皆様こんにちは、たけじょーです。月日が経つのは早いもの、今年も10月がやってまいりました。すっかり秋らしく・・・というにはまだ暑い日もありますが、過ごしやすい日も増えましたね。
さてさて、デュエマの10月と言えば……そう、GPですね。最早毎年おなじみのAichi Sky Expoにて、25日(土)・26日(日)の2Days開催!
1年前は【BAKUONSOOO】襲来に【マーシャルループ】お披露目などまさにお祭り騒ぎの様相を呈したGP。今年はいったいどんな展開を見せてくれるのか、今から楽しみでたまりません。
気づけば当日まで残すところ1か月足らず、そろそろ時事ネタもギアをあげていきましょう。今日のテーマは現在大暴れ中のあかいあいつ……
《轟く邪道 レッドゾーン》対策講座、開講です。
目次


豊富なメタクリーチャーを押し付けて相手の動きを縛りつつ、こちらはD・D・Dの軽減でビートダウン。《轟く邪道 レッドゾーン》でメタを貫通したり《魔誕の封殺ディアスZ》によって面制圧を行ったりと、相手の妨害をはねのけてダイレクトアタックまでまっしぐら。
そんな動きを骨子とする【火闇自然レッドゾーン】、なんと登場間もなく【水単サイバー】に次ぐCS入賞数に到達。【ドリームメイト】や【キャベッジ】など、名だたる強豪を押しのけての急浮上。ポテンシャルを示すには十分以上の結果と言えましょう。
しかし、こうなると当然対策されるのがメタゲームというもの。「最強デッキ」を狩るべく、全国各地で様々な対策が研究され始めています。
迫るGP、ひいては今後の対戦環境を語るうえで避けては通れない【レッドゾーン】。どうすれば勝てるようになるのかお悩みのアナタへ、今日は3つの観点から対策方法をお教えしましょう。
対策①攻撃させるな!D・D・D封じ
まずはこのデッキの根幹ギミック、D・D・Dへの対策。
D・D・D [文明(X)](自分のクリーチャーが攻撃する時、このカードを[文明(x)]支払って自分の手札から実行してもよい)
テキストの通り、D・D・Dの使用にはクリーチャーの攻撃が必須条件。なんらかの方法で攻撃させないようにすれば、切札登場までの時間を引き延ばすことが可能です。
例えば、2ターン目に出された《轟速奪取 トップギジャ》や《桜風妖精ステップル》、《ROYAL-減亜5》に対しては低コスト除去が当たります。
ドラゴン軸ならば≪超英雄タイム≫、それ以外なら自分の動きにつながる《ボイル・チャージャー》などが有望株でしょう。
この方法ではスピードアタッカーとマナのアンタップでいきなりD・D・Dを成立させる《轟速 ジャ・レッド》は対策できませんが、こちらは「出たターン攻撃させない」速攻対策系のカードで迎え撃ちましょう。
なかでも《ボン・キゴマイム / ♪やせ蛙 ラッキーナンバー ここにあり》はクリーチャー側で《轟速 ジャ・レッド》を、呪文側で2コストマナ加速クリーチャー達を止められるムダのない1枚。
《轟く邪道 レッドゾーン》が出てしまうと無効化されてしまうのが玉に瑕ですが、そもそも出させなければ無問題。相手がつまづいている間に、こちらのビッグアクションを通してしまいましょう。
対策②横展開を止めろ!踏み倒しメタ
【火闇自然レッドゾーン】の盤面形成の要となるカードが《魔誕の封殺ディアスZ》に《アーテル・ゴルギーニ》。いずれも単体で除去と展開をこなす、実に器用なクリーチャーです。
《轟速 ジャ・レッド》を出して再度D・D・Dするも良し、《PP-「P」》で妨害しつつリソースを貯めこむも良し、懐かしの《ギガクローズ》でオールハンデスを狙うも良し!このデッキの火力を支えるカード達と言えます。
裏を返せば、ここを咎めればデッキとしての出力も低下するということ。時は令和、優秀なメタカードが揃っております。
まずは手札以外からの踏み倒しを抑制する《とこしえの超人》に《場和了GO-YAMA-58》。D・D・Dそのものは許してしまいますが、後続の定着を許しません。
続いて、マナ枚数より大きいコストを持つクリーチャーを対策する《クイーン&かぼちゃうちゃう》や《PP-「P」》。
状況次第でD・D・Dも封殺できるのがGOODですが、タネが割れるとプレイングで対策されやすいのがネックではあります。使い切りタイプの《ベイB セガーレ》《ベイビーポンの助》も、早期にばら撒ける点で評価できそう。
最後は複数展開そのものを咎める《一音の妖精》。進化クリーチャーとして設置できれば、横展開ギミック全般を否定する大きな壁として機能してくれます。
いずれも小型のクリーチャーということで除去の当たりやすさは気になるところですが、そこは《キユリのASMラジオ》で踏み倒す、《アーテル・ゴルギーニ》で釣ってくるなど、構築の工夫で対応しましょう。
直近のCSではこれらをふんだんに採用した【水闇自然ジャオウガ】がじわじわとシェアを伸ばしているという話もあったりします。帰ってくるのかジャオウガ……。
対策③ひっくり返したれや!S・トリガー
最後に紹介するのはデュエマの本質、逆転を体現するS・トリガー。【火闇自然レッドゾーン】が最終的にシールドを殴って勝ちにくる以上、当然ながら「楯で受ける」発想も有効です。
ただし、恐ろしいことにこのデッキ、クリーチャートリガーにはある程度の耐性があります。《PP-「P」》や《熱き邪道 レッドゾーンZ》で着地させてもらえなくなるケースが多々あるんですね。もうなんでもアリかよ。
ですので頼るべきは主に呪文トリガー。なかでも、持ち味の多面展開に対して有効打になりえるカードをチョイスしたいところです。
真っ先に私が眼をつけたのは《オリオティス・ジャッジ》。D・D・Dによる軽減を使ったり、《魔誕の封殺ディアスZ》でマナから踏み倒したりと、マナが伸びない進行でゲームが進んだ際にブッ刺さる1枚です。
コストも3と手軽であり、手打ちを見据えることも出来るのが嬉しいポイント。山札の下へと送ることで、リアニメイトで再利用されない点も高評価。《アーテル・ゴルギーニ》でらくらく復帰……とはいきません。
続けてご紹介するのが《死神XENARCH・ハンド》。普通に使うとただの《デーモン・ハンド》なのですが、シールドが2枚以上割られていると本領発揮。このターンに出た相手クリーチャーを全て破壊します。
広がり切った盤面によく効くのは勿論のこと、1体破壊→全体破壊とはたらくためG-NEO進化の耐性を貫通して《魔誕の封殺ディアスZ》を吹き飛ばせるのが何よりの主張点。展開前の最初の2点で踏んでもターンが返ってきます。
そして、ラスト1枚が《テック団の波壊Go!》。古来よりバイク対策と言えばコイツです。アドバンスの《禁断 ~封印されしX~》入り構築に対して、禁断開放を強制することが可能に。もう1枚除去トリガーを踏めばエクストラウィンです。
コスト5以下の広範囲に除去を当てることができるので、オリジナルでも十分強力。【サイバー】や【ドリームメイト】など、【火闇自然レッドゾーン】に留まらず近年の軽量デザイナーズデッキの殆どに効果的なのも見逃せません。
まとめ
- まずは速攻対策!D・D・Dの軽減を許すな!
- 続けて踏み倒しメタ!数の暴力に抗え!
- 最後にS・トリガー!全体除去と耐性貫通がカギ!
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「バイクだけメタってデッキ強度が……」なんてことにならないように要注意!
【サガループ】絶許【鬼羅.Star】でGP1-3した私が言うんだから間違いない。