このデッキはこんな人にオススメ |
・速攻が好きな人 ・手札の管理が下手な人 ・速さが命の人 ・ 白い騎士団四天衆「速攻の三国」 |
どーも、ゆうへいパパです。
デュエマは速攻が強い。
デュエルマスターズは何よりも速攻が強く、シールドを5枚割ってダイレクトアタックをするゲーム。
何をいまさらと思われるかもしれませんが速攻はいつの時代、どのカードゲームでも強いのです。
速さは強さ!!
第91回目となりました当企画『格安デュエマ研究所』。
その名の通り、安くて楽しいカードを活かして格安デッキを研究する…という企画となっております。
今回の主役となるのは、こちら
《 熱線と照射の決断 》(シングル価格:80円)です。
踏み倒し能力の付いた決断呪文は絶対強い。
それは《生命と大地と轟破の決断》を始めとする決断呪文が証明しています。
そんな決断呪文が弱いわけない!!
ということで今回は《熱線と照射の決断》を使っていこうと思います。
もう少し財布に余裕のある方向けの改造パーツなども紹介しておりますので、ぜひぜひ最後までお付き合いくださいませ。
目次
はじめに:この企画のルール
当企画『格安デッキ研究所』は、ガチまとめライターが持ち回りで低予算デッキを構築・紹介していく企画です。
何をもって「低予算」とするかは難しいところですが、当企画では「シングル価格の合計がクロニクルデッキの定価(=およそ5000円)以内」という基準を設けさせていただきます。
(シングル価格は、執筆時点(2023/1/24)のカーナベル通販価格において最も安いバージョンの状態A(最高品)相当として計算)
もちろんすでに持っているカードを使ったり、カード状態にこだわりがなければ、さらに安く構築することも可能ですね。
また、忘れてはいけないのが『安いデッキは高額デッキの代用品ではない』ということ。あくまで「安いけれど強い・面白い」と言えるような、独自性のあるデッキを追い求めていこうと思います。
デッキのコンセプト
デッキコンセプトは「速攻」
殺られる前に殺れ。
以上。
デッキレシピ:
2023年1月24日現在2,785円!!
2,700円!!
やったー!!格安だ!!
2個作って友達に布教だ!!
採用カード解説
メインギミック
《 熱線と照射の決断 》
【 呪文 】
文明 光/火 / コスト5
■自分のターンのはじめにアンタップした自分のクリーチャー1体につき、そのターン中、この呪文を唱えるコストを1少なくする。ただし、コストは1以下にはならない。
■次の中から2回選ぶ。(同じものを選んでもよい)
▶相手のクリーチャーを2体選んでタップする。
▶カードを1枚引く。その後、光または火のコスト4以下のクリーチャーを1体、自分の手札から出す。
▶自分のクリーチャーを1体選ぶ。そのクリーチャーはこのターン、バトル中パワーを+4000され、「スピードアタッカー」を得る。
80円
コスト軽減の方法が独特な決断呪文。
注意点は自分のターンの最初にアンタップしたクリーチャー分しかコストの軽減が無いため、自分のメインフェイズに無限アンタップからのコスト軽減なんて悪用はできないように設計されている。
要するに前ターンに殴ったりブロックしたりしたクリーチャーが生きて帰ってきた分コスト軽減するよ、というもの。
今回はそのカードコンセプトに沿った構築を目指しました。
似た呪文に《瞬閃と疾駆と双撃の決断》があるが、しっかりと軽減できる構築を意識さえすれば3コストで撃つことも可能な上に手札がゼロの状態からでも踏み倒しができることは差別点になり得るだろう。
相手の邪魔なブロッカーをタップすることができるのも光文明らしい能力だし、バトル中パワーが上がることを利用して相手のクリーチャーを除去したりと、なにかと他2つの能力も腐っているわけではない。
《U・S・A・SIIFU》
【 クリーチャー 】
種族 ビートジョッキー / チームボンバー / 文明 光/火 / パワー7500 / コスト3
■このクリーチャーは、召喚できない。
■ブロッカー(このクリーチャーをタップして、相手クリーチャーの攻撃先をこのクリーチャーに変更してもよい)
■スピードアタッカー(このクリーチャーは召喚酔いしない)
■W・ブレイカー(このクリーチャーはシールドを2つブレイクする)
50円
軽量マナに見合わぬ高い能力には当然デメリットが付いている。
召喚できない。
召喚できなければバトルゾーンに出せないではないか!!?という疑問を抱くであろうがデュエルマスターズにはコストを支払わずにバトルゾーンに出す方法は山のようにある。むしろそっちが主流まである。
今回は《熱線と照射の決断》で踏み倒し、攻守の要として活躍してもらう。
《GOOOSOKU・ザボンバ》
【 クリーチャー 】
種族 ソニック・コマンド / チームボンバー / 文明 光/火 / パワー4500 / コスト4
■スピードアタッカー
■このクリーチャーがバトルゾーンに出た時、自分の山札の上から1枚目を見る。そのカードを、山札の一番下に置いてもよい。
■マジボンバー 3(このクリーチャーが攻撃する時、自分の山札の上から1枚目を見る。その後、コスト3以下のクリーチャーを1体、自分の手札または山札の上から、バトルゾーンに出してもよい)
120円
こちらもコスト4なので《熱線と照射の決断》から発射が可能なスピードアタッカーだ。
しかもマジボンバー3でさらに展開できるおまけ付き、しかもおまけの当選率をちょっとだけ上げてくれる親切設計!!
初動
《 凶戦士ブレイズ・クロー 》
【 クリーチャー 】
種族 ドラゴノイド / 文明 火 / パワー1000 / コスト1
このクリーチャーは、毎ターン攻撃しなければならない。
50円
初登場からずっと現役
生きて返ってくるだけで《熱線と照射の決断》のコストを下げれる。
強制アタックは勇気をくれる。
攻めることの大切さを彼から教わったプレイヤーは多いだろう。
《 グレイト "S-駆" 》
【 クリーチャー 】
種族 ビートジョッキー / 文明 火 / パワー1000 / コスト1
■G・G・G:自分の手札が1枚以下なら、このクリーチャーに「スピードアタッカー」を与える。(「スピードアタッカー」を持つクリーチャーは召喚酔いしない)
■自分のターンの終わりに、このクリーチャーがアンタップしていたら、自分の手札に戻す。
140円
低マナ域のクリーチャーが多いため手札の消費が激しい、だがそこを逆手に取った戦略、「G・G・G」
最後の1打点、あと1点という場面に活躍してくれる1枚。
《 クミタテ・チュリス 》
【 クリーチャー 】
種族 ビートジョッキー / 文明 火 / パワー1000 / コスト1
■このクリーチャーが攻撃する時、自分の手札を1枚捨てる。それができなければ、このクリーチャーを破壊する。
■シビルカウント3:このクリーチャーが攻撃する時、自分の火のクリーチャーまたは火のタマシードが合計3つ以上あれば、カードを1枚引く。
85円
案外並ぶのでシビルカウントを稼ぐことも簡単だ!デメリット能力の手札を捨てることも「G・G・G」との相性が抜群だ。
《 轟車 "G-突" 》
【 クリーチャー 】
種族 ビートジョッキー / 文明 火 / パワー4000+ / コスト2
■パワーアタッカー+2000(攻撃中、このクリーチャーのパワーを+2000する)
■W・ブレイカー
■G・G・G:自分の手札が1枚以下でなければ、このクリーチャーは攻撃できない。
50円
2マナでWブレイカーって相当やばいし、登場した当時は本当にエースカードだった。
今回は《熱線と照射の決断》から発射しても強いので採用となった。
サブギミック/その他(トリガーやサポート)
《 U・S・A・SSIN 》
【 クリーチャー 】
種族 ビートジョッキー / チームボンバー / 文明 光/火 / パワー2000 / コスト2
■ブロッカー(このクリーチャーをタップして、相手クリーチャーの攻撃先をこのクリーチャーに変更してもよい)
■スピードアタッカー(このクリーチャーは召喚酔いしない)
50円
最速で《熱線と照射の決断》を撃つためのキーパーソン
1ターン目《凶戦士ブレイズ・クロー》を召喚、2ターン目に《U・S・A・SSIN》2体とも生きて返ってくることができれば3ターン目の《 熱線と照射の決断 》が決まる。
もし生きて帰ってくれば、もし相手にトリガーがなければ…などの要素はあるが格安デッキでも3ターン目に決めることができるデッキは強そうでしょ?
《 予言者クルト GS 》
【 クリーチャー 】
種族 ライトブリンガー / 文明 光 / パワー500 / コスト1
■G・ストライク(このクリーチャーを自分のシールドゾーンから手札に加える時、相手に見せ、相手のクリーチャーを1体選んでもよい。このターン、そのクリーチャーは攻撃できない)
55円
速攻デッキの宿命、受けの弱さをなんとかギリギリ担保してくれてる1枚。
光文明単色ということもあり上記の3ターン目《 熱線と照射の決断 》にも貢献してくれる。
対戦相手次第では何かメタクリーチャーなどを入れてもいいかもしれない。
《 フィーアカノン・ワイバーン 》
【 クリーチャー 】
種族 アーマード・ワイバーン / 文明 火 / パワー4000 / コスト4
■S・トリガー(このクリーチャーをシールドゾーンから手札に加える時、コストを支払わずにすぐ召喚してもよい)
■このクリーチャーが出た時、クリーチャーを2体選ぶ。この2体をバトルさせる。
50円
《 熱線と照射の決断 》から2体出して相手の盤面がぐちゃぐちゃ、なんてこともあり得る1枚。
シールドトリガーとしても超強力なのに4マナ、現代デュエマ最強トリガーの1枚かも?
《 "轟轟轟"ブランド 》
(殿堂カード) 【 クリーチャー 】
種族 ビートジョッキー / 文明 火 / パワー9000 / コスト7
■マスターG・G・G:自分の手札がこのカードだけなら、このクリーチャーをコストを支払わずに召喚してもよい。
■スピードアタッカー
■W・ブレイカー
■このクリーチャーがバトルゾーンに出た時、自分のマナゾーンに火のカードがあれば、カードを1枚引く。その後、自分の手札を好きな枚数捨ててもよい。こうして捨てた手札1枚につき、相手のパワー6000以下のクリーチャーを1体、破壊する。
70円
スーパー上ブレ切り札びっくりカード。
「手札が1枚なので…」と対面に言われると後頭部のあたりがゾワゾワするのは私だけではないはず。
多くのデュエマプレイヤーに恐怖と興奮を与えた殿堂カード、開発者デッキにも再録されとてもお求めやすい価格となったので採用しました。
このデッキの回し方
①速攻の華『3キル』
《 U・S・A・SSIN 》の項目でも解説したが踏み倒しの連鎖がうまく行けば発生する。
しかも手札ゼロからジャスキル打点が飛び出すかもしれない動きは1度はやってみたいスーパー主人公ムーブだ!!
②2マナで撃てたら『爆アド』
軽量クリーチャーでガンガン攻撃、生きて帰ってきたら《 熱線と照射の決断 》のコスト軽減が起こりさらに横並び!!手札は使い切っても大丈夫だ!!
③『殺られる前に殺れ』
受け札は8枚とかなり少なめだが《フィーアカノン・ワイバーン》は2体除去しながら殴り返しができるスペックを持ち合わせ、《預言者クルとGS》はG・ストライクで最低限相手の攻撃を止めつつ1マナと軽いため「G・G・G」能力を持つ各カードとも好相性だ。
とにかく殺られる前に殺れ。
採用候補のカードたち
《 瞬閃と疾駆と双撃の決断 》
【 呪文 】
文明 火 / コスト3
■次の中から2回選ぶ。(同じものを選んでもよい)
→コスト3以下のクリーチャーを1体、自分の手札からバトルゾーンに出す。
→このターン、自分のクリーチャー1体に「スピードアタッカー」を与える。
→自分のクリーチャーを1体選ぶ。このターン、そのクリーチャーの最初の攻撃の終わりに、そのクリーチャーをアンタップする。
1400円
安かったら2枚くらい採用しよっかな~と値段を見てびっくり!!この決断もしっかり出世してました。
W決断採用構築はとても強力です、採用できればノートリガー構築でもいいかも?
《 ”罰怒”ブランド 》
【 クリーチャー 】
種族 ビートジョッキー / 文明 火 / パワー9000 / コスト7
マスターB・A・D(このクリーチャーを、コストを2少なくし、さらに、このターンに召喚した自分の他の火のクリーチャー1体につき追加で2少なくして召喚してもよい。そうしたら、このターンの終わりに自分のクリーチャーを1体破壊する。ただし、このクリーチャーのコストは0以下にならない)
W・ブレイカー
自分の火のクリーチャーすべてに「スピードアタッカー」を与える。
4300円
貯めて一気に動くプランニングができるようになるので非常に強力!未だに4枚採用できるの強すぎます。
《轟く侵略 レッドゾーン》
【 進化クリーチャー 】
種族 ソニック・コマンド / 侵略者 / 文明 火 / パワー12000 / コスト6
■進化―自分の火のクリーチャー1体の上に置く。
■侵略―火のコマンド(自分の火のコマンドが攻撃する時、自分の手札にあるこのクリーチャーをその上に重ねてもよい)
■T・ブレイカー
■このクリーチャーがバトルゾーンに出た時、一番パワーが大きい相手のクリーチャーをすべて破壊する。
1000円
優秀な4マナソニック・コマンドを多めに採用して火光のバイクデッキにしてみるのも楽しいかも。
《 暴走獣斗 ブランキー 》
【 クリーチャー 】
種族 ソニック・コマンド / 文明 火 / パワー4000+ / コスト4
■スピードアタッカー
■このクリーチャーが攻撃する時、相手のシールドを1つ選ぶ。相手は、このクリーチャーにそのシールドをブレイクさせてもよい。相手がそうしない場合、自分はカードを2枚引く。
■バトル中、このクリーチャーのパワーを+3000する。
800円
全部のテキストが強い《 熱線と照射の決断 》から発射できる4マナのクリーチャーでは最強クラスのクリーチャー。
バトル中のパワーを上げれば4000+3000+4000で11000まで瞬間的にパワーが上がる。
カードを引かせるか、シールドを割られるかの押し付け2択付きなのが愉快痛快。
Youtubeも観てね
おわりに
いかがだったでしょうか、速攻といえば格安デッキの代名詞。
そんなデッキを目指して組み上げました、比較的手に入れやすいカードも多いので皆さんも是非作ってみてくださいね。
また次回の格安デュエマ研究所でお会いしましょう~!!
「実際に組んでみた!」「こんな改造はどう?」などなど、感想やアイディアがあれば#格安デュエマ研究所でツイートしていただければ幸いです。