目次
こんにちは、たけっしーです。
今回は、11/4に開催される遊戯王の公式大型イベント「YCSJ大阪」でのおすすめデッキを5つ紹介したいと思います。
シングル戦ということでマッチ戦とは違った戦い方やデッキ選びが必要になるかもしれません。
サンプルレシピとともに、おすすめのポイントも紹介するのでデッキ選択に悩んでいる人は是非参考にしてください。
ライゼオル
おすすめデッキ1つ目は【ライゼオル】を選びました。
現環境で最も活躍していると言ってもいいデッキにですが、当然シングル戦でも強力なデッキとなるでしょう。
恐らく1番分布も多いデッキであり、大会に出るにあたって1番想定すべきデッキでもあります。
【 エクシーズモンスター 】
星 4 / 光 / 炎族 / 攻3000 / 守2500
レベル4「ライゼオル」モンスター×2体以上
このカード名の①③の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
①:このカードが特殊召喚した場合に発動できる。
自分の墓地のモンスター1体をこのカードのX素材とする。
②:相手がカードの効果を発動した時、このカードのX素材を1つ取り除き、フィールドのカード1枚を対象として発動できる。
そのカードを破壊する。
③:自分フィールドのXモンスターが戦闘・効果で破壊される場合、代わりにこのカードのX素材を1つ取り除く事ができる。
出典:遊戯王公式データベース
《ライゼオル・デッドネーダー》による盤面を複数回破壊する効果を手数で超えられるデッキは、現環境では《エクス・ライゼオル》を擁する【ライゼオル】だけと言ってもいいくらい【ライゼオル】に1番勝ちやすいデッキは【ライゼオル】だと考えています。
他のデッキでは《ライゼオル・デッドネーダー》を超える手段が素引きの汎用カードに頼ることが多いので、お祈り要素が強くなってしまいますが、【ライゼオル】であれば五分五分で戦うことができます。
【 効果モンスター 】
星 4 / 光 / 炎族 / 攻500 / 守2000
このカード名の、①の方法による特殊召喚は1ターンに1度しかできず、②の効果は1ターンに1度しか使用できない。
①:このカードはEXデッキのXモンスター1体を墓地へ送り、手札から特殊召喚できる。
この方法で特殊召喚したターン、自分はランク4のXモンスターしかEXデッキから特殊召喚できない。
②:このカードが召喚・特殊召喚した場合、レベル4・ランク4のモンスター以外の表側表示モンスターが自分フィールドに存在しなければ発動できる。
デッキから雷族・炎属性モンスター1体を手札に加える。
出典:遊戯王公式データベース
【 エクシーズモンスター 】
星 9 / 闇 / サイバース族 / 攻2600 / 守3000
レベル9モンスター×2体以上
このカード名の①②③の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
①:このカードがX召喚に成功した場合に発動できる。
EXデッキからモンスター1体を墓地へ送る。
②:このカードのX素材の数まで自分の墓地のモンスターを対象として発動できる。
対象の数だけこのカードのX素材を取り除き、対象のモンスターをこのカードの下に重ねてX素材とする。
③:このカードが墓地へ送られた場合、フィールドの表側表示のカード1枚を対象として発動できる。
そのカードの効果をターン終了時まで無効にする。
出典:遊戯王公式データベース
また《エクス・ライゼオル》《メレオロジック・アグリゲーター》の存在から永続罠やシステムモンスター等に対する解答もあり、様々なデッキへの対応力が求められるシングル戦でも適応できるデッキパワーを持っています。
デッキパワーは今期トップなので、特にデッキに拘りが無ければこれをおすすめしたいくらいには個人的にイチオシのデッキになります。
M∀LICE
おすすめデッキ2つ目は【M∀LICE】を選びました。
おすすめできるポイントは3つあります。
1つ目は先攻で展開が通ればよっぽどのことが起きない限りそのまま勝利できることです。
展開が通れば盤面には《召命の神弓-アポロウーサ》《ファイアウォール・ドラゴン・ダークフルード-ネオテンペスト》《M∀LICE〈C〉MTP-07》の3枚を構えることができますし、墓地には《サイバース・ディセーブルム》《コード・オブ・ソウル》を構えることができます。
【 リンクモンスター 】
星 3 / 闇 / サイバース族 / 攻2300 /
【リンクマーカー:上/左/右】
「M∀LICE」モンスターを含むモンスター2体以上
このカード名の①②③の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
①:このカードが特殊召喚した場合、自分・相手の墓地のカードを合計3枚まで対象として発動できる。
そのカードを除外する。
②:自分メインフェイズに発動できる。
自分のデッキ・墓地から「M∀LICE」罠カード1枚を自分フィールドにセットする。
③:このカードが除外された場合、900LPを払って発動できる。
このカードを特殊召喚する。
その後、自分は1枚ドローできる。
出典:遊戯王公式データベース
また展開途中で《M∀LICE 〈Q〉 WHITE BINDER》のドローもあるため、手札誘発を引き込むことができます。
これにより各種に妨害が散らされており、展開が通ってしまえば捲ることはかなり難しいです。
先攻を取れればそのまま勝ちになりうるのはシングル戦の強みになります。
2つ目はシングル戦であることから【M∀LICE】の致命的な弱点である《アーティファクト・ロンギヌス》が飛んでくる可能性が低く、展開の通りがいいことです。
マッチ戦であれば致命的なメタカードが存在するデッキは勝ち切るのが難しくなりますが、シングル戦では《アーティファクト・ロンギヌス》のような局所的なメタカードは採用されにくいため、ほぼ無視できると言っていいでしょう。
【M∀LICE】はマッチ戦よりもシングル戦のほうが勝ちやすい条件が整っています。
3つ目はライフを取るスピードが速く、制限時間に気を使わなくていいことです。
YCSJには25分という制限時間があります。
そのためなるべくゲームスピードが速いデッキを選択する必要があります。
【M∀LICE】では《アクセスコード・トーカー》でのライフカットはもちろん、《M∀LICE〈Q〉HEARTS OF CRYPTER》の帰還効果、《ファイアウォール・ドラゴン・ダークフルード-ネオテンペスト》の打点上昇等、1ターンでライフを取りきる手段が多いです。
展開デッキであることからデッキの回し方をしっかり覚えてしまえば実戦でも勝てるようになるため、普段そこまで対人で遊戯王をやる時間がない人にもおすすめできるデッキになります。
粛声
おすすめデッキ3つ目は【粛声】を選びました。
こちらもおすすめできるポイントは3つ。
1つ目は盤面強度が高いことです。
《粛声なる結界》による耐性、《粛声なる守護者ローガーディアン》の4100打点の発動無効。
加えて《古聖戴サウラヴィス》による特殊召喚無効、《粛声なる威光》の盤面破壊もあるためかなり硬い盤面になります。
デッキによっては《粛声なる結界》の対象耐性を得た《粛声なる守護者ローガーディアン》がそもそも突破できないこともあるため、とにかく足切り性能が高いデッキになります。
2つ目は手札誘発に比較的強いことです。
《増殖するG》に対しては《粛声なる守護者ローガーディアン》《粛声なる祈り手ロー》が揃うまでに1〜2ドローで収まります。
《灰流うらら》《エフェクト・ヴェーラー》《無限泡影》といったメジャーな無効系は、受けた上でも盤面に必要なカードが揃っていると関係なく盤面を作れるため比較的耐性があるといえます。
1度《粛声なる守護者ローガーディアン》《粛声なる祈り手ロー》《粛声なる結界》が盤面に揃えばそれ以降の手札誘発を受ける場所がありません。
3つ目は対応力が高く、低速デッキに強いことです。
【 永続罠 】
このカード名の①の効果は1ターンに1度しか使用できない。
①:自分・相手のメインフェイズに、以下の効果から1つを選択して発動できる。
●自分の手札・墓地から、戦士族・ドラゴン族で光属性の儀式モンスター1体または儀式魔法カード1枚をデッキに戻し、デッキから「粛声」モンスター1体を選び、手札に加えるか特殊召喚する。
●自分フィールドの戦士族・ドラゴン族で光属性の儀式モンスターの数まで、相手フィールドのカードを対象として発動できる。
そのカードとこのカードを破壊する。
出典:遊戯王公式データベース
《粛声なる威光》によって永続罠やシステムモンスターを処理手段があるため対応力が高いです。
【神碑】のような他のデッキでは対処しにくいデッキが相手でも【粛声】では《粛声なる結界》《粛声なる威光》の存在から有利に立ち回ることができます。
【粛声】は動作も単純ながら、盤面が強力で雑多のデッキにも強いためYCSJではおすすめできるデッキになります。
メメント
おすすめデッキ4つ目は【メメント】を選びました。
早速おすすめのポイントについて解説します。
1つ目は手数が比較的多いデッキであることです。
【 速攻魔法 】
このカード名の①②の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
①:お互いのメインフェイズに発動できる。
「メメント」モンスターを含む自分の手札・フィールドのモンスターを融合素材とし、融合モンスター1体を融合召喚する。
このターンに自分のモンスターが効果で破壊されている場合、自分の墓地の「メメント」モンスターをデッキに戻して融合素材とする事もできる。
②:自分メインフェイズに墓地のこのカードを除外して発動できる。
自分フィールドのモンスター1体を破壊し、デッキから「メメント」魔法・罠カード1枚を手札に加える。
出典:遊戯王公式データベース
【 速攻魔法 】
このカード名の①②の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
①:自分の手札・フィールド(表側表示)の「メメント」モンスター1体を破壊し、そのモンスターとはカード名が異なる「メメント」モンスター1体をデッキから選び、手札に加えるか守備表示で特殊召喚する。
②:自分メインフェイズに墓地のこのカードを除外し、自分フィールドの「メメント」モンスター1体を対象として発動できる。
このターン、そのモンスターが守備表示モンスターを攻撃した場合、その守備力を攻撃力が超えた分だけ相手に戦闘ダメージを与える。
出典:遊戯王公式データベース
《冥骸融合-メメント・フュージョン》《メメント・ボーン・パーティ》によって妨害を躱しながらの展開が可能であり、手数が多いです。
【 融合モンスター 】
星 9 / 地 / 幻想魔族 / 攻3000 / 守2000
「メメント」モンスター×3
このカード名の、①②③の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できず、①②の効果は同一チェーン上では発動できない。
①:このカードが融合召喚した場合に発動できる。
デッキ・EXデッキから「メメント」カード3枚を墓地へ送る。
②:自分・相手ターンに、自分フィールドの「メメント」モンスターと相手フィールドのカードをそれぞれ同じ数だけ対象として発動できる。
そのカードを破壊する。
③:墓地のこのカードを除外して発動できる。デッキから「冥骸府-メメントラン」1枚を手札に加える。
出典:遊戯王公式データベース
【 融合モンスター 】
星 7 / 光 / 雷族 / 攻2800 / 守2100
「メメント」モンスター×2
このカード名の①③の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
①:このカードが融合召喚した場合に発動できる。
自分の手札・フィールド(表側表示)の「メメント」モンスター1体を破壊し、デッキから「メメント」モンスターを2体まで手札に加える(同名カードは1枚まで)。
②:自分の「メメント」モンスターが戦闘で破壊したモンスターは墓地へは行かず除外される。
③:融合召喚したこのカードが破壊された場合に発動できる。
自分の墓地からレベル6以下の「メメント」モンスター1体を特殊召喚する。
出典:遊戯王公式データベース
1度融合召喚に辿り着いてしまえばそこから連鎖的に手数を生み出すため止められません。
軌道に乗ってしまえば勝ちに繋がるため先攻後攻共に強力な手数を持っています。
今期のトップである【ライゼオル】に対してもギミックで抗える可能性を持っており、【メメント】の弱点である《深淵に潜む者》もシングル戦ではデッキがバレない限り出されないためワンチャンを作りやすいです。
2つ目は対応力が高いことです。
《メメント・ダークソード》《冥骸王-メメントラン・テクトリカ》で相手の盤面に触っていけることから特定のカードで詰むといったことはほとんど起こりません。
《冥骸融合-メメント・フュージョン》《メメント・ボーン・パーティ》による手数も相まって妨害を躱す能力は高いといえます。
3つ目は先攻盤面も硬いことです。
盤面のモンスターと魔法罠で妨害が分かれていることから捲るのは困難であり、捲れてもライフを取り切れないと残ったリソースから再展開できるため展開が通れば基本的に勝利することができます。
【メメント】は展開パターンが多く複雑でありながら実戦ではアドリブで回す場面もあるため、他のデッキよりもデッキへの理解度や練習が必要になります。
手数が多くリソースゲームもできるデッキであるため、ある程度練習できる人にはおすすめしたいデッキになります。
スネークアイ
おすすめデッキ5つ目は【スネークアイ】を選びました。
【 効果モンスター 】
星 2 / 光 / 幻想魔族 / 攻0 / 守0
このカード名の①②③の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
①:手札のこのカードを相手に見せて発動できる。
手札から「白き森」モンスターか「アザミナ」モンスター1体を特殊召喚する。
②:自分メインフェイズに発動できる。
自分の手札・フィールドのモンスターを融合素材とし、「アザミナ」融合モンスター1体を融合召喚する。
③:このカードがS素材として墓地へ送られた場合に発動できる。
デッキから「罪宝」カード1枚を手札に加える。
出典:遊戯王公式データベース
リミットレギュレーションで多くのパーツを奪われ弱体化した【スネークアイ】ですが、《白き森の聖徒リゼット》の登場で別方向の手数を手に入れたことで今期も戦えるデッキになりました。
《永遠の淑女ベアトリーチェ》が禁止になったため【デモンスミス】から【スネークアイ】に繋ぐことは出来なくなったものの、【デモンスミス】を活用したリンク値の展開は健在です。
【 融合モンスター 】
星 6 / 闇 / 幻想魔族 / 攻1900 / 守1500
幻想魔族モンスター+魔法使い族・光属性モンスター
このカード名の②③の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
①:「背信聖徒シルヴィア」以外の自分の「アザミナ」モンスターが相手に与える戦闘ダメージは倍になる。
②:相手が魔法・罠・モンスターの効果を発動した時、このカードをリリースして発動できる。
その効果を無効にする。
③:このカードが戦闘・効果で破壊された場合に発動できる。
デッキから「罪宝」罠カード1枚を手札に加える。
出典:遊戯王公式データベース
デッキの強みとしては【アザミナ】ギミックによる一定の手札誘発への耐性、妥協点を持つことと、
展開が通ればこれまでの【スネークアイ】同様の盤面とリソース獲得による制圧になります。
今期も強力なデッキになっており、今後の開拓も期待できるため前期から【スネークアイ】を使用していて【スネークアイ】が好きな人にはおすすめしたいデッキになります。
今回のまとめ
今回は11/4に開催される遊戯王公式大型イベント「YCSJ大阪」におけるおすすめデッキ5つを紹介しました。
今回は「先攻の盤面が強い」「対応力が高い」といった強みを持ったデッキを中心に選びましたが、シングル戦ということで他にも色々なデッキが勝ち上がる可能性があります。
各々が一番勝てると思ったデッキでYCSJに臨んでください。
それでは👋
今後もガチまとめではホットな話題を取り上げていきますので、ぜひ 公式X(旧Twitter) のフォローをよろしくお願いします!