どうも、ミソです。
突然ですが、
「あぁ~このデッキどうしても形にならねぇ~('_')」
ってこと、ありますよね?
私はオリジナルデッキを主として組んでおり、さらにデュエル動画なるものを行っている関係上、人より触れているカードの種類は多いと思います。(多分)
毎回違うデッキを組むたびに、ある程度形を変えエースを変え戦術を変えているわけですが、どうやってもしっくりこない、そのカードの強みを活かせないことがあります。
これらは私の力量不足が原因であることは明白で、もちろんそのカードを取り巻く環境が恵まれていなかったり、そのカードのパワー不足も起因しますが、現在なお猛威を振るう9期のパワー、恵まれたサポートカードを量産する10期のカードプールをもってしても成し遂げられなかった悔しさや後悔、懺悔の気持ちからこの記事を書きます。
とはいえ、「デッキになる」基準は人それぞれです。
サイドデッキに一枚《フォトン・スラッシャー》を入れておいて「これはフォトンデッキだ」と言い張る人もいるぐらいなので、「デッキにそのカードが入っていればそのカード、テーマのデッキ」という理論も当然出てきますね。
また、デッキを組んでいく過程で、最初に目的としていたカードが抜けていってしまったけども、「そのカードのために組んだのであれば、結果抜けてしまったとしてもそのカードのデッキである」という理論もあります。
それを踏まえて、今回の「デッキになる」は「そのデッキでそのカードが活躍する」「そのデッキがないとデッキが回らない」「そのデッキがエースアタッカーである」など、「デッキの根幹としてそのカードが機能している」状態を指します。
タイトルは分かりやすく「諦めた」と謳っていますが、私も100%諦めたわけではありません。
隙あらば組んでやりたいのが本音です。もどかしい。
そんなカード達を5種紹介したいと思います。
是非、みなさんも組んでみてください。
目次
《裁きの代行者 サターン》
《裁きの代行者 サターン》
【 効果モンスター 】
星 6 / 光 / 天使族 / 攻2400 / 守0
自分のライフポイントが相手ライフポイントを越えている場合、自分フィールド上に存在するこのカードを生け贄に捧げて発動する。越えているライフポイント数値分のダメージを相手ライフに与える。この効果は自分フィールド上に「天空の聖域」が存在していなければ適用できない。この効果を発動する場合、このターンバトルフェイズを行う事はできない。
いいカードだ…(恍惚)
まずイラストがかっこいい。
ステータスもイカしてる。2400、0というロックっぷり。
このカードのなにより素晴らしい点はそのモンスター効果。
相手のライフを超えている分だけ相手にダメージを与える。その効果はワンターンキルも可能なド派手な効果。
効果とイラストとカード名がマッチしていて、条件も厳しいながら、それが通ればプレイヤーを勝利に導くことが出来るであろう効果は、まさにエースモンスターの貫禄があります。
このカードで勝利するシーンを想像してみてください。
失禁するぐらいかっこいい(確信)
何度かこのカードに挑戦しました。
《D-HERO ドグマガイ》と合わせてみたり(デッキ名はドグマサターン、かっこいいでしょ)、アロマと混ぜてみたり、《大逆転クイズ》と混ぜてみたり…覚えてないですが、10回はデッキにしたと思います。
結果はダメ。ダメ。ダメ。
このカードは非常にさじ加減が難しいんですよね。
超絶ソリティアをすれば先行1ターン目で決めることができるかもしれませんが、やっぱり決闘の中で最も盛り上がるシーンで出てきてほしいじゃないですか。
一ターン目で決めたとしても「あーはいはい」って感じだと思いますし、なにより安定しない。
安定さと派手さ、面白さを全てクリアするのは非常に難しいですね。それをいつも痛感させられるカードです。
このカードを上手いこと使いこなせれば成長を実感できると思います。
《スカル・フレイム》関連
《スカル・フレイム》
【 効果モンスター 】
星 8 / 炎 / アンデット族 / 攻2600 / 守2000
1ターンに1度、手札から「バーニング・スカルヘッド」1体を特殊召喚する事ができる。この効果を発動するターン、自分はバトルフェイズを行う事ができない。また、自分のドローフェイズ時に通常ドローを行う代わりに、自分の墓地に存在する「バーニング・スカルヘッド」1体を手札に加える事ができる。
《スピード・キング☆スカルフレイム》
【 効果モンスター 】
星 10 / 風 / アンデット族 / 攻2600 / 守2000
このカードは通常召喚できない。自分の墓地に存在する「スカル・フレイム」1体をゲームから除外した場合に特殊召喚する事ができる。1ターンに1度、自分の墓地に存在する「バーニング・スカルヘッド」の数×400ポイントダメージを相手ライフに与える事ができる。また、このカードがフィールド上から墓地へ送られた時、自分の墓地に存在する「スカル・フレイム」1体を特殊召喚する事ができる。
《バーニング・スカルヘッド》
【 効果モンスター 】
星 3 / 炎 / アンデット族 / 攻1000 / 守800
このカードが手札から特殊召喚に成功した時、相手ライフに1000ポイントダメージを与える。また、自分フィールド上に表側表示で存在するこのカードをゲームから除外する事で、ゲームから除外されている「スカル・フレイム」1体を墓地に戻す。
ほんとに弱い(泣)
イラストがかっこいい。
効果も面白い。
上級モンスターの貫禄、ステータスとレベル。
可能性を感じる属性と種族。
でも弱い(泣)
《スカル・フレイム》の「このターンバトルフェイズを行うことができない」ってテキストいる?デュエルリンクスじゃないんですよ。
《スピード・キング☆スカルフレイム》のバーンが400って…。
しかも《スカル・フレイム》を蘇生する効果なのに《スカル・フレイム》を除外して特殊召喚するとかいう狂気。
頑張って出しても活躍しないことが多すぎて形になりませんでした。
しかし10期になりアンデットサポートが数多く登場しました。
その介護を受ければあるいは…といったところで、私の相方であるドリルフィールドが彼らのデッキを組みました。
↓生放送で使ってます。
ここまで使いこなせるのは相当考え込まなければ無理だと思います。
そんな風に試行錯誤してもまだパワー不足を感じる始末。
ドリルフィールド以上に「俺は使いこなしているぜ」って方が居たら教えてください。
ちなみに2012年に挑戦した時の被害者は彼です。
アーメン。
《スフィンクス・アンドロジュネス》
《スフィンクス・アンドロジュネス》
【 効果モンスター 】
星 10 / 光 / 獣族 / 攻3500 / 守3000
このカードは通常召喚できない。自分フィールド上の「アンドロ・スフィンクス」と「スフィンクス・テーレイア」が同時に破壊された時、500ライフポイントを払う事でのみ手札またはデッキから特殊召喚する事ができる。このカードが特殊召喚に成功した時、500ライフポイントを払う事で、エンドフェイズ終了時までこのカードの攻撃力は3000ポイントアップする。
《アンドロ・スフィンクス》
【 効果モンスター 】
星 10 / 光 / 獣族 / 攻3000 / 守2500
「光のピラミッド」がフィールド上に存在する時、500ライフポイントを払って特殊召喚する事ができる。このカードは召喚・特殊召喚ターンに攻撃をする事ができない。このカードは墓地からの特殊召喚はできない。このカードが守備表示モンスターを戦闘によって破壊した場合、破壊したモンスターの攻撃力の半分の数値分ダメージを与える。
《スフィンクス・テーレイア》
【 効果モンスター 】
星 10 / 光 / 獣族 / 攻2500 / 守3000
「光のピラミッド」がフィールド上に存在する時、500ライフポイントを払って特殊召喚する事ができる。このカードは召喚・特殊召喚ターンに攻撃をする事ができない。このカードは墓地からの特殊召喚はできない。このカードが守備表示モンスターを戦闘によって破壊した場合、破壊したモンスターの守備力の半分の数値分ダメージを与える。
《光のピラミッド》
【 永続罠 】
自分フィールド上に表側表示で存在するこのカードがフィールド上から離れた場合、自分フィールド上に存在する「アンドロ・スフィンクス」、「スフィンクス・テーレイア」を破壊しゲームから除外する。
惜しい。
イラストもステータスも最高にかっこいい。
しかし《光のピラミッド》が必要…;;
映画で登場しただけあって、ボスクラスの攻撃力とレベルを持つこのモンスターたちは、登場ターンに攻撃できないとはいえ、破壊力は抜群。
しかし《光のピラミッド》が必要…;;
ランク10も組みやすい。スキルドレインとも相性がいい。
しかし《光のピラミッド》が破壊されたら…;;
デッキの根幹である《光のピラミッド》が一番の弱点という事実。
これを克服できずにいます。
しかし最近では永続罠サポートも増えて、キュリオスグリフォンシステムもありますから、意外とデッキにすることは出来るのかもしれません。
しかし頭の中でのイメージが全く湧かないので手を出せていない現況です。
《スフィンクス・アンドロジュネス》 さんの特殊召喚効果が時出来るなのほんと草も生えない。
《地獄詩人ヘルポエマー》
《地獄詩人ヘルポエマー》
【 効果モンスター 】
星 5 / 闇 / 悪魔族 / 攻2000 / 守1400
このカードが戦闘によって墓地に送られた場合効果が発動する。このカードが墓地に存在する限り、相手バトルフェイズ終了時に相手は手札からカードを1枚ランダムに捨てる。このカードは墓地からの特殊召喚はできない。
ハンデスが弱いわけないんだよなぁ・・・
そう思いますよね。
しかしこのへルポエマーは一味違う。
なんたってプレイング自体でハンデスを回避できてしまうという惜しいカードです。
ハンデスするタイミングが決まっているので、手札全部セットしたりそもそもバトルフェイズに入らなかったり、しっかり準備して捨てたいカードだけ捨てたり説明書いててなんなんだこのカードって今なってます。
条件が厳しいわりに相手はさほど苦しまない。
しかしロマンがあるのも事実。
コントロールデッキが好きな人にはたまらないんじゃないでしょうか。
《昇天の剛角笛》などバトルフェイズに入らせるカードが増えている今、もしかしたら輝くかもしれませんね。
《グランドクロス》
《グランドクロス》
【 速攻魔法 】
自分フィールド上に「マクロコスモス」が存在する時に発動する事ができる。相手ライフに300ポイントダメージを与え、フィールド上のモンスターを全て破壊する。
《マクロコスモス》
【 永続罠 】
自分の手札またはデッキから「原始太陽ヘリオス」1体を特殊召喚する事ができる。また、このカードがフィールド上に存在する限り、墓地へ送られるカードは墓地へは行かずゲームから除外される。
すこし毛色を変えて《マクロコスモス》の話。
《マクロコスモス》から出てくる《原始太陽ヘリオス》も魅力的。
しかし一番の魅力は《グランドクロス》。
速攻魔法で相手モンスターを全て破壊し、何故か300ポイントのダメージを与えるカード。
しかしデッキにしては崩し、デッキにしては崩しです。
遊戯王をプレイしている中で、友達が嫌がるカードって数多くあると思うんですが、《マクロコスモス》はその筆頭。
《大天使クリスティア》やら《スキルドレイン》と肩を並べる極悪カード。
相手のデッキのコンセプトを潰し勝利に徹するカード。ヨハンもあきれて帰るレベル。
そんな相手に対して与える負のイメージを払拭できるほど、面白いデッキと言える仕上がりになったことがないです。
しかしながら最近は《マクロコスモス》なんて遅い遅い。展開展開&展開で圧倒してくるデッキも多いわけですから、ここはひとつ《マクロコスモス》と《グランドクロス》で昔懐かしい遊戯王を思い出させてあげてもいいかもしれません。
そろそろ組んでも許されると思う、多分。
結局は自分の気持ち次第
「自分のデッキが面白いと感じるかどうかはその人が自分に課してるハードルの高さ次第」とドリルフィールドに言われたことがあります。
なので、深いこと考えずにとりあえずデッキにして、いろんな人とデュエルした方が色々と得るものがあるかもしれません。ここまで言っておいてなんですが。
たまには昔諦めたカードを引っ張りだしてきてデッキを組むのも良いのではないでしょうか。
10期のカードで超絶介護してあげましょう。
以上、読んでくれてありがとう。
ミソ