【2020年 ゼニス】回し方、対策方法が分かる解説記事!

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【2020年 ゼニス】回し方、対策方法が分かる解説記事!

はじめに

「天の頂を往き、総てを司る」

ゼニス―圧倒的なサイズ、コストとそれに見合うだけのド派手な能力を持ったこの種族は、デュエルマスターズにおける花形種族の1つです。

呼び出すことは困難であるものの、ひとたび場に出れば単体で戦況を決定づけるだけの力を持っており、根強い人気を誇っています。

天の頂と呼ぶにふさわしい、ゼニスをふんだんに使用したこのデッキについて詳しく解説していきます!

目次

【ゼニス】とは

超強力な能力を持つものの、カード全体の中でも非常に重いコストを持つゼニスクリーチャー。

【ゼニス】デッキはその能力を最大限利用すべく、大量のマナ加速カードと専用踏み倒しカード《天運ゼニスクラッチ》を用いて早期着地を目指すビッグマナデッキです。

デッキ内に大量のゼニスカードを採用しており(今回のリストでは15枚)、終盤のトップデックがとても強いデッキです。

その戦術はマナをためてゼニスを出すという極めてシンプルなものであり、非常に使いやすいデッキタイプだといえます。

反面、相手に応じたメタカードをプレイするということはなかなかできず、総合的な対応力は低いと言わざるを得ません。

良くも悪くも豪快なデッキだといえます。

【ゼニス】のサンプルデッキレシピ


【ゼニス】デッキで主に使用するカード効果・画像まとめ

ボント・プラントボ

【 呪文 】

【文明】自然

【コスト】3

■自分の山札の上から1枚目をマナゾーンに置く。それがパワー12000以上のクリーチャーなら、自分の山札の上からさらに1枚、マナゾーンに置く。

3コストで2枚マナを増やす破格のブースト呪文。

デッキ内の条件を満たすカードは26枚で、3分の2の確率で2枚ブーストが成功します。

2マナブーストを使ってこのカードをプレイ、次のターンに《天運ゼニスクラッチ》を使用したり、このカードから《ドルツヴァイ・アステリオ》につなげるなど、非常にきれいな動きを成立させます。

このカードの成功率を上げるため、ゼニスの相棒ともいえるブースト呪文《ピクシー・ライフ》を不採用とし、《イチゴッチ・タンク/レッツ・ゴイチゴ》を投入しています。

天運ゼニスクラッチ

【文明】 ゼロ

【コスト】7

S・トリガー

自分の山札をシャッフルし、その後、一番上のカードをすべてのプレイヤーに見せる。そのカードがゼニスであれば、コストを支払わずに召喚してもよい。ゼニスでなければ、そのカードを手札に加える。

ゼニス専用の踏み倒し呪文。

この手の踏み倒し呪文にしては珍しく召喚という形をとって場に出るので、《異端流しオニカマス》や《洗脳センノー》の影響を受けず、ゼニスの登場時効果も問題なく使用することができます。

デッキ内のゼニスは15枚。約40%の確率で超重量級ゼニスを呼び出すことができます。

シールドトリガーも持っているので、相手の不用意な攻撃に対する明確な裏目を作ることができます。

祝の頂ウエディング

【種族】 アンノウン / ゼニス

【文明】 ゼロ

【パワー】13000

【コスト】11

このクリーチャーを召喚してバトルゾーンに出した時、相手はバトルゾーンの自分のクリーチャーまたは自身の手札から合計4枚選び、新しいシールドとして裏向きにし、自身のシールドゾーンに加える。

このクリーチャーがシールドをブレイクする時、相手はそのシールドを自身の手札に加えるかわりに墓地に置く。

T・ブレイカー(このクリーチャーはシールドを3枚ブレイクする)

エターナル・Ω(このクリーチャーがバトルゾーンを離れる時、かわりに手札に戻す)

引き裂かれし永劫、エムラクール

【種族】 エルドラージ / ゼニス

【文明】 ゼロ

【パワー】15000

【コスト】15

■飛行(このクリーチャーは、飛行を持たないクリーチャーから攻撃もブロックもされない)

■T・ブレイカー

■このクリーチャーが召喚によってバトルゾーンに出た時、このターンの後もう一度自分のターンを行う。

■このクリーチャーが攻撃する時、相手はバトルゾーン、シールドゾーン、マナゾーンにある自身の表向きのカードを合計6枚選び、墓地に置く。

■エターナル・Ω(このクリーチャーがバトルゾーンを離れる時、かわりに手札に戻す)

それぞれ強力無比な能力を持つゼニスクリーチャーたち。

さらなる展開を可能とする《俺の頂ライオネル》《智の頂レディオローゼス》相手の場を壊滅させる《祝の頂ウエディング》《引き裂かれし永劫、エムラクール》、相手の展開を強力に抑制する《修羅の頂VANヴェートーベン》など、どれも戦況をひっくり返し、有利を決定づけるだけの力を持ちます。

【ゼニス】デッキの回し方

1、全力でマナを増やす!

ボント・プラントボ

【 呪文 】

【文明】自然

【コスト】3

■自分の山札の上から1枚目をマナゾーンに置く。それがパワー12000以上のクリーチャーなら、自分の山札の上からさらに1枚、マナゾーンに置く。

イチゴッチ・タンク/レッツ・ゴイチゴ

【種族】 グランセクト

【文明】 自然

【パワー】12000

【コスト】7

■T・ブレイカー(このクリーチャーはシールドを3つブレイクする)

【文明】自然

【コスト】2マナ

■自分の山札の上から1枚目をマナゾーンに置く。

《天運ゼニスクラッチ》や各種ゼニスカードをプレイするため、序盤中盤はとにかくマナを増やしましょう。

このデッキには《洗脳センノー》《奇天烈シャッフ》《奇術師ディール/「本日のラッキーナンバー!」》などの気の利いた妨害カードはありません。

切札であるゼニスが着地するまでは相手の妨害ができず、やりたいことはすべて通してしまうことになります。

そして当然、その状況がいつまでも続けば簡単に敗北してしまいます。

そうならないために急いでマナを増やし、1ターンでも早くメインカードをプレイできるようにしましょう。

相手が攻撃的なデッキである場合、《タマタンゴ・パンツァー》をシールドトリガーにするためパワー12000以上のカードを優先的にマナチャージするようにしてください。

マナ回収カードはありませんが、デッキの半分がゼニスなので、こういったデッキに対して後からフィニッシャーが不足するといった事態になることはまずないので問題ありません。

ピクシー・ライフ

【文明】 自然

【コスト】2

自分の山札の上から1枚目をマナゾーンに置く。その後、無色カードを1枚、自分のマナゾーンから手札に戻してもよい。

ゼニスデッキのブースト呪文としては定番の《ピクシー・ライフ》

序盤はブーストとして、終盤はマナ回収として使えるこのカードはもちろん強力ですが、今回は採用を見送りました。

シールドトリガーの付いている《フェアリー・ライフ》《ボント・プラントボ》の条件を満たす《イチゴッチ・タンク/レッツ・ゴイチゴ》の方が優先度が高いと判断したためです。

しかし手札にあるときのことを考えれば《ピクシー・ライフ》はこれら2枚を完全に上回る性能を持つので、速攻デッキは割り切るという方は《フェアリー・ライフ》を、《ボント・プラントボ》の成功率低下には目を瞑る、あるいは他のブースト手段を採用するという方は《イチゴッチ・タンク/レッツ・ゴイチゴ》を抜いたり、それらと合わせてこちらを採用するというのもありです。

2、中級カードでゼニスにつなげ!

ドルツヴァイ・アステリオ

【種族】 グランセクト

【文明】 自然

【パワー】1000+

【コスト】6

■マッハファイター(このクリーチャーは、バトルゾーンに出たターンの間、タップまたはアンタップしているクリーチャーを攻撃できる)

■W・ブレイカー

■自分のマナゾーンにあるカード1枚につき、このクリーチャーのパワーを+1000する。

■このクリーチャーのパワーが12000以上なら、このクリーチャーに「T・ブレイカー」を与える。

■このクリーチャーがバトルに勝った時、自分のマナゾーンにあるカードを数える。それと同じ枚数を自分の山札の上からタップしてマナゾーンに置いてもよい。

両者のマナが6,7とたまるゲーム中盤、あるいは終盤。

他のデッキタイプにおいてはフィニッシャーがバンバン飛び交う頃ですが、いまだゼニスを直接呼び出すことはかないません。

このデッキの中盤を支える《ドルツヴァイ・アステリオ》《天運ゼニスクラッチ》を使ってこの局面を乗り越えましょう。

《ドルツヴァイ・アステリオ》は相手クリーチャーを処理しつつマナを倍まで伸ばせるスーパーカードです。

この効果発動後は超重量級のゼニスを楽々と呼び出すことが可能になります。

《ボント・プラントボ》《天運ゼニスクラッチ》のハズレ枠となってしまうので採用枚数は控えめですが、ゲームの趨勢を決めてしまうほどの活躍をすることも珍しくありません。

天運ゼニスクラッチ

【文明】 ゼロ

【コスト】7

S・トリガー

自分の山札をシャッフルし、その後、一番上のカードをすべてのプレイヤーに見せる。そのカードがゼニスであれば、コストを支払わずに召喚してもよい。ゼニスでなければ、そのカードを手札に加える。

40%の確率でゼニスを呼び出せる《天運ゼニスクラッチ》

運次第ではありますが、その賭けに勝つことができれば莫大なアドバンテージを得ることができます。

マナを刈り取ってしまう《引き裂かれる永劫、エムラクール》手札と場を壊滅させる《祝の頂ウエディング》など、ゼニスの大半がそれまでの不利を覆してくれるカードです。

天運に任せ、切札を呼び出しましょう!

《ドルツヴァイ・アステリオ》《天運ゼニスクラッチ》どちらも使用できる状況であれば、基本的には《ドルツヴァイ・アステリオ》を優先させましょう。

《ドルツヴァイ・アステリオ》の能力が発動すれば次のターンからゼニスを連打できるようになりますが、《天運ゼニスクラッチ》は外れた場合次のターンの行動が非常に弱くなってしまいます。

そのリスクを踏まえると、《ドルツヴァイ・アステリオ》のマナブーストに軍配が上がるといえます。

ただし例外もあり、《ドルツヴァイ・アステリオ》で増やしたマナを使う間もなく次のターンに相手にフィニッシュされそうであったり、手札にもう1枚《天運ゼニスクラッチ》があり、次のターンもゼニス召喚を狙える場合などは《天運ゼニスクラッチ》を使用したほうが良いです。

3、天を頂け!ゼニス降臨!!

祝の頂ウェディング

【種族】 アンノウン / ゼニス

【文明】 ゼロ

【パワー】13000

【コスト】11

このクリーチャーを召喚してバトルゾーンに出した時、相手はバトルゾーンの自分のクリーチャーまたは自身の手札から合計4枚選び、新しいシールドとして裏向きにし、自身のシールドゾーンに加える。

このクリーチャーがシールドをブレイクする時、相手はそのシールドを自身の手札に加えるかわりに墓地に置く。

T・ブレイカー(このクリーチャーはシールドを3枚ブレイクする)

エターナル・Ω(このクリーチャーがバトルゾーンを離れる時、かわりに手札に戻す)

引き裂かれし永劫、エムラクール

【種族】 エルドラージ / ゼニス

【文明】 ゼロ

【パワー】15000

【コスト】15

■飛行(このクリーチャーは、飛行を持たないクリーチャーから攻撃もブロックもされない)

■T・ブレイカー

■このクリーチャーが召喚によってバトルゾーンに出た時、このターンの後もう一度自分のターンを行う。

■このクリーチャーが攻撃する時、相手はバトルゾーン、シールドゾーン、マナゾーンにある自身の表向きのカードを合計6枚選び、墓地に置く。

■エターナル・Ω(このクリーチャーがバトルゾーンを離れる時、かわりに手札に戻す)

苦汁をなめさせられる序盤中盤を耐えしのぎ、十分なマナをためることができたなら、いよいよ切り札ゼニスの出番です。

どのゼニスも強力ですが、特にプレイしたいのは相手のリソースを奪える《祝の頂ウエディング》《引き裂かれし永劫エムラクール》、盤面処理と展開制限ができる《修羅の頂VANヴェートーベン》です。

相手の選択肢を増やさずに攻撃できるゼニスで攻めながら第2第3のゼニスを呼び出し、リードを保ったままフィニッシュを決めましょう。

天頂秘伝ゼニスレクイエム

【文明】 ゼロ

【コスト】12

アタックチャンス-ゼニス(自分のゼニスが攻撃する時、この呪文をコストを支払わずに唱えてもよい)

このターン、バトルゾーンにある自分のクリーチャー1体のパワーは+50000され、「ワールドブレイカー」を得、「このクリーチャーがバトルに勝った時、そのクリーチャーをアンタップしてもよい」を得る。(「ワールド・ブレイカー」を得たクリーチャーは、相手のシールドをすべてブレイクする)

シールド焼却能力を持つ《祝の頂ウエディング》はこのデッキの主力となるフィニッシャーですが、自身の効果で相手の楯を増やすため、すべて焼き切るのにはやや時間がかかってしまいます。

これが気になるという方は、ワールドブレイカーを付与する《天頂秘伝ゼニスレクイエム》を採用するとフィニッシュまでの速度が上がります。

この場合《天頂秘伝ゼニスレクイエム》を後半マナから回収できる《ピクシー・ライフ》、ダイレクトアタックを行える《ドルツヴァイ・アステリオ》のバリューが増すのでそれらを採用・増量すると使いやすいです。

出すのが困難なだけあって、どのゼニスも召喚までこぎつければ圧倒的な活躍を見せてくれます。

【ゼニス】デッキの対策方法

【ゼニス】に有利なデッキタイプ

ゼニスも倒せぬ最凶龍!【零龍ギャスカ】

零龍

【ゼニス】デッキの受けは強いとは言い難く、速攻系統のデッキを苦手としています。

しかしながら《天運ゼニスクラッチ》がトリガーした場合にはゼニスクリーチャーによる反撃が可能であり、逆転できるケースが少なからずあります。

しかしこのデッキの切札《零龍》はどのゼニスの能力を持ってしても倒すことができません。

ワールドブレイクを受けた後にゼニスが出ても、状況をひっくり返すことができないのです。(《獅子の頂ライオネル・フィナーレ》は除く)

《零龍ギャスカ》デッキに逆転するには《天運ゼニスクラッチ》2枚のトリガーとその両方の効果成功が必要であり、非常に分の悪い勝負を強いられることとなります。

まとめ

呼び出しづらいが、出せば勝勢にまでもっていけるゼニス。

それはまさしく、切り札と呼ぶにふさわしい存在です。

最重量系カードを次々と使うのは他のデッキにない独特の快感をプレイヤーに与えてくれます。

殿堂解除された《セブンスタワー》を使うさらにブーストに特化したタイプや防御系トリガーを厚くとったタイプなど、ゼニス召喚までには様々な選択肢があります。

あなたもぜひ、自分だけの【ゼニス】デッキを作ってみてくださいね!!

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