目次
はじめに
2020年12月8日、何があったか覚えているでしょうか?
この日、プレミアム殿堂及び殿堂入り、解除の発表がありました。
《ヘブンズ・フォース》をはじめ、多くのカード達が影響を受けることになりました。
その中で、意外なカードが規制を受けました。
(殿堂カード) 【 クリーチャー 】
種族 ジョーカーズ / マスター・ドラゴン / 文明 ゼロ / パワー11000 / コスト7
■このクリーチャーを召喚する時、ジョーカーズを好きな数バトルゾーンから自分の手札に戻し、その数だけ、召喚コストを1少なくしてもよい。
■スピードアタッカー
■W・ブレイカー
■このクリーチャーが攻撃する時、カードを1枚引き、その後、手札を1枚捨てる。
■ジョラゴン・ビッグ1:ジョーカーズを自分の手札から捨てた時、その「このクリーチャーがバトルゾーンに出た時」で始まる能力を1つ使ってもよい。
男A「オイオイオイ」
男B「あいつ死んだわ」
《ジョット・ガン・ジョラゴン》。
発表があった当初は何故殿堂となったのか分からず、見限ったプレイヤーも少なからずいたでしょう。
ですが、オリジナルが始まった今、このカードが4枚使用できていたら大きく環境を変えていたに違いありません。
殿堂になったことによって、もうその活躍は見られなくなってしまったのでしょうか?その道は閉ざされてしまったのでしょうか?
そう判断するにはまだ早いです。
閉ざされてしまったはずの道はまだ続いています。
【 クリーチャー 】
種族 ジョーカーズ・ドラゴン / 文明 ゼロ / パワー10000 / コスト8
■革命チェンジ:コスト5以上のジョーカーズ(自分のコスト5以上のジョーカーズが攻撃する時、そのクリーチャーと手札にあるこのクリーチャーを入れ替えてもよい)
■W・ブレイカー
■このクリーチャーがバトルゾーンに出た時、カードを1枚引き、その後、自分の手札を1枚捨てる。こうして捨てたカードがジョーカーズなら、そのカードの「このクリーチャーがバトルゾーンに出た時」で始まる能力を1つ使ってもよい。
■相手は、自身の各ターンに1枚しか呪文を唱えられない。
デッキ自体は弱体化してしまったものの《ジョギラゴン&ジョニー 〜Jの旅路〜》はオリジナルの道を示し続ける。
《ジョギラゴン&ジョニー 〜Jの旅路〜》だけでも十分にゲームを決する能力を持っています。
本記事ではそんな【旅路ジョラゴン】のオリジナル構築を紐解いていきます。
また、カーナベルでは【旅路ジョラゴン】のデッキパーツをまとめて購入することができます。
当日の15時までにご注文で、 【旅路ジョラゴン】のデッキパーツを即日発送でお届けしますので、ぜひご利用してみてください。
それでは、最後までおつきあい頂けたら幸いです。
弱体化した【旅路ジョラゴン】
フィニッシャーへのアクセス
《ジョット・ガン・ジョラゴン》の殿堂によって弱体化しましたが、それをどこで補うのかが重要な点になります。
その中でも、フィニッシャー不足が大きな問題になるでしょう。
《ジョギラゴン&ジョニー 〜Jの旅路〜》がその枠を補うカードになります。
ですが、元々このカードは4枚採用されているカードなので、枚数でカバーするという期待は見込むことができません。
では、どうすればいいのか。
《ジョギラゴン&ジョニー 〜Jの旅路〜》が活躍できるように構築を寄せる必要があります。
その為に、それぞれのカードの特徴を知りましょう。
○《ジョット・ガン・ジョラゴン》
(殿堂カード) 【 クリーチャー 】
種族 ジョーカーズ / マスター・ドラゴン / 文明 ゼロ / パワー11000 / コスト7
■このクリーチャーを召喚する時、ジョーカーズを好きな数バトルゾーンから自分の手札に戻し、その数だけ、召喚コストを1少なくしてもよい。
■スピードアタッカー
■W・ブレイカー
■このクリーチャーが攻撃する時、カードを1枚引き、その後、手札を1枚捨てる。
■ジョラゴン・ビッグ1:ジョーカーズを自分の手札から捨てた時、その「このクリーチャーがバトルゾーンに出た時」で始まる能力を1つ使ってもよい。
- コスト軽減によるクリーチャーの早期召喚
- 強力な常在型効果
【 クリーチャー 】
種族 ジョーカーズ・ドラゴン / 文明 ゼロ / パワー10000 / コスト8
■革命チェンジ:コスト5以上のジョーカーズ(自分のコスト5以上のジョーカーズが攻撃する時、そのクリーチャーと手札にあるこのクリーチャーを入れ替えてもよい)
■W・ブレイカー
■このクリーチャーがバトルゾーンに出た時、カードを1枚引き、その後、自分の手札を1枚捨てる。こうして捨てたカードがジョーカーズなら、そのカードの「このクリーチャーがバトルゾーンに出た時」で始まる能力を1つ使ってもよい。
■相手は、自身の各ターンに1枚しか呪文を唱えられない。
- 革命チェンジによる早期召喚
- バトルゾーンに出しやすいが、効果は1度のみ
簡単にまとめるとこのようになります。
《ジョット・ガン・ジョラゴン》は軽コストのクリーチャーを多く採用することでその真価を発揮できます。
打って変わって《ジョギラゴン&ジョニー 〜Jの旅路〜》は何らかの方法でコスト5以上のクリーチャーをバトルゾーンに出し攻撃することが条件となります。
《キング・ザ・スロットン7/7777777》や《ソーナンデス》のようなカードを活用していち早く革命チェンジできるかが肝になってくるでしょう。
これらは《ジョット・ガン・ジョラゴン》の動きを阻害することなく、むしろ助けることができるカードです。
《バイナラドア》のようなシールドトリガーでカウンターを決めたり、《熊四駆 ベアシガラ》を早期召喚して革命チェンジに繋げるのも良いでしょう。
また、フィニッシャーの枚数不足を解決する為に《ジョジョジョ・ジョーカーズ》のようなサーチカードでかさ増しをするのも手段の1つです。
不足した火力の底上げ
《ジョギラゴン&ジョニー 〜Jの旅路〜》を主力としたデッキで組む以上、《ジョット・ガン・ジョラゴン》のような誘発効果を利用して何度もジョラゴン・ビッグ1を使用する動きはできません。
1度で強力な効果を使用します。
《アイアン・マンハッタン》、《燃えるデット・ソード》この2種類のクリーチャー能力を使用することができればゲームを大きく傾けることができます。
これらのカードが無かったとしても《キング・ザ・スロットン7/7777777》でチャンスを広げることができるでしょう。
【旅路ジョラゴン】のデッキレシピ
【旅路ジョラゴン】の確定枠
考えられる確定枠はこちらの32枚になります。
おおよそ採用されるカードは固定されがちなデッキタイプなので、自由枠が比較的少なくなりやすいです。
少ない自由枠の中で環境に合わせた差し替え等が必要になります。
構築は主に《ジョギラゴン&ジョニー 〜Jの旅路〜》を4〜5ターン目に出すことができるようにします。
《熊四駆 ベアシガラ》を主軸にすることが多く、それに繋げる為に初動は《ヤッタレマン》と《タイク・タイソンズ》を採用します。
《タイク・タイソンズ》のJチェンジ先として《モモダチ モンキッド》が扱いやすく、いち早くフィニッシャーにアクセスできるようになります。
【旅路ジョラゴン】のデッキレシピ
先ほど自由枠が少なくなりやすいという記述をしましたが、その中でも《ポクチンちん》と《ジョジョジョ・ジョーカーズ》はよく採用されるカードです。
《ポクチンちん》はメタクリーチャーの役割もありますが、《洗脳センノー》と違い山札回復ができるのもメリットになります。
ループが可能になったり墓地関連の対策をするメリットもあるのでこちらが優先です。
《ジョジョジョ・ジョーカーズ》はこのデッキの要である2コストクリーチャーのサーチ兼、終盤でもフィニッシャーをサーチできる使い勝手の良いカードです。
この構築では《熊四駆 ベアシガラ》や《ソーナンデス》を主軸として《ジョギラゴン&ジョニー 〜Jの旅路〜》を場に出します。
《ソーナンデス》は手札とマナどちらからでもチェンジできる上に、公開領域にフィニッシャーが無かったとしても、《キング・ザ・スロットン7/7777777》から捲りにいくことが可能です。
デッキの主要カード
《ジョット・ガン・ジョラゴン》&《ジョギラゴン&ジョニー 〜Jの旅路〜》
(殿堂カード) 【 クリーチャー 】
種族 ジョーカーズ / マスター・ドラゴン / 文明 ゼロ / パワー11000 / コスト7
■このクリーチャーを召喚する時、ジョーカーズを好きな数バトルゾーンから自分の手札に戻し、その数だけ、召喚コストを1少なくしてもよい。
■スピードアタッカー
■W・ブレイカー
■このクリーチャーが攻撃する時、カードを1枚引き、その後、手札を1枚捨てる。
■ジョラゴン・ビッグ1:ジョーカーズを自分の手札から捨てた時、その「このクリーチャーがバトルゾーンに出た時」で始まる能力を1つ使ってもよい。
【 クリーチャー 】
種族 ジョーカーズ・ドラゴン / 文明 ゼロ / パワー10000 / コスト8
■革命チェンジ:コスト5以上のジョーカーズ(自分のコスト5以上のジョーカーズが攻撃する時、そのクリーチャーと手札にあるこのクリーチャーを入れ替えてもよい)
■W・ブレイカー
■このクリーチャーがバトルゾーンに出た時、カードを1枚引き、その後、自分の手札を1枚捨てる。こうして捨てたカードがジョーカーズなら、そのカードの「このクリーチャーがバトルゾーンに出た時」で始まる能力を1つ使ってもよい。
■相手は、自身の各ターンに1枚しか呪文を唱えられない。
これらのカードはフィニッシャーの役割を持っています。
《ジョット・ガン・ジョラゴン》の能力で《ジョギラゴン&ジョニー 〜Jの旅路〜》を捨てる能力を2回使用できるので、それを利用して山札を掘りながら最終目標である《アイアン・マンハッタン》、《燃えるデット・ソード》に繋げます。
また、この効果を使用してループも可能なので覚えておいて損は無いでしょう。
《アイアン・マンハッタン》&《燃えるデット・ソード》
【 クリーチャー 】
種族 ジョーカーズ / 文明 火 / パワー8000 / コスト9
■J・O・E 2 (このクリーチャーを、コストを2少なくして召喚してもよい。そうしたら、このターンの終わりに、これを自分の山札の一番下に置く。下に置いたら、カードを1枚引く)
■スピードアタッカー
■W・ブレイカー
■このクリーチャーがバトルゾーンに出た時、相手のシールドを2つ選ぶ。このクリーチャーは、相手のそれ以外のシールドをすべてブレイクする。その後、自分の手札を1枚捨ててもよい。そうしたら、次のターン、相手は2体以上クリーチャーをバトルゾーンに出せない。
【 クリーチャー 】
種族 ジョーカーズ / スペシャルズ / 文明 ゼロ / パワー12000 / コスト9
■T・ブレイカー
■このクリーチャーがバトルゾーンに出た時、バトルゾーンまたはマナゾーンに自分のジョーカーズが合計4枚以上あれば、相手はバトルゾーン、マナゾーン、手札から自身のカードを1枚ずつ選び、好きな順序で山札の一番下に置く。その後、自分はカードを3枚引く。
最終的にこれらカードの「このクリーチャーがバトルゾーンに出た時」能力を使用することを目的とします。
《ジョット・ガン・ジョラゴン》が殿堂になったことで《アイアン・マンハッタン》のみでループすることが不可能になりました。これにより無理に4枚採用する必要はなくなりました。
《燃えるデット・ソード》は先攻の時に《ジョギラゴン&ジョニー 〜Jの旅路〜》効果で捨てることができれば一気にゲームが傾くでしょう。
そういった意味ではこのカードの需要が高まっているともいえます。
《キング・ザ・スロットン7/7777777》
【 ツインパクトカード 】
種族 ジョーカーズ / 文明 ゼロ / パワー7777 / コスト7
■W・ブレイカー
■このクリーチャーがバトルゾーンに出た時、自分の山札の上から3枚を表向きにする。それがすべてジョーカーズなら、その中からクリーチャーを1体、バトルゾーンに出す。そのターン、そのクリーチャーは、相手プレイヤーを攻撃できる。残りのカードを好きな順序で自分の山札の一番下に置く。
【呪文】
カード名:7777777
文明:ゼロ
コスト:3マナ
■S・トリガー
■相手は自身の山札の上から3枚を表向きにし、自分はその中から1枚を選ぶ。その選んだカードとコストが同じ相手のクリーチャーをすべてと、表向きにした3枚を、相手は好きな順序で自身の山札の一番下に置く。
シールドトリガーでもありながら「このクリーチャーがバトルゾーンに出た時」の能力も非常に強力で、どのようにでも扱うことができる優秀なカードです。
注意する点といえば、《ソーナンデス》にJチェンジする場合のマナに置くタイミングです。
手札から呪文面として使用することも十分に考えられるので、マナに置く場合は慎重になる必要があるでしょう。
《熊四駆 ベアシガラ》
【 クリーチャー 】
種族 ジョーカーズ / チーム切札 / 文明 自然 / パワー8000 / コスト7
■キリフダッシュ [nn04] (自分のクリーチャーの攻撃の終わりに、そのクリーチャーがその攻撃中にシールドをブレイクしていれば、このクリーチャーを [nn04] 支払って召喚してもよい)
■W・ブレイカー(このクリーチャーはシールドを2つブレイクする)
■このクリーチャーがバトルゾーンに出た時、自分の山札の上から2枚をマナゾーンに置く。その後、クリーチャーを1体、自分のマナゾーンから手札に戻してもよい。
《ジョギラゴン&ジョニー 〜Jの旅路〜》のチェンジ元として優秀なカードです。
その理由として挙げられるのは速度と安定感です。
概ね4ターン目に安定して少ないカードでチェンジできることが最大の利点でしょう。
チェンジ後も「このクリーチャーがバトルゾーンに出た時」の最低限の能力が備わっているので、そのまま手札から捨てるということも可能です。
《ソーナンデス》
【 クリーチャー 】
種族 ジョーカーズ / 文明 自然 / パワー7000 / コスト6
■マッハファイター(このクリーチャーは、バトルゾーンに出たターンの間、タップまたはアンタップしているクリーチャーを攻撃できる)
■Jチェンジ8(このクリーチャーが攻撃する時、このクリーチャーと自分のマナゾーンにあるコスト8以下のジョーカーズ1体を入れ替えてもよい)
■W・ブレイカー
■このクリーチャーがバトルゾーンを離れた時、自分の手札を1枚捨ててもよい。そうしたら、クリーチャーを1体、自分のマナゾーンから手札に戻す。
《ジョギラゴン&ジョニー 〜Jの旅路〜》の2種類目のチェンジ元として採用しています。
マッハファイターが相手依存という点を除けば非常に優秀です。
《ジョギラゴン&ジョニー 〜Jの旅路〜》が手札かマナのどちらかにあれば良いので、柔軟に動けることが魅力です。
また、離れた時の能力でマナ回収ができるので、捨てて効果のあるカードがマナゾーンにあったとしても手札に加えて効果を使用することができます。
《ガヨウ神》
言わずもがなの殿堂カード。
手札から召喚してバトルゾーンに出したとしても《ジョギラゴン&ジョニー 〜Jの旅路〜》にチェンジできるのでとりあえず入れておいて損は無いでしょう。
このデッキは手札の管理が大切なので、急ぐゲームでなければしっかり手札を補充していきましょう。
《モモダチ モンキッド》
【 クリーチャー 】
種族 ジョーカーズ / チーム切札 / 文明 自然 / パワー1000 / コスト3
■キリフダッシュ [nn02](自分のクリーチャーの攻撃の終わりに、そのクリーチャーがその攻撃中にシールドをブレイクしていれば、このクリーチャーを [nn02]支払って召喚してもよい)
■このクリーチャーがバトルゾーンに出た時、自分の山札の上から1枚目をマナゾーンに置く。
《タイク・タイソンズ》のチェンジ先としても非常に優秀ですが、主な役割はマナ加速。
場合によっては《キング・ザ・スロットン7/7777777》に繋げるゲームもあるので7マナに到達する為にはこのマナ加速が馬鹿になりません。
カードパワーは比較的低いですが必要な場面かどうかはしっかりと吟味する必要がありそうです。
《ポクチンちん》
【 クリーチャー 】
種族 ジョーカーズ / 文明 ゼロ / パワー3000 / コスト3
■相手のターン中に、相手がコストを支払わずにクリーチャーをバトルゾーンに出した時、相手はそれを自身の山札の一番下に置く。
■このクリーチャーがバトルゾーンに出た時、プレイヤーを1人選ぶ。そのプレイヤーは自身の墓地にあるカードをすべて山札に加えてシャッフルする。
メタクリーチャーとしても非常に優秀ですが、山札回復とそれによるループを可能にしてくれるクリーチャーです。
《ジョット・ガン・ジョラゴン》が殿堂となった今、ループすることは非常に難しく、その需要は下がったものの十分に採用価値があるものです。
環境によって枚数の調整が必要になるでしょう。
《ヤッタレマン》&《タイク・タイソンズ》
【 クリーチャー 】
種族 ジョーカーズ / 文明 ゼロ / パワー2000 / コスト2
■自分のジョーカーズを召喚するコストを1少なくする。ただし、コストは0以下にならない。
【 クリーチャー 】
種族 ジョーカーズ / 文明 自然 / パワー1000 / コスト2
■Jチェンジ4(このクリーチャーが攻撃する時、このクリーチャーと自分のマナゾーンにあるコスト4以下のジョーカーズ1体を入れ替えてもよい)
■このクリーチャーがバトルゾーンを離れた時、自分の山札の上から1枚目をマナゾーンに置く。
これらのカードは重要な初動カードです。
2ターン目にこれらのカードがプレイできるかどうかでその後の動きが大きく変わります。
特に《タイク・タイソンズ》はマナの加速できる速度が早いので、シールドをブレイクするというリスクはありますが自分の動きだけで考えれば最善の動きです。
《ジョジョジョ・ジョーカーズ》
【 呪文 】
種族 ジョーカーズ / 文明 ゼロ / コスト1
■自分の山札の上から4枚を見る。その中からジョーカーズ・クリーチャーを1体、相手に見せてから手札に加えてもよい。残りを好きな順序で自分の山札の一番下に置く。
潤滑剤としての役割を備えています。
序盤は2コストの初動サーチとして、終盤はフィニッシャー等のサーチとして柔軟に運用できます。
ただ、必ずしも必要なカードではありません。
自由枠ではあるので、入れ替える際は自然文明のカードを採用する事が多くなります。
色が足りなくなる可能性があるのでしっかり見極めましょう。
【旅路ジョラゴン】の回し方
①初動クリーチャーでマナ加速・軽減
初動となる2コストクリーチャー《ヤッタレマン》や《タイク・タイソンズ》をプレイするところから始まります。
このデッキのマナの頂点は7コストです。
これに到達できるよう、マナ加速や軽減を行っていきます。
具体的には《熊四駆 ベアシガラ》を出す為に3ターン目に4マナ、《ソーナンデス》を出す為に4ターン目に6マナを必要とするので、そこを目標としてプレイすると良いでしょう。
②フィニッシャーへの準備
このデッキのフィニッシャーは《ジョット・ガン・ジョラゴン》と《ジョギラゴン&ジョニー 〜Jの旅路〜》の2種類です。
《ジョット・ガン・ジョラゴン》を場に出す為には、小型のクリーチャーを多面展開することが有効です。
特に《ヤッタレマン》との相性が良く《タイク・タイソンズ》と違い、シールドをブレイクすること無く出すことができます。
《ジョギラゴン&ジョニー 〜Jの旅路〜》はコスト5以上のジョーカーズクリーチャーが必要になるのでメインになる《熊四駆 ベアシガラ》と《ソーナンデス》を出しましょう。
《熊四駆 ベアシガラ》はその効果で自分の手札を整えながら革命チェンジ元を確保できる。デメリットになるのはキリフダッシュ能力で場に出す為、シールドをブレイクするリスクがあることです。
《ソーナンデス》はマナゾーンからもチェンジできる為、柔軟な対応が可能です。しかし、相手ににクリーチャーがいないとマッハファーターの効果を使うことができないことがデメリットです。
③フィニッシャーから強力な効果を使用
《ジョット・ガン・ジョラゴン》または《ジョギラゴン&ジョニー 〜Jの旅路〜》を場に出すことに成功すれば、自分のジョーカーズクリーチャーの「このクリーチャーがバトルゾーンに出た時」能力を使用することができます。
《アイアン・マンハッタン》、《燃えるデット・ソード》の2種類は特に強力な効果なので、この効果を使うことを目標にします。
特に《燃えるデット・ソード》の効果は早い段階で使用するほど、強い効果を発揮することができます。
正確には相手のリソースが少ない段階で使用するというのが正しいでしょう。
逆に相手が多くのリソースを持っている時に使用しても大きな効果は得られません。
これらのカードが無かったとしても《キング・ザ・スロットン7/7777777》があればバトルゾーンを強化しながら探しにいくことができます。
《ジョット・ガン・ジョラゴン》または《ジョギラゴン&ジョニー 〜Jの旅路〜》の効果で捨てて効果を使用したとき、《アイアン・マンハッタン》を捲ることに成功すれば、一気にプレイヤーに直接攻撃できる打点を形成することができます。
【旅路ジョラゴン】と相性の良いカード
今回のデッキリストでは採用しなかったものの、十分に採用する価値があるカードを紹介したいと思います。
自由枠は少ないものの、その数枚で勝敗が決することもあります。
環境によっても、デッキリストは変動します。
是非、自由枠を自分の扱いやすいように調整してみてください。
○《天体かんそ君》
【 クリーチャー 】
種族 ジョーカーズ / 文明 自然 / パワー3000 / コスト4
■このクリーチャーがバトルゾーンに出た時、自分の山札の上から3枚を見る。そのうちの1枚を自分のマナゾーンに、1枚を山札の一番下に、1枚を山札の一番上に置く。
《タイク・タイソンズ》のチェンジ先として非常な優秀なカードです。
また、《ヤッタレマン》の後続としても活用できるので、2コストの初動の後続として活用できます。
【旅路ジョラゴン】は自然文明が不足しがちなので、補足カードとしてはこのカードは優秀です。
《ジョジョジョ・ジョーカーズ》と同じ山札を掘りにいくカードなので、フィニッシャー不足の補填の役割も持っています。
○《キング・ザ・スロットン》
【 クリーチャー 】
種族 ジョーカーズ / 文明 ゼロ / パワー7777 / コスト7
■W・ブレイカー
■このクリーチャーがバトルゾーンに出た時、自分の山札の上から3枚を表向きにする。それらが3枚ともジョーカーズであれば、その中からクリーチャーを1体バトルゾーンに出してもよい。その後、残りの2枚の中から、それと同じコストのカードをすべて手札に加えてもよい。残りを好きな順序で自分の山札の一番下に置く。
《キング・ザ・スロットン7/7777777》の4枚目以降の枠として採用するカードです。
バトルゾーンに出したターンに相手プレイヤーは攻撃することができませんが、当たりのカードである《アイアン・マンハッタン》、《燃えるデット・ソード》の効果は使用できます。
採用枚数は1枚、多くても2枚程度でしょう。
○《バイナラドア》
【 クリーチャー 】
種族 ジョーカーズ / 文明 ゼロ / パワー2000 / コスト8
■S・トリガー(このクリーチャーをシールドゾーンから手札に加える時、コストを支払わずにすぐ召喚してもよい)
■このクリーチャーがバトルゾーンに出た時、バトルゾーンまたはマナゾーンに自分のジョーカーズが合計3枚以上あれば、相手のクリーチャーを1体選び、相手はそれを自身の山札の一番下に置く。その後、自分はカードを1枚引く。
シールドトリガーを多く必要とする環境であれば、トリガーした返しのターンで《ジョギラゴン&ジョニー 〜Jの旅路〜》に革命チェンジすることができます。
ですが、元々自分の動きを伸ばすカードではないので、あまり多く採用することはできません。
過剰打点を処理する能力があるわけではないので、そこには期待できませんがジャストキルを狙ってくる対面に対して有効です。
おわりに
いかがだったでしょうか。
コントロールに対しては非常に強いとされる【旅路ジョラゴン】ですが、オリジナル環境でもそれは健在です。
《ジョット・ガン・ジョラゴン》が殿堂になったことで、デッキパワーが下がってしまったことは事実です。
それをどう補うかがこのデッキの構築のポイントになると思いました。
最後まで読んで頂きありがとうございました。
今度はあなたが【旅路ジョラゴン】の道を導いていく番です。
また、カーナベルでは【旅路ジョラゴン】デッキを組みたい方に向けて、今回の記事内で紹介した【旅路ジョラゴン】関連カードや相性の良いカードを豊富に準備しております!
カーナベルなら15時までの注文で即日発送でまとめて購入することができます。
是非カードを揃えて【旅路ジョラゴン】を楽しんでください。
以上で【旅路ジョラゴン】の解説を終わります。
ここまで読んで頂きありがとうございました。