去る12/19(火)、「遊戯王マスターデュエル」公式Xにて年末年始のイベント「デュエルトライアル」と、その種目である「エクストリームデュエル」が発表されました。
これまでのイベントの定番だった「禁止・制限による疑似的なカードプール変更」ではない、デュエルの基本そのものを通常のものから書き換える文字通り「エクストリーム」な試みに話題が集まっています。
この記事では、今回発表された2種の「エクストリームデュエル」について解説していきます。
面白そうだと思ったら、紙でも同じルールでやってみてね!(最低限の販促活動)
具体的なルールは?
エクストリームデュエル1/30セカンズ
12/22-12/26に開催されるこちらのルールでは、通常の対戦では300秒用意されている各自の制限時間がわずか30秒に削減されてしまいます!通常の1/10!
ターン終了時に補充される時間については未知数ですが、とりあえず「毎ターン30秒」と考えるのが丸そうですね。通常対戦の比率で行くと、9秒しか追加されませんからね……。
一般的な展開デッキの類ならば秒速で時間が溶けてしまうため、盤面を築くならば「アドリブがそこまで要求されず」「最終盤面までの手順が短いデッキ」が要求されそうです。
また、逆に「とにかくこちらのターンは伏せに徹し、相手ターンに使える時間を残す」ようなデッキを狙うのも手かもしれません。
前者であれば【ヌメロン】や【時械神】、【メタビート】の類、後者であればいわゆる罠ビート系デッキや【バーン】系などが候補に上がりそうですね。
そして番外戦術として、制限時間を逆手に取って「相手に選択権のあるカード」や「テキスト確認が必要なマイナーカード」を使って逆に相手をタイムアウトさせるようなデッキも組めるかも……!?
エクストリームデュエル2/LP2024
12/29-翌年1/2まで開催されるこちらのルールでは、2024年にちなんで初期LPが2024ポイントしかありません!
半端な攻撃を通すと即死するのはもちろん、いつもならなんてことのないバーンダメージも実質威力が約4倍。固定値のライフコストなんてとてもじゃないけど払っていられない、殺るか殺られるかの超スピーディなバトルが展開されることでしょう!
とにかく最速で削り切ることを考えるか、逆に相手の攻めを逆手に取って耐えるギミックを採用するかの読み合いがアツそうですね!
普通に考えれば【バーン】で焼き尽くすのが手っ取り早そうですが、きっと相手もそれも織り込み済みでなんらかの対策カードが飛んでくるはず。
また、愚直に2024ポイントをギリギリで削るような構築の場合、ライフ回復カードが致命的になったりもしそうです。
このあたりの攻めと守りの相克が発生した結果、ライフを守れるデッキで普通に戦うのが一番強いみたいな本末転倒なことになったりするかも……?
どんなデッキを使えばいい?
ここまでざっくり戦えそうなデッキを紹介してきましたが、せっかくならポイント節約のためにどちらにも対応できるデッキを作りたいところ。
となると、「フィニッシャーまですぐ辿り着けて」「伏せカードで相手に負担を与えられて」「ライフが低くても戦えて」「そのうえでライフをきっちり守れる」ようなデッキが要求されるわけですが……
一体【何ノルフィア】なんだ……
ちなみにゼロから【ダイノルフィア】をまともに組もうとすると、ざっくり800-1000ポイントほどのURのポイントが要求されます。
ポイント節約のつもりが大出費にならないようお気を付けください。
レンタルコンペティション7 / ドラゴン族限定
ドラゴンについて語ることは、何もありません。
今回のまとめ
- 基本ルールそのものが変わるイベントはマスターデュエル史上初!
- これからもエクストリームな特殊ルールに期待!面白そうなら紙でも遊んでみてね
- いいから黙ってそのURポイントを使って【ダイノルフィア】を組め
今後もガチまとめではホットな話題を取り上げていきますので、ぜひ 公式X(旧Twitter) のフォローをよろしくお願いします!
ところで、この手の「見るからにそのルールで強いデッキ」って毎回事前に規制されません?
あっ