こんにちは。ウィンターです。先日発売されたレジェンドスーパーデッキ「禁王創来」ですが、みなさん楽しんでおりますでしょうか? ディスペクターにフィーチャーしており、《Volzeos-Balamord》を中心に多種多様なディスペクターでコントロールするデッキです。
ところで、レジェンドスーパーデッキには10枚のエクストラカードが付属しています。デッキのテーマに合わせて過去の強力なディスペクターがイラスト違いで1枚ずつ収録されており、パートナーに置くには最適です。そんなエクストラカードから今回はデッキ紹介です。
パートナーはディスペクターデッキの中継ぎとして活躍してくれるディスペクターである《星魂接続 パーフェクト・ワールド》になります。ディスペクターの中では比較的軽くて扱いやすく、EXライフのシールドが墓地に送られてもリカバリーが可能。また、個人的に好きなシステムである「城」とも相性がいいパートナーです。
ちなみに公式サイト掲載のデッキレベルとしてはレベル2相当。ディスペクターの採用枚数やメタカード・ロック系カードを調整することでレベル3相当にも出来ると思います。強力なディスペクターの力を借りて戦場をコントロールしましょう!
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《星魂接続 パーフェクト・ワールド》ってどんなカード?
まずは今回パートナーにする《星魂接続 パーフェクト・ワールド》について能力のおさらいです。
【 クリーチャー 】
種族 ディスペクター / ワールド・コマンド・ドラゴン / ディスタス / 文明 光/闇/自然 / パワー11000 / コスト7
■EXライフ(このクリーチャーを出す時、自分の山札の上から1枚をシールド化する。このクリーチャーが離れる時、かわりにそのシールドを墓地に置く)
■W・ブレイカー
■カードが自分のシールドゾーンから墓地に置かれた時、それが自分のマナゾーンの枚数以下のコストを持つディスタスまたはディスペクターなら、出す。そうでなければ、手札に加える。
■自分の他のクリーチャーすべてに「ササゲール2」を与える。
自分のクリーチャー全てに「ササゲール2」を与え、シールドゾーンからカードが墓地に置かれた時に発動する能力があります。ササゲールを与える能力は、他のディスペクターを召喚する手助けになります。小型クリーチャーを並べた分だけ、ディスペクターを軽減できるようになるので、中継ぎとして優秀です。
自分のシールドゾーンから墓地に置かれた時に誘発する能力は、自分のマナゾーンの枚数を参照します。ディスタスまたはディスペクターなら場に出すことが出来る可能性があるので、構築段階で気を配る必要があります。自然文明が入っているのでマナを伸ばしやすく、多少重いディスタスやディスペクターでも場に出すことが出来ると思います。
ディスタスまたはディスペクター以外の場合は手札に加わるようになります。EXライフシールドは墓地に送られやすく、自分でシールドを墓地に置く方法も豊富。効果を能動的に使えるようにすると《星魂接続 パーフェクト・ワールド》でアドバンテージを獲得しやすいです。
「城」ってどんなカード?
今回は構築の段階である程度シールドゾーンからカードが墓地に行きやすいようにしています。その代表格が「城」と呼ばれるカードタイプです。
【 城 】
種族 スペシャルズ / 文明 闇 / コスト6
■城:自分のシールドを1つ選び、このカードを付けて要塞化する。その要塞化されたシールドがシールドゾーンから離れた時、このカードを自分の墓地に置く。(「S・トリガー」能力を使う場合は、このカードを墓地に置く前に使う)
■自分のターンの終わりに、闇のコスト8以下の、進化ではないクリーチャーを1体、自分の墓地からバトルゾーンに出してもよい。
「城」はシールドゾーンに「要塞化」されて存在することで常在でアドバンテージを獲得したり、クリーチャーを支援したりするカードです。維持できれば強力なものが多いですが、「要塞化」されたシールドがブレイクされると「城」は効力を失い墓地に送られます。効果は強力ですが、維持が難しく基本的には使い捨てとなるのが「城」です。
しかし《星魂接続 パーフェクト・ワールド》がいると話が変わります。要塞化された「城」のついたシールドが破壊されると、 「城」 は墓地に送られます。つまり《星魂接続 パーフェクト・ワールド》の効果で破壊された「城」を手札に加えられるようになります。すぐにブレイクされてしまうような「城」でも何度も効果を使うことが出来るようになります。
ディスペクターと「城」の力でゲームを掌握していきましょう。
デッキリスト
まずはデッキリストです。
デッキの動かし方:序盤
序盤は小型のディスタスやマナ加速クリーチャーを展開していきましょう。ササゲールを持たないクリーチャーでも、パートナーの能力で後からササゲールを付与できるのでなるべく展開しておきましょう。小型ディスタスはアドバンテージを獲得できるクリーチャーもいるので、手札が少なくなって困ることはそこまでないでしょう。
特に《天龍神の翔天 ピラッキ》は手札にあるなら出しておきたい1枚です。
【 クリーチャー 】
種族 ファイアー・バード / ディスタス / 文明 光/闇 / パワー2000 / コスト2
■G・ストライク(このクリーチャーを自分のシールドゾーンから手札に加える時、相手に見せ、相手のクリーチャーを1体選んでもよい。このターン、そのクリーチャーは攻撃できない)
■このクリーチャーが出た時、自分の山札の上から2枚を墓地に置く。
■このクリーチャーが攻撃する時、カードを1枚、自分の墓地から手札に戻してもよい。
■自分のターンの終わりに、このクリーチャーをアンタップする。
攻撃時に墓地からカードをなんでも回収できるので、攻撃するほど手札が増えていきます。デュエパーティーは通常の対戦と異なり、序盤に適当に攻撃して相手のシールドを減らしておくことも重要なので、攻撃のついでに手札補充が出来るこのカードは非常に優秀です。
また細かい効果ですが、ターンの終わりにアンタップするため殴り返しされづらいという利点があります。対戦相手が多いデュエパーティーでは、何かのついでに除去や殴り返しをくらうことがしばしば。少なくとも殴り返しされづらいこのクリーチャーは、非常に場持ちのいいクリーチャーとなります。
デッキの動かし方:中盤
このデッキはパートナーを中継ぎ兼アドバンテージ源使用するので、出せるようなら真っ先にパートナーをプレイしましょう。ディスタス達のおかげで勢いよく軽減されるので、お手軽に場に出すことが可能です。パートナーと共に「城」も一緒に展開できるとなおいいでしょう。
特に設置しておきたいのは《ハッスル・キャッスル》です。自分のクリーチャーが出た時に1ドローが出来るので、息切れ防止につながります。大きなアドバンテージを獲得するには下準備が必要な文明の組み合わせなので、こういったカードで細かく手札を補充していきましょう。
【 城 】
文明 自然 / パワー- / コスト5
城-自分のシールドをひとつ選び、このカードを付けて要塞化する。その要塞化されたシールドがシールドゾーンから離れた時、このカードを自分の墓地に置く。(「S・トリガー」能力を使う場合は、このカードを墓地に置く前に使う)
自分のクリーチャーがバトルゾーンに出た時、カードを1枚引いてもよい。
この城を付けて要塞化したシールドが他の城によって要塞化されていなければ、そのシールドが相手のクリーチャーにブレイクされる時、かわりに自分のシールドを1枚手札に加えてもよい。
デッキの動かし方:後半
ゲームの後半は大型ディスペクター達の力でゲームを掌握していきましょう。《砕慄接続 グレイトフル・ベン》のような見慣れたディスペクターから、通常の構築であまり見られないディスペクターもいますので何枚か紹介していきます。
《常氷接続 オプティマス・ブリザード》
【 クリーチャー 】
種族 ディスペクター / グレートメカオー / スノーフェアリー / 文明 光/自然 / パワー7500 / コスト6
■G・ストライク(このクリーチャーを自分のシールドゾーンから手札に加える時、相手に見せ、相手のクリーチャーを1体選んでもよい。このターン、そのクリーチャーは攻撃できない)
■EXライフ(このクリーチャーを出す時、自分の山札の上から1枚目をシールド化する。このクリーチャーが離れる時、かわりにそのシールドを墓地に置く)
■W・ブレイカー(このクリーチャーはシールドを2つブレイクする)
■自分のターンの終わりに、このターン、カードが自分のシールドゾーンに置かれていたら、自分の山札の上から1枚目をマナゾーンに置き、その後、カードを1枚自分のマナゾーンから手札に戻す。
自分のターンの終わりに、カードがシールドゾーンに追加されていたらマナ加速とマナ回収を行うことが出来ます。ハイランダーデッキでは重要なマナ回収をある程度狙って毎ターン行うことが可能な1枚。シールドゾーンにカードが置かれていればいいので、「城」でもいいポイントも相性抜群です。
《炎勢混成 ガウスルヴィス》
【 クリーチャー 】
種族 ディスペクター / エンジェル・コマンド / ティラノ・ドレイク / 文明 光 / パワー8000 / コスト7
■EXライフ(このクリーチャーを出す時、自分の山札の上から1枚目をシールド化する。このクリーチャーが離れる時、かわりにそのシールドを墓地に置く)
■W・ブレイカー(このクリーチャーはシールドを2つブレイクする)
■相手のターンのはじめに、相手のクリーチャーを1体選びタップする。
相手のターンの初めに相手のクリーチャーを1体タップ可能です。相手のターンが3回来るデュエパーティーとの親和性が非常に高いクリーチャーです。タップするクリーチャーはそのターンのプレイヤーから選ぶ必要がないので、相手と協力してブロッカーをタップして攻撃してもらうといった芸当も可能です。
《終獣縫合 テクノローバル》
【 クリーチャー 】
種族 ディスペクター / アウトレイジ / 文明 自然 / パワー11000 / コスト7
■EXライフ(このクリーチャーを出す時、自分の山札の上から1枚目をシールド化する。このクリーチャーが離れる時、かわりにそのシールドを墓地に置く)
■W・ブレイカー
■自分の他のクリーチャーが相手クリーチャーとバトルする時、かわりにこのクリーチャーにバトルさせてもよい。
■このクリーチャーがバトルに勝った時、クリーチャーを1体、自分のマナゾーンから手札に戻してもよい。そうしたら、自分の山札の上から1枚目をマナゾーンに置く。
自分のクリーチャーのバトルを肩代わりし、バトルに勝つとクリーチャー限定でマナ回収を行うことが可能です。ディスタス達はパワーが高いクリーチャーがいないので、周りの小型クリーチャーごとバトルから守ることが出来ます。マッハファイターやバトル効果などが昨今は増えているので、パワーが小さいクリーチャーを軸にしているデッキなら採用の余地がある1枚です。
《恐帝接続 ネロ・グウルピオ》
【 クリーチャー 】
種族 ディスペクター / エンジェル・コマンド / ジュラシック・コマンド・ドラゴン / ナイト / 文明 光/闇/自然 / パワー12500 / コスト9
■EXライフ
■T・ブレイカー
■このクリーチャーが出た時、このターン、相手のクリーチャーすべてのパワーを-5000する。
■相手のクリーチャーが攻撃またはブロックした時、相手は自身のアンタップしているクリーチャーを1体選びタップする。
■このクリーチャーを自分のマナゾーンから召喚してもよい。
出た時効果で相手のクリーチャー全てのパワーを-5000し、常在効果で攻撃とブロックに反応するタップ効果があります。メインで使うことになるのはこのタップ効果で、単純に考えるとアタックやブロックに参加できるクリーチャーの数が半分になると捉えることが可能。マナからも召喚できるなので手札に持っておく必要がなく、いつでも攻撃制限・ブロック制限をかけることができます。
これらも含めたディスペクターで戦場をコントロールしていきましょう。また、最後の切り札として《オールデリート》も採用しています。
《オールデリート》
【 呪文 】
文明 闇 / コスト11
■各プレイヤーは、バトルゾーン、手札、シールドゾーン、墓地にある自身のカードをすべて山札に加えてシャッフルする。
自分のディスペクターはEXライフで戦場から離れないので、場に残ったディスペクターでとどめを刺すことが可能です。今回の構築ではあえて呪文サーチを入れていないので、基本的にはドローで手札に加えるかマナから回収するかになります。呪文サーチを採用し、狙って打てるようにするとレベル3相当のデッキになるので、遊ぶ環境に合わせて調整しましょう。
「城」について
このデッキにはパートナーとも相性がいい「城」を何枚か採用しています。基本的にはEXライフのシールド以外のシールドを要塞化して場に出すのがポイント。また「城」を採用している部分については自由枠となるので、手持ちのカードややりたいことに合わせて入れ替えていきましょう。
見慣れない「城」もあると思いますので、こちらで紹介していきます。
《怪魔城 ポチョムキン》
【 城 】
文明 闇 / パワー- / コスト1
城-自分のシールドをひとつ選び、このカードを付けて要塞化する。その要塞化されたシールドがシールドゾーンから離れた時、このカードを自分の墓地に置く。(「S・トリガー」能力を使う場合は、このカードを墓地に置く前に使う)
相手のクリーチャーが攻撃してブロックされなかった時、攻撃の後、そのクリーチャーを破壊する。
相手のクリーチャーが攻撃してブロックされなかった場合、攻撃の終わりにそのクリーチャーが破壊されます。常在で相手のクリーチャーに付与される能力になるので、自分以外が攻撃されている状況でも適応され非常に鬱陶しい能力をしています。基本的にこのカードを要塞化したシールドから狙われることになるので、相手にシールド送りされたカードに対して要塞化してあえてブレイクさせるという戦略も可能です。
《セイント・キャッスル》
【 城 】
文明 光 / パワー- / コスト2
城-自分のシールドをひとつ選び、このカードを付けて要塞化する。その要塞化されたシールドがシールドゾーンから離れた時、このカードを自分の墓地に置く。(「S・トリガー」能力を使う場合は、このカードを墓地に置く前に使う)
バトルゾーンにある自分のクリーチャーすべてのパワーは+1000され、「ブロッカー」を得る。
「城」版の《Dの牢閣 メメント守神宮》のようなカードです。2マナと軽いため、自分のアクションのついでに要塞化しておくことが可能。このデッキは小型のディスタスを展開するので、ブロッカーを付与できるだけで防御力が大きく変わります。
《サタン・キャッスル》
【 城 】
種族 スペシャルズ / 文明 闇 / コスト6
■城:自分のシールドを1つ選び、このカードを付けて要塞化する。その要塞化されたシールドがシールドゾーンから離れた時、このカードを自分の墓地に置く。(「S・トリガー」能力を使う場合は、このカードを墓地に置く前に使う)
■自分のターンの終わりに、闇のコスト8以下の、進化ではないクリーチャーを1体、自分の墓地からバトルゾーンに出してもよい。
自分のターンの終わりに8マナ以下の闇のクリーチャーを場に戻すことが出来ます。上手く維持できると毎ターン墓地から大型クリーチャーを出すことが出来ますが、《ハッスル・キャッスル》のようなブレイクを回避する能力がありませんでした。これをパートナーと組み合わせることで、シールドブレイクで墓地に送られても手札に戻ってくるため、何度も要塞化することが可能です。
その他のカードについて
《アシガ・ルピア》
【 クリーチャー 】
種族 ファイアー・バード / サムライ / 文明 光 / パワー2000 / コスト2
■カードが自分のシールドゾーンから墓地に置かれた時、自分の山札の上から1枚目をシールド化する。
シールドゾーンのカードが墓地に送られるとシールドを追加してくれるクリーチャーです。このデッキではEXライフのシールドや「城」など、墓地に送られるシールドが多く誘発する機会は少なくありません。シールドを消耗しやすいデッキなので、シールド補充の手段として非常に相性がいいです。
《マーチングドラム ミドリ/ハーメルン・ハーモニー》
【 ツインパクトカード 】
種族 ジャイアント・スノーフェアリー / ジャイアント・スキル / 文明 自然 / パワー3000 / コスト3
種族:ジャイアント・スノーフェアリー
■このクリーチャーが出た時、自分の山札の上から2枚を見る。そのうちの1枚をマナゾーンに置く。
────────────呪文────────────
カード名:ハーメルン・ハーモニー
文明:自然
コスト:8マナ
種族:ジャイアント・スキル
■クリーチャーをすべて、持ち主のマナゾーンにタップして置く。
ツインパクトで上面がマナ加速、下面が全体除去となっています。初動にもなり、後半は全てのクリーチャーをマナ送り可能と無駄がない1枚です。このデッキではディスペクターがEXライフのおかげで場に残ってくれるので気兼ねなく使用できます。
《プランDG》
【 DGフィールド 】
文明 ゼロ / コスト6
自分のターンの終わりに、自分の山札の上から1枚目を表向きにし、手札に加える。その後、そのカードよりコストが小さいクリーチャーを1体、自分の手札からバトルゾーンに出してもよい。出さなければ、自分のシールドを1つ墓地に置く。
ターンの終わりに、変則的なドローと踏み倒しを行うことカードです。踏み倒しを行わなかった場合は、デメリットとしてシールドを1枚墓地に送らなければなりませんが、その時はパートナーが補填してくれるので相性が良いです。無色でどんなデッキでも使用可能なので、手札補充手段に困っているデッキであれば採用の余地があります。
《黙示録、それはラグナロク》
【 呪文 】
種族 月光王国 / 文明 光/闇 / コスト6
■自分のシールドをすべて墓地に置く。その後、このようにして墓地に置いたカードの枚数より1枚多く、自分の山札の上から裏向きのまま、それぞれ新しいシールドとしてシールドゾーンに置く。
自分のシールドを全て墓地においたあと、墓地に置いた枚数+1枚シールドを追加する月光王国の切り札です。パートナーがいる状況でプレイするとディスタスの踏み倒しか手札補充を行うことが出来るので、膨大なアドバンテージを獲得可能です。反面、すでに要塞化している城も墓地に送られてしまうので使うタイミングや戦況は充分に考慮しましょう。
《ギガジャドウ》
【 クリーチャー 】
種族 キマイラ / 文明 闇 / パワー14000 / コスト8
ブロッカー
このクリーチャーをバトルゾーンに出した時、自分のシールドをすべて墓地に置く。このようにして墓地に置いたシールド1枚につき、相手は自身のクリーチャーを1体選んで破壊し、それができない場合、このクリーチャーは相手のシールドを1枚ブレイクする。
T・ブレイカー(このクリーチャーはシールドを3枚ブレイクする)
自分のシールドを全て墓地へ送り、その枚数分だけ相手のクリーチャーを破壊し余剰分はシールドブレイクに変換されます。シールドを墓地に送るのでパートナーの踏み倒しのトリガーになってくれるクリーチャーです。非常にド派手な能力を持ちますが、全て強制効果なので《獰猛なる大地》や《父なる大地》で引っ張りだされると効果が発動してしまいます。
プレイの段階で気をつけておくか、もし引っ張りだされそうになったら《ギガジャドウ》の効果を盾に交渉するのも1つの手です。デュエパーティーは多人数戦で、交渉・政治といったものも醍醐味の内。もし《ギガジャドウ》を引っ張りだすならあなたに効果を使います!と刃を向けてみるのも面白いかもしれません。
このデッキを改造するなら?
今回はパートナーの能力に着目して「城」を採用した構築にしましたが、よりグッドスタッフに寄せた構築にするのも一つの手段です。グッドスタッフに寄せて、どのディスペクターもパートナーに出来る構成にすると面白い遊び方が出来ます。それがランダムパートナーデュエパーティーです。
遊び方はいたってシンプルです。ゲーム開始時にパートナー候補になっているクリーチャー何枚かを裏向きでシャッフルし、相手にランダムで選んでもらいます。選ばれたクリーチャーをパートナーゾーンに、残りをメインデッキに戻して通常通りゲームを開始します。
デュエパーティーはパートナーの能力の依存度が高めのゲームです。パートナーが違うだけで全く異なるゲーム展開となります。ディスペクター達はデッキ基盤をディスタスに寄せることで、どのディスペクターがパートナーになっても戦いやすいため、この遊び方の適性が高いです。
もしこの遊び方をするのであれば、デッキに採用している城の枚数をやや減らしてディスタスの枚数を増やしましょう。また、パートナー候補にするカードについてもある程度強弱をつけておくと面白くなります。 例えばこのような形で選んでいくといいでしょう。
パートナー候補カードの例。
・《星魂接続 パーフェクト・ワールド》
・《砕慄接続 グレイトフル・ベン》
・《戦国接続 ギャラクテスト・シデンシーザー》
・《極世接続 G.O.D.Z.A.》
・《霊黒接続 スピリガリア》
一番下の 《霊黒接続 スピリガリア》 はこんなカードです。
【 クリーチャー 】
種族 ディスペクター / ダークロード / ミステリー・トーテム / 文明 光/闇/自然 / パワー4500 / コスト6
■EXライフ(このクリーチャーを出す時、自分の山札の上から1枚目をシールド化する。このクリーチャーが離れる時、かわりにそのシールドを墓地に置く)
■ブロッカー(このクリーチャーをタップして、相手クリーチャーの攻撃先をこのクリーチャーに変更してもよい)
■マッハファイター(このクリーチャーは、出たターンの間、タップまたはアンタップしているクリーチャーを攻撃できる)
■スレイヤー(このクリーチャーがバトルする時、バトルの後、相手クリーチャーを破壊する)
キーワード能力だけ持っているフレンチバニラと呼ばれるクリーチャーです。このようにパートナー候補に当たりはずれをつけることで、自分のゲーム体験にも変化やスリルを加えることが出来ます。興味のある方は試してみてはいかがでしょうか。
おわりに
今回は 《星魂接続 パーフェクト・ワールド》 を軸にしたディスペクターと「城」のデュエパーティーを紹介しました。デュエパーティーは普段の構築戦では中々使う機会の無いカードを使うことが出来る貴重な機会です。とくに昨今ではD2フィールドやタマシードのような使いやすい置物が増えたおかげで、「城」を使う機会がなくなったかと思います。
古いカードが多い分、維持できるととんでもない力を発揮するのが「城」です。この記事を通して「城」に興味を持った方がいましたら、一度遊んでみてはいかがでしょうか。
最後に、カーナベルでは【 星魂接続 パーフェクト・ワールド 】デッキやデュエパーティーのデッキを組みたい方に向けて、今回の記事内で紹介した【 星魂接続 パーフェクト・ワールド 】関連カードや相性の良いカードを豊富に準備しております!15時までの注文で即日発送のカーナベルでぜひカードを揃えて【 星魂接続 パーフェクト・ワールド 】を楽しんでください!