みなさんこんにちは!ガチまとめ所属天才トレカライター、H宮田です!
デュエマを今から始めるあなたに!デュエマ格安スターティン、約一年ぶりにガチまとめに登場です!
2023年、デュエマは新主人公・斬札ウィンくんの登場編となるゴッド・オブ・アビス編を経て……アビス・レボリューション編に突入!新能力や新たな種族カテゴリ強化など、「デュエマって革命(レボリューション)なんだ!」のキャッチコピーに偽りのない強力なカード達が盛りだくさん、いまこそデュエマの始め時!
そんな中、新シリーズのライバルであるプリンス・カイザをモチーフとしたスタートWINデッキ『竜軍・オブ・ボルシャック』が発売されました。
このデッキ限定の「アーマード・メクレイド8」を活かした大型クリーチャーの踏み倒しが魅力のこのデッキ、ここはその長所を伸ばした格安改造を紹介したいところ!
フフフ、ネタはあるんですよ。《ボルシャック・爆・ルピア》の5枚目以降として《火之鳥ペリュトン》を使って、《竜星バルガライザー》を踏み倒しのアタリ枠にして連続踏み倒し!
ふふふ、格安だけど強力な往年の名カードを使えるいいデッキ(自画自賛)。さて、新パックのカードで安定感を……
あれっ!?思ったより高い!?
(デッキ価格確認中……)まずい!予算オーバーしてる!これじゃ初心者でも使いやすいボルシャックデッキを紹介することができない!
しょせん俺は格安のプリンス止まり(カイザのデッキだけに)、絶対にキングになんかなれはしないってことか……改造コンセプトを見直さなきゃ……
それなら俺を使え!>
お、お前は!
王位戴冠
THE KING OF BOLSHACK
目次
はじめに
茶番も終わったところで、本企画『デュエマ格安スターティン!』は、デュエマ初心者が手にしやすいさまざまな「デッキのタネ」から低価格デッキを構築・紹介していく企画です!
この企画における「低価格」の基準は、カーナベルの最低注文金額の2000円以内!……
ぴったりだと調整しづらいのでちょっと足が出ても大丈夫なくらいということで……シングル価格の合計が2100円まで!とします。
この記事におけるシングル価格は、執筆(2023/05/09)時点のカーナベル通販価格における最も安いバージョンの状態A(最高品)を参考にしています。
状態にこだわらなければさらにお安く構築も可能!?
「デッキのタネ」のカードを活かしつつ、初心者にも扱いやすい、ガチなステップアップを目指せるデッキを紹介します!
それでは早速、今回の「デッキのタネ」は……こちら!
デッキのタネ
全国のカードショップ・おもちゃ屋さんで好評発売中の スタートWINデッキ『竜軍・オブ・ボルシャック』 。
看板カードである《強襲竜 ボルシャック・レイダー/レイド・エントリー》は特に強力、アーマード・メクレイド8で強力なアーマードをガンガン投げつけたくなるいいカード!自身がスピードアタッカーかつ、追加のスピードアタッカーを用意できるカードはめちゃくちゃ強いってことを初心者に教えてくれる最初のエースにふさわしいカードですね。
《ボルシャック・爆・ルピア》とあわせてアーマード・メクレイド8持ちのカードは現在このデッキ限定収録のみとなっており、「とりあえずニコイチしてメクレイド8デッキを組んでみよう!」という導線も見えてきますね。実際、茶番内で予算の関係でボツになったルートも《強襲竜 ボルシャック・レイダー/レイド・エントリー》4枚にしたいから改造案にニコイチがでてきますし……
ですが今回、このデッキにはメクレイド以外にも新規カードとして珍しいものがあるんですよね。それは2種類のデュエル・マスターズ プレイスオリジナルカードの輸入!
このうち、《ボルシャック・バディ・ドラゴン》に大きく注目しました。このカード、タマシードでない4コスト以下の「ボルシャック」名称ドラゴンなんですよね。火単色では、今回再録された《ボルシャック・テイル・ドラゴン》と合わせて2種類目となります。
今回はあえてメクレイドではなくそこを活かし、新シリーズではあまり触れられていない「進化クリーチャー」の楽しさに繋げるような構築をめざしていくことにしました。
それではさっそく、今回のデッキコンセプトを紹介だ!
今回のデッキコンセプト
2種8枚の「ボルシャック」4コストドラゴンを召喚し……それらで条件を満たして、G・ゼロ発動!大型進化ドラゴン、《超竜キング・ボルシャック》で一気に奇襲をかけよう!というのが単純にしてパワフルなコンセプト。
このカードおよび進化元たちは、すべて「ボルシャック」かつ種族がアーマード・ドラゴン。
つまりこのデッキ収録の《ボルシャック・ヒート・ドラゴン/ヒートブレス・チャージャー》、および《ボルシャック・ドラゴン/決闘者・チャージャー》で回収することが可能!
これにより、《超竜キング・ボルシャック》の早期着地を安定して狙うことができますね。
そして《超竜キング・ボルシャック》がT・ブレイカーであることを活かし、《アニー・ルピア》のアンタップ能力を活かした最速4ターンキルルートまで搭載できます!
というわけで、今回のデッキレシピはこちら!
デッキレシピ
デッキのタネに追加したカードの価格は1610円!(2023/05/09時点)
……ちょっと先に触れちゃいますが、一番お金がかかってる部分はこのデッキの限定収録カードの枚数増加なので、すでにニコイチ済みの人はもっとお安く組めますよ!
ここからは採用カードを追加カードとスタートWINデッキからの継続採用カードに分類し、それぞれのデッキでの役割を解説していきます。例によってキャプション芸は一旦封印
個別カード解説
追加カード
《超竜キング・ボルシャック》
【 進化クリーチャー 】
種族 アーマード・ドラゴン / 文明 火 / パワー13000+ / コスト7
■G・ゼロ―バトルゾーンに自分の、名前に《ボルシャック》とあるドラゴンがあれば、このクリーチャーをコストを支払わずに召喚してもよい。
■進化―自分の火のドラゴン1体の上に置く。
■T・ブレイカー
■自分のクリーチャーすべてに、自分の墓地にある火のカード1枚につき「パワーアタッカー+1000」を与える。
50円
今回のデッキの主役、自分の「ボルシャック」と名の付くドラゴンがいればコストを支払わずに場に出せるT・ブレイカーの進化クリーチャー!
アビス・レボリューションでは進化クリーチャーが(第一弾時点では)存在しないので、「進化元となるクリーチャーの上に重ねて召喚する」「進化クリーチャーは召喚酔いしないのですぐに攻撃可能」という進化クリーチャーのルールを学ぶという意味でも初心者プレイヤーにピッタリですね!
登場時は《ボルシャック・NEX》から《ボルシャック・ルピア》を経由してデッキからサーチされて進化、という流れが一般的でしたが低コストで「ボルシャック」名称持ちドラゴンが増えたことで使い勝手がグンとよくなりました。
今回は単色デッキですが、自然文明を足せば《ボルシャック・栄光・ルピア》でさらに速くG・ゼロ条件を満たすことも可能!手持ちのカードプールが広がったら検討してみてください!
《ボルシャック・ドラゴン/決闘者・チャージャー》
【 ツインパクトカード 】
種族 アーマード・ドラゴン / 文明 火 / パワー6000+ / コスト6
■W・ブレイカー(このクリーチャーはシールドを2つブレイクする)
■攻撃中、自分の墓地にある火のカード1枚につき、このクリーチャーのパワーを+1000する。
【呪文】
カード名:決闘者・チャージャー
文明:火
コスト:3マナ
■自分の山札の上から3枚を表向きにする。その中から、《ボルシャック》と名前にあるカードをすべて手札に加え、残りを好きな順序で山札の一番下に置く。
■チャージャー(この呪文を唱えた後、墓地に置くかわりに自分のマナゾーンに置く)
70円
クリーチャー面は初代《ボルシャック・ドラゴン》、呪文面は最大三枚の出札補充が可能なチャージャー呪文!
チャージャー呪文はその効果を発揮された後マナゾーンに置かれる能力を持ち、デッキに収録されている《アシスター・コッピ》《コッコ・ルピア GS》のコスト軽減能力と合わせて大型ドラゴンをより早くバトルゾーンに出せるようになります!
さらに、「ボルシャック」と名の付くカードを最大三枚まで手札に加えることが可能。……つまり、先ほど挙げた《超竜キング・ボルシャック》+進化元となる軽量「ボルシャック」ドラゴンを同時に確保することができるのです!
この格安デッキのみならず、【ボルシャック】系列のデッキを組むなら必須とも言っていいカード。ちょうどトレジャー枠で再録されてお安くなったのが嬉しい!4枚揃えて損はないカードなので、ぜひぜひカーナベルにてお求めください!
継続採用カード
ここからは、「デッキのタネ」より引き続き採用されているカードたちを軽く紹介していきます。
《アシスター・コッピ》
【 クリーチャー 】
種族 アーマード・ファイアー・バード / 文明 火 / パワー3000+ / コスト2
■パワーアタッカー+2000(攻撃中、このクリーチャーのパワーを+2000する)
■各ターンに一度、自分のアーマードを使うコストを1少なくしてもよい。ただし、コストは0以下にはならない。
50円
新シリーズでフィーチャーされる5種族にそれぞれ登場した、コスト軽減サイクルの火文明・アーマード担当。
「一撃奪取」サイクルのようにターン最初の召喚にしか反応しないということもなく、好きなタイミングでコスト軽減を使えるため(そのターンにもう一体アーマードを召喚する前提として)実質1マナクリーチャーとしてシビルカウント起動役としても優秀です。
ありがたいことに4枚収録のためそのままフル投入!
《アニー・ルピア》
【 クリーチャー 】
種族 ファイアー・バード / 文明 火 / パワー2000+ / コスト2
■各ターン、はじめて自分のドラゴンが攻撃する時、アンタップする。
■自分のドラゴンがあれば、このクリーチャーのパワーを+3000する。
■シビルカウント3:自分の火のクリーチャーまたは火のタマシードが合計3つ以上あれば、自分の他のクリーチャーすべてに「スピードアタッカー」を与える。(「スピードアタッカー」を持つクリーチャーは召喚酔いしない)
50円
味方のドラゴンの最初の攻撃時にそのドラゴンをアンタップさせる効果、味方のドラゴンがいればパワーアップする効果に加えシビルカウント3で味方全体をスピードアタッカー化するハイスペックなファイアー・バード!
このデッキでは複数枚ブレイクするドラゴンをアンタップさせて一気にシールドを割り切ったり、スピードアタッカー化で最後の押し込み打点を確保したりと役割が多いため3枚収録のところに+1枚追加しています。
スピードアタッカー化は自身を含まないことだけ注意!
《コッコ・ルピア GS》
【 クリーチャー 】
種族 ファイアー・バード / 文明 火 / パワー1000 / コスト3
■G・ストライク(このクリーチャーを自分のシールドゾーンから手札に加える時、相手に見せ、相手のクリーチャーを1体選んでもよい。このターン、そのクリーチャーは攻撃できない)
■自分のドラゴンの召喚コストを2少なくしてもよい。ただし、コストは1以下にはならない。
50円
ドラゴンのコストを2軽減する仕事をデュエマ黎明期から続けてきた超有名カード《コッコ・ルピア》に防御能力G・ストライクが追加された強力リメイクカード。
4ターンキル、長期戦で《強襲竜 ボルシャック・レイダー/レイド・エントリー》を出しやすくする、貴重な防御札とこちらも役割が多く4枚収録をそのままフル投入しています。
《ボルシャック・テイル・ドラゴン》
【 クリーチャー 】
種族 アーマード・ドラゴン / 文明 火 / パワー5000+ / コスト4
■S・トリガー(このクリーチャーをシールドゾーンから手札に加える時、コストを支払わずにすぐ召喚してもよい)
■このクリーチャーが出た時、相手のクリーチャーを1体選んでもよい。その選んだクリーチャーとこのクリーチャーをバトルさせる。
■シビルカウント3:自分の火のクリーチャーまたは火のタマシードが合計3つ以上あれば、このクリーチャーのパワーを+2000し、「W・ブレイカー」を与える。(「W・ブレイカー」を持つクリーチャーはシールドを2つブレイクする)
50円
《ボルシャック・バディ・ドラゴン》
【 クリーチャー 】
種族 アーマード・ドラゴン / 文明 火 / パワー3000+ / コスト4
■バトルゾーンに出た時、自分の山札の上から5枚を見る。その中からファイアー・バードを1枚相手に見せ、手札に加えてもよい。残りを好きな順序で山札の下に置く。
■攻撃中、このクリーチャーのパワーを自分の墓地のファイアー・バード1枚につき+1000する。
50円
S・トリガーで飛び出て相手クリーチャーとバトルし、シビルカウント3でパワーアップする4コスト「ボルシャック」、登場時に山札の上からファイアー・バードを手札に加えられる4コストボルシャックを同時に紹介。
《超竜キング・ボルシャック》を呼び出すための軽量「ボルシャック」名称ドラゴンとして、それぞれ3枚収録のところを1枚追加!
《ボルシャック・テイル・ドラゴン》は相手ブロッカーの除去、《ボルシャック・バディ・ドラゴン》は《アニー・ルピア》を持ってくる……とどちらも最速4ターンキルに効果を絡めることができるのもグッド。ただの進化元ではないのだ!
《ボルシャック・爆・ルピア》
【 クリーチャー 】
種族 アーマード・ファイアー・バード / 文明 火 / パワー3000 / コスト5
■スピードアタッカー(このクリーチャーは召喚酔いしない)
■このクリーチャーが破壊された時、アーマード・メクレイド8する。(アーマード・メクレイド8:自分の山札の上から3枚を見る。その中から、コスト8以下のアーマードを1枚、コストを支払わずに使ってよい。残りを好きな順序で山札の下に置く。)
110円
破壊時にアーマード・メクレイド8を行うスピードアタッカーのアーマード・ファイアー・バード。
自身よりも強いクリーチャーに自爆特攻して効果を使うほか、相手のS・トリガーなどの破壊系カウンター札を実質無効にできるダイレクトアタック要員としても優秀!
ですが、今回はG・ゼロで大型を展開する予定なのでスペースのため1枚減らした2枚採用になります。
《ボルシャック・ローレン・ドラゴン》
【 クリーチャー 】
種族 アーマード・ドラゴン / 文明 火 / パワー9000 / コスト5
■S・トリガー(このクリーチャーをシールドゾーンから手札に加える時、コストを支払わずにすぐ召喚してもよい)
■W・ブレイカー(このクリーチャーはシールドを2つブレイクする)
■このクリーチャーが出た時、相手のコスト6以下のクリーチャー1体またはタマシードを1枚、破壊する。
■シビルカウント3:このクリーチャーが出た時、自分の火のクリーチャーまたは火のタマシードが合計3つ以上なければ、このクリーチャーを破壊する。
50円
登場時にコスト6以下のクリーチャーかタマシードを破壊するS・トリガー持ちアーマード・ドラゴン。コスト比で優秀なパワーも合わせ持つ代わりに、シビルカウント3を達成していないとバトルゾーンに出た時自爆してしまうデメリットを持ちます。
こちらも軽量「ボルシャック」ではあるのですが、自爆デメリットが進化元としては少し不安であると考え、収録されている3枚から増やさずそのまま採用しました。
《ボルシャック・ヒート・ドラゴン/ヒートブレス・チャージャー》
【 ツインパクトカード 】
種族 アーマード・ドラゴン / アーマード・ファイアー・バード / アーマード・アーツ / 文明 火 / パワー6000 / コスト6
種族:アーマード・ドラゴン/アーマード・ファイアー・バード
■スピードアタッカー(このクリーチャーは召喚酔いしない)
■W・ブレイカー(このクリーチャーはシールドを2つブレイクする)
【呪文】
カード名:ヒートブレス・チャージャー
文明:火
コスト:3マナ
種族:アーマード・アーツ
■自分の山札の上から1枚を表向きにする。それがアーマードなら手札に加える。そうでなければ山札の下に置く。
■チャージャー(この呪文を唱えた後、墓地に置くかわりにマナゾーンに置く)
980円
シンプルなスピードアタッカーのクリーチャー面、手札を減らさない可能性があるチャージャーである呪文面を併せ持つデッキ限定ツインパクトカード。
《ボルシャック・ドラゴン/決闘者・チャージャー》につづく待望の火単色・ドラゴン・手札補充できるチャージャー呪文として需要が大きく、シングル価格がスタートデッキ1つと同価格程度になっていて非常にきびしいのですが……3マナチャージャーを8枚体制にするため、収録カード分では足りない1枚を追加してフル投入。
今回のデッキ価格のほとんどを占めているため、スタートデッキを2個購入できていればお安く構築できますよ!
《強襲竜 ボルシャック・レイダー/レイド・エントリー》
【 ツインパクトカード 】
種族 アーマード・ドラゴン / アーマード・アーツ / 文明 火 / パワー8000 / コスト8
種族:アーマード・ドラゴン
■スピードアタッカー(このクリーチャーは召喚酔いしない)
■W・ブレイカー(このクリーチャーはシールドを2つブレイクする)
■このクリーチャーが攻撃する時、アーマード・メクレイド8する。(アーマード・メクレイド8:自分の山札の上から3枚を見る。その中から、コスト8以下のアーマードを1枚、コストを支払わずに使ってよい。残りを好きな順序で山札の下に置く。)
【呪文】
カード名:レイド・エントリー
文明:火
コスト:6マナ
種族:アーマード・アーツ
■このカードを山札に加え、シャッフルする。
■アーマード・メクレイド8する。
580円
《ボルシャック・モルナルク》
【 クリーチャー 】
種族 アーマード・ドラゴン / アーマード・ファイアー・バード / 文明 火 / パワー13000 / コスト8
■T・ブレイカー(このクリーチャーはシールドを3つブレイクする)
■このクリーチャーが出た時、ファイアー・バードを全て、自分の墓地から手札に加える。
■各ターンに一度、自分のアーマード・ドラゴンが破壊される時、かわりにファイアー・バードを1枚、自分の手札から出してもよい。
880円
このデッキの看板SR二種は両方ともそのまま採用!クリーチャー面・呪文面共にアーマード・メクレイド8を行う看板エースに、味方アーマード・ドラゴンが破壊されるときかわりに手札のファイアー・バードを踏み倒す大型クリーチャーになります。
どちらも強力ですが、今回の改造ではアーマード・メクレイドに頼らない構成になっているので少々出しづらくなっているかもしれません。
特に《強襲竜 ボルシャック・レイダー/レイド・エントリー》は中心に添えるならぜひ4枚用意したいカード。ニコイチして《ボルシャック・爆・ルピア》とともに4枚体制にしたデッキも作ってみたいところですね。
デッキの回し方
1:軽量ファイアー・バードとチャージャー呪文で下準備!
ここからは実際のプレイングについて、大きく3段階に分けて解説していきます。まずは最序盤から!
このデッキでは2マナのファイアー・バードが2種8枚、3マナのチャージャー呪文が2種8枚採用されています。それぞれ2ターン目・3ターン目に順番にプレイして、クリーチャーを用意しつつマナを増やしましょう!
このデッキに限らず2マナ・3マナでゲームの序盤に使いたいカード、いわゆる「初動」と呼ばれるカードは8枚ほど入れるとデッキの安定性があがります。オリジナルデッキを作るときにはぜひ考えてみてね!
3ターン目には《コッコ・ルピア GS》も召喚できますが、手札を補充できるチャージャー呪文があればそちらを優先するようにしましょう。
2:そして4ターン目にはキングが降臨!最速4ターンキルを決めろ!
チャージャー呪文を使って手札とマナを増やしたあとの4ターン目、5マナの状態から……いよいよこのデッキのエース・《超竜キング・ボルシャック》の登場だ!
《ボルシャック・テイル・ドラゴン》《ボルシャック・バディ・ドラゴン》を召喚し、そのまま進化!Tブレイクで相手を攻め立てよう!
2ターン目、3ターン目で順調にカードをプレイ出来ているならこのターンで勝負を決めることも可能です。具体的な手順としては3パターン!
・2ターン目《アシスター・コッピ》召喚→3ターン目チャージャー呪文→4ターン目 軽減されて3マナで召喚できる4コスト「ボルシャック」召喚+《アニー・ルピア》
・2ターン目《アニー・ルピア》召喚→3ターン目チャージャー呪文→4ターン目 《アシスター・コッピ》を先に召喚、軽減されて3マナで召喚できる4コスト「ボルシャック」召喚
・3ターン目《コッコ・ルピア GS》召喚→4ターン目 《アニー・ルピア》 召喚、軽減されて2マナで召喚できる4コスト「ボルシャック」召喚
どちらのパターンでも、4ターン目に《アニー・ルピア》+コスト軽減能力持ちクリーチャー+4コスト「ボルシャック」の3体をバトルゾーンに揃えることができます。ここで4コスト「ボルシャック」を《超竜キング・ボルシャック》に進化!
《アニー・ルピア》の効果で自分のドラゴンがそのターン初めて攻撃するときアンタップできるので……T・ブレイカーの《超竜キング・ボルシャック》が二回攻撃し、このターン一気に相手のシールドを全ブレイク!
S・トリガーがなければ、そのままファイアー・バードたちでダイレクトアタック!このデッキの理想ムーブをしっかり覚えて、まずはこの動きを目指しましょう!
3:追加のキング、スピードアタッカーを叩きつけて最後の詰めだ!
しかしデュエマは一人でやるものではなく……相手プレイヤーもいます。相手のカードの効果でこちらのクリーチャーが除去されたり、シールドを守るブロッカーが立ちふさがったり、S・トリガーによる反撃でダイレクトアタックにもちこめなかったり……
そうなっても大丈夫、チャージャー呪文で手札とマナを増やしたこのデッキなら二の矢三の矢を用意できます!
邪魔なクリーチャーは《ボルシャック・テイル・ドラゴン》などの効果バトルで粉砕、《超竜キング・ボルシャック》をさらに追加したり、スピード・アタッカー持ちクリーチャーで追加の攻撃クリーチャーを追加して走り抜けましょう!《アニー・ルピア》のシビルカウント3を一気に達成し、複数のスピードアタッカーを同時に用意するのもいいですね。
少し重めのコストでもデッキに残した《強襲竜 ボルシャック・レイダー/レイド・エントリー》《ボルシャック・爆・ルピア》たちはこの最後のタイミングで大活躍!
《強襲竜 ボルシャック・レイダー/レイド・エントリー》は攻撃時のアーマード・メクレイド8で相手の計算を狂わせる追加のクリーチャーを。
《ボルシャック・爆・ルピア》は破壊された時にアーマード・メクレイド8できるので、ダイレクトアタック要員に残しておくと相手のS・トリガーを実質無効化できちゃうかも!?
相手を倒すまで止まらないボルシャック軍団で、勝利をつかみ取ろう!
デッキの改造案
デュエマの象徴ほんとか?「ボルシャック」の名を冠するデッキだけあって、数々のサポートカードに対応しているためさまざまな改造ができます。
このデッキで採用してみたいのは、ドラゴンであることを活かした「革命チェンジ」カードの採用!
《ボルシャック・サイバーエクス 》
【 クリーチャー 】
種族 アーマード・ドラゴン / サイバー・コマンド / 文明 水/火 / パワー7000 / コスト6
■革命チェンジ:水または火のコスト3以上のドラゴン(自分の水または火のコスト3以上のドラゴンが攻撃する時、そのクリーチャーと手札にあるこのクリーチャーを入れ替えてもよい)
■スピードアタッカー
■W・ブレイカー
■このクリーチャーがバトルゾーンに出た時、次のうちいずれか1つを選ぶ。
▶︎相手は自身のパワーが一番小さいクリーチャーを1体選び、破壊する。
▶︎相手のクリーチャーを1体選び、持ち主の手札に戻す。
110円
このデッキの2種のチャージャー呪文で回収できる革命チェンジ持ちクリーチャーで、普通に召喚するのも狙えるコスト帯。このカードを追加することで使いやすい除去効果を手に入れ、様々なクリーチャーへの対抗策をデッキに仕込むことができます。
《ボルシャック・テイル・ドラゴン》を《超竜キング・ボルシャック》に進化させて攻撃することでこのカードに革命チェンジすると、相手のシールドをブレイクする数は減りますが《ボルシャック・テイル・ドラゴン》の登場時バトル効果をもう一度使うことができます。
もちろんこのカードを複数枚採用すればこのカード同士で革命チェンジすることもでき、「登場時効果を使いまわす」ということの強さを存分に学べます!
単色カードではないのでマナゾーンにタップしておく必要がある→マナチャージしたターンは使えるマナが1遅れることになる、という多色カード特有のルールには注意してくださいね。
おわりに
以上ここまで、スタートWINデッキ改造「キング・オブ・ボルシャック」の紹介でした!
「ボルシャック」が増えていくことでじわじわと強化されていた《超竜キング・ボルシャック》をエースに、メクレイドギミックとはちがうG・ゼロの踏み倒し体験と速いデュエマ展開でわかりやすくビートダウンするいいデッキに仕上がったと思います。
プリンス・カイザがメインのライバルである限り「ボルシャック」強化は今後も来ることを考えれば、《ボルシャック・ドラゴン/決闘者・チャージャー》は持っていて損しないカードなのでステップアップのためにぜひ!このデッキを組むついでに確保しておきましょう!
そして、これからデュエマを始める初心者以外にも……デュエマを始めていない友人がいるそこのあなた!パーツと一緒にデッキをプレゼントして、一緒にデュエマの世界に飛び込もう!
パーツのお求めは是非カーナベルにて!
「実際に始めてみました!」「こんな改造はどう?」「格安の女神が新たな王を祝福している!」等、記事の感想やアイディアがあれば #デュエマ格安スターティン でどんどんツイートしてください!
デュエマの記事についてツイートしたのに遊戯王のモンスターをアイコンにしてる人からお礼や返信がくるかも!?
新年度にふさわしくスタートデッキ改造を紹介したこの企画、みなさんの応援があればこれからも様々な「デッキのタネ」から初心者デッキを構築していく様をお届けしたいと思っています!
それではみなさんありがとうございました。
次回もまたガチまとめでお会いしましょう!H宮田でした!
これまでの!デュエマ格安スターティン!は!
第一回 ジョーのGENJIドギラゴン
第二回 ゼーロJr.のDISパペット
第三回 アバクの強奪!Wレクスターズ
第四回 ジョーとキラの!?S-MAX大暴拳!
第五回 キング・オブ・ボルシャック(今ココ!)