はじめに
こんにちは。しおじです。
今回は今の環境で通りが良い《∞龍ゲンムエンペラー》を簡単に場に出せる注目デッキ。
【巨大天門】を解説します。
新弾で登場した《光開の精霊サイフォゲート》により更に活躍しており、アドバンス&オリジナル両フォーマットのCSだけでなく先日のGPでも入賞報告をたくさん確認するこのデッキ。
いったい、どのような動きをするのでしょうか...。
それでは解説に行きましょう!
目次
【巨大天門】特徴
このデッキは《巨大設計図》と《支配の精霊ペルフェクト/ギャラクシー・チャージャー》によるリソースを確保しながら、《星門の精霊アケルナル/スターゲイズ・ゲート》によりブロッカーの早出しを行うデッキです。
このデッキの強みは大きく2つあります。
1つ目は潤沢なリソース
《巨大設計図》と《支配の精霊ペルフェクト/ギャラクシー・チャージャー》により、簡単に必要なカードを揃えながら大量の手札を抱えることが出来ます。
《星門の精霊アケルナル/スターゲイズ・ゲート》からコンボを決めるデッキですが、上記のスーパーリソースカードにより、高水準な再現性を誇ります。
2つ目は強固な受け
【天門】といえば、S・トリガー《ヘブンズ・ゲート》からのカウンターでしょう。
子供の頃からその強さを体感してきた人達が多いと思います。
現在では《光開の精霊サイフォゲート》の登場により、その《ヘブンズ・ゲート》を実質8枚積めるようになり、更に強固なデッキになりました。
【巨大天門】サンプルリスト
今回はDMGP2024-1stのチーム戦で入賞されていたリストを参考にしたものを基に解説していきます。
アドバンスフォーマットではこのような構築になります。
採用カード解説
コンセプトカード
《巨大設計図》
【 呪文 】
文明 自然 / パワー- / コスト2
自分の山札の上から4枚をすべてのプレイヤーに見せる。その中から、コスト7以上のクリーチャーをすべて自分の手札に加え、残りを好きな順序で山札の一番下に置く。
このデッキの核となる呪文。
4枚ヒットすれば、実質4ドロー。
2コスト4枚ドローと考えれば、《ストリーミング・シェイパー》もびっくりの化け物カードということが分かります。
ツインパクト版は殿堂になりましたがこのカードはいつ殿堂入りするのでしょうか...。
《闘門の精霊ウェルキウス》
【 クリーチャー 】
種族 エンジェル・コマンド / 文明 光 / パワー7500 / コスト9
■ブロッカー
■W・ブレイカー
■このクリーチャーがバトルゾーンに出た時、または自分のクリーチャーがバトルに勝った時、カードを1枚引く。その後、「ブロッカー」を持つクリーチャーを1体、自分の手札からバトルゾーンに出してもよい。
登場時と自分のクリーチャーがバトルに勝った時に1枚ドローしながら、ブロッカーを踏み倒せる光のブロッカー。
バトルに勝った時の能力は強制なので山札切れを起こさないように気をつけましょう。
自身の《神聖竜エモーショナル・ハードコア》の能力でこのカードの能力を無視して山札切れを回避するのは必須テクニックになっているので覚えておきましょう。
《支配の精霊ペルフェクト/ギャラクシー・チャージャー》
【 ツインパクトカード 】
種族 エンジェル・コマンド / 文明 光 / パワー9000 / コスト7
■ブロッカー
■W・ブレイカー
■相手は各ターン合計3回までしか、クリーチャーを召喚したり呪文を唱えたりできない。
このクリーチャーが離れる時、そのパワーが0より大きければ、離れるかわりにとどまる。
────────────呪文────────────
カード名:ギャラクシー・チャージャー
文明:光
コスト:3マナ
■自分の山札の上から3枚を表向きにする。その中から、エンジェル・コマンドをすべて手札に加え、残りを好きな順序で山札の下に置く。
■チャージャー
第2のリソースカード。
クリーチャー面も相手を縛る光のブロッカーであり、どちらの面も使用頻度は高いです。
とくにクリーチャー面はこのデッキが苦手なソリティア系のデッキの動きを縛ることが出来るのでそのようなデッキと対戦した時には大いに活躍します。
《光開の精霊サイフォゲート》
【 クリーチャー 】
種族 エンジェル・コマンド / 文明 光 / パワー3500 / コスト6
■S・トリガー
■ブロッカー
■このクリーチャーが出た時、光の「ブロッカー」を持つ進化ではないクリーチャーを1体、自分の手札から出してもよい。
新弾で登場したブロッカー踏み倒し可能なS・トリガークリーチャー。
自身もブロッカーである為単体でも防御性能が担保されていること、呪文のケアに比べてクリーチャートリガーは通りやすいことなどから、最近では《ヘブンズ・ゲート》の採用枚数を減らし、こちらを4枚採用しているリストが主流となっています。
また、エンジェル・コマンドであるので《支配の精霊ペルフェクト/ギャラクシー・チャージャー》でサーチ可能な点も優秀です。
採用候補カード
《光の兄弟 るる&ルシファー》
【 クリーチャー 】
種族 エンジェル・コマンド・ドラゴン / ヒューマノイド / 革命軍 / 文明 光 / パワー9000 / コスト9
■ブロッカー
■W・ブレイカー
■このクリーチャーが出た時、カードを1枚引く。その後、光の進化ではないコスト8以下のクリーチャーを1体、自分の手札から出してもよい。
■このクリーチャーがタップした時、相手のクリーチャーを1体選び、タップする。
登場時に光の8コスト以下のクリーチャーを踏み倒せるクリーチャー。
《闘門の精霊ウェルキウス》から更に盤面を展開したり、後述する《聖魔連結王ドルファディロム》とセットで採用したりするのがオススメです。
タップしたときに相手のクリーチャーを1体タップ出来るので相手のブロッカーを無力化したり、相手のアタッカーを更に止めたり出来ます。このデッキではタップキルによって、《闘門の精霊ウェルキウス》の能力を起動できることも頭に入れておくと良いでしょう。
単純な能力ですが、やはり強力です。
《聖魔連結王ドルファディロム》
【 クリーチャー 】
種族 ディスペクター / エンジェル・コマンド / デーモン・コマンド / 文明 光/闇/火 / パワー13500 / コスト8
■EXライフ(このクリーチャーを出す時、自分の山札の上から1枚目をシールド化する。このクリーチャーが離れる時、かわりにそのシールドを墓地に置く。)
■スピードアタッカー
■T・ブレイカー
■このクリーチャーが出た時、またはこのクリーチャーの「EXライフ」シールドが自分のシールドゾーンを離れた時、相手の多色ではないクリーチャーをすべて破壊する。
■相手は多色ではない呪文を唱えられない。
今、環境で最も強いディスペクター。
相手の多色以外の呪文を止める常在能力はミラーとなる【巨大天門】や【赤青マジック】にぶっ刺さり、登場時とEXライフシールドが離れた時の能力である相手の多色以外のクリーチャーを全て破壊する能力は【黒緑アビス】、【赤青マジック】、【巨大天門】といった環境上位のデッキ全てに効果的です。
なので、こちらを採用した構築は2024年4月現在の環境的に大いに有効でしょう。
回し方
2マナ、3マナ域は《巨大設計図》や《支配の精霊ペルフェクト/ギャラクシー・チャージャー》を使い手札を整え、《閃光の神官ヴェルベット/フェアリー・パワー》などのマナを伸ばす呪文で5マナまたは6マナ域を目指します。
5マナ、6マナ域では《星門の精霊アケルナル/スターゲイズ・ゲート》や《ヘブンズ・ゲート》、《光開の精霊サイフォゲート》からブロッカーを踏み倒し、盤面を形成。
最後にある程度盤面が完成したら一気に相手のシールドをブレイクして勝利しましょう。
おわりに
いかがだったでしょうか。今回の記事の内容をまとめると、
● 豊富なサーチ札で動きが安定 ●S・トリガーで大逆転 ● 圧倒的展開力 |
最近発売したいきなり強いデッキ守りの王道でもこのデッキタイプが選ばれるほど【天門】はデュエル・マスターズを代表するデッキタイプの1つです。
最近、デュエル・マスターズを遊んでない人も遊んでいる人もいきなり強いデッキ守りの王道を買って、環境で強い今の【天門】を体感してみてください。
ブロッカーだけでなく、光の8コスト以下なら採用を検討出来るのであなただけの丸秘カードも採用出来、個性を出すことも出来ます。
是非、自分の好きなカードを採用して天門を開きましょう!