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こんにちは、たけっしーです。
今回は7/5(土)に僕が大阪で開催した『第8回 Mogi杯 個人戦』の大会結果と環境考察の記事になります!
関西では7月制限1発目の大会となるので、どのような環境になっているかに注目です👀
まずは予選デッキ分布から見ていきましょう👇
予選デッキ分布

VSK9⋯8
ヤミー⋯8
ドラゴンテイル⋯3
M∀LICE⋯2
御巫⋯2
以下分布1
月光
天盃龍
メメント
Evil☆Twin
K9水晶機巧
海皇水精鱗
HERO
帝王
以上、31名参加
トップシェアは【VSK9】【ヤミー】となりました。
前期からトップの2デッキですが、制限改訂の影響は無いに等しいため今期も環境の中心となることが予想されます。
【VSK9】は7月制限で《No.67パラダイスマッシャー》が禁止になったことでドロー系の重ね打ちに対してゴリ押すことが多少難しくはなったものの、元々妥協点が多くメインギミックに対する規制は無いことから依然強力なデッキです。
次点で【ドラゴンテイル】【M∀LICE】【御巫】が続きます。
【M∀LICE】は制限改訂でメインギミックに対する影響は無いものの、妨害とケアの軸になっていた《召命の神弓-アポロウーサ》が禁止になったため、《原始生命態ニビル》のケア方法等前期とは戦い方を変える必要があり使用者は減少傾向です。
6/28に発売した新弾『TACTICAL-TRY PACK』からは【御巫】【HERO】の使用者が見られました。
新規カードによる強化でどちらもデッキパワーが上がっており、今後も競技シーンで活躍が見込まれるでしょう。
決勝トーナメントデッキ分布

VSK9⋯3
ヤミー⋯2
ドラゴンテイル
メメント
以上、7名
予選全勝は【VSK9】となりました。
決勝トーナメントには3名勝ち残ってきていることからも今期も変わらず環境トップであることがわかります。
続いて【ヤミー】【ドラゴンテイル】【メメント】が勝ち残っています。
【ドラゴンテイル】は分布が多い【ヤミー】に対して比較的有利に立ち回りやすい点が勝ち残る理由になるでしょう。
【メメント】は現状の流行が無効系よりもドロー系の手札誘発に寄っており、ドロー系に対しては受け流しやすいことが追い風となっていますね。
それでは入賞レシピを見ていきます👇
🥉ベスト4🥉【ドラゴンテイル】

ベスト4は【ドラゴンテイル】となりました。
【ドラゴンテイル】単体で作れる盤面は環境の他のデッキに比べると少し見劣りしますが、サブギミックとして【マギストス】を投入することでデッキパワーを補強しています。
特徴的なのは《ライトドラゴン@イグニスター》の採用です。
主に現環境で一定の使用者がいる【月光】の《月光舞獅子神姫》に対するギミック内の解答として、《ライトドラゴン@イグニスター》で破壊耐性を付与しつつ《法典の守護者アイワス》を自分のモンスターに装備することで打点で突破するために採用されていると思われます。
フルで展開されてしまうと基本通せない上に【マギストス】ギミックを引き込むことが前提ではありますが、展開を妨害した後に妥協で1体だけ着地を許した《月光舞獅子神姫》の解答をギミック内に用意しておくのは現環境では重要かもしれません。
🥉ベスト4🥉【VSK9】

ベスト4は【VSK9】となりました。
特徴的なのは「VS」ネームを必要最低限に抑えて自由枠を多めに作っているところでしょう。
初動である《VSDr.マッドラヴ》の3枚目や《金満で謙虚な壺》を削っている点からも非ギミックの枠を確保することを重視していることがわかります。
空いた枠には《R-ACEインパルス》《R-ACEファイア・アタッカー》のセット、《幻創龍ファンタズメイ》といった手札の質を高める手札誘発を投入されており、メイン戦の後攻を意識した構成ですね。
🥈2位🥈【VSK9】

2位は【VSK9】となりました。
メインデッキは《VSヘヴィ・ボーガー》を最低限の1枚に留め、《マルチャミー・フワロス》を投入してますね、
特徴的なのは《VS螺旋流辻風》の採用です。
《VSDr.マッドラヴ》のサーチすることが出来、妨害や捲り札として先攻・後攻共に貢献する優秀なカードです。
他にも《K9-EX強制解除》を採用していない点から【K9】ギミックをあまり重視していないことが伺えます。
それに伴って《K9-EX”Warewolf”》を採用せず、エクストラはリンクモンスターを多めに採用されていますね。
🏆優勝🏆【VSK9】

優勝は【VSK9】となりました。
予選から全勝しており、そのまま8-0で優勝する結果となっています。
注目すべきは《N・As・H Knight》で素材にするカードとして《No.101 S・H・Ark Knight》《CNo.101 S・H・Dark Knight》の2枚を選択しているところでしょう。
後者は《CX-N・As・Ch Knight》の変身先として標準搭載となっていますが、
2枚目の「No.101」〜「No.107」カードとして《No.101 S・H・Ark Knight》が採用される理由は、《CNo.101 S・H・Dark Knight》のライフ回復効果を使用するためでしょう。
サイドに採用されている《冥王結界波》をエキストラターンで発動してしまうと《VSヘヴィ・ボーガー》でバーンダメージを与えることが出来なくなりますが、その際は《CNo.101 S・H・Dark Knight》で自爆特攻でライフを2800回復することでライフ差をつけて勝ち筋を増やすことができます。
【VSK9】のエキストラターンを見据えた戦い方に合わせた選択と工夫が見られますね。
入賞レシピの解説は以上となります。
今週の環境
新制限1週目は【VSK9】が上位を独占する結果となりました。
制限改訂の影響をほぼ受けておらず、前期同様デッキパワーの高さを示していますね。



【ヤミー】は【VSK9】と並ぶシェア数ですが、関西の個人戦では勝ち上がってくる数は少なく、多くの使用者が予選で敗退する印象を受けます。
【ドラゴンテイル】は環境トップの【VSK9】に対して不利な性質を持つことから向かい風ではあるものの、トップシェアの一角である【ヤミー】に対しては比較的有利な点やドロー系や《原始生命態ニビル》を用いて弱体化した盤面に対して融合の1アクションから捲りを通しにいきやすい点は強みになるため今期も一定の活躍が見られるでしょう。
【M∀LICE】は制限改訂の影響から使用者が他のデッキに乗り換えたこともあり減少傾向ですが、一部のプレイヤーはそのまま続投も見られるため今後も活躍は見られるでしょう。
今期も【VSK9】を中心の環境となると思われます。
今回のまとめ
今回は7/5(土)に僕が開催した『第8回 Mogi杯 個人戦』の大会結果と環境考察の記事でした!
前期とほとんど環境は変わっていないものの、直近で新弾が発売されたこともありデッキ分布は多様化が見られた週だったように思います。
新環境は始まったばかりなので、ここからどのように環境が変化していくかに注目ですね✨
最後に告知になりますが、8/23(土)に『第9回 Mogi杯 3人チーム戦』を開催します。
今回定員32チーム(96名)となりますので、是非お誘い合わせの上ご参加ください!
それでは👋
今後もガチまとめではホットな話題を取り上げていきますので、ぜひ 公式X(旧Twitter) のフォローをよろしくお願いします!