みなさんは、「現代デュエマの闇文明代表」と聞いて、どのカードを思い浮かべるでしょうか?
アドバンスで活躍中の《死神覇王 ブラックXENARCH》?【闇自然アビス】で前環境を駆け抜けた《邪幽 ジャガイスト》?
それらもいいですが、多くの人はこのカードをあげるのではないでしょうか?
《アーテル・ゴルギーニ》。《絶望と反魂と滅殺の決断》を超えた最強汎用カードとして君臨する、最強格のSRが今あらためて話題となっています。
目次
おさらい
今一度《アーテル・ゴルギーニ》に関しておさらいをしておきましょうか。
【 クリーチャー 】
種族 メカ・デル・ディネロ / スーパーカー・ドラゴン / 文明 闇 / パワー6000 / コスト5
■ブロッカー
■W・ブレイカー
■このクリーチャーが出た時、次の中から2つ選ぶ。(同じものを2回選んでもよい。)
►相手のクリーチャーを1体選ぶ。このターン、そのクリーチャーのパワーを-4000する。
►自分の山札の上から4枚を墓地に置く。
►コスト4以下のクリーチャーを1体、自分の墓地から出す。
■このクリーチャーが離れる時、かわりに自分の他のクリーチャーを1体破壊してもよい。
言わずとしれた強カード。
《絶望と反魂と滅殺の決断》からハンデスを墓地肥やしに変更したような選択肢であり、闇文明の基本戦術を手厚くサポートしてくれているのが特徴ですね。
蘇生カードというのは単体では墓地が用意できず、状況を選ぶ弱点があるのですが 《絶望と反魂と滅殺の決断》がモード選択で解決していたのに対し、このカードは+自前の墓地肥やしまで備えているホスピタリティの高さが光ります。
しかもこいつ、「ブロッカー」で「5コスト以上のメカ&ドラゴン」で「耐性」がおまけでついてくるんですよね。
ビート耐性も革命チェンジ適性もおまけでついていいもんじゃないだろ。
その圧倒的な汎用性によって、【アナカラーDOOM】とか【水闇COMPLEX】のような 闇入り ッドスタッフ系ほぼ全てのデッキに採用されてきたこのカードですが、いよいよ変化が起き始めています。
メカ以外の種族に出張
ここに来て《アーテル・ゴルギーニ》が再び話題になっている理由、それは連日活躍中の【闇単アビス】にあると言って差し支えないでしょう。
いままでグッドスタッフ気味のデッキに採用されてきたこのカードですが、ついに種族デッキの代表とも言える【闇単アビス】に採用実績が生まれました。(このデッキ自体がグッドスタッフに変化傾向にあるけど)
アビスを軽減する《ド:ノラテップ》でなく、《Re:奪取 ブラッドレイン》が優先されている点からも、アーテルの重要度が伺いしれます。
で、またこのデッキがかなり強いんですよね。
『カイザー・オブ・ハイパードラゴン』発売以降の入賞実績は2024/7/1時点の観測範囲で16件。同様の集計方法で【水火マジック】が17件であることを踏まえると相当な数値であることはわかるかと思います。
そういうわけで、無事需要が爆増したこのカードはXを中心に話題になったのでした。
アーテルの今後
さて、これだけ話題になった《アーテル・ゴルギーニ》ですが、再録は来るんでしょうか?
結論、今年中……下手したら今月中に来るんじゃないでしょうか。
順番に根拠を述べていきましょう。
超感謝祭 ファンタジーBEST が出る
1つ目はこれ。
今月の新商品ですね。
だからなんだというお話なんですが、このパックは去年の『ビクトリーBEST』の後継であることを明言されています。
で、その『ビクトリーBEST』で再録されたカード覚えていますか?
そう、当時高価な部類だった《龍素記号wD サイクルペディア》です。
しかもこのカード、五文明五種族と全く関わりがないのにしれっと再録されていたのがポイント。
今回も脈絡なく、需要の高いカードが1枚再録される可能性はあるんじゃないでしょうか?
2ブロックが控えている
2つ目はまあこういうのもあるかな~程度の話ですが、全国大会予選の話ですね。
直近2年分のマークが付いているカードが使用可能 なこのフォーマットでは、ARevのカードはもちろん使用可能です。
参入障壁……とまで言えるかは微妙ですが、企業としては盛り下がるような状態は避けたいでしょう。
このタイミングで再録される可能性は十分あるのではないでしょうか。
今回のまとめ
- 《アーテル・ゴルギーニ》が需要爆増
- 背景には【闇単アビス】あり
- 再録されそ~~~~。
ちなみに 《アーテル・ゴルギーニ》 は弊社で販売も買い取りも実施中ですよ!
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意地でも「高騰」という単語を使わない縛りを己に課しています。