【デュエマ初心者向け解説】五文明の特徴(カラーパイ)について

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【デュエマ初心者向け解説】五文明の特徴(カラーパイ)について

この記事は、デュエマことデュエル・マスターズに新しく触れた人に向けて、デュエルマスターズの最も重要なポイントである「文明」の特徴を紹介する記事です。

気になるカードの文明の戦略を知って、デッキの方針作りに役立てたい!

文明ごとの戦い方を勉強して、やりたいことができる文明を探したい!

……なんていう声を受けて、この記事ではデュエマの基本中の基本である「文明」についてわかりやすく解説していきます。

それぞれの特徴を持つ人気クリーチャーについても画像で軽く解説しておりますので、気になったらクリックして調べてみてくださいね!

より多くの方がデュエマを楽しむための道標となれば幸いです!

目次

まず、文明って何?

「文明」とは、デュエル・マスターズにおけるカードの属性のようなものです。

文明には光・水・闇・火・自然の5種類が存在し、ほとんどのカードはこのうちのどれか、あるいは複数にまたがって属しています。

それぞれの文明には得意とする戦略・苦手とする戦略などの傾向が存在し、(マナ等のゲーム的なシステム等も相まって)デッキ構築やゲームプレイにおいても非常に大きなファクターになってくるのです。

また、こうした「各文明ごとに何ができて何が苦手か」という概念を、専門用語で「カラーパイ」と呼んだりします。このカラーパイこそが、それぞれの文明ならではの特徴を生んで奥深いゲーム性を作り出してくれるわけですね。

このカラーパイを理解できると、文明の戦略やカードそのものの役割についてもグッと理解しやすくなりますよ!

ここからは、それぞれの文明の具体的な特徴の説明と、文明ごとの代表的なカードの紹介に移ります。

ただし、重要なのは「これらの特徴はあくまでも傾向であり、例外となるカードもある」ということ!

その点をある程度念頭に置いたうえで記事を読んでいただけると幸いです。

光文明の特徴

得意:ブロッカーや妨害効果で防御が硬い!

光文明最大の特徴は、その防御の硬さ。

相手の攻撃を受け止める「ブロッカー」の扱いについては間違いなく5文明トップクラスで、序盤から終盤まで守ることにかけては右に出る者がいません。

さらに直接的な防御だけにとどまらず、ルールに干渉して相手の動きを妨害できるようなクリーチャーも多数存在し、盤石な戦い方が可能です。いわば戦略単位で防御ができるということですね。

ついでに言うと、防御力の高さは戦略だけでなくクリーチャー単位でも発揮されます。具体的には「バトルゾーンを離れない」等の耐性効果を持っているものが多かったり、全体的にパワーが高くてバトルに強かったりと堅牢なもの揃いだったりしますね。

どっしり構えて戦いたい方には特におすすめの文明です。

デュエマの光文明の象徴、アルカディアス。どれも光ならぬものの封殺と堅い守りを得意としており、光文明の理想と平和を実現します。

得意:シールド操作の専門家!

光文明が特に得意とするのが、プレイヤーの身を守るシールドの操作。

単純に数を増やして身を守るのはもちろんのこと「相手のクリーチャーをシールド化して除去する」「手札から狙ったシールドを仕込む」「シールドを自分から回収してS・トリガーを踏み倒す」「シールドのカードにS・トリガーを与える」など、シールド絡みならどんなトリッキーなムーブもやってのけます。

また、シールドと引き換えに破壊を免れる強力な効果「エスケープ」は(ほぼ)光文明の専売特許だったりします。一見リスキーに見えますが、上手く使うと身を守りながら手札を増やす逆転の一手になることもしばしばです。

光文明にとって、シールドは盾であると同時に武器であるとも言えるでしょう。

正義の人造龍、サッヴァーク。多数のサポートカードで作った「表向きのシールド」を自在に操り、攻防に活かして敵に裁きを下します。

得意:タップとアンタップを操る!

光文明で忘れてはならないのが、クリーチャーのタップとアンタップ。

デュエマというゲームにおいて、タップ状態はいわば無防備な状態。それを操る強さは言うまでもありません。

例えば相手クリーチャーをタップすれば攻撃対象にしてバトルで破壊することもできますし、それがブロッカーであればその効果を無力化して攻め込めたりします。

また、上手く相手ターンにタップさせればそのターンの攻撃を止めることも可能ですし、カードによっては「次のターンにアンタップしない」特殊なタップ効果を用いて、相手の動きを長期間止めることもできたりします。

逆に、こちらのクリーチャーのアンタップを行えば相手クリーチャーの攻撃先を失わせたり、再度ブロックに参加させることも可能。上手くこちらの攻撃中にアンタップさせることに成功すれば、連続攻撃だって可能です。

タップとアンタップを駆使して、自在に戦況を操りましょう!

現在のストーリーの光文明の主役、ドラン・ゴルギーニ。相手の動きを止めながら、仲間が揃うとそれらを守るフィニッシャーとして動き出します。

得意:小型クリーチャーが質・量ともに優秀!

最後に重要なのが、小型クリーチャーの強力さ。

前述のように、光文明には優秀な妨害効果持ちや、全体的にパワーが一回り高いクリーチャーが揃っています。

それだけにとどまらず、「小型クリーチャーを展開する効果」や「小型クリーチャーをサポートする効果」も豊富なため、上手く運用すれば瞬く間に大量のクリーチャーを並べることも可能です。上手くデッキを構築すれば、時には数の力による速攻戦術すら狙えてしまいます!

大量展開で相手を圧倒したいなら、光文明に頼ってみるのは一つの手ですね。

小型展開デッキの要、「正義星帝」<鬼羅.Star>。次々と仲間を呼び出したうえでそれを強化し、正義の圧倒的布陣を作り出します。

苦手:手札やマナなどのリソース管理がやや苦手

逆にやや苦手とするのが、手札・マナ・墓地などのリソース管理。

全くできないというわけではないのですが、それぞれのゾーンを触ることを専門とする他の文明と比べると質・量ともにどうしても劣ってしまいます。

上手く運用しないと、いつの間にか手札やマナが枯渇して動きが止まってしまう……というようなこともしばしばですので、デッキ構築の段階である程度気を付けておきましょう。

苦手:攻撃や相手に干渉するのがやや苦手

光文明の守りの強さについては再三語ってきましたが、逆に攻撃的なムーブは(一部の例外を除いて)そこまで得意ではありません。

また、直接的に相手のカードを除去する手段がシールド化しかないので、相手のクリーチャーに対処しきれずジリ貧になることもあったりします。

苦手だからこそ、戦略単位で「どうやって勝ち切るか」を事前に考えておくと捗りますよ。

水文明の特徴

得意:手札を質・量ともに高められる!

水文明の特徴と言えば、何といってもドロー(カードを引くこと)がたくさんできること!

カードをたくさん引けるということはそのぶん切札に辿り着きやすくなるということですし、手札の枚数が増えれば戦略の自由度や選択肢の数もどんどん高まっていきます。その重要性については、「ノードロー・ノーデュエマ」という格言(?)もあるほどです。

また、「カードを引いてから捨てる」ことで手札の量ではなく質を高めたり、引いてくる先である山札の順番を操作したりといったパターンも豊富。時には山札を直接見て特定のカードを手札に引っ張ってくることすら可能です。

とにかく手札が欲しいなら、水文明に頼りましょう!

敵でありながら侵略先の水文明と心を通わせた人気キャラ、フミビロム。使ったそばから大量の手札を確保し、それを味方の力に変えます。

得意:相手を翻弄する小技の数々!

水文明の特徴として、相手のやりたいことを最低限の効果で挫くような小技の多さも挙げられます。

例えば、相手のカードを手札や山札の上に戻すことで一時的に無力化する「バウンス(通称)」や、相手クリーチャーを一時的に攻撃もブロックもできなくさせる「留置効果(開発部内通称)」は攻防に役立ちますし、直接的な除去よりもコスト査定が軽いので小回りが利きます。

また、「ブロッカー」の扱いについては光文明に次いで得意で防御も得意だったりします。さらに「ブロックされない」効果で相手の防御をかいくぐるのも水文明の得意技なので、「バウンスや留置、ブロッカーで守りを固めながらこちらだけチクチク攻める」ようなムーブすら可能です。

最小限のコストで最大限の利益を得る、賢い戦い方がしたいなら水文明です!

宇宙からの侵略者、アダムスキー。突然味方に成り代わってブロック不能で攻め込み、シールドではなく山札を攻める技巧派フィニッシャーです。

得意:呪文の扱いもとっても得意!

全体的に絡め手が得意な水文明ですが、その傾向通りに呪文の利用も得意。

直接的なコスト軽減や踏み倒しで呪文を速くたくさん唱えられるのはもちろん、呪文を回収したり、呪文を唱えた時におまけ効果を与えたりといったサポートも完備。

時には「相手のデッキに入っている呪文を唱える」というような横取り効果まで存在します

また、強力な呪文を操れるということはそれだけコンボの可能性が広がるのも事実。事実、特定の呪文を無限に使いまくるようなループコンボの影にもたいてい水文明のカードが隠れています。

状況に応じた呪文を自在に操り、相手を翻弄しましょう!

現在の水文明の首魁、Drache der’Zen。軽量ながら、仲間がいると自在に呪文とタマシードを使いこなすフィニッシャーに化ける俳句の達人です。

得意:無敵の防御、ジャストダイバー!

最近の水文明のカードで避けて通れないのが、(比較的)新たな水文明専用能力の「ジャストダイバー」。

この能力を持つクリーチャーは、出てから次の自分のターンのはじめまで、「相手に選ばれず、攻撃されない」という半ば無敵の状態になることが可能です!

(全体除去などに巻き込まれない限り)ほぼ確実に1ターン生き残れるので、「切札を出したらすぐ除去されてしょんぼり」なんていう悲しい事態も防げます。

相手の除去を潜り抜け、こちらの動きをきっちり通していきましょう!

現代デュエマを代表するパワーカード、5000VT。高速登場して相手の小型を次のターンに渡って封殺しつつ、自身はジャストダイバーでで生き残ります。

苦手:直接的な戦闘は苦手

絡め手に長ける水文明ですが、その分直接的な戦闘はやや苦手。他の文明のクリーチャーよりパワーが低く設定されていることが多いのに加え、出したターンにすぐ攻撃する手段がほぼありません。

雑に攻撃して勝つパターンが狙いにくいので、事前に「勝ち手段」をしっかり用意しておきましょう!

苦手:根本的な除去があまりない

水文明の基本的な防御・除去手段である「バウンス」や「留置効果」はあくまでも時間稼ぎにすぎないため、いずれはまた対処しなければならなくなります。

他の文明と違って根本的な除去があまりないので、稼いだ時間を上手く使えないとジリ貧になることは珍しくありません。

闇文明の特徴

得意:とにかく除去が得意!

闇文明の特徴と言えば、何といっても破壊!相手のクリーチャーを直接除去することにかけては、堂々のナンバーワンです。

単体除去から全体除去まで何でもござれのラインナップに加え、その手段も「直接破壊」「パワーを減らして破壊」「封印と呼ばれる特殊な状態にして除去」などなど多種多様。

バトルに負けても相手を破壊できる闇文明専用能力の「スレイヤー」などもあり、あらゆる角度から相手を除去していけます。

破壊の魅力を味わいたいなら、ぜひ闇文明を使いましょう!

闇文明の象徴、バロム。デュエマ黎明期から闇ならぬものをすべて破壊し続けるその力で、現在のストーリーでも暗躍中?

得意:相手の手札も破壊できる!

闇文明が破壊できるのは相手クリーチャーだけではありません。戦略のカギとなる手札だってガンガン破壊できます。厳密に言うと破壊ではなく「捨てさせる」なんですが、慣用表現として「手札破壊」や「ハンデス(Hand Destruction)」と言ったりもします。

カードの使用やマナチャージ等の起点となる手札を捨てさせれば、それだけで相手の戦略はじわじわ傾いていくこと間違いなし。相手が今使いたいカードや切札を捨てさせることができれば、より直接的に戦況を変えていくことができるでしょう。

さらに「相手の手札を見てこちらが選んで捨てさせる」「相手の手札を複数枚(あるいはすべて)破壊する」ようなものも存在し、相手の手札を読んでそれらを上手くヒットさせればそれだけでゲームセット級の威力を見せてくれることでしょう!

相手のクリーチャーだけでなく「戦略そのもの」を破壊できるのは、闇文明の大きな魅力ですね!

永遠のハンデスヒロイン、ジェニー。かわいい顔して狙った手札を奪い去り、他のデスパペットと組んで相手の戦略をズタボロにします

得意:肥やしから利用まで、墓地の専門家!

破壊が得意な闇文明ですが、その後の墓地の扱いについても間違いなく最強。闇文明にとっては、「墓地は第二の手札」と言っても過言ではありません。

破壊された墓地のクリーチャーを回収したり蘇生したりすることで、こちらのクリーチャーが破壊されてもどこ吹く風で粘り強い戦いが狙えます。強力なカードを事前に墓地に落としておき、高速で蘇生して攻めかかるようなパターンだって可能です!

さらに、山札や手札から直接カードを墓地へ送ることで墓地の枚数を確保することも可能。墓地の枚数が多いほど強化されるようなカードも多数存在するため、時には手札やバトルゾーンそっちのけで墓地を肥やすことが勝利につながることもあったりします。

死すらも味方につけて、絶え間ない展開を狙いましょう!

現在のストーリーの主人公にしてラスボス、ジャシン。墓地から配下である「アビス」たちを呼び寄せ猛攻を仕掛ける、デッキの司令塔です。

得意:勝利のためなら身を捨てることも厭わない!

闇文明の隠れた特徴となるのが、「自分のカードを犠牲に強力な効果を得る」カードが多数存在すること。普通に使うと自殺行為になることから、「スーサイド効果」という通称があります。

通常の効果に加えて「自分のクリーチャーを破壊する」「自分のシールドを減らす」などのデメリット効果がついているものも多数ありますが、その分コストが軽かったり効果が強力だったりする傾向にあります。

さらに「破壊された時に効果があるカード」や「自分のシールドが減っていると強化されるカード」などなどこれらのデメリットを逆用できるカードも多数存在し、上手く使えば「メリット効果にメリット効果がついてくる」ような状況にすることも可能です。

中には「こんなの使ったらすぐ負けるのでは?」と思うような巨大なデメリット効果を持つカードも存在しますが、それすらも上手く使えばさらに大きな利益や勝利そのものに変換できることもしばしば。

勝利のためならあらゆる手を使うのが、闇文明の勝ち方です!

スーサイド戦略の頂点、ブライゼナーガ。出るとシールドすべてを失いますが、大量手札補充やS・トリガー発動の大チャンスでもあります。

苦手:直接戦闘はやや苦手

破壊が得意な分、(水文明ほどではありませんが)闇文明も全体的にパワーが低めに作られており直接的戦闘は苦手な傾向にあります。

とはいえこれはパワー低下やスレイヤーで補える範囲ですし、パワーでどうしようもない相手は効果で対処する……と割り切るのも手ですね。

苦手:墓地対策がぶっ刺さる

これは直接的な弱点ではないのですが、能動的な戦略の多くが墓地に関係している……という都合上、「墓地のカードを山札に戻す」ような墓地対策カードを使われると辛くなることがしばしばあります。

対策されて辛くないデッキなんて存在しないのも事実ですが、何かのついでに戦略を破壊されないように一応頭に入れておきましょう。

火文明の特徴

得意:とにかくスピーディーな攻撃が得意!

火文明の特徴と言えば、何といってもその攻撃性!いわゆる「速攻」としての動きをもっとも確実に実現できるのが、火文明です。

召喚酔いせずに攻撃できる火文明専用能力「スピードアタッカー」の存在から奇襲性も抜群で、デッキによっては相手が動き出す前に猛攻を仕掛けて勝利することも夢ではありません。

また、連続攻撃が可能だったり攻撃中に飛び出たりと、トリッキーな攻めのパターンも無数に存在するのも面白いところ。

とにかくガンガン攻めていきたいなら、まずは火文明に当たりましょう!

速攻デッキの永遠のアニキ、ブランド。味方の力で高速登場しつつ攻め込み、さらにその味方を加速しつつ連撃可能にする攻めの切札です。

得意:パワフルな切札も多数存在!

序盤から殴りまくるのみが火文明の攻撃性にあらず!火文明は(背景ストーリーの主役になりがちな関係で)ドラゴンをはじめとする主役級切札も多数擁しており、そのパワーで一気に攻めかかってゲームを終わらせることも可能です。

追加ターンを取って相手にターンを返さずに勝つもの、1ターン中に無限の連続攻撃を叩き込むもの、信じられないほどの超大量展開で押しつぶすもの、一瞬にしてすべてのシールドを焼き尽くすもの……などなど、あらゆる角度から勝利を確約してくれるもの揃い。

もちろんそれぞれに辿り着くまでの道中はカードによって異なりますが、出すところまで漕ぎつければどれも強力ですよ。

「自分だけの切札」に全てを賭けたいならば、まずは火文明のカードを当たってみるのがいいでしょう。

巨大フィニッシャーの代表、鬼丸「覇」。山札の上のコストを比べて勝つともう一度ターンを行える、まさに勝利の化身です。

得意:火力やバトルによる破壊で防御を突破!

火文明は攻撃が得意ということは、攻撃を邪魔する相手のカードを除去するのも得意ということ!

特に「○コスト以下」「パワー○以下」といった条件付きの除去(通称「火力」)は粒揃いで、よほど大型の相手でない限りどんどん破壊していけます。ものによっては全体に効果を及ぼしたり、コストやパワーの合計を見たりと小回りの利くものもたくさんありますね。

また、攻撃を介せずに強制的にバトルを行うことで相手を破壊したり、ブロッカーのみを破壊したりと除去そのもののバリエーションも豊富です。特に強制バトルについては最近どんどん数が充実しているのに加え、「バトルに勝った時の効果」等もどんどん使って行けるのが強力です。

立ちはだかる敵はガンガン破壊して、攻防に役立てましょう!

最速の侵略者、レッドゾーン。超高速で駆け抜けつつ、通常の火力と逆に「強いものを破壊する」力で全てをブチ抜く人気カードです。

得意:今引きやランダムに賭けられる!

一か八かのスリルを追い求めるのも、火文明の特徴。

「山札の上をめくってそこからクリーチャーを出す」といった、ギャンブル的効果も多数存在します。時にはそういった踏み倒し持ちが連鎖して、一気に大逆転……なんてことも珍しくありません。

また、不要な手札を捨てて代わりに新たなカードを引くような行為も得意。新たなドローで切札に一刻も早く辿り着く……といったパターンも狙えます。

山札というまだ見ぬ未来を追い求めながら戦えるのも火文明です!

火文明の象徴にして首魁、ボルシャック。山札の上から仲間を呼びつつ、仲間が揃うと無限の攻撃を可能にする頼れるリーダーです。

苦手:防御はからっきし

攻撃性が売りの火文明ですが、反面防御は苦手。「ブロッカー」持ちも一切存在しません。

また、除去の多くを火力やバトルに頼る都合上、それらが通らない大型に攻められるとどうにも分が悪いです。相手の攻めを妨害するような効果もそこまで多くありません。

初めから守りを捨てて全力で攻めるか、仮想敵を定めて防御をやりくりするか……といった選択は、デッキ構築時点で考えておく必要があると言えるでしょう。

苦手:長期戦も苦手

また、リソースの確保についても苦手な方。

水文明のように手札枚数を直接的に増やしたり、自然文明のようにマナを大量に伸ばしたり……といったムーブがあまりありません。

上手く動かないとすぐに息切れしてしまうので、見た目の攻めっ気と裏腹に意外なほどの取捨選択が要求されます。

自然文明の特徴

得意:マナにかけては並ぶもの無し!

自然文明最大の特徴と言えば、なんといってもマナゾーンの扱いが得意なこと!

特にマナを増やすことにかけては間違いなく単独トップであり、「2ターン目にマナを伸ばす」「複数枚一気にマナを伸ばす」などについては今なお自然文明の専売特許です。実質的に、高速でマナを伸ばすならば自然文明の力を借りるしかないとすら言えるでしょう。

また、「相手クリーチャーをマナゾーンに送る除去」「一度マナゾーンに置いたカードの回収」「マナゾーンからの召喚や踏み倒し」「好きな文明のマナを出す」などなど、マナゾーンが絡めばどんなテクニカルなムーブも可能です!

デュエマの基本中の基本たるマナを自在に操りたいなら、やはり自然文明ですね!

現代デュエマ最高峰のマナ加速、ヨビニオン・マルル。他の小型マナ加速持ちを呼びつつ自身もマナ加速できる、一石二鳥の一枚です。

得意:シンプルにパワーがデカい!

自然文明のもう一つの特徴が、クリーチャーのパワー(ひいては、ブレイク数)が高いこと。

特に中型以上のパワーは五文明中間違いなくトップであり、平然と10000を超えてきます。なんなら、「ほぼ全クリーチャーがパワー12000以上」という、他の文明では考えられないような自然文明デッキもあったりしますね。

パワーが高いということは当然バトルにも強く、火力やパワー低下にもそうそう打ち負けないということですし、W・ブレイカーやT・ブレイカー(それ以上も!)の比率も高いということ。また、パワーが高いことそのものをサポートするカードも多数存在しますね。

パワフルな戦いぶりで圧倒したい人におすすめです!

現在の自然文明のキャプテン、ゴルファンタジスタ。超巨大なサイズと相手の攻めを止める威圧力でゲームを終わらせる、剛流振の使い手です。

得意:マッハファイターで奇襲的制圧!

自然文明を語る上で避けては通れないのが、自然文明専用能力の「マッハファイター」。

これを持っているクリーチャーは、バトルゾーンに出たターンに限りあらゆる相手クリーチャーに攻撃が可能です!アンタップしていてもお構いなしで攻め込んで除去できるのが嬉しいですね。

前述の通り自然文明は高パワー揃いなので、除去としての信頼性も抜群。攻撃時効果やバトル時効果をすぐさま使えたりもするなど、見た目以上にテクニカルな運用も可能ですよ。

ガイアハザードの一角、オウ禍武斗。マッハファイターで敵どころか盾までぶち抜く力と、強制的に相手に総力戦を挑む必殺技を併せ持ちます。

得意:デカブツはルールをも変える!

これは自然文明だけではないのですが、自然文明の超大型カードには「相手の効果を直接的に無効化する」タイプのカードが多数存在します。

特に強力なのが、「バトルゾーンに出た時」系効果を無効化するもの。もし高速展開から繰り出せれば、そのまま相手を完封してしまうことも珍しくありません。

前述の通り自然文明はマナ加速に長けた種族ですので、「とにかくマナを貯めて超大型の切札を出す」だけでも十分戦略が立ってしまうということ!

ルールすら歪める超巨大クリーチャーたちを、大暴れさせてやりましょう!

巨大さの象徴、ワルド・ブラッキオ。そのサイズはもとより、その威圧感で相手のクリーチャーの効果を完封する古代の王者です。

苦手:防御は不得手

火文明と同じく、「ブロッカー」を持つクリーチャーがいないことから防御は苦手。

マッハファイターやマナ送り除去があるのであちらほどではありませんが、それでも序盤から攻められると結構苦労しがちです。

こちらも構築段階でしっかり考えておく必要があると言えるでしょう。

苦手:マナだけでは勝てない

マナを増やすことにかけては最強である自然文明ですが、マナがいくらあってもそれを消費する手段がないと意味がありません。

「マナを伸ばすカードばかり引いて、切札が手札に来ずに負ける……」というのはよくあることですね。

こういうデッキ内のバランスをうまく取り、最適な配分を考えることが重要になってきます。

おまけ:ゼロ文明について

デュエマにはごく少数ながら、「文明を持たないカード」が存在します。デュエマではこういうカードを「ゼロ文明」と呼んだりしますね。

ゼロ文明の特徴としては、ちょっと強引に言えば「他の文明の特徴に当てはまらない」あたりでしょうか。

なんだか説明になってない気もしますが、一応基本的には「ちょっとずつ何でもできるが、ゼロ文明にしかできないことはない」という感じです。

むしろ、併せ持つ種族や組む相手などの要素によってあらゆる可能性を持つのがゼロ文明と言えるでしょう。「ジョーカーズ」「ゼニス」「ゴッド・ノヴァ」など、ゼロ文明を軸にした種族は背景世界においても特別な存在とされたりもしますね。

少年の憧れから生まれたガンマン、ジョニー。想像から生みだされた種族「ジョーカーズ」を率いて、一発の銃弾に全てを賭けて戦います。

おわりに

文明の特徴(カラーパイ)、楽しんでいただけましたでしょうか?

ガチまとめでは他にも初心者向け記事を用意しておりますので、ぜひそちらもご覧いただければ幸いです!

実際のデッキの組み方についても記事がありますので、この記事で好きな文明や気になるカードができた方はチェックしてみてくださいね!

今回のまとめ

  • 文明を知れば、デュエマはもっと楽しくなる!
  • お気に入りの文明を見つけて、そこから戦略を立てよう!
  • 反響があれば、文明の組み合わせの記事についても執筆予定です

公式の「文明」についての紹介が全然ないことに、この記事を書き始めてから気付きました


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