このデッキはこんな人におすすめ! |
●安いけどしっかり強いデッキが欲しい! ●かっこいいドラゴンが大好き! ●デュエルマスターズ プレイスから【モルトNEXT】に興味を持った! ●喉からガガガSPの声が出る |
村民・第2著者・まんじゅうです。今回は縁あって、私が師と仰ぐ普通のイオンさんと共著にて格安研究の成果を発表することになりました。マジの論文みたい。
というわけで早速ですが、ここからはイオンさんに自我のバトンをパスします。さよなら人類。
お久しぶりです。普通のイオンです。
久しぶりすぎて覚えていない人も多いと思うので改めて自己紹介をすると、
モルトNEXTを使ったり、
変な当て字を追求したり、
体調を崩したりしています。半年くらい前に検査したら潰瘍性大腸炎だって言われてびっくりしたよね。みんなもちゃんとした病院で検査を受けよう。
今回は故あって(どーーーーしても《轟く邪道 レッドゾーン》が欲しかったが体調が悪くWordPressを触れなかった)友人である村民まんじゅうの身体を借り、共著にて記事を執筆することとなりました。みんなの身体を俺が借りるぞ!(逆のカミーユ)
さて、モルトNEXTのカキタレである私が急に出てきたということは、やることはひとつです。
組みましょう、モルトNEXTを。格安で。
※本記事内で取り扱っているデッキは執筆当時(2025/10/01)では5000円程度に収まっていますが、私に先物取引のセンスがありすぎるせいでダダ上がりしており、現在では格安の範囲で収まらなくなっております。大変申し訳ありませんが、Wikipediaに寄付する分のコーヒーを我慢してください。
目次
ということで:当企画のルール

改めまして『格安デュエマ研究所』は、ガチまとめライターが持ち回りで低予算デッキを構築・紹介していく企画です。
今回は……228回もやってたの。私がいない間に。みんながんばるねえ。
何を以って低予算とするかですが、当企画では「シングル価格の合計がクロニクルデッキの定価(=だいたい5000円)以内」という定義を設けるものとします。クロニクルデッキって響きがもう懐かしいな。書だよ今。
(シングル価格は、執筆(2025/10/1)時点のカーナベル通販価格において最も安いバージョンの状態A(最高品)として計算。美品でブロントさんのベヒーモス、びひんもす)
また、本企画の大テーマとして「安いデッキは高額デッキの代用ではない」があります。
本デッキも格安ながら芯を抑えたしっかりと戦えるデッキとなっているので、【モルトNEXT】愛好家の皆さんもお楽しみに。
コンセプト
これ読んでください。
……と言うのも乱暴なので簡単に説明すると、「ドラグナーとドラグハートを用いて相手のシールドを積極的に攻撃する、マナ加速型のビートダウンデッキ」です。
《超戦龍覇 モルトNEXT》は《闘将銀河城 ハートバーン/超戦覇龍 ガイNEXT》と組み合わせることでプレイして攻撃するだけで2点→3点→ダイレクトアタックと相手を確実に殴り倒せるパワーを持ち、単体でデッキのコンセプトたりうるカードです。
強力な分《超戦龍覇 モルトNEXT》はコストが7マナとやや重く、マナ武装により高速踏み倒しのズルも許されない上に、龍マナ武装の条件からデッキのほぼ全てを火文明のドラゴンで埋めなければいけません。
そのため、運用の際は《メンデルスゾーン》のようなドラゴン専用のマナ加速カードでコストの重さをカバーする必要があります。
マナを伸ばして、大型クリーチャーを出して、攻撃して、勝つ。
シンプルながらデュエマの醍醐味を存分に味わえるダイナミックな動きがこのデッキ最大の魅力です。
また、《超戦龍覇 モルトNEXT》を最大限に活かすためのこのデッキのサブコンセプトとして、「小型クリーチャーの除去」があります。
《超戦龍覇 モルトNEXT》はドラグハートを超次元ゾーンから踏み倒す都合で《とこしえの超人》など、様々な踏み倒し対策カードが刺さってしまう欠点があります。
そのため、このデッキは小型クリーチャーの除去カードを多く採用し、デッキの大半を重量級のドラゴンで埋めながらストレスのないドラグナー体験を味わえるように構築されています。
デッキレシピ


デッキレシピ下部の「デッキ価格をシミュレーション」ボタンから欲しいカードを選択して「在庫チェック」ボタンを押すと、直接!(任天堂)カーナベルでカードを買うことができるらしいよ。なんて時代だ。
価格は5215円(2025/10/1時点)でした。ちょっとはみ出てる?わがまま言うんじゃねえ!
様々なドラゴン関連カードの再録により高級デッキの代表である【モルトNEXT】が安く楽しめるのだから、いい時代になりましたね。ありがとうタカラトミーとカーナベルの企業努力。さようならメーテル。さようなら手塚治虫先生。
採用カード解説
コンセプトカード
《超戦龍覇 モルトNEXT》

【 クリーチャー 】
種族 ガイアール・コマンド・ドラゴン / ヒューマノイド爆 / ドラグナー / 文明 火 / パワー9000 / コスト7
■マナ武装5:このクリーチャーをバトルゾーンに出した時、自分のマナゾーンに火のカードが5枚以上あれば、火のコスト5以下のドラグハートを1枚、自分の超次元ゾーンからバトルゾーンに出す。(それがウエポンであれば、このクリーチャーに装備して出す)
■龍マナ武装5:各ターン、このクリーチャーがはじめて攻撃する時、自分のマナゾーンに火のドラゴンが5体以上あれば、攻撃の後、このクリーチャーをアンタップする。
■W・ブレイカー
95円
本デッキのコンセプトカードです。
ドラグハート呼び出し効果とアンタップ効果を合わせて1枚にちょっと信じられないくらいの打点が内包されている、デュエル・マスターズを代表するウルトラスーパーパワーカードです。
また、非常に攻撃的でありながら打点一辺倒のカードではないのもこのカードの魅力です。
好きなドラグハートを超次元ゾーンから出せるということは、ドラグハートの数だけ効果に分岐があることになります。
《爆銀王剣 バトガイ刃斗》によるリソース稼ぎや《熱血剣 グリージーホーン》のトリガーケアなど、1枚で様々な仕事を任せられるのが《超戦龍覇 モルトNEXT》最大の魅力です。
マナ加速カード
《メンデルスゾーン》

【 呪文 】
文明 火/自然 / コスト2
マナゾーンに置く時、このカードはタップして置く。
自分の山札の上から2枚をすべてのプレイヤーに見せる。その中からドラゴンをすべて、タップして自分のマナゾーンに置き、それ以外のカードを墓地に置く。
410円
ドラゴンの特権、2マナ2ブーストです。
後述する《炎龍覇 グレンアイラ/「助けて!モルト!!」》が5マナのため2→5のジャンプアップは非常に重要となります。
そうでなくとも3ターン目に5マナを達成してマナ加速ができれば4ターン目に7マナまで辿り着き《超戦龍覇 モルトNEXT》のプレイが可能になるため、【モルトNEXT】には欠かせないカードとなっています。
《ボルシャック・栄光・ルピア》

【 クリーチャー 】
種族 ファイアー・バード / アーマード・ドラゴン / 文明 火/自然 / パワー4000 / コスト3
■このクリーチャーが出た時、自分の山札の上から1枚目をタップしてマナゾーンに置く。それがドラゴンなら、自分の山札の上からさらにもう1枚、タップしてマナゾーンに置く。
50円
《メンデルスゾーン》より1マナ重い分、自身がドラゴン種族を持った2マナ加速です。
マナ加速をしながらバトルゾーンにクリーチャーが残るのが非常に重要で、《超戦龍覇 モルトNEXT》+《闘将銀河城 ハートバーン》で攻めに行く時に追加の打点として計上できるため、非常に攻撃性の高いマナ加速カードとなっています。
《ボルシャック・ドラゴン/決闘者・チャージャー》

【 ツインパクトカード 】
種族 アーマード・ドラゴン / 文明 火 / パワー6000+ / コスト6
■W・ブレイカー(このクリーチャーはシールドを2つブレイクする)
■攻撃中、自分の墓地にある火のカード1枚につき、このクリーチャーのパワーを+1000する。
────────────呪文────────────
カード名:決闘者・チャージャー
文明:火
コスト:3マナ
■自分の山札の上から3枚を表向きにする。その中から、《ボルシャック》と名前にあるカードをすべて手札に加え、残りを好きな順序で山札の一番下に置く。
■チャージャー(この呪文を唱えた後、墓地に置くかわりに自分のマナゾーンに置く)
50円
追加のマナ加速です。《メンデルスゾーン》と追加で1枚マナ加速がある形が非常に強いため、分厚く合計12枚を採用しています。
先の2枚に比べるとマナが増える数は心許ないですが、その分追加効果の「ボルシャック」回収が極めて強力です。
小型除去の《ボルシャック・スーパーヒーロー/超英雄タイム》、大型除去の《ボルシャック・決闘・ドラゴン》、追加打点の《ボルシャック・秘伝・ドラゴン》、革命0トリガーの《ボルシャック・ドギラゴン》と非常に幅広いボルシャックを拾うことができ、マナ加速デッキ共通の弱点である息切れを解消してくれます。
特に《ボルシャック・栄光・ルピア》や《ボルシャック・ドラゴン/決闘者・チャージャー》自身を回収できるのが極めて強力です。チャージャーがアンタップインすることを利用してマナ加速にマナ加速をくっつけることで大量のマナを確保し、小型除去+《超戦龍覇 モルトNEXT》のくっつきを発生させられるようになります。
《ボルシャック・栄光・ルピア》が攻めのマナ加速ならこちらは守りのマナ加速と言えるでしょう。
《超戦龍覇 モルトNEXT》のサポート
《炎龍覇 グレンアイラ/「助けて!モルト!!」》

【 ツインパクトカード 】
種族 ガイアール・コマンド・ドラゴン / ヒューマノイド爆 / ドラグナー / 文明 火 / パワー5000 / コスト6
■S・トリガー
■このクリーチャーが出た時、相手のクリーチャーを1体選んでもよい。その選んだクリーチャーとこのクリーチャーをバトルさせる。
■各ターン、このクリーチャーがはじめてバトルに勝った時、火のコスト4以下のドラグハート・ウエポンを1枚、自分の超次元ゾーンから出す。(このクリーチャーに装備する)
────────────呪文────────────
カード名:「助けて!モルト!!」
文明:火
コスト:5マナ
■ドラグナーを1体、自分の手札から出す。
120円
ドラグナー専用の踏み倒し札です。
自身がドラゴンでありながら《超戦龍覇 モルトNEXT》を早出しすることができ、S・トリガーとしてほんのり攻撃を受けられ、小型クリーチャーの除去までできる万能カードです。これがあるから【モルトNEXT】が強いまである。
《爆炎龍覇 モルトSAGA》

【 クリーチャー 】
種族 ガイアール・コマンド・ドラゴン / ヒューマノイド爆 / ドラグナー / 文明 火 / パワー10000 / コスト8
■W・ブレイカー
■スピードアタッカー
■同じ名前のウエポンを2枚以上、このクリーチャーに装備できない。
■このクリーチャーが出た時、火のドラグハートを、コストの合計が自分のマナゾーンにあるドラゴンの数以下になるように好きな数選び、自分の超次元ゾーンから選んで出す。(それがウエポンであれば、このクリーチャーに装備して出す)
■マナ武装7:このクリーチャーが攻撃する時、自分のマナゾーンに火のカードが7枚以上あれば、その攻撃の終わりに、自分のドラグハートをすべてクリーチャー側に裏返し、アンタップする。
100円
8枚目の《超戦龍覇 モルトNEXT》です。先述した《炎龍覇 グレンアイラ/「助けて!モルト!!」》の再現性を上げるには強いドラグナーを多めに積む必要があるため追加で採用しています。
自身をアンタップする効果がなく単純な攻撃性能では《超戦龍覇 モルトNEXT》に劣りますが、その分素でスピードアタッカーを持つため《熱血剣 グリージーハート》を使う場面で小回りがきくようになっています。
マナが伸びれば超次元ゾーンから直接ドラグハート・クリーチャーを呼べ、ドラグハート・クリーチャーをアンタップする効果も使えるため、ゲーム後半になればなるほど強力になるカードです。
《我我我ガイアール・ブランド》

【 スター進化クリーチャー 】
種族 ビートジョッキー / レッド・コマンド・ドラゴン / レクスターズ / 文明 火 / パワー9000 / コスト8
■このクリーチャーを、コストを3少なくし、さらに、このターン、自分の他の火のクリーチャーを召喚していれば、追加で3少なくして召喚してもよい。そうしたら、このターンこのクリーチャーは可能なら攻撃し、その攻撃の後でこのクリーチャーを破壊する。
■スター進化:レクスターズまたは火のクリーチャー1体の上に置く。(このクリーチャーが離れる時、かわりに一番上のカードが離れる)
■W・ブレイカー
■このカードが離れた時、自分のクリーチャーをすべてアンタップし、このターンそれらに「スピードアタッカー」を与える。
50円
実はドラゴンです。
どちらかと言えば【ビートジョッキー】系で活用される【モルトNEXT】ではあまり見ないカードですが、打点の大きさから私は愛用しています。
尋常じゃない連撃を発生させたり、《ボルシャック・栄光・ルピア》とくっついて打点が足りない時の最後の押し込みを担当してくれます。
除去・防御用カード
《ボルシャック・ドギラゴン》

【 進化クリーチャー 】
種族 メガ・コマンド・ドラゴン / 革命軍 / 文明 火 / パワー12000 / コスト7
■革命0トリガーークリーチャーが自分を攻撃する時、自分のシールドが1枚もなければ、このクリーチャーを手札から見せてもよい。
そうしたら、自分の山札の上から1枚目を表向きにする。
そのカードが火の進化ではないクリーチャーなら、バトルゾーンに出し、このクリーチャーをその上に置く。
■進化ー自分の火のクリーチャー1体の上に置く。
■T・ブレイカー
■このクリーチャーがバトルゾーンに出た時または攻撃する時、相手のクリーチャーを1体選んでもよい。
その選んだクリーチャーとこのクリーチャーをバトルさせる。
190円
革命0トリガーで手札に抱えているだけで受けになる、このデッキの防御の核となるカードです。
防御に使うにはデッキトップが火のクリーチャーである必要がありますが、このデッキの場合は《ボルシャック・ドギラゴン》自身と《メンデルスゾーン》、あと《 我我我ガイアール・ブランド 》以外の全てのカードが当たりです。あんしーん。
《ボルシャック・ドラゴン/決闘者・チャージャー》で手札に加えられるのが革命0トリガーと非常に噛み合っています。マナ加速をするだけで防御が整うのは《ボルシャック・ドラゴン/決闘者・チャージャー》+《ボルシャック・ドギラゴン》のパッケージならではの魅力です。
また、デッキトップのクリーチャーを踏み倒してからその上に進化するため、めくったクリーチャーの出た時能力を使えるのがこのカードの極めて強力な点です。
特に《龍の極限 ドギラゴールデン》や《ボルシャック・決闘・ドラゴン》のような確定除去をめくれば1枚で2面を受けることができるため、もしもの時の延命に非常に役立ちます。困ったら祈ろう。
《ボルシャック・決闘・ドラゴン》

【 クリーチャー 】
種族 アーマード・ドラゴン / 文明 火/自然 / パワー9000+ / コスト9
■スピードアタッカー
■パワード・ブレイカー(このクリーチャーは、そのパワー6000ごとにシールドをさらに1つブレイクする。)
■このクリーチャーが出た時、相手のクリーチャーを1体選び、持ち主のマナゾーンに置く。その後、自分のマナゾーンにあるカードの枚数以下のコストを持つ、名前に《ボルシャック》とあるドラゴンを1体、自分のマナゾーンから出してもよい。
■このクリーチャーのパワーを、自分の墓地にある火のカード1枚につき+1000する。
55円
大型クリーチャーを除去できるボルシャックです。
9コストと非常に重いためそのままプレイして使うことはあまりないですが、
- 《メンデルスゾーン》と《超戦龍覇 モルトNEXT》を両立するための火/自然多色ドラゴン
- 《爆銀王剣 バトガイ刃斗/爆熱王DX バトガイ銀河》から踏み倒して強いスピードアタッカー
- 《ボルシャック・ドギラゴン》から踏み倒した際の確定除去
など全ての要素が絶妙にちょうどいいため、マナ基盤兼もしもの時の除去として採用しています。
《ボルシャック・スーパーヒーロー/超英雄タイム》

【 ツインパクトカード 】
種族 アーマード・ドラゴン / ハンター / 文明 火 / パワー6000 / コスト6
■W・ブレイカー(このクリーチャーはシールドを2つブレイクする)
■このクリーチャーが出た時、パワー3000以下のサイキックではないクリーチャーをすべて破壊する。その後、パワー5000以下のサイキック・クリーチャーをすべて破壊する。
────────────呪文────────────
カード名:超英雄タイム
文明:火
コスト:2マナ
■バトルゾーンにある相手のコスト3以下のカードを1枚選び、持ち主の墓地に置く。
50円
ボルシャック名称の小型除去です。
ドラゴンで《とこしえの超人》を取れる最軽量カードのため採用しています。
上面が地味にたくましく《ボルシャック・ドギラゴン》からめくってもほんのり強い。絶対これで《頂上龍素 サイクリタ》取ってやろうな。
《ボルシャック・秘伝・ドラゴン》

【 クリーチャー 】
種族 アーマード・ドラゴン / 文明 火/自然 / パワー5000 / コスト5
■アタック・チャンス:火または自然のコスト7以上のドラゴン(自分の火または自然のコスト7以上のドラゴンが攻撃する時、このクリーチャーをコストを支払わずに召喚してもよい)
■マッハファイター(このクリーチャーは、出たターンの間、タップまたはアンタップしているクリーチャーを攻撃できる)
■このクリーチャーが攻撃する時、自分の山札の上から1枚目をマナゾーンに置く。それがドラゴンなら、カードを1枚、自分のマナゾーンから手札に戻してもよい。
50円
アタック・チャンスで勝手に出てきてくれるドラゴンです。《超戦龍覇 モルトNEXT》+《闘将銀河城 ハートバーン》で攻める時に打点の水増しとなります。
5マナでプレイしてもマナ加速しながらマッハファイターで小型クリーチャーを取れる点がありがたく、5→7で綺麗に《超戦龍覇 モルトNEXT》まで繋げてくれます。
《龍の極限 ドギラゴールデン》

【 クリーチャー 】
種族 メガ・コマンド・ドラゴン / 革命軍 / ハムカツ団 / 文明 火/自然 / パワー14000 / コスト8
■マナゾーンに置く時、このカードはタップして置く。
■革命チェンジ:火または自然のコスト5以上のドラゴン
■T・ブレイカー
■このクリーチャーがバトルゾーンに出た時、相手のクリーチャーを1体選び、持ち主のマナゾーンに置く。その後、相手の禁断クリーチャーを1体破壊する。
■極限ファイナル革命:このクリーチャーがバトルゾーンに出た時、このゲーム中に他の「ファイナル革命」をまだ使っていなければ、次のターン、相手のパワー1000000以下のクリーチャーは、自分を攻撃できない。
50円
革命チェンジの除去札です。(擬似的に)スピードアタッカーを内蔵した重いドラゴンである《超戦龍覇 モルトNEXT》と革命チェンジは非常に相性がいいです。
特に《爆銀王剣 バトガイ刃斗》と組み合わせた時が非常に強力で、龍解先の《爆熱王DX バトガイ銀河》で手札から踏み倒すドラゴンを革命チェンジで確保できるようになります。
《ボルシャック・秘伝・ドラゴン》を2面除去にするのも面白く、ドラゴンデッキならではの幅広い択を取れるカードです。
細かいポイントとして、極限ファイナル革命は通常のファイナル革命と違いかっこいい名前がついてるだけの出た時能力なので、カードの効果でめくって出した時も消費されるのは注意しましょう。
特に相手ターン中に《ボルシャック・ドギラゴン》でめくった時は勝手に消費される上に縛りが「次のターン」なので何もかもがマジで役に立たないのは覚えておきましょう。差っ引いてマナ送り効果だけで強いんだけどね。
《伝説のレジェンド ドギラゴン》

【 クリーチャー 】
種族 メガ・コマンド・ドラゴン / 革命軍 / ハムカツ団 / 文明 火 / パワー14000 / コスト8
■スピードアタッカー
■T・ブレイカー
■このクリーチャーがバトルゾーンに出た時、そのターン、このクリーチャーはアンタップしているクリーチャーを攻撃できる。
■このクリーチャーがバトルに勝った時、次の自分のターンのはじめまで、自分はゲームに負けず、相手はゲームに勝てない。
50円
重いですが、敗北回避を付与することで実質的に相手の盤面をクリアしたと言い張れるドラゴンです。負けなきゃ勝ち。
同じ効果の《リュウセイ・天下五剣カイザー》もいますが、多色率の関係からこちらを採用しています。
超次元ゾーン
《闘将銀河城 ハートバーン/超戦覇龍 ガイNEXT》

【 ドラグハート・フォートレス 】
文明 火 / コスト5
■バトルゾーンにある自分のドラゴンはすべて「スピードアタッカー」を得る。
■龍解:自分のドラゴンがアンタップされた時、このドラグハートをクリーチャー側に裏返し、アンタップする。
────────────龍解後────────────
カード名:超戦覇龍 ガイNEXT
カードの種類:ドラグハート・クリーチャー
文明:火
種族:ガイアール・コマンド・ドラゴン
パワー:17000
コスト:10マナ
マナ:-
■バトルゾーンにある自分のクリーチャーはすべて「スピードアタッカー」を得る。
■T・ブレイカー
■龍回避―このクリーチャーがバトルゾーンを離れる時、バトルゾーンを離れるかわりに、フォートレス側に裏返す。
350円
《超戦龍覇 モルトNEXT》の相方です。勝ちたい時に出します。
《超戦龍覇 モルトNEXT》で出してスピードアタッカーにして攻撃して2点、攻撃後にアンタップして龍解、《超戦覇龍 ガイNEXT》で攻撃して3点、《超戦龍覇 モルトNEXT》でダイレクトアタックと、ものすごく野蛮な打点の出し方をしてくれる神カードです。これ擦ってる時が一番楽しいの。
龍回避と軽すぎる龍解条件の合わせ技で完全に除去し切るのがほぼ不可能だったり、後続のドラゴン全てをスピードアタッカーにしてくれたりで、人生前のめり野郎に見えて実は意外と帰りの切符を持っているのも魅力です。
《爆銀王剣 バトガイ刃斗/爆熱王DX バトガイ銀河》

【 ドラグハート・ウエポン 】
文明 火 / コスト5
これを装備したクリーチャーに「スピードアタッカー」を与える。
これを装備したクリーチャーが攻撃する時、自分の山札の上から1枚目を表向きにしてもよい。それが進化ではないドラゴンなら、バトルゾーンに出す。それ以外なら、自分の山札の一番下に置く。
龍解:自分のターン中に自分のドラゴンがバトルゾーンに出た時、それがそのターンに出す最初のドラゴンでなければ、このドラグハートをクリーチャー側に裏返し、アンタップしてもよい。
────────────龍解後────────────
カード名:爆熱王DX バトガイ銀河
カードの種類:ドラグハート・クリーチャー
文明:火
種族:ガイアール・コマンド・ドラゴン
パワー:12000
コスト:8
■スピードアタッカー
■T・ブレイカー
■このクリーチャーが攻撃する時、カードを1枚引く。その後、進化ではないドラゴンを1体、自分の手札からバトルゾーンに出してもよい。
■相手のドラゴンではないクリーチャーは、バトルゾーンに出たターン、攻撃できない。 (ゲーム開始時、ドラグハートは自身の超次元ゾーンに置き、ドラグハートまたはそれを装備したクリーチャーがバトルゾーンを離れた場合、そこに戻す)
420円
《闘将銀河城 ハートバーン》では決めきれなそうな時や、リソースを稼いでロングゲームをした方が安全に勝てそうな時に出すドラグハートです。
単純にカードの増える枚数が破格なだけでなく、手札にスピードアタッカーのドラゴンがあればジャスキルを取れる攻撃性能の高さも魅力です。地味にドラゴン以外への攻撃阻害も強力で捨てるところがない。
決まった時が強力な反面、めくりに失敗するとただ2点の《超戦龍覇 モルト NEXT》が棒で殴ってるだけのめちゃくちゃ無防備な形になり、《闘将銀河城 ハートバーン》と違い除去トリガーを食らった時に残るものが何もないなど、攻撃以外何も考えていない前のめりさがデメリットです。生きててごめんなさいなのだ。
《熱血剣 グリージーホーン/熱血龍 リトルビッグホーン》

【 ドラグハート・ウエポン 】
文明 火 / コスト2
■これを装備したクリーチャーはタップされていないクリーチャーを攻撃できる。
■龍解:自分のターンの終わりに、これを装備したクリーチャーがタップされていれば、このドラグハートをクリーチャー側に裏返し、アンタップする。(ゲーム開始時、ドラグハートは自身の超次元ゾーンに置き、ドラグハートまたはそれを装備したクリーチャーがバトルゾーンを離れた場合、そこに戻す)
────────────龍解後────────────
カード名:熱血龍 リトルビッグホーン
カードの種類:ドラグハート・クリーチャー
文明:火
種族:ガイアール・コマンド・ドラゴン
パワー:5000
コスト:5マナ
マナ:-
■このクリーチャーは、タップされていないクリーチャーを攻撃できる。
50円
主に《爆炎龍覇 モルトSAGA》にアンタップキラーを付与するために使用します。
特に7マナある状態で《爆炎龍覇 モルトSAGA》に《爆銀王剣 バトガイ刃斗》+《熱血剣 グリージーホーン》とつけるのが極めて強力で、相手のシールドに攻撃せずクリーチャーを横展開しマナ武装効果で龍解までできるため、《爆熱王DX バトガイ銀河》面の攻撃阻害効果で相手をハメて勝つのに最適です。
デッキの回し方
1.僕らは目指した7マナを 欲望は抑えきれずに
まず何はなくとも《超戦龍覇 モルトNEXT》を出せる7マナを目指しましょう。目標は4ターン目に7マナです。いや私は5ターン目でもいいんだけど、対戦相手が5ターン目まで待ちたくないって……。
2~3ターン目に合計で3マナ加速できれば達成できるため、まずは《メンデルスゾーン》を気合いで引きましょう。ドラゴンデッキは歯茎で回せ。
あとは《メンデルスゾーン》にプラスで1枚マナ加速があれば4ターン目に7マナです。それ以外の時は座して死を待ちましょう……とは言いたくないですよね。それが通るならデュエマってパチンコになっちゃうよ。
そのため、このデッキには《メンデルスゾーン》以外のサブプランがあります。《炎龍覇 グレンアイラ/「助けて!モルト!!」》です。

3ターン目に1マナ加速できれば《メンデルスゾーン》パターンと同じく4ターン目に《「助けて!モルト!!」》を打って《超戦龍覇 モルトNEXT》を射出できるため、ざっくり合計8枚《メンデルスゾーン》が入っているようなものです。そう思わないとドラグナーはやってられません。
2.「ひっくり返したれやぁぁぁ!!」
7マナ溜まって《超戦龍覇 モルトNEXT》が出るようになればこちらのもの。このゲームで一番楽しい時間の始まりです。
《闘将銀河城 ハートバーン》で一気にゲームを決めるもよし、《爆銀王剣 バトガイ刃斗》でクリーチャーを大量展開するもよし、好きな方法で相手を叩き潰しましょう。
私が使う時に意識しているだいたいのコツですが、基本的にこのゲームって展開するより勝った方が勝つので《闘将銀河城 ハートバーン》プランを基準として、
- 相手がシールドを増やした、ブロッカーを展開したなどで確実にとどめを刺せない
- 他のカードがマジで何もなくG・ストライク1枚で止まりそう
など、勝ちきれなそうな時にサブプランとして《爆銀王剣 バトガイ刃斗》を選ぶようにしています。
3.ボクがコントロールプランを嗜んでいることは秘密にしてくれよ ボクに似合うのは攻めの王道みたいなカッコいいアグロだからね
万が一4ターン目に《超戦龍覇 モルトNEXT》が出なかったり、メタクリーチャーに《超戦龍覇 モルトNEXT》を妨害されたり、攻撃をS・トリガーで捌かれたりしたら負けです。諦めてスコアシートを書いてください……とは言いたくないですよね。それが通るならデュエマって競馬になっちゃうよ。
このデッキは相手が無駄な抵抗をしてきた時のために小型クリーチャーへの除去カードを手厚く採用しています。
《伝説のレジェンド ドギラゴン》や《ボルシャック・秘伝・ドラゴン》で打点を増やしながら相手の盤面を処理し、《闘将銀河城 ハートバーン》での一撃必殺を通しやすくしましょう。
4.生き意地汚くあれ レコードショップのいそうろうのように
ゲームが後半にもつれこんで相手に攻め込まれた時はS・トリガーや革命0トリガーでの逆転に賭けましょう。
特に《ボルシャック・ドギラゴン》でのデッキトップ踏み倒しは、
- マナ加速が間に合わないほどの超速攻を決められたが《ボルシャック・栄光・ルピア》をめくってマナを増やして逆転
- 多面で攻撃されたが《ボルシャック・スーパーヒーロー》をめくって一気に全除去して逆転
- 手札に攻め手がない状態で攻撃されたが《超戦龍覇 モルトNEXT》をめくって《爆銀王剣 バトガイ刃斗》を装備できたので万事解決
などものすごい奇跡が起こる可能性があるため、この手の攻撃的なデッキにしては負けそうな盤面での諦めの悪さが随一です。
改造するなら
超次元ゾーンには8枚のカードを積むことができ、入っているカードの多さがそのまま選択肢の多さに繋がるため、まずは8枠を埋めることを最優先にしましょう。
様々な選択肢がありますが、実質的な選択不可効果でG・ストライクへの強烈なケアとなる《銀河大剣 ガイハート/熱血星龍 ガイギンガ》、

【 ドラグハート・ウエポン 】
文明 火 / コスト4
■これを装備したクリーチャーは「スピードアタッカー」を得る。
■龍解:自分のクリーチャーが攻撃する時、そのターン2度目のクリーチャー攻撃であれば、攻撃の後、このドラグハートをクリーチャー側に裏返し、アンタップする。
────────────龍解後────────────
カード名:熱血星龍 ガイギンガ
カードの種類:ドラグハート・クリーチャー
文明:火
種族:ガイアール・コマンド・ドラゴン
パワー:9000+
コスト:7マナ
マナ:-
■スピードアタッカー
■W・ブレイカー
■このクリーチャーが龍解した時、相手のパワー7000以下のクリーチャーを1体破壊する。
■バトル中、このクリーチャーのパワーは+4000される。
■相手がこのクリーチャーを選んだ時、このターンの後にもう一度自分のターンを行う。
1180円
《炎龍覇 グレンアイラ》の防御性能を更に高められる《将龍剣 ガイアール/猛烈将龍 ガイバーン》、

【 ドラグハート・ウエポン 】
文明 火 / コスト4
■このドラグハートをバトルゾーンに出した時、バトルゾーンにある相手のクリーチャーを1体、選んでもよい。そのクリーチャーとこのドラグハートを装備したクリーチャーとバトルさせる。
■龍解:自分のガイアール・コマンド・ドラゴンまたは名前に《ガイアール》を持つクリーチャーが攻撃する時、このドラグハートをクリーチャー側に裏返し、アンタップする。(ゲーム開始時、ドラグハートは自身の超次元ゾーンに置き、ドラグハートまたはそれを装備したクリーチャーがバトルゾーンを離れた場合、そこに戻す)
────────────龍解後────────────
カード名:猛烈将龍 ガイバーン
カードの種類:ドラグハート・クリーチャー
文明:火
種族:ガイアール・コマンド・ドラゴン
パワー:9000
コスト:7マナ
マナ:-
■このクリーチャーが攻撃する時、このクリーチャーよりパワーが小さい相手のクリーチャーを1体破壊する。
■W・ブレイカー(このクリーチャーはシールドを2枚ブレイクする)
1580円
デュエル・マスターズ最強のアドバンテージ獲得装置の《爆熱剣 バトライ刃/爆熱天守 バトライ閣/爆熱DX バトライ武神》辺りは優先して集めたいカードです。

(殿堂カード) 【 ドラグハート・ウエポン 】
文明 火 / コスト3
■これを装備したクリーチャーが攻撃する時、自分の山札の上から1枚目をすべてのプレイヤーに見せてもよい。それが進化でないドラゴンか進化でないヒューマノイドであれば、バトルゾーンに出す。それ以外なら山札の一番下に置く。
■これを装備したクリーチャーは攻撃されない。
■龍解:自分のターンの終わりに、そのターン、ドラゴンをバトルゾーンに出していれば、ターンの終わりにこのカードをフォートレス側に裏返してもよい。
────────────龍解後────────────
カード名:爆熱天守 バトライ閣
カードの種類:ドラグハート・フォートレス
文明:火
コスト:5マナ
マナ:-
■自分の火のドラゴンまたは火のヒューマノイドが攻撃する時、自分の山札の上から1枚目をすべてのプレイヤーに見せてもよい。それが進化ではないドラゴンまたは進化ではないヒューマノイドであれば、バトルゾーンに出す。それ以外なら、自分の山札の一番下に置く。
■龍解:自分のターン中、ドラゴンをバトルゾーンに出した時、それがそのターンに出す最初のドラゴンでなければ、このドラグハートをクリーチャー側に裏返し、アンタップしてもよい。
────────────龍解後────────────
カード名:爆熱DX バトライ武神
カードの種類:ドラグハート・クリーチャー
文明:火
種族:ガイアール・コマンド・ドラゴン
パワー:12000
コスト:8マナ
マナ:-
■このクリーチャーが攻撃する時、自分の山札の上から3枚をすべてのプレイヤーに見せる。その中の進化ではないドラゴンと進化ではないヒューマノイドをすべてバトルゾーンに出す。こうして見せたカードが3枚ともドラゴンであれば、そのターン、バトルゾーンにある自分のクリーチャーはすべて「スピードアタッカー」を得る。その後、残りのカードを好きな順序で自分の山札の一番下に戻す。
■T・ブレイカー(このクリーチャーはシールドを3枚ブレイクする)
■龍回避―このクリーチャーがバトルゾーンを離れる時、バトルゾーンを離れるかわりにフォートレス側に裏返す。
3980円
また、メインデッキの改造カードとしては《禁断~封印されしX~/伝説の禁断 ドキンダムX》がおすすめです。

【 禁断の鼓動 】
文明 火 / コスト99
■この鼓動は、ゲーム開始時、封印を6つ付けてバトルゾーンに置く。
■この鼓動はバトルゾーンを離れない。
■禁断解放―この鼓動の封印がすべてなくなった時、クリーチャー側に裏返す。
(カードを封印するには、自分の山札の上から1枚目を裏向きのままそのカードの上に置く。コマンドがバトルゾーンに出た時、その持ち主はそのコマンドと同じ文明を持つ自身のカードから封印をひとつ、墓地に置く。クリーチャーが封印されている間、両プレイヤーはそのクリーチャーを無視する。)
────────────解放後────────────
カード名:伝説の禁断 ドキンダムX
カードの種類:禁断クリーチャー
文明:火
種族:-
パワー:99999
コスト:99マナ
マナ:-
■T・ブレイカー
■このクリーチャーが禁断解放した時、相手は自身のクリーチャーすべてに封印をひとつ付ける。
■コスト4以下の呪文によって、相手がクリーチャーを選ぶ時、このクリーチャーは選べない。
■このカードがバトルゾーン以外のゾーンにあれば、自分はゲームに負ける。
420円
追加の攻め手になるだけでなく、《ボルシャック・ドギラゴン》→《超戦龍覇 モルトNEXT》→《熱血龍 リトルビッグホーン》と経由することで一気に3枚の封印を剥がせるため、《ボルシャック・ドギラゴン》の防御性能を大きく上げることができます。
むすびに
格安版【モルトNEXT】でした。
ドラゴンのカードは常に再録されるため供給が多く、安いながらパワフルかつ柔軟なデッキに仕上がったと思います。
「実際に組んでみた!」「こんな改造はどう?」「毎回アドバンス持ち込まれると遊びづらくて困るんだけど」「お前の……いや、今日はいいや……潰瘍性大腸炎は大丈夫……?」など、感想やアイデアがあればぜひ #格安デュエマ研究所 でポストしてください。
本記事を読んで実際に遊んでみたくなった方はデッキレシピ下部の「デッキ価格をシミュレーション」ボタンから欲しいカードを選択して「在庫チェック」ボタンを押すとカーナベルでデッキをダイレクトあちあち購入することができ、巡り巡って私の評価が上がるので、3個くらい買ってください。
機会があればまた誰かの身体を乗っ取って書くかもね。
それじゃあ、また。たかしに送る黒塗りのマンドリル。
【格安デュエマ研究所】研究成果一覧
