【遊戯王OCG】第39回 蓮杯3人チーム戦の大会結果と環境考察【大会結果】

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【遊戯王OCG】第39回 蓮杯3人チーム戦の大会結果と環境考察【大会結果】

目次

こんにちは、たけっしーです。

今回は7/12(土)に大阪で開催された『第39回 蓮杯3人チーム戦』の大会結果と環境考察の記事になります!

7月制限2週目となりますが、関西ではどのような環境になっているのかに注目です。

僕自身も参加し、今回はベスト4に入賞することが出来たため使用したデッキも他の入賞レシピ同様に解説しますので是非最後までお付き合いください✨

それでは早速、予選のデッキ分布から見ていきましょう👇

予選デッキ分布

VSK9⋯15
ヤミー⋯11
月光⋯5
M∀LICE⋯5
白き森⋯5
オルフェゴール⋯3
サイバー⋯2
海皇水精鱗⋯2
R-ACE⋯2
ライゼオル⋯2

以下分布1

ドラゴンテイル
閃刀姫
御巫
メメント
天盃龍
魔術師
ピュアリィ

以上、19チーム 57名参加

トップシェアは【VSK9】【ヤミー】になりました。

前期からこの立ち位置は変わらず、今週も多くのプレイヤーが続投しており環境は既に固まった状態といえるでしょう。

次点で【月光】【M∀LICE】【白き森】が続きます。

いずれも展開系デッキであり、一定の人気があるテーマとなっています。

【月光】は現在流行しているドロー系を無視して終着点に向かうことが可能である点、

【M∀LICE】は展開の強度が高くドロー系への解答として環境的にも有効である《ドロール&ロックバード》でストップをかけながら展開できる点が今期の強みとなっています。

【白き森】は流行している《マルチャミー‪・プルリア》《ドロール&ロックバード》を重く受けてしまうため前者2つに比べると向かい風ではありますが、【アザミナ】ギミックや《断罪のディアベルスター》《白き森のわざわいなり》といった妥協点を多く持つことから手札誘発を受けても妨害を残しやすいのは明確な強みと言えます。

今回【白き森】の分布が増えた要因としては直近で発売した『TACTICAL TRY PACK』で登場した《滅びの黒魔術師》を活用できるため「新規カードを取り入れることが出来るデッキ」として注目され、一時的に使用者が増えたといったところでしょうか。

同じような立ち位置として【オルフェゴール】も《滅びの黒魔術師》と相性が良いギミックである【光の黄金櫃】のギミックを取り込めるデッキとして注目されており、使用者が数名見られました。

それでは予選を勝ち残り、決勝トーナメントに進出したデッキを見ていきましょう。

決勝トーナメントデッキ分布

VSK9⋯9
ライゼオル⋯2
M∀LICE⋯2
ヤミー⋯2
月光⋯2

以下、分布1

閃刀姫
オルフェゴール
海皇水精鱗
メメント

以上、7チーム 21名

決勝トーナメントには【VSK9】が9/21名とダントツで多く勝ち残っており、中には【VSK9】×3のチームも見られました。

関西では【ヤミー】も【VSK9】と同等のシェア数を誇るものの、予選を抜けられずに決勝トーナメントでは数を大幅に減らす傾向にあり、今回は2名が残る結果となりました。

残った【ヤミー】2名の内1名は僕自身が使用し、個人・チーム共に全勝で予選を抜けることができました。

【M∀LICE】【月光】【ライゼオル】も予選から複数名勝ち残っており、環境2番手ではあるものの活躍を見せています。

特に【ライゼオル】は2/2で勝ち残ってるのもポイントですね。

それでは入賞レシピを見ていきましょう。

🥉ベスト4🥉【VSK9】【VSK9】【ヤミー】

ベスト4は【VSK9】【VSK9】【ヤミー】となりました。

僕自身が参加したチームで予選は個人・チーム共に全勝と好調でしたが、準決勝で敗北してしまいベスト4に収まる結果となりました。

後ほど僕が使用した【ヤミー】のレシピもざっくり解説します✨

それではレシピを見ていきましょう。

ベスト4 1人目の【VSK9】になります。

「VS」ネームは特に削らずにフルで採用、残った2〜3枠の自由枠に有効札を投入する形ですね。

特徴的なのは《怒炎壊獣ドゴラン》の採用でしょうか。

【VSK9】において重要な炎属性でありながら現環境で見られるメジャーな妨害を除去しつつ《VS Dr.マッドラヴ》でバウンスして使い回すといった使い方が可能です。

サイドには伏せ割り2種と《VS螺旋流辻風》の採用が目立ちます。

伏せ割りは【VSK9】が苦手とする《御前試合》《群雄割拠》といった永続罠や、ミラーマッチにおいても《VS裏螺旋流雪風》《Start for VS!》《K9-EX強制解除》を剥せるため有効札となります。

《VS螺旋流辻風》は対象を取らない裏守備変更の妨害として今期はかなり質が高く、主に先攻札として《VS Dr.マッドラヴ》《VS蛟龍》でのサーチ先で採用しているといったところでしょう。

ベスト4 2人目の【VSK9】になります。

メイン・エクストラは1人目とほぼ同じですが、サイドデッキには「マルチャミー」2種、《幻創龍ファンタズメイ》に加えて《R-ACEインパルス》《R-ACEファイア・アタッカー》まで採用されており、

【VSK9】の後攻の勝ち筋である《VSホーリー・スー》と必要な属性をドロー系で全力で揃えに行くプランとなっています。

デッキの性質を最大限に活かすことに振り切ったプランであり、個人的に今回の推し構築になります。

ベスト4 3人目は僕が使用した【ヤミー】になります。

メイン・サイドデッキはテンプレートになりつつある構成かと思います。

今回試験的に採用したのは《厄災の星ティ・フォン》です。

主な役割としては後攻で永続効果で《原始生命態ニビル》をケアしながら盤面を処理してワンキルを通すカードとして採用しました。

【ヤミー】の後攻での負け方としては相手の盤面の妨害をギミックの手数や《禁じられた一滴》で突破しているものの《原始生命態ニビル》によって停止してしまうことが多く、特に《増殖するG》を無視してワンキルを狙う際のケア方法がほぼ無いため《厄災の星ティ・フォン》で強引にケアするつもりで採用しました。

存在がバレていないことも大きいですが、【ヤミー】はワンキルまでの打点を揃えてメイン終了宣言するまで《原始生命態ニビル》を待たれることが多いため、不意打ちで着地させて押し通せる点で成功体験を得やすいと考えています。

攻撃力2900と除去効果もあるため盤面の打点をさほど下げずにワンキルに届かせることが出来るのも大きいですね。

🥉ベスト4🥉【海皇水精鱗】【M∀LICE】【光の黄金櫃オルフェゴール】

ベスト4は【海皇水精鱗】【M∀LICE】【光の黄金櫃オルフェゴール】となりました。

それではレシピを見ていきましょう。

ベスト4 1人目の【海皇水精鱗】になります。

《海皇子ネプトアビス》を起点とした墓地効果からサーチと特殊召喚を繰り返すことで無効系に対する貫通力が非常に高く、展開が通ればピーピング込みのハンデスと《豪雨の結界像》によるロックが可能であるため強力な展開系です。

サイドデッキには水属性でギミックとシナジーを持つ《海亀壊獣ガメシエル》や1枚で妨害数を大幅に絞ることが可能な《冥王結界波》《拮抗勝負》が採用されていますね。

【海皇水精鱗】は1度初動を通してしまえば《海皇の重装兵》《轟海皇ポセイドラ》による捲りが可能であるため、上記の捲り札を用いて残った1〜2妨害に対して強く出やすくデッキに性質に合った採択と言えるでしょう。

先攻札としては《紅蓮の指名者》《神の宣告》が採用されており、展開の中で4ハンデスした後に残った1〜2枚をそのまま止めきれるカードを選択されています。

【海皇水精鱗】は1度回りだしてしまえば止められにくく、先攻展開も強力であるため今後も活躍が見られるデッキでしょう。

ベスト4 2人目の【M∀LICE】になります。

メインデッキには無効系の投入とドロー系を投入し、サイドからは現環境で有効なカードを採用しており比較的標準的な構築と言ったところでしょうか。

【M∀LICE】は制限改訂によって妨害とケアの軸となる《召命の神弓-アポロウーサ》を失ったことでデッキの構成以上に基本展開を変更する必要がありますが、

今期は展開序盤で《サイバース・ウィキッド》《トランスコード・トーカー》を絡めてリンク値を生成し、《アコード・トーカー@イグニスター》を着地させることで《原始生命態ニビル》をチェックする展開が見られました。

今後はこの展開が主流となりそうです。

ベスト4 3人目の【光の黄金櫃オルフェゴール】になります。

デッキ分布でも触れましたが、直近で発売された『TACTICAL TRY PACK』で登場した《滅びの黒魔術師》と相性の良い【光の黄金櫃】のギミックを投入したデッキになります。

感覚としては万能無効を設置できる【勇者】ギミックに近いでしょうか。

注目したいのは《NT8000-SIRIUS》の採用です。

闇属性・機械族で墓地から特殊召喚可能な妨害効果を持つカードとして《オルフェゴール・トロイメア》から追加できる妨害になります。

お互いのカードを破壊しますが、《宵星の機神ディンギルス》で自分の場は守れるため一方的にボードアドバンテージを取れるのが強みになります。

【オルフェゴール】は新しいギミックとくっつきやすいことから定期的に注目されるため、今後も活躍が見られるテーマでしょう。

🥈2位🥈【VSK9】【VSK9】【ヤミー】

2位は【VSK9】【VSK9】【ヤミー】となりました。

それではレシピを見ていきましょう。

2位 1人目の【VSK9】になります。

【K9】の主力妨害である《K9-EX強制解除》やギミックの補助輪的な立ち位置である《VSヘヴィ・ボーガー》《K9-17号イヅナ》の枚数を絞り、自由枠を少し増やした構成となっているのが特徴的でしょうか。

自由枠には《マルチャミー・フワロス》《倶利伽羅天童》《VS螺旋流辻風》の採用が見られますね。

中でも《VS螺旋流辻風》はサイドデッキにも2枚目が投入されており、重視しているのことがわかります。

サイドデッキにはギミックからアクセスできる魔法罠の除去として《VSパンテラ》が採用されているのも特徴的ですね。

【VS】は基本的に《VS龍帝ヴァリウス》以外で伏せを触る手段が無いに等しいため苦手な《御前試合》《群雄割拠》といった永続罠の解答として採用するのも悪くないでしょう。

2位 2人目の【VSK9】になります。

メインデッキは1人目同様、補助輪である《VSヘヴィ・ボーガー》《K9-17号イヅナ》の枚数を絞り、汎用札を多めに採用する構成となっています。

エクストラデッキには《DDD狙撃王テル》《DDD赦俿王デス・マキナ》《アーク・リベリオン・エクシーズ・ドラゴン》の採用が特徴的です。

前者2枚はランク5からの妨害の択と《天霆號アーゼウス》の素材のかさ増しが主な用途でしょうか。

《アーク・リベリオン・エクシーズ・ドラゴン》は主に【月光】のエースである《月光舞獅子神姫》の突破手段として採用されていると思われます。

破壊耐性と打点上昇を併せ持っており、着地してしまえば突破できるため現環境では採用を検討しても良い1枚でしょう。

サイドデッキには【ドラゴンテイル】が組み込まれており、盤面を突破しながら《星辰爪竜アルザリオン》で【VS】の効果起動に必要な属性を拾うことが出来るためリターンが大きい捲り札となっています。

一昔前の《影依融合》の出張の現代版といったところでしょうか。

2位 3人目の【ヤミー】になります。

メインデッキの自由枠には《無限泡影》を採用せず、ドロー系のフル採用+《三戦の才》が投入されています。

構築全体を見ても非常にシンプルかつ採用カードの意図が明確で、こちらも個人的に推し構築です。

🏆優勝🏆【ライゼオル】【M∀LICE】【閃刀姫】

優勝は【ライゼオル】【M∀LICE】【閃刀姫】となりました。

それではレシピを見ていきましょう。

優勝 1人目の【ライゼオル】になります。

プランとしてはドロー系+捲り札で攻略し、ギミックの手数を押し通す構成となっていますね。

サイドデッキには《ドロール&ロックバード》《皆既日蝕の書》といった1枚で多方面に干渉できるカードを採用されています。

先攻札は捲り札を止められる《神の宣告》、ギミックからアクセスできる万能無効の《エクシーズ・アンブレイカブル・バリア》に加えて《神の警告》を採用されています。

メインデッキに先攻で腐る「マルチャミー」を6枚採用しているため、それらを入れ替えるために先攻札は多めに採用されていますね。

【ライゼオル】は7/26(土)発売の新弾『DOOM OF DIMENSIONS(ドゥーム・オブ・ディメンションズ)』にてサブギミックである【オノマト】の新規が確定しており、今後使用者が増える可能性がある注目デッキです。

優勝 2人目の【M∀LICE】になります。

メインデッキには質の高い罠の無効系がフル採用に加えて《原始生命態ニビル》のフル採用が目立ちますね。

全体的にクセが無く標準的な構築だと思います。

注目すべきはエクストラデッキの《Gゴーレム・クリスタルハート》の採用でしょう。

《トランスコード・トーカー》を特殊召喚しリンク値を伸ばすことで《アコード・トーカー@イグニスター》に繋げるのが主な役割で、【M∀LICE】が苦手とする《アーティファクト・ロンギヌス》適用下でモンスターを2体並べることに成功すれば上記の流れに持っていくことが出来ます。

新環境でも【M∀LICE】は今期も一定の活躍をしそうですね。

優勝 3人目の【閃刀姫】になります。

デッキの性質上、魔法の汎用札を中心に採用されており、サイド後の後攻ではドロー系を通して魔法の手数で攻略するプランとなっています。

特徴的なのはサイドデッキの《滅亡龍ヴェイドス》の採用です。

現環境ではフィールド魔法を軸に戦うデッキも多く、度々採用が見られるカードですが【閃刀姫】でのシナジーとしては《閃刀機-ウィドウアンカー》でコントロール奪取することでライフカットに貢献する点でしょうか。

【閃刀姫】は強化を受けたことから競技シーンでも見られるようになり、『日本選手権 日本一決定戦』でもDay2に残るといった結果を残しているため、使用者の工夫次第で今後も活躍できるデッキでしょう。

入賞レシピの解説は以上となります。

今回のまとめ

今回は7/12(土)に大阪で開催された『第39回 蓮杯3人チーム戦』の大会結果と環境考察の記事でした!

最後に告知となりますが、8/23(土)に僕が大阪で開催する『第9回 Mogi杯3人チーム戦』がありますので、良ければ遊びに来てください✨

それでは👋

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