【遊戯王OCG】第31回 アマガサCS 3人チーム戦の大会結果と環境考察【大会結果】

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【遊戯王OCG】第31回 アマガサCS 3人チーム戦の大会結果と環境考察【大会結果】

目次

こんにちは、たけっしーです。

今回は6/8(日)に岡山で開催された『第31回 アマガサCS 3人チーム戦』の大会結果と環境考察の記事になります!

中国地方の大会ですが、四国地方のプレイヤーや僕が普段活動している関西地方からも4〜5チームが遠征して参加しており、地域が混ざりあった大会となっています。

今回僕自身も参加し、見事優勝することができたため入賞レシピとして紹介しますので是非最後までお付き合いください!

それでは早速予選のデッキ分布から見ていきましょう👇

予選デッキ分布

  • VSK9⋯29
  • ヤミー⋯14
  • M∀LICE⋯13
  • ドラゴンテイル⋯6
  • ライゼオル⋯5
  • 原石青眼⋯5
  • K9水晶機巧⋯4
  • 白き森⋯3
  • 月光⋯3
  • 海皇水精鱗⋯2

以下分布1

天盃龍
閃刀姫
炎王スネークアイ
ラビュリンス
ジェムナイト
メメント
K9オルフェゴール
K9アルトメギア
BF
RR
アダマシア
Evil★Twin

以上、32チーム 96名参加

トップシェアは【VSK9】となりました。

参加者の約1/3が使用しており、圧倒的な使用率を誇ります。

やはり今期の中でもデッキのパワーは頭1つ抜けていますね。

次点で【ヤミー】【M∀LICE】が続いており、今期の環境のピラミッドが築かれていますね。

今期はどの大会でも概ねこのような分布で固まっている印象です。

更に【ドラゴンテイル】【ライゼオル】【原石青眼】が続いており一定の使用者が見られます。

これらは上位3デッキに比べるとややランクはさがるものの、時折入賞も見られるデッキですね。

環境としては【VSK9】VS【ヤミー】【M∀LICE】VSその他といった構図となっています。

それでは予選5回戦を勝ち抜き、決勝トーナメントに進出したデッキを見ていきましょう👇

決勝トーナメントデッキ分布

  • VSK9⋯8
  • ヤミー⋯6
  • ドラゴンテイル⋯3
  • ライゼオル⋯2

以下、分布1

  • 閃刀姫
  • K9オルフェゴール

以上、7チーム 21名

予選で数が多かった【VSK9】【ヤミー】が順当に勝ち残る結果となっています。

一方で予選で数が多かった【M∀LICE】は全滅する結果となりました。

直近はメタである《アーティファクト・ロンギヌス》の採用が減る傾向にあり、その結果先週は【M∀LICE】の活躍が多数見られたため軽視できなくなったことから今週は再び採用が多く見られ、しっかりメタられてしまった結果勝ち残るのが厳しくなった印象を受けます。

それでは入賞レシピを見ていきましょう。

ベスト4【ドラゴンテイル】【VSK9】【ドラゴンテイル】

ベスト4は【ドラゴンテイル】【VSK9】【ドラゴンテイル】となりました。

それでは早速レシピを見ていきましょう。

ベスト4 1人目の【ドラゴンテイル】になります。

【マギストス】ギミック入りの「ドロー系+《原始生命態ニビル》」のオーソドックスな構築です。

特徴的なのはサイドに先攻札が多く採用している点です。

特に《群雄割拠》は直近のトレンドになっている永続罠ですね。

メインデッキには【マルチャミー】を多く採用していることから、サイド後の先攻では有効札とチェンジするために多めに先攻札を用意しているといったところかと思います。

後攻は元々メインデッキでほぼ完結しており、一部ピンポイントな《アーティファクト・ロンギヌス》等をサイドから投入するぐらいであるため、後攻用のカードよりも先攻を厚くして選択権があるゲームを守りきるプランですね。

ベスト4 2人目の【VSK9】になります。

特徴的なのは《”Case of K9”》が不採用な点でしょうか。

【K9】側の選択肢はあまり重視せず自由枠を多めに取りたいといったところでしょう。

広げた自由枠には《マルチャミー・フワロス》を投入しており、【ヤミー】【M∀LICE】に対してメイン戦から後攻でも抗いたいといったところでしょう。

メインに《マルチャミー・フワロス》を投入したことでサイド後の先攻で入れ替える枠として《神の警告》を採用されているのも特徴的ですね。

ベスト4 3人目の【ドラゴンテイル】になります。

大まかなプランは1人目と同様でサイドに先攻札を厚めに採用されており、今期はこのタイプが主流になりそうですね。

🥉3位🥉【閃刀姫】【ドラゴンテイル】【VSK9】

3位は【閃刀姫】【ドラゴンテイル】【VSK9】となりました。

それではレシピを見ていきましょう。

3位 1人目の【閃刀姫】になります。

新弾で大きく強化され、競技シーンにも顔を見せ始めたデッキになります。

《三戦の才》《三戦の号》をフルで投入されており先後どちらも相手のモンスター効果に対して強く出ることが出来る構築となっています。

特に《三戦の号》は先攻であれば《蚩う黒山羊》《次元障壁》といったターンスキップに変換出来、捲る場面においてはメインエンジンの《閃刀起動-エンゲージ》に繋がりつつ墓地に魔法を貯めることが出来るため強力です。

3位 2人目の【ドラゴンテイル】になります。

ベスト4の2名と大部分は同様ですが、《墓穴の指名者》が採用されており動きを押し通すことが重視されています。

【マギストス】ギミックを採用しているため、特にドロー系はしっかり弾いて展開するのが最も簡単な勝ち方であるため誠意を見せていますね。

ベスト4の2名は先攻札として罠をサイドに多めに採用されていましたが、この構築では先後どちらも機能する《ドロール&ロックバード》《皆既日蝕の書》を先攻札としても投入できるため枠の節約になっていますね。

3位 3人目の【VSK9】になります。

構成はかなり王道な構築で綺麗に纏まっています。

メインの自由枠には《幻創龍ファンタズメイ》《原始生命態ニビル》の2枚が採用されており、ドローのバリューを高めています。

🥈2位🥈【ヤミー】【K9オルフェゴール】【VSK9】

2位は【ヤミー】【K9オルフェゴール】【VSK9】となりました。

それではレシピを見ていきましょう。

2位 1人目の【ヤミー】になります。

【閃刀】ギミックの投入と《三戦の号》を軸にした現在主流のプランですね。

特徴的なのは《ドロール&ロックバード》のメイン採用でしょうか。

【VSK9】に対して拘束力が高く、メインから意識していることが伺えます。

エクストラには《閃刀姫-アザレア》《閉ザサレシ世界ノ冥神》の採用が特徴的です。

《閃刀姫-アザレア》は盤面の処理手段ですが、《S︰Pリトルナイト》ではリンクマーカーの都合でエクストラゾーンに出した場合展開が続かなくなってしまうため下マーカーかつ自場から退場できる《閃刀姫-アザレア》を選択しているようです。

《閉ザサレシ世界ノ冥神》は《月光獅子神姫》のような耐性持ちの一応の突破手段であり、万が一《ヤミーズメント☆ミニヨン》を失ってしまった際の打点生成としての役割も持ちます。

2位 2人目の【K9オルフェゴール】になります。

展開系のテーマに【K9】ギミックと組み合わせるのは最近の環境のトレンドですね。

【K9】ギミックとの繋がりとしては《K9-66a号ヨクル》を起動できれば《ライトロード・ドミニオン・キュリオス》に繋がるため、《オルフェゴール・ディヴェル》にアクセスして【オルフェゴール】の展開に移行できる点になります。

また【オルフェゴール】側からは《オルフェゴール・ガラテアi》から《星遺物-『星杯』》をサーチすることで《K9-66a号ヨクル》の相方を提供できるため、意外にもギミック同士の繋がりを持っています。

展開が通れば【オルフェゴール】と【K9】の妨害を合わせた盤面になるため非常に強固な布陣となります。

【オルフェゴール】は外部ギミックとのくっつきが良く、相性が良いカードが登場する度に構築を変えられる自由度の高い点が魅力的ですね。

2位 3人目の【VSK9】になります。

《”Case of K9”》や《金満で謙虚な壺》といった初動に繋がるカードは採用されておらず、代わりに汎用札をメインに多く取っている点が特徴的でしょうか。

サイドには《滅亡龍ヴェイドス》が採用されており、ミラーマッチやフィールド魔法を使うデッキに対して逆転の一手になる可能性を秘めた1枚です。

🏆優勝🏆【ヤミー】【VSK9】【ヤミー】

優勝は【ヤミー】【VSK9】【ヤミー】となりました。

冒頭でも触れた通り、今回僕を含めた関西プレイヤーのチームで参加し、予選から決勝までチーム無敗の8-0優勝することが出来たので構築する際に考えたことをざっくり解説します!✨

それではレシピを見ていきましょう。

優勝 1人目は僕が使用した【ヤミー】になります。

個人戦績は6-1-1と上出来でした✨

【ヤミー】において主流となっていた「《三戦の号》+通常罠」のセットは採用せず、【VSK9】を含めた広い対面に有効な無効系の《無限泡影》や《マルチャミー・プルリア》といったドロー系のメイン採用を重視しています。

理由としては2つあり、

1つ目は《三戦の号》の採用によって「セットする通常罠の採用が強要されてしまう」点になります。

先攻時に《三戦の号》でセットする罠としては主に《紅蓮の指名者》《蚩う黒山羊》《魔砲戦機ダルマ・カルマ》の3種から選択することになりますが、

これらはどれも特定の状況・対面によって強さがブレるため強く使えるかは相手次第な印象です。

《三戦の号》をメインに採用する以上はセットする用のカードが無いと先攻でのバリューがかなり低いため、採用する限りはこれらに枠を取られてしまうのがネックで「構築が固定化されてしまい自由度が下がるわりに引いても貢献しない場合がある」といった理由から採用しないことにしました。

2つ目の理由は後攻でも捲りに貢献しにくいと考えているからです。

後攻の《三戦の号》のサーチ先としては《魔獣の懐柔》《三戦の才》《閃刀起動-エンゲージ》の3種が挙げられます。

対【ヤミー】のプレイとして、《魔獣の懐柔》の後打ちを意識されやすくなっており

《三戦の号》の採用が標準化していることからも《魔獣の懐柔》は発動条件を満たさないように妨害を当てられることが増えているため有効になりにくい場面があります。

《三戦の才》はミラーマッチにおいてはコントロール奪取が妨害の相殺と展開の補助として貢献しますが、前提として展開を通すと《虹光の宣告者》で止められてしまいますし盤面が広がっていると物量で捲りきれない可能性もあるでしょう。

また、ミラーマッチ以外だと【VSK9】にはコントロール奪取しても妨害を減らしにくくドローから手数を引き込むには不安定です。

このように現在は効力が安定しない場面もあるため《三戦の号》の採用を見送ることにしました。

エクストラには《THE・スターハム》を採用しました。

以前は《燐廻の三弦猫》を採用し、「《原始生命態ニビル》の上から《虹光の宣告者》+αを着地させる展開」を行っていましたが、《THE・スターハム》でもほぼ同様の役割が可能です。

基本的に《武力の軍奏》から展開して《虹光の宣告者》の着地を匂わせたタイミングで《原始生命態ニビル》を打たせた後に《ロリポー★ヤミーウェイ》をシンクロして《THE・スターハム》に繋げて《虹光の宣告者》を着地させます。

この時《THE・スターハム》で《クッキィ☆ヤミー》を特殊召喚すると相手の場の《原始生命態ニビル》を処理できるのが強力です。

手札を消費するため基本展開で積極的に使う場面は少ないですが、採用するだけで稀に遭遇する《浮幽さくら》への耐性も上がるため個人的には採用しておきたい1枚です。

サイドプランとしては【VSK9】に有効な《ドロール&ロックバード》、【M∀LICE】に有効な《アーティファクト・ロンギヌス》、ミラーマッチで有効な《共界神淵体》をそれぞれ採用し、メインに採用した無効系やドロー系と合わせて攻略していくプランです。

それぞれのメタカードは先後どちらでも使えることを意識し、先攻専用のカードは《神の宣告》のみとしています。

綺麗に纏まって自信のある構築なので良ければ参考にしてください✨

優勝 2人目の【VSK9】になります。

注目すべきはそれぞれ3枚採用されることが多い《VS蛟龍》《VSヘヴィ・ボーガー》の枚数を絞っている点でしょう。

これらは初動ではなく貫通札とも少し違うため特殊なカード達ですが、デッキを回すにはフルで使用しないため枚数を削っても問題なく、他のカードに枠を回しています。

空いた枠には【VS】において重要な炎属性であり、手札を整えることができる《R-ACEインパルス》《R-ACEファイアアタッカー》のセットが採用されています。

他に特徴的なのは《スモール・ワールド》の採用でしょう。

属性一致の種族・ステータス違いが多いデッキであるため、初動の《VSラゼン》を初めとしたデッキのほとんどのカードに繋がりますが、

代わりに手札のモンスターを減らしてしまうため手札に3属性のカードを集めることがゴールになる性質上、使いにくい場面もある魔法カードであることも相まって個人的にはあまり【VSK9】にマッチしたカードでは無いと考えますが、

手札を消費してでも《VSラゼン》に繋がればマイナスを取り返せると考えると悪くないかもしれません。

優勝 3人目の【ヤミー】になります。

初動としては《ピリレイスの地図》が採用されており、《カプシー☆ヤミー》スタートによる受けの良さを重視していますね。

メインには《無限泡影》に加えて《エフェクト・ヴェーラー》が採用されており《聖王の粉砕》を含めた無効系による停止を狙ったプランとなっています。

《御前試合》《群雄割拠》が採用されており、【VSK9】をメインから強く意識されています。

この2枚は先攻ではもちろんのこと、後攻でも捲りに貢献するのが強力で、他の入賞レシピにも採用が見られるため今期のトレンドになります。

入賞レシピの解説は以上になります。

今回のまとめ

今回は6/8(日)に岡山で開催された『第31回 アマガサCS 3人チーム戦』の大会結果と環境考察の記事でした。

僕自身が関西から遠征して参加して優勝出来たのはとても嬉しく、楽しい日帰り旅行になりました。

今期終盤の『日本選手権』に向けて残り僅かですが、良い結果を出せるように精進していきたいですね。

それでは👋

今後もガチまとめではホットな話題を取り上げていきますので、ぜひ 公式X(旧Twitter) のフォローをよろしくお願いします!


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