ゴルゴルやろうと いいおんなと どっちがすきだ?
はじめまして。あるいはお久しぶりです。北白河と申します。夢を見ています。
いやあ。来ましたね、「ゴールド・オブ・ハイパーエンジェル」情報。
嘘です。このまえがきを書いてる9/1の時点ではまだ影も形もありません。(※9/2からちゃんと情報が解禁されてます)
毎回公式がプッシュしようとしてはしょんぼりな結果に終わっている光のシールド追加戦略ですが、さすがにここまでやったからには現実的にクソ厳しい条件の達成が見込める「何か」が仕込まれているはず。
ヨビニオンでハイパーエナジーのタネを稼ぎつつシールドを追加できる《 ゴールド・フラウム 》以外にも……さすがになんか劇的に相性がいいカードが来ますよね?信じてますよ?
この企画は、「前人未到のデッキを組むことを目指し、毎週一本ずつ新たなデッキを作成する」ものとなっています。
というわけで、夢のように不確かにやっていきましょう。今回のテーマは、こちら。
《芸魔桂馬 バセヌテレジ》
【 クリーチャー 】
種族 マジック・モンスター / ゲーム・コマンド / 文明 火 / パワー5000 / コスト5
■このターン中に捨てた自分の手札1枚につき、このクリーチャーの召喚コストを2少なくする。ただしコストは0以下にはならない。
■スピードアタッカー
■自分のターンの終わりに、このターン中に捨てた自分の手札と同じ枚数のカードを引いてもよい。
というわけで、今回のテーマは《 芸魔桂馬 バセヌテレジ 》。
次世代の《 芸魔王将 カクメイジン 》のチェンジ元として期待を浴びながら、現状何物でもなくくすぶっている一枚ですね。
今回はそんな彼を活かしたデッキを組み上げ、成り駒となる夢を見ていこうと思います。
さて。このカードのテキストを要約すると、「手札を捨てるほど軽くなり」「手札を捨てるほどカードが引ける」。
SAを持っていることからチェンジ元として運用することが想定されているようですが、こいつ実はルーティングを行うデッキでの優秀な置きドローとしても運用できるわけですよ。
こうなると、「山札を掘りまくりることに意味を持たせつつ」「墓地の呪文を活かせる」タイプの動きが要求されそうなんですが……
そう考えると、相性がいいのはたぶんこのへん。おまけつきの手札入れ替えをゴリゴリ連打したり、もはやこの企画のレギュラーたる《 超化秘伝アビスアサルト 》で横並べしまくるようなパターンも狙えそうですね。
この過程で手札をいっぱい捨てるので、《 芸魔桂馬 バセヌテレジ 》からもいっぱいドローできるのも言わずもがな。こうして呪文をいっぱい使いつつ手札を貯め込んだら……
やっぱりチェンジをやることになるのか……。
とはいえ、ここまでの過程で呪文をドバドバ使っているのでそれらが帰ってくるだけで広範囲に攻撃・ブロック不能は与えられますし、戻ってきた呪文を攻撃フェイズ中に使い回す手段もたくさん。
そのまま一斉攻撃に繋いでやれば、なんかこう……なんとかなるやろ!なんとかなれーっ!
というわけで、完成したデッキがこちらです。
「手札入れ替え」「呪文踏み倒し」「マジック」「ハイパー化」とあれこれ詰め込み過ぎて空中分解の気配を感じましたが、マジック陣営がもとから取っ散らかってたせいでなんとか助かりました。
序盤の理想ムーブとしては《 アシスター・Mogi林檎 》→超化獣から呪文連打パターンか、3T《 灼熱の闘志 テスタ・ロッサ 》→《 芸魔桂馬 バセヌテレジ 》で起きドローを設置しつつ手札を稼ぐパターン。
カードを引きまくって両パターンを合流させたら相乗効果でさらにドローが進むので、あとはそのまま強く当たって流れでお願いします。
組んでてちょっとアリかも……と考えたのは、《 龍素記号Mj リンシャンカイホ 》採用でよりバウンスコントロールに寄せる形。
この場合、バウンスして戻ってきたカードの攻撃を防ぐ《 ボン・キゴマイム / ♪やせ蛙 ラッキーナンバー ここにあり 》とか、何らかの呪文ロックとかを採用してみるのもアリかもしれませんね。
さて。このデッキが真に「未踏」のデッキかを確認するためには、あと一工程必要です。それは。
デッキメーカーによる、先行研究チェックです。
キーパーツ数枚程度を含むデッキを検索することで、このアイデアが既出か初出があるかが見込める……ということですね。この検索結果が「1件」ならば、晴れて私は未踏の地に到達したことになります。
というわけで、《 芸魔桂馬 バセヌテレジ 》《 文藍月 Drache der'Zen 》《 芸魔龍王 アメイジン 》での検索結果は……!
『未踏』、達成……!
デッキの根幹をマジック陣営に染めるこのデッキで未踏を達成できたのはちょっと意外でした。まあそんだけマジック陣営のやりたいことが散ってるってことなんだけど……。
何にせよ、(強さから目を背ければ)「カクメイジンでワンショット」以外の可能性はまだまだ眠っていると思いますよ。種族(オレら)の時代は、デッキビルダーにとってはまだもう少しだけ続くようです。
露骨に互換が切られる中でも
というわけで、夢を見ていました。
《 ヨビニオン・ハルカス 》を見てわかるように、Arevの5種族の互換はゆっくりと切られていく傾向にあるようです。
こうして「新カード」が減ってきたときこそ、既存カードでまだ見ていない組み合わせがあるかも……と考えるのは一つの手ですよ。マジック陣営に限らず、機会があればぜひ掘り出し物を探してみてくださいませ。
この記事の感想などありましたら、#未踏のデッキの夢を見てでのPostや拡散などなど心よりお待ちしております。
それでは、次の夢で。北白河でした。