目次
こんにちは、たけっしーです。
今回は10/26(土)に発売の新弾『SUPREME DARKNESS（スプリーム・ダークネス）』に収録されるカードの中から個人的に注目すべきカード5枚を紹介します。
新弾にどんなカードが収録されるのか、使用用途等も含めて紹介しますので是非最期までお付き合いください。
蝕の双仔
【エクシーズ・効果モンスター】
ランク4/光属性/戦士族/攻2500/守1200
レベル4モンスター×2
このカードをX召喚する場合、自分フィールドのランク4モンスターをレベル4モンスターとして素材にできる。
このカード名の②の効果は1ターンに1度しか使用できない。
①:このカードのX素材を1つ取り除いて発動できる。このターン、このカードは1度のバトルフェイズ中に2回までモンスターに攻撃できる。
②:このカードが墓地へ送られた場合、自分の墓地の他のランク4以下のXモンスター2体を対象として発動できる。その2体の内の1体を特殊召喚し、もう1体をそのモンスターのX素材にする。
出典： YU-GI-OH.JP
注目カード1枚目は《蝕の双仔》です。
個人的に今回のイチオシカードになります。
このカードの登場は現在OCGの環境を無双している【ライゼオル】を更に強化する1枚だと考えています。
主な使い方は2つ考えられます。
1つ目は《エクス・ライゼオル》のコストとして墓地に送り、エクシーズモンスターを墓地から特殊召喚することで攻め手の追加。
2つ目は、予め《ライゼオル・デッドネーダー》の①の効果で素材に入れておくことで、《ライゼオル・デッドネーダー 》に対する捲り札を自身で自爆→《蝕の双仔》で特殊召喚 と受け流すことができるため、実質的な耐性を付与することです。
これまでは《ライゼオル・プラグイン》を用いて盤面のリカバリーを行っていましたが、捲り札1枚に対してなら《ライゼオル・プラグイン》を使用せずに受けれるようになりました。
そのため《ライゼオル・プラグイン》を純粋なリソースとして割り当てたり、展開を伸ばすために使用する余裕が生まれたため、《蝕の双仔》は【ライゼオル】のデッキパワーを1ランク引き上げるカードです。
また、ランク4のモンスターを素材にエクシーズできることから《ライゼオル・クロス》の①の制約を解除して改めてエクシーズ召喚を行ったり、使用済みのランク4を打点に変換することもできます。
自身で2回モンスターに攻撃できるためライフカットの手段が広がることでしょう。
これから活躍が期待できる1枚です。
機械仕掛けの騎士
【リンク・効果モンスター】
リンク１/地/機械族/攻 500
Ｌモンスター以外の元々の攻撃力が１０００以下の機械族モンスター１体
このカード名の①②の効果はそれぞれ１ターンに１度しか使用できない。
①：このカードがＬ召喚した場合、自分フィールドの表側表示の永続魔法カード１枚を墓地へ送って発動できる。
デッキから「機械仕掛けの夜－クロック・ワーク・ナイト－」１枚を手札に加える。
②：自分の墓地の攻撃力１０００以下の機械族モンスター１体を対象として発動できる。
自分フィールドの他の機械族モンスター１体をリリースし、対象のモンスターを守備表示で特殊召喚する。
【リンクマーカー：左】
出典：公式X
注目カード2枚目は《機械仕掛けの騎士》になります。
限定的な用途のカードであるため現状の汎用性はそこまで高くはないですが、一部のデッキを強化するカードです。
永続魔法を要求すること、《機械仕掛けの夜ｰクロック・ワーク・ナイトｰ》を上手く活用できるデッキは限られますが、現状は【サイバードラゴン】がそれに当たるかと思います。
《サイバー・ドラゴン・コア》から《サイバーダーク・ワールド》をサーチすることで展開を伸ばしながら《機械仕掛けの騎士》の発動条件を満たすことができます。
《サイバーダーク・ワールド》からサーチした《サイバー・ダーク・キメラ》で《機械仕掛けの夜ｰクロック・ワーク・ナイト》をコストに《パワー・ボンド》から《キメラテック・ランページ・ドラゴン》に繋がるためワンキルになります。
コストで墓地に送った《機械仕掛けの夜ｰクロック・ワーク・ナイト》のサーチ効果も控えていますので、《セリオンズ”キング”レギュラス》をサーチして万能無効を構えることも可能です。
これまで2枚初動だった《サイバー・ドラゴン・コア》が純粋な1枚初動になり、【サイバードラゴン】のデッキパワーを大きく前進させることになります。
《キメラテック・フォートレス・ドラゴン》の存在から《機械仕掛けの夜ｰクロック・ワーク・ナイトｰ》とも相性のいい【サイバードラゴン】は今後活躍できるかもしれません。
光なき影 ア＝バオ・ア・クゥー
【リンク・効果モンスター】
リンク４/闇/悪魔族/攻2800
悪魔族モンスターを含むモンスター２体以上
このカード名の①②の効果はそれぞれ１ターンに１度しか使用できない。
①：自分・相手のメインフェイズに、手札を１枚捨て、以下の効果から１つを選択して発動できる。
●フィールドのカード１枚を破壊する。
●このカードをエンドフェイズまで除外し、自分の墓地から光・闇属性モンスター１体を特殊召喚する。
②：自分スタンバイフェイズに発動できる。
自分の墓地のモンスターの種族の種類の数だけ自分はドローする。
その後、ドローした数だけ自分の手札を選んで好きな順番でデッキの下に戻す。
【リンクマーカー：左/右/左下/右下】
出典：公式X
注目カード3枚目は《光なき影 ア＝バオ・ア・クゥー》になります。
汎用性も期待できる悪魔族のリンクモンスターです。
召喚条件に悪魔族を含んでいることから【デモンスミス】を真っ先に思い浮かべた人も多いのでは無いでしょうか?
汎用性の高い悪魔族といえば【トロイメア】も素材に使えるためモンスターを並べれればどのデッキでも使用できる召喚条件になります。
主な使用用途としては悪魔族のデッキにありがちな「悪魔族しか特殊召喚できない」制約下での盤面除去手段やリソースの保持、制圧手段になるモンスターの蘇生でしょうか。
【ユベル】のようなモンスターを並べやすいデッキであれば《ライトロード・ドミニオン・キュリオス》からデッキから任意の光闇属性を《光なき影 ア＝バオ・ア・クゥー》を経由して盤面に供給できるので《アーティファクトｰデスサイズ》で制圧といった使い方も考えられるでしょう。
今後展開デッキで活躍が期待できそうな1枚です。
ライトストーム・ドラゴン
シンクロ・効果モンスター
星９/光属性/ドラゴン族/攻2700/守3000
チューナー＋チューナー以外のモンスター１体以上
このカード名の①②の効果はそれぞれ１ターンに１度しか使用できない。
①：このカードが特殊召喚した場合、自分の墓地の通常モンスターの数＋１枚まで、フィールドの魔法・罠カードを対象として発動できる。そのカードを破壊する。
②：このカードが戦闘・効果で破壊された場合、自分の墓地の魔法・罠カード１枚を対象として発動できる。そのカードを自分フィールドにセットする。この効果でセットしたカードは、自分フィールドに通常モンスターが存在しない場合には発動できない。
注目カード4枚目は《ライトストーム・ドラゴン》になります。
☆9のシンクロモンスターであること、通常モンスターを参照することから主に【青眼】で活躍できる効果を持っています。
《青眼の精霊龍》の効果で特殊召喚でき、相手の伏せカードを除去しつつ、そのまま《青眼の精霊龍》の効果によってエンドフェイズに破壊されるため②で墓地から魔法罠をセットできるためお得な1枚です。
貴重な魔法罠除去であるため【青眼】の対応力を底上げが期待できるでしょう。
マルチャミー・ニャルス
【効果モンスター】
星４/地/獣族/攻 100/守 600
このカードの効果を発動するターン、
自分はこのカード以外の「マルチャミー」モンスターの効果を１度しか発動できない。
①：自分・相手ターンに、自分フィールドにカードが存在しない場合、
このカードを手札から捨てて発動できる。
このターン中、以下の効果を適用する。
●相手が墓地・除外状態のモンスターを特殊召喚する度に、自分は１枚ドローする。
●エンドフェイズに、自分の手札が相手フィールドのカードの数＋６枚より多い場合、
その差の数だけ自分の手札をランダムにデッキに戻す。
出典：公式x
注目カード最後の1枚は《マルチャミー・ニャルス》を選びました。
やはりというべきか、今回も【マルチャミー】モンスターを追加してきました。
今回は墓地、除外からの特殊召喚に反応してドローになります。
今どき墓地や除外から展開を伸ばすのは当たり前の時代になっているので、大量展開するデッキにはどこかしら刺さる効果を持っています。
特に現環境では墓地、除外からの特殊召喚を多用する【M∀LICE】に対して刺さる効果と言えるでしょう。
現状でも【M∀LICE】は《アーティファクト・ロンギヌス》や《カオスハンター》といった致命的なメタに頭を抱えていますが、《マルチャミー・ニャルス》の登場で今後更に風当たりが強くなるかもしれませんね。
【マルチャミー】の中では《マルチャミー・フワロス》程の汎用性は無くとも、今後の環境次第では標準採用も考えられる1枚かと思います。
今回のまとめ
今回は10/26発売の『SUPREME DARKNESS 』から個人的に注目すべきカード5選を紹介しました。
今回は紹介し切れませんでしたが、今弾は他にも【E-HERO】【アルカナフォース】【剣闘獣】【SR】【水晶機巧】【アザミナ】【白き森】といったたくさんのテーマが強化されています。
皆さんも是非お気に入りのカードを探して遊んでみてください！
それでは👋
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