連日『超感謝祭 ファンタジーBEST』の情報が発表され、盛り上がりを見せるデュエルマスターズ。
明日7/6日はデュエマファンフェスティバルが開催されるということもあり、私の地元名古屋も盛り上がっております。
そんな中、 ファンタジーBEST の勢いにあてられて話題になっているカードが1枚。
それがこの《キャプテン・ドラッケン》です。
目次
概要
「革命編 第4章 正体判明のギュウジン丸!!」で登場したこのカードは、登場時に非進化の ファイアー・バード を最大5体踏み倒せるという豪快な出力で根強い人気を博す1枚です。
革命能力と別に登場時の能力を持っているのでシールド回収ギミックを採用する必要がなく、コチラだけを目当てにデッキを組むことができるのも特徴。
もちろん革命軍らしく、劣勢になれば火事場の馬鹿力を自軍火のクリーチャーに与えることもできます。
さらに、7コストの進化クリーチャーということで、あの《王来英雄 モモキングRX》から踏み倒しが可能。
最速3ターン目の着地から圧倒的な物量で相手を押しつぶせば、勝利は確約されるでしょう。
そんな可能性の塊が、この 《キャプテン・ドラッケン》なのです。
……という建前はおいておいて、本題に入りましょうか。
本題
高価買取のPOPが並びだした《キャプテン・ドラッケン》ですが、ちょっと待ってください。
本当に【ファイアー・バード】デッキに採用しますか?
冷静になって考えてみてください。このカードを今すぐ買うべきじゃない理由が少なくとも3つは思いつくはずです。
1.こいつはファイアー・バードじゃない。
重要です。7/5現在の新規ファイアー・バードが持つ能力をおさらいしてみましょう。
右を見ても左を見ても、前を見ても後ろを見ても、そこにあるのは「ファイアー・バード指定」の能力です。
【連ドラ】に《メンデルスゾーン》以外の非ドラゴンを入れたくないのと同じく、かっちりした種族デッキにはできるだけ不純物をいれたくないのが道理というもの。
このカードが《メンデルスゾーン》になれるか?と問われれば流石に10人が10人NOと言うでしょう。
《キャプテン・ドラッケン》 自身が 《キャプテン・ドラッケン》 の外れなのに、周りの荷物にまでなり始めたらいよいよ厳しいものがあります。
2.モモキングRXは入れづらい
これも相当厳しいです。
現状の《キャプテン・ドラッケン》って、かなり登場を《王来英雄 モモキングRX》に依存しているんですよね。
で、前項で述べたように新規ファイアー・バードデッキに《王来英雄 モモキングRX》なんて入れたくないじゃないですか。ただでさえ色配分厳しそうなのに、自然まで混ぜる余裕などないでしょうしね。
3.お株が奪われている
「登場時にファイアー・バードを複数体展開できる能力」……って、最近どこかで聞いた記憶がありませんか?
そう、《アリス・ルピア》が来ちゃったんですよね。
しかもこのカード、ご丁寧にSAも付与してくれるためフィニッシュ火力としてはあまりにも十分。
《 龍后凰翔クイーン・ルピア 》を筆頭に踏み倒し手段もバッチリ。
数の優位やサイズの違いこそあれど、新規軸のデッキではおつらいものがあります。
4.採用できるなら再録される
これも多分間違いないでしょう。
《キャプテン・ドラッケン》 をなんの気なしに採用できる状況って、間違いなく 《王来英雄 モモキングRX》 に変わる新規が登場しているときだけです。
例えば「火の進化クリーチャーを指定して踏み倒せるファイアー・バード」、みたいな具合ですね。
それって、 《キャプテン・ドラッケン》 に気を使ったデザインですよね。
そんなカードを出すとしたら、最近のデュエマが再録しない道理がないと思いませんか?
《キャプテン・ドラッケン》を使いたいあなたへ
ここまでまあ散々に言ってきましたが、ここまでは「《キャプテン・ドラッケン》、今のうちに集めなきゃ!」といった層に対する注意喚起。
もちろん、《キャプテン・ドラッケン》の出力は 『超感謝祭 ファンタジーBEST』 で大きく強化されます。
【ファイアー・バード】ではなく、【キャプテン・ドラッケン】を構築するならやりようはあるでしょう。
古くから 【キャプテン・ドラッケン】 を愛用されている方や、このカードを使ってみたいと考えていた方には実際ありがたい新規だと思います。
自分がこの夏、手にしたいデッキはどちらなのかで購入を検討してみてはいかがでしょうか?
今回のまとめ
- 《キャプテン・ドラッケン》が話題に
- 新【ファイアー・バード】に入れるならよく考えたうえで
- 【キャプテン・ドラッケン】の出力自体は上がっている
熟考したうえでお求めの方はぜひカーナベルで!
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