【DM歴代名作デッキ】Vol.141~デアリモルト王~【週刊:神結コラム】

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【DM歴代名作デッキ】Vol.141~デアリモルト王~【週刊:神結コラム】

 こんにちは、神結です。

 皆さん、デュエプレ楽しんでいますか? そして新たに実装された《終焉の禁断 ドルマゲドンX》を楽しんでいらっしゃるでしょうか?

 前回の記事でも【赤黒ドルマゲドン】のリンクを貼りましたが、とはいえデュエプレは大幅なアップデートが入っています。

 実質《Forbidden Sunrise ~禁断の夜明け~》のようなオリジナルD2フィールドや、強化された《D2V2 禁断のギガトロン》など、構築としては変わっている点も多いですね。

 そんな訳なので参考にしにくい部分もあるでしょうが、せっかくなので今回は似たような使用感でデュエプレでも遊べそうなデッキを紹介してみたいと思います。

 「歴代名作デッキ紹介」と題しまして、過去の名デッキの振り返りをしていくこの企画。

 今回は【デアリモルト王】です。

 

目次

本日の名作デッキ紹介

ドラゴンによるコントロールデッキ「デアリモルト王」

 というわけで今回の名作デッキは《終焉の禁断 ドルマゲドンX》を使った《二刀龍覇 グレンモルト 「王」》、【デアリモルト王】になります。

 リストはこんな感じ。


 《二刀龍覇 グレンモルト 「王」》のデッキは以前も紹介したことありますので、併せてご確認ください。

 今回紹介するのは《終焉の禁断 ドルマゲドンX》登場後のものになります。

【 最終禁断フィールド 】
文明 闇/火 / パワー999999 / コスト999

FFL1(真ん中)■この最終禁断フィールドは、ゲーム開始時、四隅に封印を1つずつ付けてリンクしたフィールドとしてバトルゾーンに置く。(カードを封印するには、自分の山札の上から1枚目を裏向きのままそのカードの上に置く)■バトルゾーンにある自分の封印は、各ターンに1つだけ、闇または火のコスト5以上のコマンドを召喚または「侵略ZERO」を使ってバトルゾーンに出すことによってのみ、外すことができる。(外した封印は墓地に置く)■自分は、コマンド、イニシャルズ、あるいは名前に《禁断》とあるクリーチャーでしか攻撃できない。■この最終禁断フィールドはバトルゾーンを離れない。 FFL2(左下)■このカードから封印が外された時、そのターン、自分のクリーチャー1体に「パワーアタッカー+2222」を与える。 FFL3(左上)■このカードから封印が外された時、相手のパワー1111以下のクリーチャーを1体、破壊する。 FFL4(右上)■このカードから封印が外された時、そのターン、自分のクリーチャー1体に「スレイヤー」を与える。 FFL5(右下)■禁断爆発:このカードから封印が外された時、この最終禁断フィールドに封印が1つもなければ、裏返し、1体のクリーチャーとして合体させる。 

────────────禁断爆発後────────────
カード名:終焉の禁断 ドルマゲドンX
カードの種類:最終禁断クリーチャー
文明:闇/火
パワー:999999
コスト:999マナ
マナ:-
■T・ブレイカー
■このクリーチャーが禁断爆発した時、相手は自身のクリーチャーすべてに封印を1つ付ける。(クリーチャーが封印されている間、両プレイヤーはそのクリーチャーを無視する)
■相手は自身のクリーチャーに付いている封印を墓地に置けない。
■このクリーチャーに封印を付けることはできない。
■このクリーチャーがバトルゾーンを離れる時、かわりにこのクリーチャーの禁断コアを2枚、このカードの下に置いてもよい。
そうしたら、自分のシールドを1つ墓地に置く。
■このカードがバトルゾーン以外のゾーンにあれば、クリーチャーをすべて破壊し、自分はゲームに負ける。

 前述のモルト王から大きく変わった点については、今回紹介するリストはかなり受け・コントロールに寄ったという点でしょう。

 今回のリストはどちらかと言えば「モルト王」というよりも「デアリドラゴンコントロール」であり、そのフィニッシュ手段として《二刀龍覇 グレンモルト 「王」》が採用されている、という認識でいいと思います。

【 クリーチャー 】
種族 ガイアール・コマンド・ドラゴン / ヒューマノイド爆 / ドラグナー / 文明 火 / パワー9000 / コスト10

■このクリーチャーをバトルゾーンに出した時、火のコスト5以下のウエポンを1枚、自分の超次元ゾーンからバトルゾーンに出す。(このクリーチャーに装備する)
■マナ武装7:このクリーチャーをバトルゾーンに出した時、自分のマナゾーンに火のカードが7枚以上あれば、火のコスト6以下のウエポンを1枚、自分の超次元ゾーンからバトルゾーンに出す。
■同じ名前のウエポンをこのクリーチャーに装備することはできない。
■W・ブレイカー 

 そしてそのコントロールの要となっているのが、《焦土と開拓の天変》《悪魔龍 ダークマスターズ》です。

【 呪文 】
文明 火/自然 / パワー- / コスト5

マナゾーンに置く時、このカードはタップして置く。
相手のマナゾーンからカードを1枚選び、持ち主の墓地に置く。その後、自分の山札の上から1枚目を、自分のマナゾーンに加える。

【 クリーチャー 】
種族 デーモン・コマンド・ドラゴン / 文明 闇 / パワー7000 / コスト7

■W・ブレイカー
■このクリーチャーがバトルゾーンに出た時、相手の手札を見て3枚まで選び、捨てさせる。

 《フェアリーの火の子祭》から《焦土と開拓の天変》に繋ぎ、ランデスで足を引っ張った後に《悪魔龍 ダークマスターズ》を当てる、というのが基本の戦術になります。

 《悪魔龍 ダークマスターズ》は黒のコマンドなので、《終焉の禁断 ドルマゲドンX》の封印を剥がせますし、ハンデスという行為がターンを貰える行為なので、封印を剥がしていくという意味でも非常に相性がいいんですよね。ここは【モルトNEXT】にはない大きな強みだと思っています。

 そして一旦テンポを取ったあとに《フェアリーの火の子祭》でマナを再び伸ばしていき、そこから大型ドラゴンたちを連打していくことになります。

 中でもこのデッキの象徴と言えるのが、《偽りの王 モーツァルト》でしょう。

【 クリーチャー 】
種族 キング・コマンド・ドラゴン / アンノウン / 文明 闇/火/自然 / パワー17000 / コスト11

マナゾーンに置く時、このカードはタップして置く。

このクリーチャーをバトルゾーンに出した時、ドラゴン以外をすべて破壊する。

相手のドラゴンは攻撃することができない。

T・ブレイカー

 《偽りの王 モーツァルト》はご存じ、ドラゴン以外の全体除去とドラゴンの攻撃阻止という2つの能力を持っており、いずれにせよ封殺には持ってこいのカードです。

 こちらも【モルトNEXT】にない強みであり、また対【モルトNEXT】という観点でみても強力なカードです。基本的に【モルトNEXT】側も禁断爆発以外の回答がないですからね。

 これで時間を作っているうちに《二刀龍覇 グレンモルト 「王」》を通すというわけです。

 というわけで、締めは《二刀龍覇 グレンモルト 「王」》、もとい《最強熱血 オウギンガ》に任せることになります。

【 ドラグハート・ウエポン 】
文明 火 / コスト6

■これを装備したクリーチャーは「スピードアタッカー」を得、攻撃中は破壊されない。
■龍解:自分のドラゴンが攻撃する時、そのターン2度目のドラゴンによる攻撃であれば、攻撃の後、このドラグハートをクリーチャー側に裏返し、アンタップする。 

────────────龍解後────────────
カード名:最強熱血 オウギンガ
カードの種類:ドラグハート・クリーチャー
文明:火
種族:ガイアール・コマンド・ドラゴン
パワー:15000
コスト:11マナ
■T・ブレイカー
■スピードアタッカー
■このクリーチャーが攻撃する時、または相手がこのクリーチャーを選んだ時、コスト10以下のドラグハート・クリーチャーを1体、自分の超次元ゾーンからバトルゾーンに出す。そのクリーチャーはそのターン、「スピードアタッカー」を得る。
■T・ブレイカー

 ドラグハートには使い方が多数がありますが、最終的に《最強熱血 オウギンガ》から《真・天命王 ネバーエンド》か《熱血星龍 ガイギンガ》の2択を投げることになり、これを止められる受けは殆ど存在しないと言っていいでしょう。

 受け札の枚数も《熱血龍 バトクロス・バトル》に加えて、《英雄奥義 バーニング銀河》に《ハムカツ団の爆砕Go!》と枚数は多く、上振れの《ミステリー・キューブ》なんかもあります。

【 呪文 】
文明 火 / コスト5

■S・トリガー
■バトルゾーンにある相手のコスト5以下のカードを1枚選び持ち主の墓地に置く。 
■マナ武装7:自分のマナゾーンに火のカードが7枚以上あれば、バトルゾーンにある相手のコスト12以下のカードを1枚選び、持ち主の墓地に置く。 

 《英雄奥義 バーニング銀河》は広い除去範囲のお陰で、ドラゴンデッキの天敵である《「修羅」の頂 VAN・ベートーベン》なんかでも詰みません。

 《フェアリーの火の子祭》で12マナまで伸ばして《英雄奥義 バーニング銀河》+《悪魔龍 ダークマスターズ》で突破して勝ったこともあります。

【 呪文 】
文明 火/自然 / コスト6

■マナゾーンに置く時、このカードはタップして置く。
■S・トリガー(この呪文をシールドゾーンから自分の手札に加える時、コストを支払わずにすぐ唱えてもよい)
■次のうちいずれか1つを選ぶ。
・相手のパワー3000以下のクリーチャーをすべて破壊する。
・バトルゾーンにあるカードを1枚選び、持ち主のマナゾーンに置く。

 また《ハムカツ団の爆砕Go!》も中々別の味が出せるカードで、小型の除去はそうですが、本家紙版では自分のカードをマナ送りに出来る点が秀逸です。

 お陰で《希望の絆 鬼修羅》と相性がよく、盤面に置いといた《希望の絆 鬼修羅》を《ハムカツ団の爆砕Go!》でマナに送り、離れた時効果でガチンコジャッジ→《偽りの王 モーツァルト》の投下で粉砕……なんていう小テクもあったりします。

【 クリーチャー 】
種族 レッド・コマンド・ドラゴン / ヒューマノイド / 文明 火 / パワー8000 / コスト8

このクリーチャーをバトルゾーンに出した時、またはこのクリーチャーがバトルゾーンを離れた時、相手とガチンコ・ジャッジする。自分が勝ったら、次のうちいずれかひとつを選ぶ。
・V(ビクトリー)を持つクリーチャーを1体、またはコスト10以上のクリーチャーを1体、自分の手札からバトルゾーンに出す。
・自分の山札を見る。その中からV(ビクトリー)を持つクリーチャー1体、またはコスト10以上のクリーチャーを1体選び、相手に見せてから自分の手札に加える。その後、自分の山札をシャッフルする。

W・ブレイカー 

 小テクが多いのもまた、このデッキの魅力です。

 デッキトータルで《フェアリーの火の子祭》への依存度が高いなどの問題点はありますが、受けの強さや強力なドラグハートの運用力、そして《悪魔龍 ダークマスターズ》というハンデスなど、同時代に活躍した【モルトNEXT】とは差別化できる点も多いです。

 個人的にはCSで何回も使ったデッキで、思い入れもあり、また非常に楽しめるデッキでもありました。

 

おわりに

 「DM歴代名作デッキ」、第141回は私の大好きな【デアリモルト王】でした。

 デュエプレ版も作って遊んでいたのですが、だいたいはリスト通りに使えて楽しめると思います。

 ただ《ハムカツ団の爆砕Go!》が自分を対象に取れなかったり、逆に《ミステリー・キューブ》《希望の絆 鬼修羅》が4枚使えたりと、違いがあるのでそこを楽しむのもまた味ですね。

 《二刀龍覇 グレンモルト 「王」》自体、紙でもデュエプレでも個人的には思い出が多くて好きなカードなので、こうして紹介できて私としても良かったです。

 

 というわけで、今回はここまで。

 「このデッキを紹介して欲しい」といったリクエストも受け付けておりますので、#DM歴代名作デッキでご感想をお待ちしております。

 それではまた来週会いましょう。

 

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