崩壊します。

そんな忌々しいマッハファイター達を機能不全に陥らせるのが、この《レク・シディア》。

マッハファイター以外にも、スピードアタッカー・進化クリーチャーを遅らせることで、多くの相手を足止めできます。

「出たばかりのクリーチャーは攻撃できない」「殴り返せる対象はタップ状態のクリーチャー」という、デュエマのルールとマナーを尊重したいものですね。


《奇石 ミクセル/ジャミング・チャフ》 3枚

【 ツインパクトカード 】
種族 メタリカ / 文明 光 / パワー2000 / コスト2

■相手のマナゾーンにあるカードの枚数よりコストが大きいクリーチャーを相手がバトルゾーンに出した時、相手はそれを自身の山札の一番下に置く。

【呪文】
カード名:ジャミング・チャフ
文明:光
コスト:5マナ
■次の自分のターンのはじめまで、相手は呪文を唱えられない。
■カードを1枚引く。

150円

光のメタクリーチャーその2です。

登場時効果こそ防げないものの、多くのコスト踏み倒しを咎める利便性から3枚採用いたしました。

呪文面のおかげで《ケンザン・チャージャー》で手札に加えることができ、光の5マナ呪文なので《時の法皇 ミラダンテⅫ》にも対応しています。


《煌ノ裁徒 ダイヤモン星》 2枚

【 クリーチャー 】
種族 メタリカ / サバキスト / レクスターズ / 文明 光 / パワー2500 / コスト2

■G・ストライク(このクリーチャーを自分のシールドゾーンから手札に加える時、相手に見せ、相手のクリーチャーを1体選んでもよい。このターン、そのクリーチャーは攻撃できない)
■ブロッカー(このクリーチャーをタップして、相手クリーチャーの攻撃先をこのクリーチャーに変更してもよい)
■このクリーチャーは、相手プレイヤーを攻撃できない。
■相手のカードを使うコストを少なくする能力は無効になる。(「S・トリガー」など、コストを支払わずにカードを使う能力は使ってもよい)

100円

光のメタクリーチャーその3です。メタ範囲が狭いため、2枚の採用にとどめております。

ブロッカーでG・ストライクという防御性能の高さが魅力。メタ能力の性質も含め、特に赤単に対しては強烈な抑止力です。


《西部人形ザビ・バレル》 4枚

【 クリーチャー 】
種族 デスパペット / エイリアン / 文明 闇 / パワー2000 / コスト3

ブロッカー(相手クリーチャーが攻撃する時、このクリーチャーをタップして、その攻撃を阻止してもよい。その後、その相手クリーチャーとバトルする)
このクリーチャーは攻撃することができない。
このクリーチャーをバトルゾーンに出した時、相手は自身の手札を1枚選んで捨てる。

50円

3マナのハンデス内蔵ブロッカー。貴重な闇クリーチャーでもあります。

闇マナが不足しがちなことに加え、重ね引きしても腐りにくいことから4枚採用いたしました。

このデッキにおいて、《ケンザン・チャージャー》で拾える唯一の闇カードでもあります。


個別カード解説【ドロー・サーチ・手札調整】

《ケンザン・チャージャー》 4枚

【 呪文 】
文明 光 / コスト3

■自分の山札の上から1枚目を表向きにする。それが呪文か、「ブロッカー」を持つクリーチャーなら、自分の手札に加える。それ以外なら、山札の一番下に置く。
■チャージャー(この呪文を唱えた後、墓地に置くかわりに自分のマナゾーンに置く)

180円

チャージャーによるマナ加速+ブロッカーor呪文を手札に。

高マナのブロッカーである《氷牙君主ハイドロ・ビスマルク帝》と相性の良いカードとして、4枚フルで採用いたしました。

この《ケンザン・チャージャー》をエンジンに据えたため、メタクリーチャーやドローソースもブロッカーを優先しております。

これを削って、水のドローソースや非ブロッカーのメタクリーチャーを追加する構築も考えられますが(改造案にてご紹介)、マナと手札をまとめて整えられる《ケンザン・チャージャー》採用型の方が取り回しが良い……というのが体感です。

なお、本記事の執筆中も、リアルタイムで価格が変動しつづけているカードの1枚です。

比較的パック在庫がだぶついている『Wチームドッキングパック』に収録されていますので、そこからの入手を狙うこともできますよ。


《「激情の福音」》 4枚

【 クリーチャー 】
種族 メタリカ / チーム銀河 / レクスターズ / 文明 光/水 / パワー9000 / コスト7

■G・ストライク(このクリーチャーを自分のシールドゾーンから手札に加える時、相手に見せ、相手のクリーチャーを1体選んでもよい。このターン、そのクリーチャーは攻撃できない)
<ギャラクシールド>[光/水(4)](このカードを使うコストの代わりに、[光/水(4)]を支払ってもよい。そうしたら、このカードを表向きにシールド化する)
■自分のターンのはじめに、このクリーチャーが表向きで自分のシールドゾーンにあれば、コストを支払ったものとして召喚する。
■ブロッカー
■W・ブレイカー
■このクリーチャーが出た時、カードを3枚引いてもよい。

55円

3ドローとG・ストライクのついたギャラクシールド持ちブロッカーです。

環境での目立った活躍こそありませんが、4マナで3枚引けるということは《サイバー・ブレイン》と同等のドロー効率。

おまけに、ギャラクシールドで一時的にシールドを回復したり、G・ストライクで相手の攻勢を食い止めたり、そもそもパワー9000のブロッカーであったりと、非常に高い受け性能を誇ります。

色も重要であり、水マナを確保しつつハイドロカウントにも寄与してくれます。

ドローソース・防御札・ハイドロカウント、と各方面に優れた性能であり、文句なしの4枚採用といたしました。

……というか、受け札にも打点にもなる4マナ3ドロー、普通に強いですからね……安いうちに集めておくと良いことがあるかもしれません。


《知識の精霊ロードリエス》 1枚

【 クリーチャー 】
種族 エンジェル・コマンド / 文明 光/水 / パワー4000 / コスト5

マナゾーンに置く時、このカードはタップして置く。
ブロッカー
このクリーチャーは、相手プレイヤーを攻撃できない。
自分の「ブロッカー」を持つクリーチャーをバトルゾーンに出した時、カードを1枚引いてもよい。

50円

どうしても5枚目の《「激情の福音」》が欲しかったことから、1枚だけ採用となりました。

このデッキは序盤からメタクリーチャーを展開するため、5ターン目には手札が枯れてしまいます。

そこで、

  • 4~5マナ域で
  • ハイドロカウントになり
  • 水マナになり
  • 手札を潤すことのできる
  • できればブロッカー

という条件から、《ロードリエス》に白羽の矢が立ちました。

現代デュエマにおいてはやや悠長であることは否定できませんが、相手の動きを鈍らせるこのデッキでは、生き延びて置きドローとしての本領を発揮する場面も見られます。

あくまで5枚目の《「激情の福音」》としての採用のため、投入は1枚にとどまっています。

1積みが気持ち悪い!という方は、追加の《ドンドン吹雪くナウ》や《闇参謀グラン・ギニョール》、あるいは任意の殿堂カードと入れ替えるのが良いでしょう。


《ドンドン吹雪くナウ》 2枚

【 呪文 】
文明 水 / コスト4

■S・トリガー(この呪文をシールドゾーンから手札に加える時、コストを支払わずにすぐ唱えてもよい)
■自分の山札の上から5枚を見る。そのうちの1枚を相手に見せてから手札に加え、残りを好きな順序で山札の一番下に置く。このようにして見せたカードが光または闇のカードなら、クリーチャーを1体選び、持ち主の手札に戻してもよい。

85円

キーカードを探しつつ、受け札も兼ねることから採用となりました。

ただ、肝心の《氷牙君主ハイドロ・ビスマルク帝》を手札に加えるとバウンスが発動しない……という嚙み合わせの悪さ、手打ちしたときの微妙な重さ、これ自体は直接ハイドロカウントに寄与しない点、あたりを考慮して2枚となっております。

……《ドンドン》シリーズ、敵対色は充実してるので光水闇バージョンも作ってほしいですね……

なお、バウンス効果は自軍も対象に取れます。ちょっとコストはかかりますが、《氷牙君主ハイドロ・ビスマルク帝》を再利用するといった使い方も可能ですよ。


《サイバー・ブレイン》 1枚

【 呪文 】
文明 水 / コスト4

S(シールド)・トリガー(このカードをシールドゾーンから手札に戻すとき、コストを支払わずにすぐ使ってよい。)
自分の山札からカードを3枚まで引く。

180円

栄光の初代殿堂カードでございます。

やることはシンプル、3枚ドロー。

2~3ターン目にメタクリを並べていると、4ターン目には手札が寂しくなってきます。これで息継ぎして、さらなる妨害札を引き込みましょう。


《黙示賢者ソルハバキ》 1枚

【 クリーチャー 】
種族 ライトブリンガー / グラディエーター / オリジン / 文明 光 / パワー1000 / コスト2

このクリーチャーが出た時、カードを1枚、自分のマナゾーンから手札に戻してもよい。 そうした場合、自分の手札を1枚、自分のマナゾーンに置く。

50円

序盤のマナ置きがカツカツなデッキですので、回収カードとして採用。

あくまで保険であり、またゲーム内で何度も使うものではないので1枚投入としております。

マナ回収をした場合、手札を1枚マナチャージする効果は強制です。残り手札が少ない際には注意しましょう。

この効果を活かし、「1マナ起こすカード」「マナの色を調整するカード」として運用できる点も意識しておくとプレイの幅が広がりますよ。

なお、『デュエキングMAX』収録のカッコ良いフルアート版も、お手軽な価格にて販売されております。ワンポイントのオシャレにぜひご採用ください。


個別カード解説【必殺技】

《闇参謀グラン・ギニョール》 2枚

【 クリーチャー 】
種族 デーモン・コマンド / チーム零 / 文明 水/闇 / パワー4000 / コスト8

■S・トリガー(このクリーチャーをシールドゾーンから手札に加える時、コストを支払わずにすぐ召喚してもよい)
■<ムゲンクライム>2(自分のクリーチャーを2体タップし、[水/闇(2)]支払って、このクリーチャーを自分の手札または墓地から召喚してもよい)
■このクリーチャーが出た時、次のうちいずれか1つを選ぶ。
▶他のクリーチャーを1体選び、持ち主の手札に戻す。
▶自分の山札の上から2枚を墓地に置き、その後、そのうちのどちらか1枚を手札に戻してもよい。

550円

ドンドン値上がるナウ。

本デッキのお値段を引き上げてしまった、クロニクルデッキ収録カードです。なんでコレ4枚に《龍月ドラグ・スザーク》やら何やら入ってんのにクロニクル塩とか言われてんの?

何といってもポイントは、ムゲンクライムによって2マナで出ること。

《追憶人形ラビリピト》の項でもご紹介いたしましたが、ムゲンクライムは召喚扱いのため、わずか2マナで《追憶人形ラビリピト》の効果が誘発します!

この場合、《闇参謀グラン・ギニョール》の登場時効果でバウンス→《追憶人形ラビリピト》の効果を解決、の手順で盤面も処理できます。

また、バウンス対象は味方でもOKです。《氷牙君主ハイドロ・ビスマルク帝》を戻して再利用も狙えますよ!

変わったところで、ムゲンクライムのコストにした味方を戻して、殴り返しから避難させる芸当も可能。

もちろん、S・トリガーで出れば敵獣をバウンスする、《アクア・サーファー》的な役割もこなせます。

総じて器用なカードではありますが、素出しは厳しいこと・メインの動きを支えるわけではないことから2枚採用といたしました。決して3枚入れると予算オーバーだからではございません。


《時の法皇 ミラダンテⅩⅡ》 1枚

(殿堂カード) 【 クリーチャー 】
種族 エンジェル・コマンド・ドラゴン / 革命軍 / ドレミ団 / 文明 光/水 / パワー12000 / コスト8

■マナゾーンに置く時、このカードはタップして置く。
■革命チェンジ:光または水のコスト5以上のドラゴン
■T・ブレイカー
■このクリーチャーがバトルゾーンに出た時、光のコスト5以下の呪文を1枚、コストを支払わずに自分の手札から唱えてもよい。
そうしなければ、カードを1枚引く。
■ファイナル革命:このクリーチャーが「革命チェンジ」によってバトルゾーンに出た時、そのターン中に他の「ファイナル革命」をまだ使っていなければ、次の相手のターンの終わりまで、相手はコスト7以下のクリーチャーを召喚できない。 

160円

《氷牙君主ハイドロ・ビスマルク帝》から革命チェンジして詰めに行く、フィニッシャー枠です。

ファイナル革命によるS・トリガーケアにより、安全なフィニッシュを可能とします――が、それだけではございません。

《氷牙君主ハイドロ・ビスマルク帝》から革命チェンジということは、すなわち次ターンにふたたび《氷牙君主ハイドロ・ビスマルク帝》を出し直せるということ。

たとえG・ストライクなどでトドメを刺せずとも、二度目の《ハイドロ》から立ち直れる相手はいないでしょう。

さらに、時と場合によっては正規の召喚を行い《追憶人形ラビリピト》を誘発させることも可能です。

なお、人気カードだけあって仕様違いが多く存在します。あまり予算を圧迫せず選べるものもございますので、余裕があればぜひお好みの光り方をお探しください。

(掲載の3バージョンはいずれも執筆時点で300円以内となっております)


回し方

本デッキを使う際のコツは――「思いやりの心」でございます。

そもそもデッキの目標は、8マナ溜めて《氷牙君主ハイドロ・ビスマルク帝》を召喚すること。

この目標のため、相手の心を思いやり、されたら一番イヤなことを実践しましょう。

そうして相手の展開が遅れているうちに、ハイドロカウントと8マナが溜まります。

人の嫌がることを進んでしなさい」。これがデッキを使いこなすカギです。

もう少し具体的に見てまいりましょう。

①メタクリでゲームを停滞させましょう

お下品な表現でございますが、端的にお伝えするならば「グダらせろ」ということでございます。

原則として《レク・シディア》を最優先で立てるのですが、ここで大切なのが思いやりの心です。

相手の立場ならば、《奇石 ミクセル》《煌ノ裁徒 ダイヤモン星》のうち、どちらがよりイヤでしょうか?

《停滞の影タイム・トリッパー》《西部人形ザビ・バレル》、使われたくないのはどちらでしょうか?

対戦相手の気持ちを考えた行動を心がけましょう。

そうそう、初手に来た《氷牙君主ハイドロ・ビスマルク帝》は惜しまずマナチャージしてしまって構いません。8マナ溜まるころには2枚目を引けるはずです。

②息切れを防ぎましょう

メタクリーチャーやハンデスによって相手が減速したら、こちらの戦力を整えましょう。

何といっても強力なのは《「激情の福音」》です。

ギャラクシールド特有のタイムラグこそあるものの、4マナで3ドロー!

《レク・シディア》でスピードアタッカーを止めていると、ギャラクシールドが割られにくく安全です。

もし割られそうなときは、メタクリーチャーとしての役割を持たない《西部人形ザビ・バレル》あたりでブロックしましょう。

《「激情の福音」》が見えていない場合は、《ドンドン吹雪くナウ》で探しに行きます。

③マナだよなぁ、潰してえのは!

相手の行動を阻害しつつ手札を整え、8マナ溜まったら《氷牙君主ハイドロ・ビスマルク帝》を召喚です。

隣に《追憶人形ラビリピト》がいるのが理想ですが、いなければいないで召喚してOKです。盤面とおマナを引っ掻き回すだけでも大打撃ですからね。

特に、多色のおマナをバウンスすることで大幅な足止めが可能です! マナもマナーもクソ食らえだ!(※マナーは大事です)

④時よ止まれ!ミラダンテ

召喚酔いが解けたら《氷牙君主ハイドロ・ビスマルク帝》で攻撃!

《時の法皇 ミラダンテⅫ》に革命チェンジしましょう。登場時効果で《ジャミング・チャフ》を唱えるのが理想です。

この時点で、おそらく相手は

  • マナがない
  • 手札がない
  • バトルゾーンがない
  • (コスト7以下の)クリーチャーが出せない
  • 呪文が唱えられない

という状態に陥っているはずです。

マナーを守るデュエリストとして、せめて苦しまぬよう、速やかに介錯して差し上げましょう。

なお、

  • マナがない
  • 手札がない
  • バトルゾーンがない
  • (コスト7以下の)クリーチャーが出せない
  • 呪文が唱えられない

ここまででだいぶ苦しめている気もしますが、細かいことにこだわらないのも時にはマナーです。

もちろん、1枚しか入っていない《時の法皇 ミラダンテⅫ》にいつも頼れるわけではありません。

マナを縛っていれば、多少の受け札を踏んでも痛くないはずです。《ミラダンテ》が引けないときは、打点を並べて普通に攻め込みましょう。

改造するなら

メタクリーチャーを並べるという性質上、改造の選択肢は比較的多くございます。

ここでは、コンセプトごとにいくつかのパターンをご案内いたしましょう。

ブロッカーシナジーの強化

まずは現状の、ブロッカー軸のプランを推し進めるカードからご紹介。

《天門ノ裁キ》

【 呪文 】
種族 裁きの紋章 / 文明 光 / コスト6

■カードを1枚引く。その後、「ブロッカー」を持つクリーチャーを1体、自分の手札からバトルゾーンに出してもよい。
■この呪文を自分の手札から唱えた後、墓地に置くかわりに自分のシールド1つの上に表向きにして置く。(そのシールドの束は1つと数える)

65円

調整中、何度も入ったり抜けたりした、採用候補の筆頭です。

何と言っても、一足早く《氷牙君主ハイドロ・ビスマルク帝》を出せるのは魅力。

《「激情の福音」》を出して、守りを固めつつ3ドローという動きも可能です。

召喚扱いではないため《追憶人形ラビリピト》とのコンボが成立しないこと、単体では心許ない(一応1ドローはついてますが)ことから、今回は不採用型をご紹介いたしました。

ただ、やはり早期《ハイドロ》は強力です。《天門ノ裁キ》型もまだまだ研究の余地はあるでしょう。


《天星の玉 ラ・クルスタ》

【 クリーチャー 】
種族 ジャスティス・オーブ / 文明 光 / パワー4000 / コスト4

■ブロッカー
■このクリーチャーは、相手プレイヤーを攻撃できない。
■このクリーチャーがバトルゾーンに出た時、相手のマナゾーンにあるカードが自分のより多ければ、自分の山札の上から2枚をマナゾーンに置く。

60円

相手のマナが多ければ2ブースト。一気に《氷牙君主ハイドロ・ビスマルク帝》の召喚が近づきます。

一足飛びに6~7マナ域を目指せるため、上記《天門ノ裁キ》と併用するのも良いでしょう。

また、加速したマナはアンタップイン。都合よく色が噛み合う保証はないものの、伸びた2マナでムゲンクライムできると非常に強力です。

確実性に欠けることもあって、今回は採用を見送りましたが、総じてデッキと噛みあう良カードです。そろそろ再録してほしいですね……


《制御の翼 オリオティス》《「戒律の大弓」》《墓標の封じ 遥典/六奇怪の三 ~意志を持つ水~》

軽量ブロッカーであり、優秀なメタクリーチャーでもある面々です。

このあたりは、お近くのメタゲームに合わせて組み替えてみましょうというお話になってしまうので逆にコメントしづらいところですね……

採用する場合、《レク・シディア》を減らすのはリスキーなので、主に他のメタクリとの入れ替えになるでしょう。


《魔光王機デ・バウラ伯/魔弾グローリー・ゲート》

【 ツインパクトカード 】
種族 グレートメカオー / ナイト / 文明 光 / パワー4000 / コスト4

■ブロッカー(このクリーチャーをタップして、相手クリーチャーの攻撃先をこのクリーチャーに変更してもよい)
■このクリーチャーは、相手プレイヤーを攻撃できない。
■このクリーチャーが出た時、呪文を1枚、自分の墓地から手札に戻してもよい。

【呪文】
カード名:魔弾グローリー・ゲート
文明:光
コスト:3マナ
種族:ナイト
■KM−自分の山札の上から3枚を表向きにする。その中からナイトを1枚手札に加え、残りを好きな順序で山札の下に置く。
■ナイト・マジック(バトルゾーンに自分のナイトがあれば、この呪文のKM能力をもう一度使ってもよい)

150円

ナイトである《氷牙君主ハイドロ・ビスマルク帝》を引く手助けとなり得ます。

ナイト・マジックを助ける2ターン目のナイトが不在であること、何より墓地に呪文が落ちずクリーチャー面が活かせないことから不採用でした。

何かしら軽量呪文、または軽量ナイトが組み込めそうならば、改めて投入を検討できそうです。


《超過の翼 デネブモンゴ》

【 クリーチャー 】
種族 ジャスティス・ウィング / 文明 光 / パワー2500 / コスト4

■ブロッカー(相手プレイヤーが攻撃する時、このクリーチャーをタップして、その攻撃を阻止してもよい。その後、その相手クリーチャーとバトルする)
■このクリーチャーは、相手プレイヤーを攻撃できない。
■このクリーチャーをバトルゾーンに出した時、カードを1枚引いてもよい。その後、コスト3以下の光のクリーチャーを1体、自分の手札からバトルゾーンに出してもよい。 

50円

個人的にはオススメ度高めのカードです。

いわゆる連鎖系能力で、ハイドロカウントを一気に2進めてくれます。2ターン目に立てそこなったメタクリーチャーを展開しちゃいましょう。

手札が寂しい時でも、最低限の1ドローが嬉しいところ。


《腐聖 ブラッドウ-2》

【 クリーチャー 】
種族 イニシエート / ゴースト / ディスタス / 文明 光/闇 / パワー3500 / コスト3

■ブロッカー(このクリーチャーをタップして、相手クリーチャーの攻撃先をこのクリーチャーに変更してもよい)
■このクリーチャーは、相手プレイヤーを攻撃できない。
■このクリーチャーが出た時、カードを1枚引く。
■ササゲール2(ディスペクターを召喚する時、コストを2少なくしてもよい。そうしたら、このクリーチャーを破壊する。そのディスペクターのコストは0以下にはならない)

50円

ドローを内蔵したブロッカーであり、ハイドロカウントを両面から支えられる光・闇のカラーリングも優秀です。

3マナという取り回しの悪さ、盤面に触れない点から今回は不採用でした。何かしらディスペクターが組み込めそうならば、このクリーチャーもセットで採用できるでしょう。


《墓守の鐘ベルリン》

【 クリーチャー 】
種族 イニシエート / ヘドリアン / ハンター / 文明 光/闇 / パワー3000 / コスト2

マナゾーンに置く時、このカードはタップして置く。
ブロッカー
このクリーチャーは、相手プレイヤーを攻撃できない。
呪文の効果によって、バトルゾーンにあるクリーチャーを相手が選ぶ時、このクリーチャーを選ぶことはできない。
相手の呪文の効果または相手のクリーチャーの能力によって、自分の手札が捨てられた時、カードを2枚まで、自分の墓地から手札に戻してもよい。

50円

自分はハンデスしたいが、相手のハンデスは許さない。そんな方にはこちら。

周囲に【アナカラーハンデス】が多いようならば、他のメタクリーチャーと入れ替えてみるのがオススメです。

上記《腐聖 ブラッドウ-2》と同じく、光闇を併せ持つことでハイドロカウント的にも強力。


そのほかのメタカード&受け札

逆に、ブロッカーシナジーを切ってメタクリーチャーの選択肢を広げる改造案です。

《ケンザン・チャージャー》などを抜いて採用することになるでしょう。

《タイム3 シド》《絶対の畏れ 防鎧》《奇石 タスリク》

非ブロッカーの光メタクリーチャーというと、このあたり。

《タイム3 シド》は水マナになるハイドロカウント要員という意味でも、デッキに噛みあっています。

《絶対の畏れ 防鎧》は、周囲にハンデスが多いなら。

《ケンザン・チャージャー》に対応できなくなる分、メタリカシナジーを利用するなど、他のエンジンを組み込むのが良いでしょう。


《カルマ カレイコ》《デュエマの鬼!キクチ師範代》《星空に浮かぶニンギョ》

マナ加速を咎める面々です。

刺さらないときは本当に何もしないので不採用でしたが、周囲のメタゲーム次第では《停滞の影タイム・トリッパー》と2:2くらいで散らしてみるのもアリでしょう。

採用する場合は、コストが軽くG・ストライクも持つ《星空に浮かぶニンギョ》が最優先ですね。


《バリバリ・ケドケド》《ドラグ変怪》《戯具 ドゥモグラ》

闇のメタクリーチャーやハンデスクリーチャーです。刺さる範囲が限られているため、周囲の環境によって採用を検討しましょう。

《バリバリ・ケドケド》は自分の《「激情の福音」》も阻害してしまうため、同時に投入するのは避けたいところ。

ナイト・マジックを誘発できて、自身も《魔弾グローリー・ゲート》で回収できるため《魔光王機デ・バウラ伯/魔弾グローリー・ゲート》との併用がオススメです。


《電脳の女王 アリス/不埒な再侵入》

【 ツインパクトカード 】
種族 アウトレイジMAX / 文明 水/闇 / パワー3000 / コスト3

■このクリーチャーが出た時、自分の山札の上から3枚を見る。そのうちの1枚を手札に加え、1枚を墓地に置き、残りの1枚を山札の上に置く。

【呪文】
カード名:不埒な再侵入
文明:闇
コスト:7マナ
■S・トリガー
■相手のクリーチャーを1体破壊する。
■自分の山札の上から3枚を墓地に置いてもよい。

400円

こちらはドローソース兼受け札。3マナクリーチャーとしては掘り進める枚数が多いこと、闇マナにカウントできることがポイントです。

盤面に残ってもハイドロカウントに含まれないことが残念。


《予言者マリエル》

(殿堂カード) 【 クリーチャー 】
種族 ライトブリンガー / 文明 光 / パワー1000 / コスト4

このクリーチャーがバトルゾーンにある間、パワー3000以上のクリーチャーは攻撃できない。(パワー3000未満のクリーチャーが、攻撃中にパワーが追加された場合、攻撃することができる)

940円

強固な攻撃阻害効果を持つ殿堂カードです。足止めとしての性能は申し分ないでしょう。

採用する場合は、自身の《マリエル》ロックを解除できるよう、バウンスカードを増量しておく必要があります。《ダイヤモンド・ソード》系のカードを使うという手もありますね。

(今回は解除手段にスロットを割けなかったため不採用となりました)


《音奏 プーンギ》

【 クリーチャー 】
種族 メタリカ / ワンダフォース / 文明 光 / パワー2500 / コスト2

■相手の呪文を唱えるコストは1多くなる。
■自分のターン中、相手が呪文を唱えた時、GR召喚する。(GR召喚:自分の超GRの上から1枚目を、コストを支払ったものとして召喚する)

70円

こちらもオススメの採用候補です。

GRゾーンを使わないオリジナルであっても、2マナで呪文コストを上乗せできるのは優秀。

いっそアドバンス対応デッキにしてしまうのも手でしょう。GR召喚で横展開が容易になるため、ハイドロカウントがみるみる溜まりますよ!

その場合、《無修羅デジルムカデ》なども採用を検討できるでしょう。

また、ドローを水のオレガ・オーラに頼りつつ、GRゾーンを光のクリーチャーで固めることで、ドローとハイドロカウントの両立が可能となります。

オススメの採用候補は《*/弐幻サンドロニア/*》《続召の意志 マーチス》

なお、オレガ・オーラの持つ文明は、クリーチャーに追加されるわけではありません。光や闇のオーラがあってもハイドロカウントには寄与しない点に注意しましょう。


各種コスト軽減カード

横並びを目指すデッキなので候補にはなるものの、出すだけでは仕事しないことから泣く泣く不採用となりました。

《ケンザン・チャージャー》不採用型に組み替えるなら、一考の余地はあるかもしれません。


殿堂カードほか

《英知と追撃の宝剣》

(殿堂カード) 【 呪文 】
文明 水/闇 / コスト7

マナゾーンに置く時、このカードはタップして置く。
バトルゾーンにある相手のクリーチャーを2体選ぶ。相手はその中から1体選んで自分自身の手札に戻し、もう1体を破壊する。その後、自分は相手のマナゾーンからカードを2枚選ぶ。相手はその中から1枚選んで自分自身の手札に戻し、もう1枚を持ち主の墓地に置く。

320円

バトルゾーンとおマナをまとめて薙ぎ払う、このデッキのコンセプトによく似た殿堂呪文です。

言わずもがな非常に強力なカードなのですが、序盤を支えるカードを優先して採用したため、今回は不採用です。

お好みで、いずれかのスロットを1枚削って入れてみるのはもちろんアリですよ!


《スパイラル・ゲート》

【 呪文 】
文明 水 / コスト2

S(シールド)・トリガー(このカードをシールドゾーンから手札に戻すとき、コストを支払わずにすぐ使ってよい。)
バトルゾーンにあるクリーチャーを1体選び、持ち主の手札に戻す。

230円

殿堂解除されたばかりの、ご存知・最古にして最強(?)のバウンス呪文です。

受け札や時間稼ぎとしての運用はもちろん、《氷牙提督ハイドロ・ビスマルク帝》や《闇参謀グラン・ギニョール》を戻して再利用するプランにも使えます。


《アクアン》

(殿堂カード) 【 クリーチャー 】
種族 サイバーロード / 文明 水 / パワー2000 / コスト4

このクリーチャーがバトルゾーンに出たとき、自分の山札を上から5枚、表向きにしてもよい。その中の光と闇のカードをすべて自分の手札に加え、それ以外のカードを自分の墓地に置く。

520円

旧型の《ハイドロ・ハリケーン》系のデッキではよく見られたカードですが、肝心の《氷牙君主ハイドロ・ビスマルク帝》が墓地に落ちてしまうため不採用です。

太古の《ハイドロ・ハリケーン》デッキは、落ちた《ハイドロ・ハリケーン》《暁の守護者ファル・イーガ》で回収する構造となっていました。

《氷牙君主ハイドロ・ビスマルク帝》ならば、呪文回収の代わりに《煉獄魔弾グレイテスト・ゲート》で蘇生するのがキレイでしょうか。

この蘇生ギミックを使うならば、確かに《アクアン》はアリかもしれません。《ジャスティス・シェイパー》《エマージェンシー・タイフーン》、各種ルーター(引いて捨てる)あたりもエンジンになりそうですね。


《ハイドロ・ハリケーン》

(殿堂カード) 【 呪文 】
文明 水 / コスト6

バトルゾーンにある自分の闇のクリーチャー1体につき、バトルゾーンにある相手のクリーチャーを1体選び、持ち主の手札に戻してもよい。
バトルゾーンにある自分の光のクリーチャー1体につき、相手のマナゾーンから1枚選び、持ち主の手札に戻してもよい。

190円

元ネタにして5枚目の《氷牙君主ハイドロ・ビスマルク帝》として採用候補。

ただ、当然ながらコレを入れるということはメタクリーチャーやドローソース、そして肝心のハイドロカウントを1枚削ることを意味します。

今回のレシピでは、デッキのスムーズな回転を優先したために不採用となりました。


さいごに

格安デュエ研究所、今回は【ハイドロ・デストラクション】をお送りいたしした

失礼いたしました、またしても「マ」「ナ」を潰してしまっていたようです。

メタクリーチャーを多用したランデスということで、調整次第ではイベントに持ち込めそうなデッキとなっております。

「このデッキで大会に出てみた!」というご報告をいただけたなら、これほど嬉しいことはございません。

もちろん、「実際に組んでみたよ!」「改造してみた!」などなど、そのほかのコメントも#格安デュエマ研究所でツイートいただければ幸いでございます。

格安デュエマ研究所は、今後も定期更新予定となっております。ぜひ次回もお楽しみください!

それでは最後にご唱和ください、

マナだよなぁ、潰してえのは!

 

【格安デュエマ研究所】研究成果一覧


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