【第5回TWC】テーマ解説記事~純ヴァンパイアデッキを見てみよう!

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【第5回TWC】テーマ解説記事~純ヴァンパイアデッキを見てみよう!
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目次

ヴァンパイアってどんなテーマ?

吸血(ライフダメージやコストによって得られる各種能力、相手のデッキ破壊)と吸血によって得たエネルギーを戦いに活用する能力(後述の様々なもの)。

アンデット特有の死から再生する不死性(墓地からの蘇生による展開)。

支配能力によって、死者や自身が倒した相手を配下にし、支配する(自分の墓地以外に、相手墓地に眠る死者を呼び出す、倒した相手モンスターのコントロールを奪う)

こういったファンタジーや伝説上の「ヴァンパイア」、「吸血鬼」といった存在の持つ能力を扱うテーマデッキです。

他のアンデットデッキとは違った魅力がある面白いデッキだと思ったので、紹介をしようと考えた次第です。今回の記事では、純系のヴァンパイアの動きや解説をしていきたいと思います。

サンプルレシピ


自分が制作し、対戦、交流会等で実際に使いながら調整した純系のヴァンパイアのレシピです。(注…2020年4月前半までのカードプール&禁止制限でのレシピです)

今回は、このレシピを使って解説をしていきたいと思います。

採用カードの説明コーナー

①メインデッキのモンスターカード一覧

【 効果モンスター 】
星 1 / 闇 / アンデット族 / 攻500 / 守0

このカード名の①②の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
①:このカードが特殊召喚に成功した場合、500LPを払って発動できる。デッキから「ヴァンパイアの使い魔」以外の「ヴァンパイア」モンスター1体を手札に加える。
②:このカードが墓地に存在する場合、手札及び自分フィールドの表側表示のカードの中から、「ヴァンパイア」カード1枚を墓地へ送って発動できる。このカードを特殊召喚する。この効果で特殊召喚したこのカードは、フィールドから離れた場合に除外される。

出典:遊戯王OCGカードデータベース

ヴァンパイアデッキの潤滑油となるカードの1枚です。自己蘇生効果+テーマカードを幅広くサーチ出来る素晴らしい下級サーチモンスターです。

「ヴァンパイアモンスター」をサーチする事が出来る《ヴァンパイアの使い魔》と、対となる「ヴァンパイア魔法、罠」をサーチする事が出来る《ヴァンパイアの眷属》共通の①と②の効果はそれぞれ独立した「それぞれ(同名効果は)1ターンに1度しか使用出来ない」効果です。

「他のカード効果で特殊召喚をする」→①の効果の発動条件を満たし、①の効果のみを使い②の効果を温存する。

②の効果を使い、特殊召喚に成功した際に無効系のカードを警戒し、あえて①の効果を使わない…といったプレイングをおこなうことも可能です。

《ヴァンパイアの使い魔》に関してはレベルが1なので、《ワン・フォー・ワン》を使いアクセスをしたり、最序盤の場面で素引きをした場合であっても、このカードを通常召喚→リンク1の《リンクリボー》をリンク召喚する→《ヴァンパイアの使い魔》は素材として墓地へ→①と②の効果を使い即座に後続をサーチという動きが可能です。

仮に、ここまでの下準備行動で展開がストップしてターンエンドになってしまったとしても、相手の攻撃を阻害出来る《リンクリボー》+サーチの仕事を終えた上で、《リンクリボー》の蘇生コストとなれる《ヴァンパイアの使い魔》が残るので、ワンターンkillを受けにくいです。

【 効果モンスター 】
星 2 / 闇 / アンデット族 / 攻1200 / 守0

このカード名の①②の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
①:このカードが特殊召喚に成功した場合、500LPを払って発動できる。デッキから「ヴァンパイア」魔法・罠カード1枚を手札に加える。
②:このカードが墓地に存在する場合、手札及び自分フィールドの表側表示のカードの中から、「ヴァンパイア」カード1枚を墓地へ送って発動できる。このカードを特殊召喚する。この効果で特殊召喚したこのカードは、フィールドから離れた場合に除外される。

出典:遊戯王OCGカードデータベース

先程の《ヴァンパイアの使い魔》の項目でも少し説明がありましたが、デッキの潤滑油となるカードの1枚です。ヴァンパイアの基本は、《ヴァンパイアの使い魔》と、このカードを、いかに「無駄なく使っていけるか」という事にあります。

このカードが直接サーチ出来るのは、ヴァンパイア「魔法、罠」だけなのですが、ヴァンパイア魔法、罠の中には「モンスター」を特殊召喚したり、墓地に送ったりするカードも存在しますので、効果の印象以上に様々なカードにアクセスする事が出来ます。

こちらは《ヴァンパイア使い魔》と違いレベル2なので、《ワン・フォー・ワン》《リンクリボー》を利用する事は出来ませんが、後述の《ヴァンパイア・デザイア》との兼ね合いもあり、レベルが違っている事を活かしていけるカードです。

【 効果モンスター 】
星 4 / 闇 / アンデット族 / 攻1500 / 守1500

このカードが相手によって墓地へ送られた場合、
デッキから「ヴァンパイア」と名のついた闇属性モンスター1体
または「ヴァンパイア」と名のついた魔法・罠カード1枚を手札に加える事ができる。
また、自分のメインフェイズ時、
墓地のこのカードをゲームから除外して発動できる。
このターンに1度だけ、自分が「ヴァンパイア」と名のついた闇属性モンスターを召喚する場合に
必要なリリースをなくす事ができる。

出典:遊戯王OCGカードデータベース

自分にとってはかなり使いやすく、相手にとっては厄介極まりない下級ヴァンパイアです。

「このカードが、相手によって墓地に送られた場合サーチが出来る」という受け身な効果とはいえ、とてつもなく緩い条件(破壊処理の必要が無い、領域指定が無いので召喚無効やデッキデスや相手の《手札抹殺》等で墓地に移動した場合でも発動可能+同名ターン1等の制限も無い)での「ヴァンパイアカードを何でも1枚サーチ」という非常に優秀なサーチ性能を持ち、ATK1500、DEF1500というサポート効果持ちの下級モンスターとして悪くないステータスを持っています。

又、もうひとつの墓地のこのカードを除外してヴァンパイアのリリースコストを減らす効果も先程の効果と噛みあい、相手依存のサーチ効果を相手が嫌がり戦闘等で処理をされない場合、場に残されたこのカードをリンク等の素材へ→即座に墓地除外効果で上級のリリースコストを無くし、上級ヴァンパイアの展開へ…といったルートが取れ、この手のカードに良くある「相手が動いてくれなくて動けない」という状況に陥りにくい点も素晴らしいです。

枚数が2枚なのは、通常召喚権を使用しないと手札でダブついた際に困りやすい点と、上級ヴァンパイアになるべく通常召喚権を使用したい為です。

【 効果モンスター 】
星 4 / 地 / アンデット族 / 攻1700 / 守800

墓地に存在するこのカードをゲームから除外する事で、自分の墓地からアンデット族モンスター1体を特殊召喚する。

出典:遊戯王OCGカードデータベース

メインモンスターで唯一「ヴァンパイア」では無い1枠のみの汎用系のアンデットモンスターです。

このレシピは純系の構築になりますので、最初に解説をしていた《ヴァンパイアの使い魔》《ヴァンパイアの眷属》をフル投入しています。

つまりは、この2種の自己蘇生コストにもなる「ヴァンパイア」カードの比率、必要性が他の派生系デッキに比べるとかなり高くなります。又、「通常召喚権を上級ヴァンパイアに使いたい」という理由もあり、派生系のデッキや他のアンデット系デッキであれば3枚入ることも珍しくないこのカードを「単体で機能する強力なカード」としてハイランダー枠で採用をしています。

【 効果モンスター 】
星 5 / 闇 / アンデット族 / 攻2000 / 守1400

①:自分フィールドのモンスターが戦闘または相手の効果で破壊される場合、代わりにその破壊されるモンスターの数×1000LPを払う事ができる。
②:このカードが戦闘でモンスターを破壊したバトルフェイズ終了時に発動できる。そのモンスターを墓地から可能な限り自分フィールドに特殊召喚する。

出典:遊戯王OCGカードデータベース

後述の《ヴァンパイア・デザイア》《ヴァンパイア・シフト》《ヴァンパイア・アウェイク》といったカードと組み合わせて本領を発揮する上級ヴァンパイアです。

①の効果は勘違いされやすいのですが、永続効果なので相手に「チェーンしてその効果を無効」といった行動の機会を一切与えずにライフを使いモンスターを破壊から守れる反面、「このモンスターだけを破壊から守りたい」といった小回りが効かない為、全体除去等に対しては慎重な立ち回りが必要となります。

効果範囲に関しては、「ヴァンパイアモンスター」、「アンデットモンスター」といった縛りは存在しない為、相手モンスターを配下として自分フィールドに並べた際にも使える点も大きなポイントです。

②の効果は「ヴァンパイアモンスター」の共通効果で、この効果を持っているヴァンパイアで相手を倒す→バトルフェイズ終了時に必要に応じて配下として墓地から自分フィールドに特殊召喚をする…という流れに繋げるのが基本です。

【 効果モンスター 】
星 5 / 闇 / アンデット族 / 攻2000 / 守0

「ヴァンパイア・デューク」の②の効果は1ターンに1度しか使用できない。
このカードをX召喚の素材とする場合、
闇属性モンスターのX召喚にしか使用できない。
①:このカードが召喚に成功した時、
自分の墓地の闇属性の「ヴァンパイア」モンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターを守備表示で特殊召喚する。
②:このカードが特殊召喚に成功した時、
カードの種類(モンスター・魔法・罠)を宣言して発動できる。
相手は宣言された種類のカード1枚をデッキから墓地へ送る。

出典:遊戯王OCGカードデータベース

通常召喚、特殊召喚のどちらでフィールドに出したかによって使える効果が変わる珍しいタイプのモンスターです。

通常召喚効果はシンプルに強力で、《ヴァンパイアの使い魔》《ヴァンパイアの眷属》といったカードを墓地から特殊召喚し、サーチや、上級ヴァンパイアを特殊召喚しランク5エクシーズ、上級ヴァンパイアの持つ強力な効果を活用して更に展開へ繋げることが出来ます。

特殊召喚効果は、~時~出来るのタイミングを逃すカードな上、後述の《ヴァンパイア帝国》のターン1の効果とのコンボが前提となる為、単体では殆ど機能しません。

特殊召喚からの利用を考えた際に、あまり大量に積んでも機能しにくいと考えた為、ハイランダー枠としての採用です。

【 効果モンスター 】
星 5 / 闇 / アンデット族 / 攻600 / 守2000

このカード名の①の効果は1ターンに1度しか使用できない。
①:モンスターの攻撃宣言時に発動できる。このカードを手札から守備表示で特殊召喚する。
②:自分のアンデット族モンスターが相手モンスターと戦闘を行うダメージ計算時に1度、100の倍数のLPを払って発動できる(最大3000まで)。その自分のモンスターの攻撃力・守備力はそのダメージ計算時のみ払った数値分アップする。
③:このカードが戦闘でモンスターを破壊したバトルフェイズ終了時に発動できる。そのモンスターを墓地から可能な限り自分フィールドに特殊召喚する。

出典:遊戯王OCGカードデータベース

『テキスト読み間違えた…?』、『書いてある効果が強すぎて意味が分からない…』等と執筆者及び、執筆者の周囲の決闘者が満場一致で太鼓判を推す程のカードパワーを誇る1枚です。

①効果は同名ターン1であるものの、自他問わず、あらゆるモンスターの攻撃宣言時に手札から特殊召喚が可能です。自分のターンであれば通常召喚権を使わずにこのカードを特殊召喚出来るのでメインフェイズ2に各種EXモンスターの素材に、相手のターンであれば相手のダイレクトアタック等から身を守ってくれます。

②効果は、「自分のアンデットモンスターが相手モンスターと戦闘する」以外のターン中の回数制限、同名ターン1といった縛りが無い為、非常に強力です。「効果を受けない」系の相手であっても、味方のステータスのみを変動させる為、問題無く対処が出来る…といった強みもあります。

又、《ヴァンパイア・フロイライン》がフィールドに複数体存在する場合、《ヴァンパイア・フロイライン》は、それぞれライフ支払い効果を使えるので、突破力は図り知れません。

③のヴァンパイア共通効果は、②の効果を《ヴァンパイア・フロイライン》自身に使用する事で、単体であっても3600未満のモンスターであれば戦闘破壊が出来る為、かなり噛み合っています。

総じて攻守全般に使える強力なカードといえると思います。

【 効果モンスター 】
星 6 / 闇 / アンデット族 / 攻2000 / 守1200

このカードが墓地に存在し、アンデット族モンスターの効果によって
自分フィールド上にレベル5以上のアンデット族モンスターが特殊召喚された時、
2000ライフポイントを払って発動できる。
このカードを墓地から特殊召喚する。
「ヴァンパイア・グレイス」のこの効果は1ターンに1度しか使用できない。
また、1ターンに1度、カードの種類(モンスター・魔法・罠)を宣言して発動できる。
相手は宣言された種類のカード1枚をデッキから墓地へ送る。

出典:遊戯王OCGカードデータベース

このデッキでは、どちらの効果も活用しやすいです。

前半の効果は、《ヴァンパイアの使い魔》《ヴァンパイアの眷属》のコストとしてこのカードを手札、フィールドから墓地に送る→その後、必要に応じて先程の《ヴァンパイア・フロイライン》の「手札からレベル5の自身を特殊召喚」や、後述の《ヴァンパイア・スカージレット》による「墓地からレベル5以上のアンデットの蘇生」といった効果に反応して自己蘇生をさせることで、盤面を増やしながら展開が可能です。

後半の効果は、《ヴァンパイア帝国》と組み合わせをする事でアドバンテージを稼ぐ事が出来るものです。

【 効果モンスター 】
星 6 / 闇 / アンデット族 / 攻2200 / 守2200

このカード名の①の効果は1ターンに1度しか使用できない。
①:このカードが召喚・特殊召喚に成功した場合、1000LPを払い、「ヴァンパイア・スカージレット」以外の自分の墓地の「ヴァンパイア」モンスター1体を対象として発動できる。そのモンスターを特殊召喚する。この効果で特殊召喚したモンスターはこのターン攻撃できない。
②:このカードが戦闘でモンスターを破壊したバトルフェイズ終了時に発動できる。そのモンスターを墓地から可能な限り自分フィールドに特殊召喚する。

出典:遊戯王OCGカードデータベース

《ヴァンパイア・デューク》の項目で少し触れた、「特殊召喚成功時にも展開を行える」という強みを持つ上級ヴァンパイアです。《馬頭鬼》《死者蘇生》といったカード1枚から、このカードを蘇生→このカードの特殊召喚成功時効果→他のヴァンパイアを更に蘇生→リンクやエクシーズ等へ…の流れは強力です。

②のヴァンパイア共通効果も、後述の《交血鬼-ヴァンパイア・シェリダン》や、①効果で先程の《ヴァンパイア・フロイライン》を蘇生することが出来るので、かなり優秀な効果の組み合わせと言えるでしょう。

採用枚数が2枚である理由は、①の蘇生効果が同名ターン1である為、同名カードばかりを引いてしまった際の事故等を考え、《ヴァンパイア・デューク》と混合で合計3枚の調整をした為です。

【 効果モンスター 】
星 6 / 闇 / アンデット族 / 攻2400 / 守1000

①:1ターンに1度、1000LPを払い、相手フィールドのモンスター1体とこのカード以外の自分フィールドの「ヴァンパイア」モンスター1体を対象として発動できる。そのモンスター2体のコントロールを入れ替える。
②:このカードが戦闘でモンスターを破壊したバトルフェイズ終了時に発動できる。そのモンスターを墓地から可能な限り自分フィールドに特殊召喚する。

出典:遊戯王OCGカードデータベース

上級ヴァンパイアの中で最高の2400打点を持ちます。

①と②の効果を活用し、①効果で相手の強力なモンスターを奪いながらこちらのヴァンパイアを送り付る→先程送り付けたヴァンパイアを戦闘破壊し、②効果に繋げる流れが非常に強力です。星6の上級モンスターとして見ても、打点はかなり高いので①の効果を使わずに、相手の下級サーチャーといった初動モンスターや、打点がやや低い代わりに強力な効果を持つ蓋系のモンスター(例《餅カエル》、《エルシャドール・ミドラージュ》等)を一方的に戦闘破壊し、②効果に繋げることが出来るのも大きな魅力です。

①の効果には「同名効果ターン1」が無い為、相手の妨害による除去等を受けた場合もライフポイントさえあれば、再度蘇生等から複数回このカードの効果を使うことも出来る点も優秀です。

②魔法カード一覧

【 通常魔法 】

このカード名のカードは1ターンに1枚しか発動できない。
①:以下の効果から1つを選択して発動できる。
●自分フィールドの表側表示モンスター1体を対象として発動できる。そのモンスターのレベルと異なるレベルを持つ「ヴァンパイア」モンスター1体をデッキから墓地へ送る。対象のモンスターのレベルは、ターン終了時まで墓地へ送ったモンスターと同じになる。
●自分の墓地の「ヴァンパイア」モンスター1体を対象として発動できる。自分フィールドのモンスター1体を選んで墓地へ送り、対象のモンスターを特殊召喚する。

出典:遊戯王OCGカードデータベース

どちらの効果も非常に使いやすいです。

上の効果は、冒頭の《ヴァンパイアの使い魔》《ヴァンパイアの眷属》といったキーカードを自分フィールドのモンスターのレベルを操作しながら墓地へ→墓地へ落とした《ヴァンパイアの使い魔》《ヴァンパイアの眷属》の効果を即座に使用し、蘇生+ヴァンパイアカードをサーチ→先程《ヴァンパイア・デザイア》のレベル変動効果でレベルを合わせている自分モンスター+自身の効果で蘇生した《ヴァンパイアの使い魔》《ヴァンパイアの眷属》の2体でエクシーズ→エクシーズ素材となった《ヴァンパイアの使い魔》《ヴァンパイアの眷属》はエクシーズ素材を一度経由している為、「フィールドから離れたら除外される」というデメリットを回避する事が出来ます。

勿論、これ以外のモンスターを墓地に送り、他のランク帯のエクシーズモンスターの補助をする事も可能なので、非常に使いやすいです。

下の効果は、自分フィールドのモンスター(非ヴァンパイアでも大丈夫です)と墓地のヴァンパイアモンスターを入れ換える効果で、エクシーズ素材に出来ない「相手から奪ったレベルを持たないモンスター」も利用する事が可能な為、使い勝手が非常に良いです。ただし、「墓地に送る」というコストを要求されるので、《ヴァンパイアの使い魔》《ヴァンパイアの眷属》の「自己蘇生された場合、除外される」の様な状態のモンスターはコストにする事が出来ない点には注意が必要です。

採用枚数が2枚である理由は、初動としては優秀なカードなのですが、上の効果は、中盤以降《ヴァンパイア帝国》や《ヴァンパイアの使魔》&《ヴァンパイアの眷属》といった他の墓地肥やしやサーチカードと役割が被りやすい点、下の効果は、そこまで使用回数が必要で無いに加え《ヴァンパイアの眷属》で必要な状況になればすぐデッキからサーチが可能な点、同名効果ターン1効果であり、通常魔法カード故に相手ターンに使えない為、上で述べた理由もあり、複数枚ダブついた際に他のカード以上に使いにくいといった事がある為です。

(制限カード) 【 通常魔法 】

自分のデッキからモンスター1体を選択して墓地へ送る。その後デッキをシャッフルする。

出典:遊戯王OCGカードデータベース

このカードについては、汎用性が高く、更にアンデット系のデッキでは相性も極めて良いので、あまり説明をしなくても分かりやすいと思います。

このデッキでは、初動となる《ヴァンパイアの使い魔》《ヴァンパイアの眷属》、序盤から終盤まで安定して自身を墓地から除外する事で気軽に蘇生カードとして使うことが出来る《馬頭鬼》、墓地から除外する事でヴァンパイアモンスターのリリースを無くすことが出来る《ヴァンパイア・ソーサラー》等墓地に居て欲しいモンスターも多いです。

(準制限カード) 【 通常魔法 】

手札からモンスター1体を墓地へ送って発動する。手札またはデッキからレベル1モンスター1体を自分フィールド上に特殊召喚する。

出典:遊戯王OCGカードデータベース

このデッキでは、初動を支える1枚である《ヴァンパイアの使い魔》専用のリクルートカードとしての運用となります。

《ヴァンパイアの使い魔》《ヴァンパイアの眷属》の共通効果で、自己蘇生効果を使用後にフィールドから離れると除外されるデメリットがある為、なるべく自己蘇生効果を使用せず、何かしらの他の方法で特殊召喚→特殊召喚成功時に使える①効果を使いサーチという流れを行って行く事が理想的です。

そういった事を考えると、《ヴァンパイアの使い魔》を「通常召喚や、自己蘇生効果を使わず更にデッキからアクセス出来る」という役割を持っていると言えるでしょう。

(制限カード) 【 通常魔法 】

相手か自分の墓地にあるモンスターを、自分のコントロールでフィールド上に出せる。

出典:遊戯王OCGカードデータベース

採用率が高い蘇生カードなので、基本的な使い方に関しての説明は割愛させていただきます。

このデッキでは、他にも、相手の墓地モンスターを蘇生し、奪った相手の墓地モンスターは後述の《交血鬼-ヴァンパイア・シェリダン》のエクシーズ素材として一時的とはいえ、再利用を関税に阻止出来る点も優秀です。

【 通常魔法 】

自分の墓地にあるアンデット族モンスター1体をフィールド上に特殊召喚し、相手の墓地にあるモンスター1体をゲームから除外する。

出典:遊戯王OCGカードデータベース

アンデット専用の強力な蘇生カードです。

《ワン・フォー・ワン》の項目でも少し書きましたが、自己蘇生効果を使うと除外されてしまう《ヴァンパイアの使い魔》《ヴァンパイアの眷属》に自己蘇生効果を使わせずに墓地から蘇生&ヴァンパイアサーチ効果を使用出来る点はとても良いです。

相手の墓地の除外効果は、ヴァンパイアデッキにおいて、ヴァンパイア共通効果の「戦闘破壊したモンスターを墓地からコントロール奪取(コントロール奪取をするので返しターンに破壊されたモンスターは相手の墓地に居ない為、間接的な墓地利用封じになります)」や、先程の項目で述べたように相手のモンスターを《交血鬼-ヴァンパイア・シェリダン》エクシーズ素材として相手のゾーンから学力する事で、墓地妨害が可能です。

そこに加え、このカードの墓地のモンスターの除外効果を上手く使えれば、相手の墓地枚数が少ない序盤等に非常に強力な妨害となります。

【 装備魔法 】

手札を1枚捨てる。ゲームから除外されている自分のモンスター1体を選択して攻撃表示でフィールド上に特殊召喚し、このカードを装備する。このカードがフィールド上から離れた時、そのモンスターを破壊する。

出典:遊戯王OCGカードデータベース

こちらは《ヴァンパイアの使い魔》《ヴァンパイアの眷属》の自己蘇生効果を行わざるを得ず、除外されてしまった際や、自身を除外コストにモンスターを蘇生する事が出来る《馬頭鬼》といったカードを除外ゾーンから帰宅させつつ、再度効果を使わせる事が出来ます。《ワン・フォー・ワン》と違い、手札コストとなるカード種類等に制限が無い部分も強力です。

1枚採用な理由は、「カードが除外されるタイミングがやや遅い」、「プレイングを気を付ければ除外回収までしなくてもリソース不足にはそこまで陥りにくい」といった点がある為です。

【 永続魔法 】

①:1ターンに1度、500LPを払って発動できる。このターン自分は通常召喚に加えて1度だけ、自分メインフェイズに「ヴァンパイア」モンスター1体を召喚できる。
②:このカードが魔法&罠ゾーンに存在する限り、自分の「ヴァンパイア」モンスターが相手に戦闘ダメージを与えた場合に発動する。その数値分だけ自分のLPを回復する。

出典:遊戯王OCGカードデータベース

純構築では必須レベルのヴァンパイアカードです。①の効果は、500ライフをコストで支払うことでヴァンパイア版の《二重召喚》を行える効果で、アドバンス召喚、エクシーズ召喚をメインに行うこのデッキと非常に相性が良いです。

②の効果は、純ヴァンパイアでは貴重なライフ回復手段であると同時に、《ヴァンパイア・フロイライン》《ヴァンパイア・レッドバロン》といった戦闘補助のヴァンパイアのライフコストをガンガン支払いつつ、戦闘補助を受けたヴァンパイア達の戦闘で発生する相手への戦闘ダメージをこのカードでライフゲインへと変換していきます。

このカードのダブつきについても、《ヴァンパイアの使い魔》《ヴァンパイアの眷属》の「コスト」になれる点、②効果に関してターン回数等の縛りが無い為「ライフゲインの重ねがけ」も可能な点を考慮すると腐ってしまうリスクは非常に低いです。

【 フィールド魔法 】

フィールド上のアンデット族モンスターの攻撃力は
ダメージ計算時のみ500ポイントアップする。
また、1ターンに1度、相手のデッキからカードが墓地へ送られた時、
自分の手札・デッキから「ヴァンパイア」と名のついた
闇属性モンスター1体を墓地へ送り、
フィールド上のカード1枚を選択して破壊する。

出典:遊戯王OCGカードデータベース

後述の《ヴァンパイア・シフト》や、《ヴァンパイア・グレイス》《ヴァンパイア・デューク》の様な能動的に相手のデッキ破壊を出来るヴァンパイアと組み合わせて運用をします。

単体でも、アンデットの攻撃力をダメージステップに500ポイントアップ(打点の補助は勿論、ダメージステップ中に干渉が出来るテキストのカードなので、ダメージステップにも対応しています)、強制効果ではありますが、相手ターンに相手の墓地肥やしに牽制が出来る点も素晴らしいです。

このレシピでは、《ヴァンパイア・シフト》の発動条件である点、このカードの冒頭説明にあったように能動的に破壊効果を狙って行ける点等も考慮し、3枚採用しています。

③罠カード一覧

【 通常罠 】

このカード名のカードは1ターンに1枚しか発動できない。
①:デッキから「ヴァンパイア」モンスター1体を特殊召喚する。この効果で特殊召喚したモンスターはこのターンのエンドフェイズに破壊される。

出典:遊戯王OCGカードデータベース

ヴァンパイア専用の極めて強力な罠です。

同名効果ターン1の制限がありますが、罠カードの特性上、「自分のターン」&「相手のターン」にそれぞれ1回使用が可能なので、2枚ペアまででしたら全く問題無く消費出来る点もポイントです。又、「通常罠且つ、発動条件が存在しない」という利点を活かし、伏せカードへの除去に対して優秀な「ブラフ」としても機能します。

リクルートするヴァンパイアモンスターに対しては自壊してしまうデメリット以外、一切の縛りが無いので、特殊召喚成功時にヴァンパイアカードを加える《ヴァンパイアの使い魔》《ヴァンパイアの眷属》、相手によって墓地に送られると後続をサーチ+墓地での効果もある《ヴァンパイア・ソーサラー》、永続効果故にチェーンブロックを作らず、あらゆる「破壊」から自分のモンスターを守る《ヴァンパイア・グリムゾン》といった様々なヴァンパイア達を使い分け出来るので、状況に応じてリクルート先を使い分ける事が出来ます。

【 通常罠 】

自分のフィールドカードゾーンにカードが存在せず、
自分フィールド上に表側表示で存在するモンスターが
アンデット族モンスターのみの場合に発動できる。
デッキから「ヴァンパイア帝国」1枚を選んで発動する。
その後、自分の墓地から「ヴァンパイア」と名のついた
闇属性モンスター1体を選んで表側守備表示で特殊召喚できる。
「ヴァンパイア・シフト」は1ターンに1枚しか発動できない。

出典:遊戯王OCGカードデータベース

デッキに《ヴァンパイア帝国》が存在し、自分フィールドにアンデット族モンスターのみ存在し、自分のフィールド魔法が存在しない場合にのみ発動が出来る強力な罠カードです。

発動に対する縛りは、あくまでも「カードの発動」に対する物で、後述の《バージェストマ・ディノミスクス》のスペルスピード2の自己蘇生効果の様なカードで《ヴァンパイア・シフト》の効果解決時に非アンデットモンスターが自分フィールドに存在しても問題はありません。

発動条件は厳しいのですが、リターンは非常に魅力的で、相手ターンに干渉が可能なフリーチェーンのスペルスピード2の通常罠というタイミングで、「デッキから選んで《ヴァンパイア帝国》を発動」、追加でチェーンして除外カード等の妨害をかわしやすい「墓地から選んで蘇生」を任意で行えるというもので、この効果だけでも単純に1枚のカードで2枚のフィールドアドバンテージを稼ぐ事が出来ます。

又、上で述べてきた様々なヴァンパイアモンスターの効果、《ヴァンパイア帝国》の効果と合わせて活用する事で、更なるアドバンテージの獲得が狙えます。

採用枚数が2枚である理由は、発動条件が厳しめである点、デッキに《ヴァンパイア帝国》をデッキから要求すると同時にデッキ内の《ヴァンパイア帝国》を消耗してしまうことから、対戦状況が進行していくにつれ発動が難しくなるというデメリットがある為です。

【 通常罠 】

①:フィールドの表側表示のカード1枚を対象として発動できる。
手札を1枚捨て、対象のカードを除外する。
②:罠カードが発動した時、その発動にチェーンしてこの効果を墓地で発動できる。
このカードは通常モンスター(水族・水・星2・攻1200/守0)となり、モンスターゾーンに特殊召喚する(罠カードとしては扱わない)。
この効果で特殊召喚したこのカードはモンスターの効果を受けず、フィールドから離れた場合に除外される。

出典:遊戯王OCGカードデータベース

ハイランダー枠の汎用カード且つ、このデッキと相性の良いカードとして採用しています。

①の効果は、発動に手札を要求されるものの、「フィールド上の表側表示カード1枚を対象に除外」という強力な除去効果です。

この効果は、他の「手札を要求されるカード」とは少し違い、手札を捨てる行為は、一般的な、カードを発動→カード発動のコストを支払う→はじめて効果が発動する…という手順でなのではなく、カード効果の一連の処理として手札を捨てる…という処理なのが大きなポイントで、昨今の遊戯王で良く見かける「カードの発動」、「効果の発動」を無効にするカードによってこのカードが無効された場合、「手札を捨てる」は効果処理の一部である為、結果として、こちらは手札を捨てずに相手の「無効効果」を消費させる事が出来ます。

総じて相手の妨害モンスター、妨害永続魔法罠の両方に強い除去カードと言えます。

②の効果は、スペルスピードの関係からチェーンが不可能なカウンター罠以外の罠カードの発動直後にチェーンして(罠カードの発動の直後で無ければチェーンが不可能です)墓地のこのカードを「モンスター効果を受けない」耐性を持った通常モンスター扱いで特殊召喚する効果です。

通常モンスター扱いとなったこのカードは、上級ヴァンパイアのリリース素材、《ヴァンパイアの眷属》と同じく、除外されてしまうデメリットを持つので、纏めてエクシーズ素材として使い、デメリットを回避するといった使い方が可能です。又、ヴァンパイアデッキでは、通常モンスター扱いとなったこのカードに対して《ヴァンパイア・デザイア》を発動する事で、レベル変動を行えるので、様々なレベル帯のエクシーズ召喚に繋げることも可能です。

【 カウンター罠 】

このカード名のカードは1ターンに1枚しか発動できない。
①:自分フィールドに「ヴァンパイア」モンスターが存在し、モンスターの効果・魔法・罠カードが発動した時に発動できる。その発動を無効にし破壊する。その後、破壊したカードがモンスターカードだった場合、自分はその元々の攻撃力分だけLPを回復する。

出典:遊戯王OCGカードデータベース

いわゆる「万能無効」と言われる種類の専用カウンター罠です。良く見かける種類の効果ですが、注意点として、魔法罠に対しては「カードの発動を無効にする」なので、「効果の発動を無効にする」と勘違いをおこさないようにしてください。

モンスターカードを無効にし破壊することが出来れば、ヴァンパイアでは貴重なライフゲインとなる点も素晴らしいです。

このカードは、強力ではあるのですが、枚数にかなり好みが出やすいカードで「同名効果ターン1」、「自分フィールドのヴァンパイアモンスターの存在」という二重の縛りがある為、他のデッキの複数採用されている専用無効カウンター罠を真似て安易に3枚積む事はオススメ出来ません。(勿論、デッキ構築やビルダーのセンスにもよるでしょう)

④EXデッキのモンスター一覧

Xモンスター

【 エクシーズモンスター 】
星 1 / 光 / 植物族 / 攻1800 / 守100

レベル1モンスター×2
「森羅の姫芽宮」の①②の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
①:このカードのX素材を1つ取り除いて発動できる。自分のデッキの一番上のカードをめくる。めくったカードが魔法・罠カードだった場合、そのカードを手札に加える。違った場合、そのカードを墓地へ送る。
②:手札及びこのカード以外の自分フィールドの表側表示モンスターの中から、植物族モンスター1体を墓地へ送り、自分の墓地の「森羅」モンスター1体を対象として発動できる。そのモンスターを特殊召喚する。

出典:遊戯王OCGカードデータベース

《ヴァンパイアの眷属》特殊召喚→効果で《ヴァンパイア・デザイア》をサーチ→《ヴァンパイア・デザイア》でフィールドの《ヴァンパイアの眷属》を対象にデッキから《ヴァンパイアの使い魔》を墓地に送り、レベルを1に変更→先程墓地に落とした《ヴァンパイアの使い魔》も自己蘇生→エクシーズのルート等からエクシーズを行えます。

《ヴァンパイアの使い魔》《ヴァンパイアの眷属》の様なフィールドから離れると除外されるデメリットを持つモンスターは、エクシーズ召喚を経由する事でデメリットを回避出来る為、相性の良さが光ります。

このカードの効果は、ランダム性は高いですが、墓地利用をするアンデット族ではモンスターがめくれた場合も強力なので、総じて相性が良いです。又、効果で墓地肥やしor魔法罠サーチを行ったこのカード自体も上級ヴァンパイアのリリースコストにまわす事で、ヴァンパイアの戦線維持にも貢献します。

【 エクシーズモンスター 】
星 2 / 地 / アンデット族 / 攻2200 / 守0

レベル2モンスター×2体以上
①:1ターンに1度、このカードのX素材を1つ取り除き、このカード以外のフィールドの表側表示のカード1枚を対象として発動できる。
このモンスターが表側表示で存在する間、対象の表側表示のカードの効果は無効化される。
②:このカードの①の効果の対象としているカードがフィールドに表側表示で存在する限り、お互いに対象のカード及びその同名カードの効果を発動できない。

出典:遊戯王OCGカードデータベース

《ヴァンパイアの眷属》(レベル2)+《ヴァンパイア・デザイア》のレベル変動効果を利用してエクシーズ召喚をすることが可能です。

ランク2エクシーズモンスターの中では破格の2200打点、《ヴァンパイア・フロイライン》《ヴァンパイア帝国》といったヴァンパイアサポートを受けられるアンデット族、相手モンスターのコントロール奪取を行う兼ね合い上メリットとなる「レベル2モンスター2体以上」という素材数の自由度の高さ…といったこのデッキでは効果以外も魅力的な要素を持ったモンスターです。

効果は、表側カードを対象に取りそのカード及び同名のカードの「効果の発動」を一切禁止するという強力な拘束力を持つものです。一般的なデッキではこのカードをしっかりと活用しつつ維持を続ける事は困難なケースが多いですが、このデッキでは《ヴァンパイア・フロイライン》《ヴァンパイア帝国》での「打点補助」、《ヴァンパイア・グリムゾン》での「破壊される代わりにライフを支払い肩代わり」等の補助がある為、維持も狙いやすいです。

又、コントロールを奪い、自分フィールド上に居る相手のキーモンスター等に対してこのカードの効果を使う事も出来る点も相性が良いです。

【 エクシーズモンスター 】
星 2 / 光 / 獣戦士族 / 攻2000 / 守0

レベル2モンスター×2
(1):X素材を持っているこのカードは戦闘では破壊されない。
(2):このカードが相手モンスターと戦闘を行ったダメージステップ終了時にこのカードのX素材を1つ取り除いて発動できる。
その相手モンスターを持ち主の手札に戻す。

出典:遊戯王OCGカードデータベース

先程紹介したランク1の《森羅の姫芽宮》や、同じランク2モンスターの《No.45 滅亡の予言者 クランブル・ロゴス》とは盤面や他のゾーンのカードを見て使い分けをしていきます。

《No.45 滅亡の予言者 クランブル・ロゴス》は、「対象に取り続けられ、同名カード効果を使えなくする価値があるカード」や、《ヴァンパイア・シフト》《ヴァンパイア・フロイライン》の様な「アンデット族を要求するカード」等がある際には強力ですが、裏を返せばそういったカードが無ければ召喚する旨味がありません。

しかし、エクシーズ召喚…特にランク1と2のモンスターには、《ヴァンパイアの使い魔》《ヴァンパイアの眷属》の自己蘇生後、場から離れると除外されてしまうデメリットを回避するという役割もある為、なるべくどんな状況でも立てられる組み合わせが必要です。そういった際に、先の《森羅の姫芽宮》、《No.45 滅亡の予言者 クランブル・ロゴス》と役割が被らないこのカードの採用に至りました。

【 エクシーズモンスター 】
星 5 / 闇 / アンデット族 / 攻2500 / 守0

アンデット族レベル5モンスター×2
このカードのエクシーズ素材を1つ取り除いて発動できる。
相手の墓地のモンスター1体を選択して自分フィールド上に特殊召喚する。
「紅貴士-ヴァンパイア・ブラム」のこの効果は1ターンに1度しか使用できない。
この効果で特殊召喚に成功した場合、
このターンそのモンスター以外の自分のモンスターは攻撃できない。
また、フィールド上のこのカードが相手によって破壊され墓地へ送られた場合、
次のターンのスタンバイフェイズ時にこのカードを墓地から表側守備表示で特殊召喚する。

出典:遊戯王OCGカードデータベース

非常に強力な効果を持つエクシーズモンスターです。

エクシーズ素材を使う効果は、多少のデメリットはあるものの、この効果を使わずにバトル→メインフェイズ2になってから相手の墓地モンスターのコントロール奪取をすることが可能です。この効果はヴァンパイアデッキでは非常に強力なもので、相手の墓地からモンスターをコントロール奪取する→後述の《交血鬼-ヴァンパイア・シェリダン》の効果でレベルの存在するモンスターであれば必ず《交血鬼-ヴァンパイア・シェリダン》のエクシーズ素材に使える…というヴァンパイア特有のコンボに繋げる

「墓地からコントロール奪取する」効果の特性上、あらゆる耐性等を許さずにこちらのフィールドに蘇生→フィールドに蘇生された瞬間にフィールドでの耐性は有効化する…という分かりやすく相手が頭を抱える状況が簡単に出来上がってしまいます。

もうひとつの「相手によって破壊され墓地に送られた場合~蘇生する」効果は、一見『相手に依存だと微妙じゃないか…?』という評価を受けやすいのですが、先程説明した通り、このカードのエクシーズ素材を使う効果は本当に決まると強力なので、相手プレイヤーも、このカードの効果を理解すれば、当然、真っ先に処理をしに来ますので、かなり発動条件は満たしやすいです。

又、エクシーズ素材の効果を抜きに単純に何かしらの手段で墓地存在するこのカードを蘇生カードで蘇生させ、2500打点でビートダウンを行う→返しターン等に相手の戦闘等で破壊される→次の自分のターンに再び守備表示で墓地から自己蘇生→上級ヴァンパイアのリリースor各種リンク素材へ…といった使い方も強力です。

このレベルでは、ランク6寄りの構築である点、このカードは1枚のみであっても使い終わった後に墓地から蘇生する事を含め様々な事が出来る点等を含め1枚採用にしています。

【 エクシーズモンスター 】
星 6 / 闇 / 幻竜族 / 攻2400 / 守2800

レベル6モンスター×2
①:1ターンに1度、このカードのX素材を1つ取り除き、エクストラデッキから特殊召喚された表側表示モンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターを裏側守備表示にする。
この効果は相手ターンでも発動できる。
②:表側表示のこのカードが相手の効果でフィールドから離れた場合に発動できる。
このカードを裏側守備表示で特殊召喚する。
③:このカードがリバースした場合に発動する。
フィールドのカード1枚を選んで墓地へ送る。

出典:遊戯王OCGカードデータベース

①、②、③の効果全てが文句なしで優秀な上に、①、②、③効果同士の相性も非常に良いという凄まじいスペックのランク6モンスターです。

①の効果は、相手ターン中を含め、フリーチェーンでEXから特殊召喚されたモンスターに対して《月の書》効果を使えるというもので、EX系のモンスターの持つ永続効果や起動効果、そのモンスターを素材として更なる展開を…といった行動を「裏守備表示」でしっかりと妨害することが可能です。又、このカードのステータスは、並のメインデッキのモンスター単体での戦闘突破は難しく、仮にそういったモンスターが現れた場合であっても、相手の攻撃宣言時にEXから特殊召喚された自分自身を対象に裏守備に→モンスター数の変動が無い為、攻撃の巻き戻しは起きず、ダメージステップ中に③の効果を使うという立ち回りが可能です。

②の効果は、相手が①の効果を嫌い、除去カードでこのカードを除去→そこから一気に展開をして…というルートに対する対応出来る効果で、この効果で裏守備で蘇生→リバースすると③の効果による除去が…という流れとなっています。

総じて、戦闘補助~とりあえずの置物として~③効果による耐性持ちの除去等様々な役割を一手に出来る器用なモンスターです。

【 エクシーズモンスター 】
星 6 / 闇 / アンデット族 / 攻2600 / 守1000

レベル6モンスター×2体以上
元々の持ち主が相手となるモンスターをこのカードのX召喚の素材とする場合、そのレベルを6として扱う。
①:1ターンに1度、このカードのX素材を1つ取り除き、相手フィールドのカード1枚を対象として発動できる。そのカードを墓地へ送る。
②:1ターンに1度、フィールドのモンスターカードが、効果で相手の墓地へ送られた場合、または戦闘で破壊され相手の墓地へ送られた場合、このカードのX素材を1つ取り除いて発動できる。そのモンスター1体を自分フィールドに守備表示で特殊召喚する。

出典:遊戯王OCGカードデータベース

「レベル6モンスター2体以上」、「元々の持ち主が相手となるモンスターをこのカードのX召喚の素材とする場合、そのレベルを6として扱う」という素材指定の為、相手からコントロール奪取をしたモンスターをレベル6としても扱いながら自分フィールド上に存在するモンスターを何体でもエクシーズ召喚の素材に出来るヴァンパイアのエクシーズモンスターです。相手モンスターをエクシーズ素材として隔離する事で、一時的とはいえ、素材となったモンスターの再利用を完全に封じることが可能です。

ヴァンパイアのコントロール奪取戦術の1つのゴール地点となるモンスターで、「相手への妨害の為にコントロール奪取をしたが、コントロール奪取をしたモンスターを活かせない(特定の専用効果の為、そのモンスターの持つ効果を活かせない、ステータス的に戦闘面で活躍が出来ない等)」というコントロール奪取戦術特有の弱点をほぼ補完してくれます。

補完出来ない点として、エクシーズモンスターやリンクモンスター等は「レベルを6として扱う」為のレベルが存在しないのでエクシーズ素材にする事が出来ないです。

①と②の効果は、それぞれ独立した効果ですが、「①効果で除去をした相手モンスターを②効果でコントロール奪取する」という事も可能です。

ヴァンパイアデッキの場合、相手のモンスターをコントロール奪取する兼ね合いから、②の効果のみの運用も強力で、既に他のヴァンパイアでコントロール奪取をした「相手の強力なモンスター」を「戦闘、効果で相手の墓地に送られた場合」という非常に緩い条件で再度墓地からコントロール奪取を行う事も可能です。

総じて3枚採用する価値のあるエクシーズモンスターだと思います。

Lモンスター

【 リンクモンスター 】
星 1 / 闇 / サイバース族 / 攻300 /

レベル1モンスター1体
このカード名の②の効果は1ターンに1度しか使用できない。
①:相手モンスターの攻撃宣言時、このカードをリリースして発動できる。その相手モンスターの攻撃力はターン終了時まで0になる。
②:このカードが墓地に存在する場合、自分フィールドのレベル1モンスター1体をリリースして発動できる。このカードを墓地から特殊召喚する。この効果は相手ターンでも発動できる。
【LINK-1:下】

出典:遊戯王OCGカードデータベース

このカードの②の効果もあわせ、デッキの中核を成す《ヴァンパイアの使い魔》を恒常的に素早くフィールドから墓地に送れる点(《ヴァンパイアの使い魔》の自己蘇生効果を素早く発動する為に墓地に送る手段が必要です)、このカード自体が、闇属性なので後述の闇属性を要求するリンクモンスターの素材となれる点、リンクモンスター特有の弱点である「低攻撃力であっても守備が存在しない為攻撃表示となり戦闘ダメージを受けやすい」点を①効果で補完出来る点等が採用理由です。

【 リンクモンスター 】
星 2 / 闇 / アンデット族 / 攻1600 /

アンデット族モンスター2体
このカード名の①②の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
①:相手の墓地のモンスター1体を対象として発動できる。そのモンスターを相手フィールドに守備表示で特殊召喚する。特殊召喚したそのモンスターはアンデット族になる。
②:自分・相手の墓地からアンデット族モンスターが特殊召喚された場合に発動する。自分はデッキから1枚ドローする。
③:自分がモンスターをアドバンス召喚する場合、自分フィールドのモンスターの代わりに相手フィールドのアンデット族モンスターをリリースできる。
【LINK-2:左下/右下】

出典:遊戯王OCGカードデータベース

非常に使いやすいヴァンパイアのリンクモンスターです。

①の効果は、ヴァンパイアデッキでは、②や③の効果に繋げるだけではなく、コントロール奪取戦術の補助を行えるので、他のデッキ以上に使いやすい効果です。

②の効果は、手札の確保を大きく助けてくれ、更にヴァンパイアデッキでは《ヴァンパイア・シフト》での蘇生効果や《ヴァンパイア・グレイス》の自己蘇生効果もあり、相手ターン中に、この効果を能動的に狙うことも可能です。

③の効果は、①効果と組み合わせ上級モンスターが多いヴァンパイアデッキではとても使いやすいです。特にこの効果は他のデッキでは中々活用しにくいものなので、差別化が図りやすいでしょう。

【 リンクモンスター 】
星 2 / 闇 / 魔法使い族 / 攻1400 /

闇属性モンスター2体
このカード名の②の効果は1ターンに1度しか使用できない。
①:フィールドの闇属性モンスターの攻撃力・守備力は500アップし、光属性モンスターの攻撃力・守備力は400ダウンする。
②:このカードが戦闘・効果で破壊された場合、自分の墓地の闇属性モンスター1体を対象として発動できる。そのモンスターを手札に加える。
【LINK-2:左下/右下】

出典:遊戯王OCGカードデータベース

先程の《リンクリボー》の項目で少し触れた闇属性を要求するリンクモンスターの1体です。

《馬頭鬼》以外のメインモンスターは全て闇属性の為①、②の効果両方を最大限活用することが出来ます。このデッキでは、《ヴァンパイア・フロイライン》の存在から、②の効果で相手によって破壊され「相手ターン中に墓地回収」を行ったとしても「即座に回収したカードで相手ターン中に干渉出来る」という強みもあります。

【 リンクモンスター 】
星 2 / 闇 / 悪魔族 / 攻1000 /

モンスター2体
(1):カード名が異なる闇属性モンスター2体を素材としてリンク召喚したこのカードは以下の効果を得る。
●自分フィールドのモンスター1体をリリースし、フィールドの表側表示のカード1枚を対象として発動できる。
そのカードに警邏カウンターを1つ置く。
このカード名のこの効果は1ターンに1度しか使用できない。
警邏カウンターが置かれたカードが戦闘・効果で破壊される場合、代わりにそのカードの警邏カウンターを1つ取り除く。

出典:遊戯王OCGカードデータベース

同じく、闇属性を要求するリンクモンスターの1体です。

このカードの強みは、このカードのリンク素材に一切の縛りが無い為、《交血鬼-ヴァンパイア・シェリダン》でエクシーズ素材に出来ないコントロール奪取したモンスターを処理出来る点、効果モンスターである為、相手モンスターを素材として処理出来る強みに加えて、後述の採用カードである《ヴァレルロード・ドラゴン》の素材になれる点、このカード自体も闇属性である為、《見習い魔嬢》に対応している点です。

カード名の異なる闇属性を素材とした場合の追加効果は、(このカード自身や、コントロール奪取した相手モンスターも含め)自分フィールド上のモンスターをリリースする事で、自分、相手フィールドに表側で存在するカード1枚を対象に、「そのカードが破壊される代わりに必ず身代わりになる」警邏カウンターというカウンターを1つ生成する物です。

警邏カウンターの置かれたカードの破壊の際の身代わり効果はチェーンブロックを作らず、場合の強制効果な点には注意が必要です。チェーンブロックを作らない為、チェーンブロックを組む無効系や、この効果に対してチェーンをすることが出来ない系の破壊効果に対して強く、強制効果の為、「相手の低攻撃の攻撃表示モンスターに対して警邏カウンターを乗せて《ヴァンパイア・フロイライン》の効果で打点を上げたヴァンパイア達でダメージを通す」という戦術も可能です。

【 リンクモンスター 】
星 4 / 闇 / ドラゴン族 / 攻3000 /

効果モンスター3体以上
①:このカードはモンスターの効果の対象にならない。
②:1ターンに1度、フィールドの表側表示モンスター1体を対象として発動できる。そのモンスターの攻撃力・守備力は500ダウンする。この効果の発動に対して相手はカードの効果を発動できない。この効果は相手ターンでも発動できる。
③:このカードが相手モンスターに攻撃するダメージステップ開始時に発動できる。その相手モンスターをこのカードのリンク先に置いてコントロールを得る。そのモンスターは次のターンのエンドフェイズに墓地へ送られる。
【LINK-4:左/左下/右下/右】

出典:遊戯王OCGカードデータベース

このデッキの採用カードの中で「汎用」と呼ばれる種類のカードです。

ヴァンパイアデッキは、コントロール奪取戦術とコントロール奪取したモンスターを使う事に長けている為、③の効果と特に高いシナジーを持ちます。

ヴァレルロード系のリンクモンスターのテクニックとして、「相手はこのカード効果にチェーン出来ない」効果を自分ターン中の優先権+同一タイミングのチェーンブロック等の組み合わせを活用する事で、特定のフェイズ中の相手の行動を完封する事ができます。

具体例…自分のモンスターの攻撃宣言時にターンプレイヤーの優先権を行使、ヴァレルロードの「相手はこのカード効果にチェーン出来ない」効果を使う→本来は、このあとに相手に優先権が移り、フリーチェーンカードや攻撃反応型のカードを発動するタイミングがあります。しかし、ヴァレルロードの「このカード効果に相手はチェーン出来ない」の効果の為、このタイミングで相手は一切の効果をチェーンして使えない→結果として攻撃宣言時にカードを発動出来ない。

分かりやすい攻守盤面の一例コーナー

①こちらのターンの攻撃実例

手札に《ワン・フォー・ワン》《ヴァンパイア・フロイライン》《ヴァンパイア・グレイス》《ヴァンパイアの領域》からスタート。

最初に必要な4枚の手札からのスタート。

①…《ワン・フォー・ワン》を発動します。手札コストに《ヴァンパイア・グレイス》を手札から捨て、効果でデッキから《ヴァンパイアの使い魔》を特殊召喚します。

①の場面。《ワン・フォー・ワン》の効果解決をしている絵。

②…①で特殊召喚された《ヴァンパイアの使い魔》効果。500ライフをコストにデッキから《ヴァンパイア・スカーレット》をサーチします。

②の場面。山札の一番上に表で置いてあるカードがサーチされているカード。

③…通常召喚権を使い、②でサーチした《ヴァンパイア・スカーレット》をフィールドの《ヴァンパイアの使い魔》をリリースし、通常召喚し、召喚成功時効果を任意で使用します。これ以上展開しない場合であっても《ヴァンパイアの領域》を発動します。

③の場面。今回は《ヴァンパイア・スカーレット》の吊り上げ効果を使わなかったプランで進行。

④…バトルフェイズへ。《ヴァンパイア・スカーレット》の攻撃宣言時に手札の《ヴァンパイア・フロイライン》が手札で誘発し特殊召喚します。

④の場面。相手モンスターの有無に関わらない場面な ので相手フィールドは省略中。

⑤…④の《ヴァンパイア・フロイライン》が特殊召喚に成功した事で、《ヴァンパイア・グレイス》の蘇生効果の条件を満たし、自己蘇生します。

⑤の場面。墓地の《ヴァンパイア・グレイス》が反応して特殊召喚。

⑥…④~⑤は《ヴァンパイア・スカーレット》の攻撃宣言時の出来事でしたので、チェーンを確認後、自分のダメージ計算時に《ヴァンパイア・フロイライン》の②効果を発動。ライフを支払える限り支払い、攻撃中のヴァンパイアの打点をアップさせます。

⑦…⑥で与えた戦闘ダメージは、《ヴァンパイアの領域》で回復が出来る為、差し引きでライフは殆ど減りません。⑥&⑦の《ヴァンパイア・フロイライン》+《ヴァンパイアの領域》でのアタックを可能な限り続けます。

⑥~⑦にかけての場面。ダメージやライフ支払いが関係してくるので、サンプルの帝達を相手フィールドに配置。

《ヴァンパイア・フロイライン》で3000ライフを支払えれば、打点5000を超えるヴァンパイア達で相手モンスターをバタバタ倒しつつ、《ヴァンパイアの領域》でコスト分のライフを回復していきます。

⑧…ここまでの手順でも相手を倒しきれない場合でも大丈夫です。《ヴァンパイア・スカーレット》が倒した相手モンスターは、バトル終了時に墓地からこちらのフィールドに特殊召喚されます。

⑧の場面。ヴァンパイア達でサンプルモンスターの帝達を戦闘破壊し、《ヴァンパイア・スカーレット》で倒した帝を墓地からコントロール奪取しました。

⑨…⑧でコントロール奪取したモンスターを使わない場合は《交血鬼-ヴァンパイア・シェリダン》のエクシーズ素材にしてしまいましょう。

⑨の場面。相手モンスターは、レベルさえ持っていれば《交血鬼-ヴァンパイア・シェリダン》のエクシーズ素材に出来るので、奪ったモンスターは無駄無く活用。

②相手ターンに防御+次のターンの下準備をしていくルート

墓地に《ヴァンパイアの使い魔》、伏せカードに《ヴァンパイア・シフト》&《ヴァンパイア・アウェイク》の状態からスタート。

《ヴァンパイア・アウェイク》と《ヴァンパイア・シフト》はセットされている状態です。
このままサンプルモンスターの帝達にダイレクトアタックを受けるとライフが危ないです。

①…相手のターン中の任意のタイミングで《ヴァンパイア・アウェイク》を発動し、デッキから《ヴァンパイア・ソーサラー》をエンドフェイズに自壊する状態で特殊召喚をします。

①の場面。《ヴァンパイア・アウェイク》の効果を処理しています。

②…こちらのモンスター数が変動した為、相手のバトル巻き戻しが発生。バトルを続行し、《ヴァンパイア・ソーサラー》が破壊された場合は《ヴァンパイア・フロイライン》をデッキからサーチし、後続の相手アタッカーからの防御として活用します。相手がそれを嫌がり、バトルを中止した場合は、③に移ります。(先程の画像と絵がほぼ変わらない為画像はありません)

③…自分に優先権が移った相手エンドフェイズに《ヴァンパイア・シフト》を発動。同時処理となる《ヴァンパイア・ソーサラー》の自壊処理を解決します。

③の場面。相手が《ヴァンパイア・ソーサラー》の自壊を待つ作戦に出てエンドフェイズへ。
すかさず《ヴァンパイア・シフト》を発動。

《ヴァンパイア・シフト》はカードの発動にのみ制限がある為、解決時に《ヴァンパイア・ソーサラー》が存在しない場合でも効果は有効になります。

④の場面《ヴァンパイア・ソーサラー》の自壊処理の前に《ヴァンパイア・シフト》の効果を処理している場面。展開例として《ヴァンパイアの使い魔》を蘇生。

《ヴァンパイア・シフト》が処理が解決され、《ヴァンパイア帝国》とヴァンパイアモンスターが増えました。

特殊召喚された《ヴァンパイアの使い魔》の効果でヴァンパイアモンスターをサーチしています。
最後に《ヴァンパイア・ソーサラー》が自壊し、自分のターンに自身を除外する事で、ヴァンパイアモンスターのリリースを無くせる墓地へと移動しました。

おわりに

いかがだったでしょうか?ヴァンパイアデッキの面白さ等が少しでも伝わって頂けたなら執筆した甲斐があります。

基本的に書いた記事についてのコメントや、いいねマーク等は目を通させて頂いているので質問等がありましたらコメントに残していただければお返事させていただきます。


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