【年末企画】格安視点で振り返る!2025年のデュエル・マスターズ【今年もやります】

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【年末企画】格安視点で振り返る!2025年のデュエル・マスターズ【今年もやります】

あんまりお金をかけずにデュエマを遊びた~~~い!!!!!

そんな声に応えるべく、格安視点で2025年のデュエル・マスターズを俯瞰してみるのが本企画。

今年発売されたアイテムを振り返りつつ、およそ1パック分の価格=200円未満の注目カードをピックアップしていくぞ。(※価格は2025/12/23時点の状態Aのもの)

「商品を見に行く」ボタンや文中のカード画像・パッケージ画像から購入ページに飛べるので、気になるカードがあれば値上がる前にぜひチェックしてみてほしい!

※以下、本文中の各パッケージ画像は、デュエル・マスターズ公式サイトから引用しております。

目次

1月『刺激爆発デュエナマイトパック』

2025年最初のアイテムは『デュエナマイト』!

本企画的にはめちゃくちゃ嬉しい商品であり、シングル価格の高騰問題に対するアンサーとしても良い施策ではないだろうか。王道Wでのデュエナマイトにも期待!

ちょっとどうでもいい話をすると、筆者はすべてのカードをエキスパンションごと・カードナンバーごとに整理しているので、カードナンバーが初出のまま再録されているのも助かったぞ。

注目カード《五輪の求道者 清永》

【 クリーチャー 】
種族 ドリームメイト / サムライ / ウィザード / 文明 光/水/自然 / パワー8500 / コスト6

■ブロッカー
■マッハファイター
■ジャストダイバー
■W・ブレイカー
■このクリーチャーが攻撃する時、自分の山札の上から3枚を表向きにする。それらがすべて異なるコストなら、その中から、コスト9以下のエレメントを好きな数、コストを支払わずに使ってもよい。残りをすべてマナゾーンに置く。

数ある再録カードの中から、王道4弾で登場したスーパーレア、《清永》をピックアップ。

若くしてこの世を去った開発スタッフ・Case Kiyonaga氏へのトリビュート・カード……という開発経緯だけでも印象深いカードなのだけれど、そのテキストもまた唯一無二。3枚踏み倒しを狙う、面白いデッキが組めそうだ。

折しも今年は色の合う足回りが多く配られた。

登場時点では組みづらかった《清永》を、改めて見直してみると意外なデッキが生まれるかも……?


2月『エキサイティング・デュエパ・デッキ』

前年に続き、デュエパデッキが登場。流石に全4種は多かったのか、ラインナップは2種に半減。

人気カードが『アセビ』側に偏ってたり、水晶マナデッキを組むなら複数欲しい《策士のシダン ニャハン》が新規収録だったり、ちょーっと課題の残るアイテムではあったのだけれど……

ただそれでも、スノーフェアリー/水晶マナの新たな戦略が提示されたり、再録機会が少ないカードの流通量が増えたり……と、もたらしたものも小さくない。

《サイバー・ブレイン》とか、こういうアイテムじゃないとなかなか再録されないしね……

注目カード《幼夢妖精プロフェッサー・キャロット》

【 クリーチャー 】
種族 スノーフェアリー / 文明 光/水/自然 / パワー5500 / コスト7

■相手のターンの終わりに、そのターン、自分のクリーチャーが4体以上離れていれば、このクリーチャーをコストを支払わずに召喚してもよい。
■ブロッカー
■このクリーチャーが出た時、このターン中にバトルゾーンから、墓地またはマナゾーンに置かれた自分のカードを好きな数、手札に戻す。
■このクリーチャーが攻撃する時、コストの合計が4以下になるようクリーチャーを好きな数、自分の手札から出す。

そんなスノーフェアリーデッキから、《プロフェッサー・キャロット》をピックアップ。キャロット博士は存命なのになんでカードになってるんだよ。

「自軍が4体離れていれば」という踏み倒し条件はそこそこシビアであるものの、噛み合えばリソース回復力は抜群。

そして何より、自軍の再展開を可能とするアタックトリガーが悪用できそうだ。踏み倒した小型から侵略や革命チェンジを狙ったり、何かコンボに繋げたり……と、ビルダーの腕の見せ所となるはず。

スノーフェアリー種族を指定する効果ではないので、先述の《清永》と組ませるのも面白そうだ。

あとこの《プロフェッサー・キャロット》、コストの割にパワーが低い

《ドンジャングルS7》や《王闘竜皇 ボルシャック・ドラゴン》のような、パワーを参照する踏み倒し手段が増えれば再評価のチャンスも巡ってくるはず。そういう意味でも今のうちにゲットしておきたいカードだ。


3月『にじさんじコラボ・マスターズ 異次元の超獣使い』

3月に登場したのが今年の台風の目・『にじさんじコラボ・マスターズ』!

にじさんじライバーさん達のファンはもちろん、「VTuberコラボってどうなの……?」と不安視していたユーザーも手のひらを反すには十分な、物凄く優秀なセットだったんじゃないだろうか。

このセットから始めたユーザーが、好きなライバーさんのカードを集めるだけでデッキの雛形ができる……という構成が本当に秀逸。

イチオシは人気アーキタイプでありビギナーさんにも薦めやすい【天門】!

1年前の『守りの王道』もあったけれど、自分でカードを集めてデッキを組む感覚はまた違った楽しさじゃないかな~、ということで。

注目カード《血貴き侵略 ブラッドゾーン》

【 進化クリーチャー 】
種族 ソニック・コマンド / ヴァンパイア / 文明 闇/火 / パワー18000- / コスト6

■進化:闇または火のクリーチャー1体の上に置く。
■侵略:闇または火のコマンド(自分の闇または火のコマンドが攻撃する時、自分の手札にあるこのクリーチャーをその上に置いてもよい)
■パワード・ブレイカー
■このクリーチャーが出た時、自分のシールドを2つまで、手札に加えてもよい。ただし、その「S・トリガー」は使えない。その後、こうして加えたシールドと同じ数、相手は自身の手札を選び、捨てる。
■自分のシールド1つにつき、このクリーチャーのパワーを-3000する。

翻って注目カードは殴るカード、葛葉さんの《ブラッドゾーン》。

銀トレジャーで再録された&Tier上位で見かけないとはいえ、このカードパワーで100円は破格。

ハンデス、リソース確保、そして何ならS・バック発動……と、いわゆる上バイクの中でもかなり器用な動きが可能なカード。

パワーの下がる効果も、言うて普通に使えばパワー12000=T・ブレイカー相当で運用できるし、そもそも他の侵略やD・D・Dを重ねることだって可能。

【バイク】の選択肢の一つとして、お手頃価格のうちにゲットしておくと後で使うかも?


4月『いきなりつよいデッキ』『Jack-Pot-Live!! in桜龍高校』

4月には昨年同様、『いきつよ』2種と『ドラ娘』デッキが発売。

特に『技の王道』はアビスがテーマということもあり、去年と比べると通常弾との連動がうまく図られていた印象。ちゃんと闇火水の3色構成になってるの、よくできてるよね……

注目カード《漆黒の深淵 ジャシン帝》

【 タマシード/クリーチャー 】
種族 アビスロイヤル / ACE / 文明 闇 / パワー8000 / コスト3

■W・ブレイカー
■このタマシードが出た時、自分の山札の上から1枚目を墓地に置く。その後、自分の墓地にあるカードの枚数以下のコストを持つ相手のクリーチャー1体またはタマシードを1枚、破壊する。
■自分の闇のクリーチャーまたは闇のタマシードが合計4つ以上なければ、バトルゾーンにあるこのタマシードはクリーチャーとして扱わない。
■このクリーチャーが攻撃する時、コスト6以下の進化ではないクリーチャーを1体、自分の墓地から出してもよい。

そんな『技の王道』に再録され、すっかりお手頃価格に落ち着いたのが《漆黒の深淵 ジャシン帝》。

これ、初出の『闇のキリフダたち』がそんなに剥かれていなかったこともあって(?)、再録されるまではかなーり高額をキープしてたんだよね。

このあと登場する3色の《ジャシン帝》を、色を無視して踏み倒す手段でもある。コイツが入手しやすくなったのは嬉しいところだ。


4月『邪神vs邪神~ソウル・オブ・ジ・アビス~』

4月にはもう一つ、王道W1弾も発売。

弧3色NEOクリーチャーを大々的にフィーチャーしたセットであり、ドリームレアも前年から続投。

特に弧3色については、これまでカードプールが貧弱だったこともあり、拡充に期待が高まっていた……という印象。

注目カード《ソウルスカーレット アカネ》

【 クリーチャー 】
種族 ジャイアント・スノーフェアリー / フュージョナー / 文明 自然 / パワー5000 / コスト5

■S・トリガー
■このクリーチャーが出た時、相手のエレメントを1つ選び、持ち主のマナゾーンに置く。
■超魂X (これがクリーチャーの下にあれば、そのクリーチャーにも以下の能力を与える)
■自分のターンに一度、クリーチャーを1体、自分のマナゾーンから召喚してもよい。

そしてもう一つ、目玉ギミックだったのが超魂X

今一つ使いづらかったシンカパワーなんかの反省もあってか、かなりカードパワー高めの査定を貰っている。

下位レアリティのカードも含め、単体でもちゃんと仕事できる顔ぶれが目立つのは嬉しいポイントだ。

中でも《ソウルスカーレット・アカネ》は確定除去S・トリガーとしての役割を持ちつつ、マナ召喚の権利という便利な超魂効果を持っている。

そもそもデュエマのシステム上、一度マナにチャージしたカードを再利用できるのは強力なんだけれど……特に進化クリーチャーについては、進化元が用意できるまでマナに逃がしておけると安心だ。

多くの進化ギミックと噛み合い、種族も優秀な良カード。再録がいつになるか分からないし、お手頃価格のうちに集めておきたいところ。

……《アカネ》、初代もそろそろ再録してくれないかなあ……


6月『邪神vs邪神II~ジャシン・イン・ザ・シェル~』

5月の新商品はお休み、6月には通常弾の2つ目が発売。

新規ギミックの目玉は超魂レイド。名前の通り超魂Xと組み合わせることはもちろん、スピードアタッカー的な運用をするだけでも強力な効果だ。

その後のセットでは追加されず、特殊セットでも《ボルシャック・ネオウルフェウス》しか持っていないキーワードなのでちょっとレア能力かも……?

まったくの余談なのだけれど、パック名が前弾と似ていることで、デュエマに詳しいスタッフのいない量販店だとちょっと困った……という話を何件か耳にした。
店員さんに取ってもらうタイプのお店だと、確かにそういうこともあり得るね……

注目カード《BARUGA-雷増88》

【 NEOクリーチャー 】
種族 アース・ドラゴン / テクノ・サムライ / 文明 自然 / パワー8000+ / コスト6

■NEO進化:光、水、または自然のクリーチャー1体の上に置いてもよい。
■超魂レイド(このクリーチャーが出た時、山札の上から3枚を表向きにする。その中からこのクリーチャーの進化元になれるカードを1枚、この下に置いてもよい。残りを好きな順序で山札の下に置く)
■パワード・ブレイカー
■このクリーチャーの下にあるカード1枚につき、このクリーチャーのパワーを+8000する。
■このクリーチャーが出た時、次の自分のターンのはじめまで、自分はこのクリーチャーよりパワーが小さいクリーチャーに攻撃されない。

そんな超魂レイド持ちNEOクリーチャーから、《BARUGA-雷増88》をピックアップ。

これ、更地に出しても「6コスト/攻撃を遮断するT・ブレイカー」であり、スペックとしては悪くない。

もちろん盤面のクリーチャーから進化させれば超魂レイドの分と合わせてQ・ブレイカー相当に伸びるし、超魂Xによってさらなる効果を得ることも可能だ。

《MATATA-美吾罪261》《無頼BEN-K1000》といった、マナ加速しつつ自身の下のカードを装填できるサムライと組み合わせて、お安くテクノ・サムライを構築してみるのはどうだろう。


7月『愛感謝祭 ヒロインBEST』

すっかり夏の季語の様相を呈してきた『BEST』シリーズ、今回は歴代の漫画・アニメのヒロインにフィーチャーした『ヒロインBEST』が登場。

前年の【ファイアー・バード】に続き、今年は【サイバー】が環境を席巻したことはご存知の通り。

ただ【サイバー】以外の陣営も見逃せない。ARevのカードだけでは微妙に力不足だった【シノビ】はカードプールが大幅に補強されたし、【エンジェル・コマンド】も後述する英雄譚デッキと合わせて戦力が底上げされた。

【フェニックス】は……うん……

注目カード《キャベッジ・セッションズ/ソイルピンプ・キャベッジ》

【 ツインパクトカード 】
種族 グランセクト / 文明 自然 / パワー12000 / コスト9

■NEO進化:自然のクリーチャー1体の上に置いてもよい。(クリーチャーが下にあれば、これをNEO進化クリーチャーとして扱う)
■T・ブレイカー(このクリーチャーはシールドを3つブレイクする)
■自分のクリーチャーが出た時、自然の、パワー12000以上で、そのクリーチャーよりコストが1小さいクリーチャーを1体、自分のマナゾーンから出してもよい。

────────────呪文────────────
カード名:ソイルピンプ・キャベッジ 
文明:自然
コスト:5マナ

■このターン、次に召喚する自然のパワー12000以上のクリーチャーのコストを最大8少なくしてもよい。ただし、コストは0以下にはならない。

そして『ヒロインBEST』において忘れてはいけない陣営がグランセクト……というか【キャベッジ】。

コレンココ・タンク/ボント・プラントボ》ともども、デッキのエンジンとなるカードが再録されたことで一気に組みやすくなってくれた。

フタを担当する《地封龍 ギャイア》もデュエキングでの再録で価格は落ち着き気味。

そもそもデッキのエンジン部分さえ集めておけば、他の枠のカードは調整しながらちょっとずつ集めていく……という楽しみ方もできるので、まずは《キャベッジ》4枚と《コレンココ》4枚を用意してみると良いんじゃないだろうか。


8月『ボルシャックの書』『アルカディアスの書』

昨年に引き続き、今年も8月はドリーム英雄譚デッキ2種が発売。

クロニクルデッキ→『禁王創来』と来て、8月は単価高めのデッキ商品がすっかり定番となっているね。果たして来シーズンはこの枠、どうなることやら……?

注目カード《極限の精霊インフィニティ・シリウス》

【 クリーチャー 】
種族 エンジェル・コマンド / 文明 光/水 / パワー∞ / コスト∞

■コストを支払うかわりに、自分のエンジェル・コマンド・クリーチャーを5体タップして、このクリーチャーを召喚してもよい。
■∞ブレイカー
■ブロッカー
■ジャストダイバー
■自分のコスト8以下のエンジェル・コマンドは攻撃もブロックもされず、呪文によって相手に選ばれない。

『アルカディアスの書』より、《アルカディアス》とは何の関係もなく突然お出しされたクソデカエンコマを紹介しておこう。

∞ブレイカーでジャストダイバーのブロッカー、おまけに自軍に耐性まで配ってくれる至れり尽くせりなフィニッシャーだ。テキスト読んだだけなのにすごいことを言ってる気がするぞ。

「エンコマ5体タップ」という条件は与えられているけれど、まぁ正直《ヘブンズ・ゲート》で出すよね……

今後ブロッカーサポートやエンジェル・コマンドサポートが増えるたび、「それ《インフィニティ・シリウス》で良くない?」と言い出す機会が訪れるはず。

せっかくなので今のうちに4枚揃えておこう!


9月『はじけろスポーツ!青春☆ワールドカップ』

下半期のスタートは、アオハル組のドラ娘デッキから。

ドラ娘のキャラプレミアムデッキも3つ目……ということで、過去の2アイテムとは一味違ったドラゴンデッキに仕上がっている。

特に《宿禰マロン》は【ボルシャック】【アーマード】に出張して活躍中でしね。

正直なところ、デッキとしてはちょっと取っ散らかった面もあるのだけれど……収録パーツが強いので、店頭で見かけたら買い足しても良いアイテムかな、という印象だ。

注目カード《友情地龍 ルピア・ターン》

【 クリーチャー 】
種族 ファイアー・バード / グリーン・コマンド・ドラゴン / 文明 火/自然 / パワー4000 / コスト3

■このクリーチャーが出た時、自分の山札の上から2枚をタップしてマナゾーンに置く。その後、カードを1枚、自分のマナゾーンから山札の上に置く。

初出がデュエパデッキ・再録がMAXレア……という入手性が終わっていた初動ドラゴンが2枚収録。ようやく集めやすくなってくれた。

……いやほんとに、ピーク時は2000円近くしてたからねコイツ……

デッキによっては《メンデルスゾーン》《ボルシャック・栄光・ルピア》から枠を奪うことすらある強カード。

言うて今回も4枚収録されたわけではないので、価格がリバウンドする前に集めておくと良い……かもしれない。


9月『邪神vs時皇~ビヨンド・ザ・タイム~』

おなじみ、9月の通常弾。

トピックは何といっても強烈な新能力D・D・Dと、新たなドリームレア《轟く邪道 レッドゾーン》だろう。

これまでのドリームレアと比べても、環境への影響が桁違い。

初代《レッドゾーン》同様、爽快感のあるフィニッシャー……ではありつつ、初代と違って集めるのが大変なDMRである点はちょっと気がかりかも。
《レッドゾーン》、初心者の味方でもあったからね……

注目カード《悪魔誕グレイトフル・デッド》

【 G-NEOクリーチャー 】
種族 デーモン・コマンド / 文明 火 / パワー11000 / コスト7

■D・D・D[火(5)]
■G-NEO進化:闇、火、または自然のクリーチャー1体の上に置いてもよい。
■W・ブレイカー
■このクリーチャーが出た時、相手の「ブロッカー」を持つクリーチャーを1体選び、 破壊する。
■このクリーチャーがシールドをブレイクした時、自分の山札の上から1枚を表向きにする。それがコスト6以下のクリーチャーなら出す。それ以外なら手札に加える。

そんな火のD・D・Dから、紹介するのは《悪魔誕グレイトフル・デッド》。

味方を踏み倒すD・D・D持ちデモコマだと、どうしても同期の《魔誕の封殺ディアスZ》の陰に隠れがちなのだけれど……

《グレイトフル・デッド》は《グレイトフル・デッド》で、非公開領域からリソースを捻出できるわけだし、それはそれで優秀。

そもそも踏み倒し範囲だって5コストと6コストでは大きく異なる。

さらに単色カードなので、火単色のデッキや火水や火光のデッキで運用できる点も差別化ポイントだ。たとえば《双子聖霊アンビアス》みたいな光のコマンドサポートと組み合わせても面白いかもしれない。


10月『デュエキングWDreaM2025』

10月は、これまた定番となった『デュエキング』最新作が登場。

新規・再録ともに強力で、環境への影響力も絶大だった『デュエキング』シリーズだけれど……

ここ2年くらいは、環境への影響はむしろ『BEST』シリーズが担い、『デュエキング』は設定やストーリー・過去テーマの補完とアドバンスへの目配せを担当している印象だ。

そんなわけで、『GT』『LOST』関連カードが多く見られるのも今年のデュエキングの特徴と言えるかもしれない。

注目カード《メラベンチャー・ザ・ジョニー》

【 クリーチャー 】
種族 ジョーカーズ / 文明 火 / パワー10000 / コスト7

■G・ストライク
■進化:ジョーカーズ・クリーチャー1体の上に置く。
■W・ブレイカー
■このクリーチャーが出た時、ジョーカーズ・クリーチャーを2体までj分の手札から出し、それらに「スピードアタッカー」を与える。このターンの終わりに、それらを好きな順序で山札の下に置き、こうして下に置いたクリーチャー1体につき、カードを1枚引く。
■このクリーチャーが攻撃する時、自分の、ジョーカーズとマナゾーンにあるジョーカーズ・カードが合計7つ以上なら、相手の「ブロッカー」を持つクリーチャーをすべて破壊する。

そんなわけで過去テーマの補完カードから、《メラベンチャー・ザ・ジョニー》を紹介。

火ジョーカーズ初登場パック『気分J・O・E×2 メラ冒険ベンチャー!!』に由来する名前が、新規カードでありながら当時を思わせるグッドデザインだ。

そして何と言っても、待望の真っ当な火単色ジョーカーズ

ジョーカーズ、本当に火単色カードのカードパワーに恵まれなくて……《メラベンチャー》の登場で、一段先のステージに進めた印象だ。

踏み倒し先はジョーカーズであれば、コストも文明も問わない大盤振る舞いっぷり。

《ピンクダーク・モモミ》こと《頂上混成 ガリュディアス・モモミーズ'22》を2体同時に投げ込む……なんていう無茶を狙ってみたいかも!?


11月『グレンモルトの書』

『デュエキング』に続くアドバンス強化期間……と言わんばかりに発売されたのが『グレンモルトの書』。

もう過去に何度発売されたか分からない《グレンモルト》関連デッキ。流石のキャラクター人気が感じられるアイテムだ。

一方で、発表当初から言われていたように《爆熱剣 バトライ刃》ここで再録しなかったらいつ再録するの……?という課題も感じられるアイテムだった。

最終的に抜けるとしても、《モルト》デッキを代表するドラグハートの一つだしね……

注目カード《超戦龍覇 モルトNEXT》

【 クリーチャー 】
種族 ガイアール・コマンド・ドラゴン / ヒューマノイド爆 / ドラグナー / 文明 火 / パワー9000 / コスト7

■マナ武装5:このクリーチャーをバトルゾーンに出した時、自分のマナゾーンに火のカードが5枚以上あれば、火のコスト5以下のドラグハートを1枚、自分の超次元ゾーンからバトルゾーンに出す。(それがウエポンであれば、このクリーチャーに装備して出す)
■龍マナ武装5:各ターン、このクリーチャーがはじめて攻撃する時、自分のマナゾーンに火のドラゴンが5体以上あれば、攻撃の後、このクリーチャーをアンタップする。
■W・ブレイカー

信じられるか……?コイツ5000円近くしてたんだぜ……?

というわけで100円を切った《モルネク》をピックアップ。

いや本当に、【モルネク】と【刃鬼】は勝太編を代表する高額デッキだったので、これが100円を切っているのは本当に時代を感じるんだよね……おじいちゃんですまない。

当時の構築や時代背景は神結さんコラムに詳しいので、そちらをお読みいただければ。

『グレンモルトの書』での再録により、相方である《闘将銀河城 ハートバーン/超戦覇龍 ガイNEXT》も今は100円未満。

当時を知る人もそうでない人も、一時代を築いたデッキを手元で再現してみるのはどうだろう。


12月『終淵~LOVE&ABYSS~』

そして12月。2025年のデュエマを締めくくるのが『終淵~LOVE&ABYSS~』。

ずっと黒を基調としていたパッケージが白っぽくなり、ウィンも何やら卒業を思わせるポーズ……果たしてウィンとジャシンは今後どうなってしまうのだろう?と気になることだらけのセット。

内容としては通年でプッシュしていたNEO進化と超魂Xギミックの仕上げとして、超魂X持ちのタマシードが登場したことがトピックだろうか。

思えばジャシンがデビューしたゴッド・オブ・アビスもタマシード推しのシリーズ。
『終淵』の名を冠するセットが再びタマシードに回帰するのはちょっとエモいものがある、かもしれない。

注目カード《創世竜 Drache der'Zen》

【 G-NEOクリーチャー 】
種族 マジック・コマンド・ドラゴン / 文明 光/水/自然 / パワー3500 / コスト3

■G-NEO進化:光、水、また自然のクリーチャー1体の上に置いてもよい。
■自分のタマシードを実行するコストを2少なくする。ただし、コストは0以下にはならない。
■自分のターン中、タマシードを1つ、自分のマナゾーンから実行してもよい。そうしたら、自分の山札の上から1枚をタップしてマナゾーンに置いてもよい。
■自分のタマシードが出た時、それを自分のNEOクリーチャーまたは進化クリーチャー1体の下に置いてもよい。

最新セットということで今後の価格変動はありそうだけれど、とりあえず《創世竜 Drache der'Zen》をピックアップしておこう。

タマシードをガッツリサポートする最新SR。相方となるタマシードは、同時収録された《グレートブルーの海幻》《ウルの天宝》が代表的だろう。

《グレートブルーの海幻》は、《ウルの天宝》やそこから踏み倒すNEOクリーチャーを探してきてくれる。《Drache》がいれば、これをマナから1コストで使えるのはあまりに破格だ。

さらに、《グレートブルー》を《Drache》の下に重ねれば超魂効果も有効に。手札からさらなるタマシードの踏み倒しを達成してくれる。

あとは《ウルの天宝》で、6コスト域のパワーカード達を展開すれば勝利は目前。《竜社長 ゴルファウンデーション》を踏み倒し、盤面をさらに並べていこう。

……という豪快な動きの起点となる《創世竜 Drache der'Zen》、今なら200円未満だ。買い。


おわりに

駆け足ではあったけれど、今年のデュエマを格安視点で振り返ってみた。

1月には『デュエナマイトパック』発売も控えており、また多くのカードがお手頃価格に降りてきてくれるはず。

そんなカードを探すヒントとして、はたまた新たなデッキを組む取っ掛かりとして、本記事が役立ってくれたなら幸いだ。

気になったカードがあれば、ぜひ遡って販売ページもチェックしてみてほしい。

それでは、ここまでお読みくださった皆様に感謝を込めて。また次回の記事で!


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