このデッキはこんな人におすすめ! |
●とにかくガードを固めたい! ●殴らず安全にエクストラウィンがしたい! ●《メヂカラ・コバルト・カイザー》を早期に着地させた時にしか生を実感できない ●アミューズメント施設を自負している |
村民・エクササイズ・まんじゅうです。某輪っかの健康な冒険に1年ぶりにドハマりしてしまい、筋肉痛に喘ぐ日々を送っています。手に入れよう、美。
研究員たちの頭の体操によって成り立つ当企画、格安デュエマ研究所。
今回は、度重なる再録のおかげでついに格安の世界に舞い降りたマイ・フェイバリット・中型クリーチャーである……、
《メヂカラ・コバルト・カイザー/アイド・ワイズ・シャッター》を活かしたデッキを研究していこうと思います。
目次
はじめに:この企画のルール
『格安デュエマ研究所』は、ガチまとめライターが持ち回りで、低予算デッキを構築・紹介していく企画です。
具体的にどれくらいの金額を「低予算」とするかは、第一回格安デュエマ研究所にて示された「シングル価格の合計がクロニクルデッキの定価(=5280円)以内」という基準に則っていきます。
(シングル価格は、執筆(2023/7/3)時点のカーナベル通販価格において最も安いバージョンの状態A(最高品)として計算)
既に持っているカードを使ったり、カードの状態にこだわらなければ、さらに安く構築することも可能です。
本企画では口を酸っぱくして語られていますが、「安いデッキは高額デッキの代用品ではない」というのはお忘れなく。あくまでも「安いけど強い・面白い」と言えるようなデッキを模索してまいります。
腕力ではなくメヂカラのみで:殴らず勝ちたい今日この頃
【 ツインパクトカード 】
種族 ブルー・コマンド・ドラゴン / ハンター / 文明 光/水 / パワー7000 / コスト7
■W・ブレイカー
■相手のクリーチャーがバトルゾーンに出た時、そのターン、相手のクリーチャーはすべて攻撃できない。
■相手が呪文を唱えた時、自分はカードを2枚引いてもよい。
────────────呪文────────────
カード名:アイド・ワイズ・シャッター
文明:光
コスト:4マナ
■S・トリガー
■相手のクリーチャーを2体まで選び、タップする。次の相手のターンのはじめに、それらはアンタップしない。
《メヂカラ・コバルト・カイザー/アイド・ワイズ・シャッター》。妨害とリソース補充を高いレベルで両立させたクリーチャー面と、一度で相手の攻撃力を2ターンに渡って削ぎ落とす呪文面を併せ持つスーパーカードです。
場に出せばとりあえず1ターンは延命させてくれるだろう、最低でも攻め手を緩めてもらえるだろう……という安心感は、後ろ寄りなコントロールデッキ目線でとてもありがたいものです。
しかしながらこのカード、「単体ではゲームに勝てない」という弱点を抱えています。攻撃面は準バニラ同然の《メヂカラ・コバルト・カイザー》だけでは、現代デュエル・マスターズに抗うことは至難の業でしょう。
であれば、狙うべきはエクストラウィン。《メヂカラ・コバルト・カイザー》が時間を稼いでいる間にササッと逃げ切りたいので、なるべく7付近のコスト帯からフィニッシャーを選定したいところです。
- 相手プレイヤーを攻撃せずにゲームに勝つことができて
- 《メヂカラ・コバルト・カイザー》がコンセプトの邪魔にならず
- 7マナ域から遠くないレンジでプレイできる
- 極力お安いフィニッシャー(《メヂカラ・コバルト・カイザー/アイド・ワイズ・シャッター》に相当予算を持っていかれるため)
これらの要件を満たすのは……、
このセットをおいて他に無いでしょう。
デッキレシピ:開園!青緑メヂカランド
デッキの合計価格は4905円(2023/7/3時点)でした。
《メヂカラ・コバルト・カイザー》で相手の動きを止めている間に、《イッツ・ショータイム》から《夢の変形 デュエランド》のエクストラウィンを狙うのがメインプランです。
採用カード解説
メインカード
《メヂカラ・コバルト・カイザー/アイド・ワイズ・シャッター》
【 ツインパクトカード 】
種族 ブルー・コマンド・ドラゴン / ハンター / 文明 光/水 / パワー7000 / コスト7
■W・ブレイカー
■相手のクリーチャーがバトルゾーンに出た時、そのターン、相手のクリーチャーはすべて攻撃できない。
■相手が呪文を唱えた時、自分はカードを2枚引いてもよい。
────────────呪文────────────
カード名:アイド・ワイズ・シャッター
文明:光
コスト:4マナ
■S・トリガー
■相手のクリーチャーを2体まで選び、タップする。次の相手のターンのはじめに、それらはアンタップしない。
550円
メヂカランド入場ゲート担当職員。水文明でも指折りに強力なコントロールヂカラでもって、開園前に押し寄せるお客様の動きを止めてくれます。
「直接ゲームに勝ちはしない7コストのカード」というクリーチャー面が抱える多投しにくさを、優秀な防御トリガーである呪文面がある程度緩和してくれるカードデザインがステキですね。先輩社員たる《ガンリキ・インディゴ・カイザー》には無い要素です。
8マナの確保が勝利への最低条件であるこのデッキにおいて、攻撃が苛烈になってくるゲーム中盤の延命は、1ターンだけでも価値の大きいもの。現状防御手段になるS・トリガーが17枚入っているので、盤面への干渉よりも《メヂカラ・コバルト・カイザー》の着地を優先させた方が命を繋げられる可能性がある……ということは覚えておくとお得です。
《イッツ・ショータイム》
【 呪文 】
文明 水 / コスト8
■相手は進化ではないクリーチャーを好きな数、自身の手札からバトルゾーンに出してもよい。
その後、自分は、その中でコストが一番大きいクリーチャー以上のコストを持つクリーチャーを1体、手札からコストを支払わずに召喚してもよい。(相手がこのようにしてクリーチャーをバトルゾーンに出さなかった場合、自分の好きなクリーチャーを手札からコストを支払わずに召喚してもよい)
50円
開園前の場内アナウンス。このカードから《夢の変形 デュエランド》を早期に踏み倒し、エクストラウィンを狙うデザイナーズコンボの片翼です。
自分のターン中にこの呪文から《夢の変形 デュエランド》を着地させれば、例え相手の手札から(14コスト以下の)どれほど凶悪なクリーチャーが場に出たとしても、先んじて《夢の変形 デュエランド》の能力を解決してそのまま逃げ切ることが可能です。いわゆるアクティブプレイヤー優先の法則ですね。
相手が手札に呪文ロック持ちやコスト15以上のクリーチャーを抱えていそうな時は、この呪文を使わない方がベターです。踏み倒しを諦めて14マナを貯めるか、全てを諦めてボコスカ殴るプランに移行しましょう。
《夢の変形 デュエランド》
【 クリーチャー 】
種族 ジ・アンサー / 文明 水 / パワー14000 / コスト14
■T・ブレイカー
■このクリーチャーが召喚されてバトルゾーンに出た時、自分の山札の上から7枚を墓地に置く。
その中から、コスト7以下の水のカードを好きな数、コストを支払わずに使ってもよい。
こうして7枚すべて使った場合、自分はゲームに勝つ。
■このクリーチャーがバトルゾーンを離れた時、自分の墓地のカードをすべて山札に加えてシャッフルする。
110円
開園と同時にお客様にお帰りいただくことを目的とした、商業施設としてありえないコンセプトを掲げた今回の主役です。
登場時に山札の上から7枚を墓地に置き、それらを全て使うことができればそのままゲームに勝利できます。「カードを使う」という行為の定義は下記引用をご確認ください。(↓には書かれていませんが、キング・セルは単体で使用できない=捲れたらゲームに勝てないのでご注意を。)
Q《劇場戦艦 カァテンコヲル》の能力にある「カードを使う」とはなんですか?
https://dm.takaratomy.co.jp/rule/qa/39388/
A カードを使うとは、クリーチャーを召喚する、呪文を唱える、クロスギアをジェネレートする、城でシールドを要塞化する、フィールドを展開する、オーラを使うことです。
バトルゾーンを離れた時に墓地をリセットできるインクの染みみたいな能力もたま~に使うので、エクストラウィンに失敗した時は《英雄奥義 スパイラル・ハリケーン》の1体バウンス部分で再開園を狙っていきましょう。
ブーストカード
《電脳鎧冑アナリス》
【 クリーチャー 】
種族 ジャイアント・インセクト / サイバーロード / 文明 水/自然 / パワー2000 / コスト2
■マナゾーンに置く時、このカードはタップして置く。
■このクリーチャーがバトルゾーンに出た時、このクリーチャーを破壊してもよい。そうしたら、次のうちいずれか1つを選ぶ。
▶自分の山札の上から1枚目をマナゾーンに置く。
▶カードを1枚引く。
50円
初動その1。2ターン目に最速で使用するよりは、3ターン目に手札の多色を逃がせるブーストカードとして運用する方が基本ハッピーです。
……こいつ、ホントは(このデッキにおいては)ほぼほぼ上位互換な《地龍神の魔陣》にする予定だったんですよ。デッキを仮組みしたその日から《メヂカラ・コバルト・カイザー/アイド・ワイズ・シャッター》が2.5倍位値上がりしたの、競合アミューズメント施設の陰謀ですって絶対。
《眼鏡妖精コモリ》
【 クリーチャー 】
種族 スノーフェアリー / チームウェイブ / 文明 水/自然 / パワー2000 / コスト3
■バズレンダ [cc02](このクリーチャーのコストを支払う時、追加で[cc02]を好きな回数支払ってもよい。このクリーチャーがバトルゾーンに出た時、その[OL]能力を1回と、追加で[cc02]支払った回数、使う)
[OL]カードを1枚引く。
■このクリーチャーがバトルゾーンに出た時、自分の手札を1枚マナゾーンに置く。
50円
初動その2。ドローしてから手札をマナに置けるので、次のターンの動きを滑らかにしてくれます。
バズレンダ能力のおかげで、終盤もギリギリ使いでがあるのが嬉しいですね。初動以外の役割のある初動すき。
《スペルブック・チャージャー》
【 呪文 】
文明 水 / コスト4
■自分の山札の上から5枚を見る。その中から呪文を1枚、相手に見せてから、自分の手札に加えてもよい。残りを好きな順序で自分の山札の一番下に置く。
■チャージャー(この呪文を唱えた後、墓地に置くかわりに自分のマナゾーンに置く)
50円
マナカーブ5→7担当その1。アミューズメント施設、大体こういう魔法っぽいオブジェクトありますよね。
行動の幅が一気に広がる7マナ域まで足を伸ばしつつ、
- とにかく最速でプレイしたい《メヂカラ・コバルト・カイザー/アイド・ワイズ・シャッター》
- フィニッシュに必要不可欠な《イッツ・ショータイム》
- お茶濁しに最適なGR召喚系カード
を状況に応じて引き込めるのはとても強力です。
使用する度に山札の中身を数枚把握できるので、《夢の変形 デュエランド》のエクストラウィン成功確率を概算できるようになるのも嬉しいですね。《クリスタル・メモリー》を使う手間を省けるなら、それに越したことはありませんからね。そういう意味でも《地龍神の魔陣》を使いたかったんですけど……
《妖精 アジサイ-2》
【 クリーチャー 】
種族 スノーフェアリー / ディスタス / 文明 水/自然 / パワー2000 / コスト4
■このクリーチャーが出た時、自分の山札の上から2枚を見る。そのうちの1枚をマナゾーンに置き、もう1枚を手札に加える。
■ササゲール2(ディスペクターを召喚する時、コストを2少なくしてもよい。そうしたら、このクリーチャーを破壊する。そのディスペクターのコストは0以下にはならない)
55円
マナカーブ5→7担当その2。基本的にお客様の立ち入らない園内の草花の面倒を見ていただいています。
ディスペクターのいない現状の構築では、肉の付いた《フェアリー・シャワー》とほぼ同義のカードです。S・トリガー持ちの本家か、強力なディスペクターの存在をチラつかせてヘイトを買ってくれるこちらか。各自お好みで調整なさってください。
防御カード
《スゴ腕プロジューサー/りんご娘はさんにんっ娘》
《スゴ腕プロジューサー/りんご娘はさんにんっ娘》
【 ツインパクトカード 】
種族 ジョーカーズ / ワンダフォース / 文明 水/自然 / パワー3000 / コスト5
■ブロッカー
■このクリーチャーがバトルゾーンに出た時またはバトルゾーンを離れた時、GR召喚する。
────────────呪文────────────
カード名:りんご娘はさんにんっ娘
文明:自然
コスト:6マナ
■S・トリガー
■このカードをバトルゾーンに出す。
■このターンの終わりに、このカードをバトルゾーンから自分のマナゾーンに置く。
60円
言わずと知れた超天編の看板カード。こいつモチーフのグッズは本当に作ってほしいなと思います。
一時代を築いたインチキカードも、今やたったの60円。「本物のジューサーより高い!」なんて言われていた頃が懐かしいものです。
シールドからポロリした時はもちろん、やることが無いタイミングで使用しても基本幸せになれるので、無理のない範囲で手札にキープしておくのが吉です。
《バリスイトーヨー/水筒の術》
【 ツインパクトカード 】
種族 ジョーカーズ / ワンダフォース / 文明 水 / パワー3000 / コスト5
■S・トリガー(このクリーチャーをシールドゾーンから手札に加える時、コストを支払わずにすぐ召喚してもよい)
■ブロッカー(このクリーチャーをタップして、相手クリーチャーの攻撃先をこのクリーチャーに変更してもよい)
────────────呪文────────────
カード名:水筒の術
文明:水
コスト:4マナ
■GR召喚を2回する。(GR召喚:自分の超GRの上から1枚目を、コストを支払ったものとして召喚する)
50円
《スゴ腕プロジューサー/りんご娘はさんにんっ娘》の5~8枚目、いわゆる調整枠です。グッズ化したら面白そう枠その2。
現状GRクリーチャーの採用比率は、リソース稼ぎ役と防御役が半々の状況です。このカード共々、お好みに合わせていじり回していきましょう。
《英雄奥義 スパイラル・ハリケーン》
【 呪文 】
文明 水 / コスト4
■S・トリガー(この呪文をシールドゾーンから手札に加える時、コストを支払わずにすぐ唱えてもよい)
■バトルゾーンにあるクリーチャーを1体選び、持ち主の手札に戻す。
■マナ武装7:自分のマナゾーンに水のカードが7枚以上あれば、バトルゾーンにある相手のクリーチャーをすべて持ち主の手札に戻す。
50円
水文明単色防御トリガー最強格。ストームの中みたいな危険地帯をライドする4DXなアトラクション、どこにでもあるもんなんですかね。
序盤こそ非力なものの、中盤以降はたった4コストで相手の盤面を更地にしてくれる超ハイスペックカードと化します。ガラ空きの戦場に《メヂカラ・コバルト・カイザー》を投入されて悶え苦しむお客様の顔を肴に一杯やりましょう。
その他採用カード
《クリスタル・メモリー》
【 呪文 】
文明 水 / パワー- / コスト4
S(シールド)・トリガー(このカードをシールドゾーンから手札に戻すとき、コストを支払わずにすぐ使ってよい。)
自分の山札からカードを1枚選び、自分の手札に加える。そのあと、山札をシャッフルする。
70円
お客様が求める情報を的確に提供する、いにしえより愛されしサーチカードです。タートルトーク?
このデッキにおいては、「デッキ内にコスト8以上のカードが何枚入っているか」を把握するためのツールとしても運用します。安心のためにゲーム中一度は唱えておきたいので多めに採用しています。増減はお好みで。
《得波!ウェイブMAX》
【 呪文 】
種族 チームウェイブ / 文明 水/自然 / コスト4
■S・トリガー(この呪文をシールドゾーンから手札に加える時、コストを支払わずにすぐ唱えてもよい)
■次のうちいずれか1つを選ぶ。バトルゾーンに自分の水のクリーチャーと自然のクリーチャーがそれぞれ1体以上あれば、両方選んでもよい。
▶自分の山札の上から1枚目をマナゾーンに置く。その後、カードを1枚、自分のマナゾーンから手札に戻してもよい。
▶相手は、自身のマナゾーンにあるカードの枚数より大きいコストを持つクリーチャーをすべて手札に戻す。
50円
プロジェクションマッピング。……こじつける前から本当にプロジェクションマッピングじゃねえか!
たま~に防御手段としても使いますが、基本は「マナ回収ができる水・自然文明のカード」として運用します。《クリスマⅢ》に頼りきりだと、いざという時に困ってしまいがちですからね。
GRクリーチャー
数が多いのでカード画像+キャプションでざっくり紹介していきます。
デッキの回し方
①3→5→7で始業の準備
7マナ域まで足を伸ばすことを最優先目標に掲げて、ブーストカードを放り投げていきます。
多色が多めなこのデッキでは2→4→6のマナカーブを描くのは中々難しいので、マナに多色カードを逃がしつつ動くのがベターです。1,2,4ターン目は多色埋めチャンス。
②職員のメヂカラでお客様を足止め
7マナまで到達できたら、余程余裕の無い状況でもない限りは《メヂカラ・コバルト・カイザー》を召喚してあげましょう。開園前に凸ってくるお客様を抑え付けてもらいます。
その隙にGRクリーチャーにアクセスしてリソースを稼いだり、《クリスタル・メモリー》で山札の状況を確認しておけると良いですね。
③デュエランド開園!今すぐ帰れ!
《イッツ・ショータイム》と《夢の変形 デュエランド》が手札に揃ったら準備完了!山札の残り枚数・捲れそうなカードに意識を向けながら開園を狙っていきましょう。
エクストラウィンに失敗した場合は、《英雄奥義 スパイラル・ハリケーン》で《夢の変形 デュエランド》をバウンスして再開園を目指しましょう。全バウンスやら何やらでお茶を濁して、次のターンに職員総出でお客様にお帰りいただく日も無いではないです。
デッキの改造案
ここからは、コンセプトはそのままにコスト(金額)制限を緩和したデッキの改造案・採用カードについてざっくり解説していきます。
《Disメイデン》
【 クリーチャー 】
種族 スピリット・クォーツ / ディスタス / 文明 水/自然 / パワー3000 / コスト3
■ブロッカー(このクリーチャーをタップして、相手クリーチャーの攻撃先をこのクリーチャーに変更してもよい)
■このクリーチャーが出た時、カードを1枚引き、その後、自分の手札を1枚マナゾーンに置く。
■各ターン、自分がはじめて多色カードを自分のマナゾーンに置いた時、そのカードをアンタップする。
380円
ハイパー・【デュエランド】・初動カード。多色過多になりがちな【デュエランド】において、1枚だけでも多色カードをマナにアンタップインさせてくれるこのカードの存在はあまりにも大きいものです。
オマケに持っているブロッカーも、8マナに届くまで延命したいコンセプトに噛み合っています。よほど予算がカツカツでない限り、是非とも採用していただきたいカードです。
《終絶電融 パワーロビン》
【 クリーチャー 】
種族 ディスペクター / アウトレイジ / 文明 水 / パワー8000 / コスト7
■EXライフ(このクリーチャーを出す時、自分の山札の上から1枚目をシールド化する。このクリーチャーが離れる時、かわりにそのシールドを墓地に置く。)
■W・ブレイカー
■自分のクリーチャーが出た時、または自分が呪文を唱えた時、次のうちいずれか1つを選ぶ。
▶相手のクリーチャーを1体選び、持ち主の手札に戻す。
▶カードを1枚引く。
180円
おなじみ格安救済マシーン。《メヂカラ・コバルト・カイザー》と同時に展開した時の強力さ、《夢の変形 デュエランド》の開園失敗をハチャメチャアド稼ぎ行動に変換する面白さは魅力です。
今回は7コスト帯の動きを《メヂカラ・コバルト・カイザー》一本に絞りたかったので採用見送りに。もしデッキに搭載するなら、《戦武の無限皇 ジャッキー/「俺たちの夢は終わらねぇ!」》も併せて使いたいですね。
《【今すぐ】うわっ…相手の攻撃止めすぎ…?【クリック】》
【 呪文 】
種族 チームウェイブ / 文明 水 / コスト7
■S・トリガー(この呪文をシールドゾーンから手札に加える時、コストを支払わずにすぐ唱えてもよい)
■次の自分のターンのはじめまで、相手のコスト5以下のクリーチャーは、攻撃もブロックもできない。
■この呪文がどこからでも自分の墓地に置かれた時、自分の墓地をシャッフルし、山札の下に置いてもよい。
180円
顔を出すだけで低コストなお客様の動きを止める配信者。アミューズメント施設ならまあ来るよね。
山札が最低8枚残っていないと無事に開園できない【デュエランド】にとって、もののついでに行える墓地リセットはありがたいものです。
《鬼羅王女プリン》
記事公開時点では未発売のカードですが、【デュエランド】と相性がすこぶる良いのでご紹介。
出た時と相手のターンのはじめにドローorブーストができるこのカード、換言すると「水・自然の【デュエランド】に搭載できる(恐らく)初めての単体5→8ブーストエンジン」なんですよ。違ったら優しくTwitterで教えてください
8マナが動かせるようになるということは、すなわち《イッツ・ショータイム》が唱えられるようになるということ。2→4→6→8のマナカーブと同じスピード感を3マナ始動のデッキで出せるのは、新たな可能性を感じずにはいられません。
おわりに
という訳で、【開園!青緑メヂカランド】の紹介でした。
とにかく《メヂカラ・コバルト・カイザー/アイド・ワイズ・シャッター》を持ち上げる回になってしまいました。実際競技シーンでも活躍していた本当~に強力なクリーチャーなので、まだこのチカラを体感したことの無い方はこれを機に是非。
「実際に組んでみた!」「こんな改造はどう?」などなど、感想やアイディアがあれば#格安デュエマ研究所でツイートしていただければ幸いです。
超絶かっこいいオウ禍武斗アイコンの超絶知らん人からリプライが飛んでくるかも知れません。
最後までお読みいただき、本当にありがとうございます。お相手は村民まんじゅうでした。
次回の更新をお楽しみに!