【DM歴代名作デッキ】Vol.25~五神~【週刊:神結コラム】

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【DM歴代名作デッキ】Vol.25~五神~【週刊:神結コラム】

こんにちは、神結です。

皆さんは、神はいると思いますか?

神とは概念なのか、それとも形を持った存在なのか。 

まぁそんな形而上学的な議論はともかくとして、デュエル・マスターズには確実に存在しています。ゴッドが。

【 クリーチャー 】
種族 ゴッド・ノヴァ / オラクル / 文明 ゼロ / パワー12000 / コスト8

■このクリーチャーを召喚してバトルゾーンに出した時、カードを3枚まで引いてもよい。
■T・ブレイカー
■中央(センター)G・リンク(このクリーチャーまたは他のゴッドをバトルゾーンに出す時、自分の好きな数のゴッドからカードを1枚ずつリンクを外してもよい。その後、このクリーチャーを「右G・リンク」または「左G・リンク」とあるゴッドにリンクしてもよい)
■このクリーチャーがカード3枚でリンクしていれば、自分のシールドはブレイクされない。

さて、そんなゴッドの初出は極神編ということで、2008年。

ゴッドは実際に神の名に相応しい力を持っているカードも多かったです。《龍神ヘヴィ》《龍神メタル》とか。

ただその強大な力ゆえに、四帝とかも含めてなんか品のない勝ち方をするカードが多くてですね……。

今回紹介するのは、中でもトップレベルの品のなさというか、容赦のなさというか……。

というわけで「歴代名作デッキ紹介」 、今回は【五神】になります。

 

目次

本日の名作デッキ紹介

五神=三神=四神?

というわけで今回の名作デッキは品のないゴッドデッキこと、【五神】になります。

リストはこんな感じ。


五神といいながら三体しかいません。なので「三神」なんて呼び方がされていました。

ちなみに五神の強さは「赤>黒>>緑>>>青>>>>>>>>>>白」くらいの順序になっています。

デッキとして青入りも全然ないわけではなく、実際に四神をリンクさせるパターンもありました。

青入りで組むとだいたいこんな感じでしたね。


いずれにせよ、共通で《天神シャイン・バルキリー》はハブられます。

【 クリーチャー 】
種族 ゴッド / 文明 光 / パワー4000+ / コスト5

ブロッカーG・リンク《地神エメラルド・ファラオ》の右横または《海神ブルー・ポセイドン》の左横。このクリーチャーがゴッドとリンクした時、バトルゾーンにある相手のクリーチャーを1体選びタップしてもよい。

《天神シャイン・バルキリー》はブロッカーを持っており、その上でゴッドリンク時の効果として、相手を1体タップ出来るというものがあります。

まぁ昔のカードパワーを考えると、そこまで悪いというわけではありません。

では、なぜ《天神シャイン・バルキリー》さんだけハブられているのでしょうか。その答えは、《炎神フレイム・アゴン》の効果を読めばわかるでしょう。

【 クリーチャー 】
種族 ゴッド / 文明 火 / パワー4000+ / コスト5

このクリーチャーは、タップされていないクリーチャーを攻撃できる。このクリーチャーは、このカードにリンクしているカード1枚につき「パワーアタッカー+2000」を得る。G・リンク《黒神ダーク・インドラ》の右横または《地神エメラルド・ファラオ》の左横。

「このクリーチャーは、タップされていないクリーチャーを攻撃できる」

要らんやん……! タップ効果とか……! 相手起きてても殴れるやん……! 

起きてるクリーチャーを殴れるというのはルールを無視した強さであり、これはシャインバルキリーの問題というよりも、アゴン先輩が強すぎるだけだという見方もあります。

特に当時のデュエマは「盤面0からいきなり勝つ」みたいなことは出来ないので、相手に勝つならクリーチャーを召喚する必要がありました。そうなると、全部アゴン先輩の餌食になったわけです。

ちなみに《天神シャイン・バルキリー》さんには相方が青と緑なので、相方にも恵まれていません。

まぁ《天神シャイン・バルキリー》さんの不遇さはほどほどに、他のゴッドについても解説していきましょう。

アゴン先輩は触れたので、次は《黒神ダーク・インドラ》

【 クリーチャー 】
種族 ゴッド / 文明 闇 / パワー4000+ / コスト6

このクリーチャーが攻撃する時、このカードにリンクしているカード1枚につき、相手は自分自身のクリーチャーを1体破壊し、カードを1枚マナゾーンから墓地に置く。このクリーチャーが破壊された時、他のゴッドを1体、自分の墓地から手札に戻してもよい。G・リンク《海神ブルー・ポセイドン》の右横または《炎神フレイム・アゴン》の左横。

アゴン先輩と並び、コイツは相当な凶悪さです。リンク時にリンクされている枚数分のクリーチャー、マナを破壊していきます。

まぁ、クリーチャーはいいんですよ。

このねぇ、ランデスっていうのがホントにね……。

ランデスは古来より気持ち良い反面、誰も遊んでくれなくなるギミックで有名です。で、インドラ先輩のアカンところは、盤面に置いてあるクリーチャーを的にしてランデスしてくるんですよ。

《超竜バジュラ》とかは盾殴ってくれるのでトリガーからのワンチャンがあるんですが、これは無理です。

またインドラ先輩はアゴン先輩と合神出来るのも魅力的です。

 

そしてこれら2体の神を支えているのが《地神エメラルド・ファラオ》です。

【 クリーチャー 】
種族 ゴッド / 文明 自然 / パワー6000+ / コスト6

相手がクリーチャーを選ぶ時、このクリーチャーを選ぶことはできない。(ただし、このクリーチャーを攻撃またはブロックしてもよい)このクリーチャーは、このカードにリンクしているカード1枚につき、シールドをさらに1枚ブレイクする。G・リンク《炎神フレイム・アゴン》の右横または《天神シャイン・バルキリー》の左横。

なんとゴッドがアンタッチャブルになります。これによって、トリガーからのワンチャンや、ターン返したあとの除去呪文などをケア出来ます。

もちろん《魔刻の斬将オルゼキア》のようなカードはありましたが、ゴッドの特性上盤面に何かは残りますからね。

そして最後は《海神ブルー・ポセイドン》

【 クリーチャー 】
種族 ゴッド / 文明 水 / パワー4000+ / コスト5

このクリーチャーはブロックされない。自分のターンに最初のドローをする時、このカードにリンクしているカード1枚につき、さらに1枚引いてもよい。G・リンク《天神シャイン・バルキリー》の右横または《黒神ダーク・インドラ》の左横。

こちらはシンプルにドローです。

まぁ、ポセイドンが合神しているときは既に盤面にインドラ先輩がいるということで、そうなるとまぁだいたい勝ってます。

青を入れる利点はポセイドンどうこうというよりかは、他のカードでドローしてデッキの動きを安定させられる、という部分ですかね。

 

ランデス&ランデスで品のない勝利を

まぁ上のカードを効果を見た時点で察したかもしれませんが、このデッキは本当に品のない勝ち方をします。

序盤は緑のブーストから《解体人形ジェニー》《腐敗無頼トリプルマウス》、或いは《ハッスル・キャッスル》等のドローソースの準備。その後ゴッドを繰り出して行きます。

基本的にはインドラ・ファラオ両方と合神出来るアゴン先輩から召喚するのが良いとされています。

で、インドラ先輩と合神しようものなら、あとは盤面とマナをグチャグチャにし続けてゲームは終わりっす…… 。

どうなったら勝ち? という話なら、相手の心が折れたら勝ちですかね。2ラン→3ラン→3ランみたいなゲームになるんで、こうなっちゃうと大抵のデッキはまぁ無理ですね。最終的にはマナ全部消し飛びます。 

ただこの手のデッキの弱点として、とりあえず速攻にはちゃんと弱いです。アゴン召喚から動き出すまでにラグがあるのがね……。

とはいえタイミングよく《地獄スクラッパー》とか踏ませれば勝てるんですけどね。

あとはシンプルにリソースが細いので、除去コンなんかはかなりキツいです。

というふうに別に全然最強のデッキでもないし、環境クラスのデッキだったかというとかなり微妙ではあるんですが、決まったときにはちゃんと勝てるデッキかなぁ、という認識でした。品はないんですけども。

 

五神の戦い方からの進化

というように五神のデッキは盤面に最強の単体キャラを置いて制圧するということになります。これは例えば《新聖綺神 クロスオーバー・ヨミ》なんかもそうです。こちらはゴッドではないんですが、まぁ似たようなものですね。

【 クリーチャー 】
種族 オラクリオン / 文明 ゼロ / パワー12000 / コスト9

■ブロッカー
■T・ブレイカー
■バトルゾーンにある自分のクリーチャーがこのクリーチャーだけであれば、このクリーチャーはブロックされず、バトルゾーンを離れる時、離れるかわりにとどまる。
■自分のターンの終わりに、このクリーチャーをアンタップする。

神に眷属はいても、並び立つカードはないということでしょうか。

で、ゴッドではないんですが現代でも「最強の単体」「なんか滅茶苦茶くっつく」「維持すれば勝ち」みたいなカードはあります。

ご存じ、《最終龍覇 グレンモルト》です。

【 クリーチャー 】
種族 ガイアール・コマンド・ドラゴン / ヒューマノイド爆 / ドラグナー / 文明 光/闇/火 / パワー6000+ / コスト7

■スピードアタッカー
■パワード・ブレイカー
■バトルゾーンにある自分のドラグハート1枚につき、このクリーチャーのパワーを+3000する。
■このクリーチャーがバトルゾーンに出た時、または自分のターンのはじめに、自分のマナゾーンにあるカードと同じ文明を持つ、コスト5以下のドラグハート・ウエポンを1枚、自分の超次元ゾーンからバトルゾーンに出す。(このクリーチャーに装備する)
■このクリーチャーがバトルゾーンを離れる時、かわりに自分のドラグハートを1枚、超次元ゾーンに戻してもよい。

やってることは割と五神と変わりませんからね。ドラグハートの力だけで、神の領域に迫っています。

というわけで、最新型の【5cモルト】のリストはこんな感じ。


五神と5cが聞き間違いやすいとかっていう話はさておき、このデッキはパワーとピーキーさ両方持っていたりする、腕が試されるデッキですね。神の試練、というべきかも?

 

おわりに

「DM歴代名作デッキ」、第25回は【五神】でした。

まぁ、対戦してていい思い出は別になかったですね。勝つときは普通にテンポよく勝って、負けるときは何も残らないくらいにボコボコにされるだけなんで。

まぁでも比較的安く済むデッキだったので、私もちょくちょく使っていた記憶はあります。高かったのって《破壊と誕生の神殿》くらいだったかも?

というわけで、今回はここまで。

「このデッキを紹介して欲しい」といったリクエストも受け付けておりますので、#DM歴代名作デッキでご感想をお待ちしております。

それではまた来週会いましょう。

 

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