目次
編注:本記事には未発売カードの情報が含まれているため、カード画像やデッキレシピなどに通常の規定と違うものがございます。あらかじめご了承ください。
はじめに
初めましての方はこんにちは!おみと申します!
先日まで開催しておりましたデッキビルダーコンテストに【伝説の爆走王と共に】という記事で参加させて頂きましたが、皆様のおかげで優勝する事が出来ました!まさか私が優勝出来るとは思っていなかったので結果を見て椅子から転げ落ちました。
あの企画に参加した事によって、皆様に少しでも《スカルライダー》というカードを知ってもらう事が出来たのかなと考えるとずっと使用し続けてきたあのデッキを紹介してよかったなと心から思います。
記事を読んで下さった皆様、投票して下さった皆様本当にありがとうございました。
さて!今回は4月18日発売予定の『RISE OF THE DUELIST』にて新しく登場するテーマである「メルフィー」を使ったデッキをご紹介させて頂きます。
デッキコンセプトについて
はい。記事タイトルで察した方も多いとは思いますが、今回のデッキは某のんびりスローライフなゲームをモチーフにした、新テーマの「メルフィー」を使ったローレベル獣族デッキになります。
今回このデッキを考えた理由としては二つあり、一つ目は 「メルフィー」というテーマが独特の面白い動き方をするので興味を持ったから。二つ目は単純に現在流行っている某のんびりスローライフゲームが好きだからです。
新弾のカードを使用しつつ、流行にも乗れる……一石二鳥の悪魔的デッキビルドッ………!!!
なお筆者はスイッチ本体を持っていないのでYoutubeで延々とプレイ動画を見続けるうちに、無事にわかエアプおじさんになりました。とても哀れですね。
僕も毎日残業、休日出勤上等の社畜ライフを辞めてのんびりスローライフがしたーい!
かわいそうとか言わないで下さい。泣きますよ。それではデッキレシピの紹介です。
なおまだカーナベル様に画像がないカードについてはいらすとや様の画像にて代用しております。ご了承下さい。
デッキレシピ
メインデッキ
- 《メルフィー・キャシイ》 …3枚
- 《メルフィー・パピィ》 …3枚
- 《メルフィー・ポニィ》 …2枚
- 《メルフィー・フェニィ》 …1枚
- 《レスキュー・キャット》 …3枚
- 《素早いビーバー》 …3枚
- 《森の聖獣 カラントーサ》…2枚
- 《ホップ・イヤー飛行隊》 …2枚
- 《X-セイバー エアベルン》…1枚
- 《マイン・モール》 …1枚
- 《子狸たんたん》 …1枚
- 《子狸ぽんぽこ》 …1枚
- 《RR-ラスト・ストリクス》…1枚
- 《森の聖獣 ヴァレリフォーン》…1枚
- 《ライトロード・ハンター ライコウ》…1枚
- 《魔獣の懐柔》 …3枚
- 《メルフィーのかくれんぼ》 …2枚
- 《メルフィーのおいかけっこ》…1枚
- 《クローザー・フォレスト》 …1枚
- 《モノマネンド》 …1枚
- 《トラップトリック》 …3枚
- 《スウィッチヒーロー》 …2枚
- 《メルフィータイム》 …2枚
- 《無限泡影》 …2枚
- 《大捕り物》 …2枚
エクストラデッキ
- 《森のメルフィーズ》…3枚
- 《メルフィー・マミィ》…1枚
- 《No.64 古狸三太夫》…2枚
- 《No.29 マネキンキャット》…1枚
- 《No.77 ザ・セブン・シンズ》…1枚
- 《RR-アルティメット・ファルコン》…1枚
- 《虹光の宣告者》…2枚
- 《ナチュル・ビースト》…1枚
- 《ミセス・レディエント》…1枚
- 《水晶機巧ーハリファイバー》…1枚
- 《ヴァレルソード・ドラゴン》…1枚
※「メルフィー」カードが発売前で画像が無い為、テキスト形式で記載しております。
デッキ内容及びカードの紹介
メインデッキの内容解説
メインデッキ内のカードは大きく分けて4種類に分類されます。
①「メルフィー」カード
メインデッキの「メルフィー」モンスターについては、以下の共通効果を持っています。
- 相手がモンスターの召喚、特殊召喚に成功した場合、またはこのカードが相手モンスターの攻撃対象に選択された場合に自身を持ち主の手札に戻す効果。
- 自分エンドフェイズ時に自身を手札から特殊召喚する効果
簡単に説明すると、相手がこわいモンスターを出したりメルフィーをいじめようとすると手札に逃げちゃう効果と自分のエンドフェイズにこっそりと手札から出てくる効果を持っています。
小動物の生態っぽくてかわいいですね。上手い事再現しているなぁと感心します。
なお1.の効果については、それぞれのモンスターに手札に戻った際の固有効果があります。
以下にそれぞれの固有効果を記載します。
- 《メルフィー・キャシイ》 …デッキから自身以外の獣族モンスターをサーチ
- 《メルフィー・パピィ》…デッキから自身以外のレベル2以下の獣族モンスターをリクルート
- 《メルフィー・ポニィ》 …墓地から自身以外のレベル2以下の獣族モンスターを回収
- 《メルフィー・フェニィ》…手札から自身以外の獣族モンスターを特殊召喚
この中で特に優秀なカードが《メルフィー・キャシィ》と《メルフィー・パピィ》の2枚であり、「メルフィー」の中軸となるモンスターです。
《メルフィー・キャシィ》
【効果モンスター】
星2 / 地 / 獣族 / ATK200 / DEF /200
このカード名の①②の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
①相手がモンスターの召喚、特殊召喚に成功した場合、またはこのカードが相手モンスターの攻撃対象に選択された場合に発動できる。このカードを持ち主の手札に戻す。その後、デッキから《メルフィー・キャシィ》以外の獣族モンスター1体を手札に加える事ができる。
②自分エンドフェイズに発動できる。このカードを手札から特殊召喚する。
出典:遊戯王.jp
《メルフィー・パピィ》
このカード名の①②の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
【効果モンスター】
星2 / 地 / 獣族 / ATK300 / DEF /100
①相手がモンスターの召喚、特殊召喚に成功した場合、またはこのカードが相手モンスターの攻撃対象に選択された場合に発動できる。このカードを持ち主の手札に戻す。その後、デッキから《メルフィー・パピィ》以外のレベル2以下の獣族モンスター1体を特殊召喚する。
②自分エンドフェイズに発動できる。このカードを手札から特殊召喚する。
出典:遊戯王.jp
サーチ先やリクルート先に「メルフィー」縛りが無いため、様々な獣族の優秀なモンスターを使用できます。
また「メルフィー」魔法、罠カードについては以下の3種類が存在します。
《メルフィーのかくれんぼ》
【永続魔法】
このカードの②の効果は1ターンに1度しか使用できない。
①自分フィールドの獣族モンスターはそれぞれ1ターンに1度だけ効果では破壊されない。
②自分の墓地の獣族モンスター3体を対象として発動できる(同名カードは1枚まで)そのモンスターをデッキに加えてシャッフルする。その後自分はデッキから1枚ドローする。
出典:遊戯王.jp
獣族モンスターへの1ターンに1度の効果破壊耐性の付与、それに加えて小型版の貪欲な壺の様な効果でデッキリソースを回復します。
《メルフィーのおいかけっこ》
【速攻魔法】
このカード名の効果は1ターンに1枚しか発動できない。
①自分の墓地の「メルフィー」モンスター1体を対象として発動できる。そのモンスターを特殊召喚する。
出典:遊戯王.jp
テーマ専用の速攻魔法版《死者蘇生》です。
《メルフィータイム》
【通常罠】
①自分フィールドの獣族XモンスターのX素材を任意の数だけ取り除き、その数まで相手フィールドのカードを対象として発動できる。そのカードを持ち主の手札に戻す。自分フィールドの全ての獣族Xモンスターの攻撃力はターン終了時まで、このカードを発動する為に取り除いたX素材の数×500アップする。
出典:遊戯王.jp
獣族XモンスターのX素材を取り除いて発動する《強制脱出装置》のような効果に加えて、取り除いたX素材の枚数に比例して打点を上昇させます。
個人的には維持出来ると永続的に破壊耐性の付与とリソースの回復が出来る《メルフィーのかくれんぼ》が一番強いと考えています。
②展開カード
「メルフィー」における先行展開時の目標は、後述する《森のメルフィーズ》+αとなります。
その為にはレベル2のモンスターを2体場に並べる必要があり、それを達成する為に相性のよい以下の3種類のカードを採用しています。
《レスキューキャット》
【効果モンスター】
星4 / 地 / 獣族 / ATK300 / DEF 100
「レスキューキャット」の効果は1ターンに1度しか使用できない。①:フィールドのこのカードを墓地へ送って発動できる。デッキからレベル3以下の獣族モンスター2体を特殊召喚する。この効果で特殊召喚したモンスターの効果は無効化され、エンドフェイズに破壊される。
レベル2獣族モンスター2体を並べるだけでなく、サモサモキャットベルンベルン時代からのズッ友である《X-セイバー エアベルン》と地属性レベル2獣族のモンスターの2体をリクルートする事で、強力なモンスター《ナチュル・ビースト》をシンクロ召喚する事が出来ます。
《素早いビーバー》
【効果モンスター】
星2 / 水 / 獣族 / ATK400 / DEF 100
①:このカードが召喚に成功した時に発動できる。自分のデッキ・墓地からレベル3以下の「素早い」モンスター1体を選んで特殊召喚する。
召喚成功時に同名モンスターをリクルートする事でランク2モンスターのエクシーズ召喚が可能です。墓地からも特殊召喚出来る点が優秀で 《メルフィー・ポニィ》でサルベージする事で、半永久的にランク2のエクシーズ召喚が狙えます。
《魔獣の懐柔》
【通常魔法】
①:自分フィールドにモンスターが存在しない場合に発動できる。カード名が異なるレベル2以下の獣族の効果モンスター3体をデッキから特殊召喚する。この効果で特殊召喚したモンスターの効果は無効化され、エンドフェイズに破壊される。このカードの発動後、ターン終了時まで自分は獣族以外のモンスターを特殊召喚できない。
召喚権を使用せず3体のレベル2獣族モンスターをリクルート出来ます。非常に優秀な初動札になりますが、このカードの発動後は獣族しか特殊召喚出来なくなる点には注意しましょう。
③モチーフ再現カード
デッキ内の通常の構築ならあまり採用されないようなカードについてはモチーフ元に登場する様々なキャラクター等を再現しています。
これらのカードは完全なネタ枠として採用しているのではなく、軸となるローレベル獣族デッキの動きを損なうことがなくモチーフ元を再現可能なカードとして採用しています。
アシスト等で天下の大乱闘ゲームにも参戦している力を相手に見せつけましょう。
④その他のカード
《森の聖獣 カラントーサ》、《ホップ・イヤー飛行隊》の2枚は主に相手ターン中の妨害役になります。 このデッキでの主な妨害手段となる重要なカードです。
《森の聖獣 カラントーサ》
【効果モンスター】
星2 / 地 / 獣族 / ATK200 / DEF /1400
このカードが獣族モンスターの効果によって特殊召喚に成功した場合、フィールドのカード1枚を選択して破壊できる。
《ホップ・イヤー飛行隊》
【効果モンスター/チューナー】
星2 / 風 / 獣族 / ATK300 / DEF 600
このカード名の効果は1ターンに1度しか使用出来ない。
①相手メインフェイズに、自分フィールドの表側表示モンスター1体を対象として発動できる。このカードを手札から特殊召喚し、そのモンスターとこのカードのみを素材としてS召喚する。
《森の聖獣 ヴァレリフォーン》については中盤以降で手札の不必要なカードを任意の墓地の獣族モンスターに変換する事が出来るモンスターです。
《森の聖獣 ヴァレリフォーン》
【効果モンスター/チューナー】
星2 / 地 / 獣族 / ATK400 / DEF /900
《森の聖獣 ヴァレリフォーン》の効果は1ターンに1度しか使用できない。
①:手札を1枚捨て、「森の聖獣 ヴァレリフォーン」以外の自分の墓地のレベル2以下の獣族モンスター1体を対象として発動できる。そのモンスターを表側攻撃表示または裏側守備表示で特殊召喚する。
《トラップトリック》については《無限泡影》や《メルフィータイム》等の通常罠カードを状況に応じ、効果的に使用するために採用しています。
一番変なカードの説明がまだでしたね。
《スウィッチヒーロー》 についてです。
なぜ 《スウィッチヒーロー》 採用なのか
相手の強力なモンスターを根こそぎコントロール奪取できる可能性のあるカードですが、①発動条件が非常に狙いにくい、②自分の場の強力なモンスターを相手に渡してしまう場合があるという二つの大きな問題があるため、使用率は低いカードです。
ストレージで見かけて一旦確保はするけれども、やっぱり戻すタイプのカードですね。
何故今回このカードを採用しているかについては、「メルフィー」モンスターの共通効果が大きな理由となっております。改めてその共通効果を説明させて頂きます。
- 相手がモンスターの召喚、特殊召喚に成功した場合、またはこのカードが相手モンスターの攻撃対象に選択された場合に自身を持ち主の手札に戻す効果。
- 自分エンドフェイズ時に自身を手札から特殊召喚する効果
そう「メルフィー」モンスターは自分エンドフェイズ時に手札から大量に展開出来、相手ターン中には相手の行動に反応して手札に回収する事が可能な為、自分フィールド上のモンスター数を相手のターン中に非常にコントロールしやすいのです。
めちゃくちゃ《スウィッチヒーロー》と相性がいいと思いませんか?
《トラップトリック》でサーチ可能な通常罠でもあるので、一発逆転のロマンカードですが十分に狙えるレベルであると言えるでしょう。
森の仲間たちがお引越しをする際には笑顔で見送ってあげましょうね。
なによりも重要な点として、カード名が《 ”スウィッチ”ヒーロー》 …
そう、”スウィッチ” なんです。
某のんびりスローライフゲームと遊戯王OCGというカードゲームを繋げる奇跡的な1枚です。
このデッキの為に存在するのではないかと考えてしまう位にはピッタリとハマるカードです。
以上がメインデッキの解説となります。
エクストラデッキのカードについて
基本的にはとにもかくにも《森のメルフィーズ》 のエクシーズ召喚を狙っていきます。
《森のメルフィーズ》
【効果モンスター/エクシーズ】
ランク2 / 地 / 獣族 / ATK500 / DEF2000
このカード名の①、②の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
①このカードのX素材を1つ取り除いて発動できる。デッキから「メルフィー」カード1枚を手札に加える
②このカード以外の自分フィールドの表側表示の「メルフィー」モンスターが自分の手札に戻った場合、相手フィールドの表側表示モンスターを対象として発動できる。そのモンスターはフィールドに表側表示で存在する限り、攻撃できず、効果は無効化される。
出典:遊戯王.jp
サーチ並びに妨害を行う3枚必須の最重要カードです。このカードが「メルフィー」を組む意義と言っても過言ではないくらい優秀なカードです。
このカードにいかにアクセス出来るかでデッキの回転及び妨害が大きく変わってくるのでまずはこのモンスターのエクシーズ召喚を狙っていきます
なお《メルフィー・マミィ》については軸にするには消費と効果が釣り合っていない印象を受けるため1枚だけの採用になっています。
バブみを感じてオギャリましょう。マミィ…
残りのエクストラデッキのカード達については、簡単な紹介を以下に記載させて頂きます。
以上がエクストラデッキの解説となります。
デッキの動かし方について
基本的にはまず第一に《森のメルフィーズ》をエクシーズ召喚する事で、各種「メルフィー」モンスターにアクセスしていきます。
「メルフィー」モンスターの共通効果により手札に回収して再び特殊召喚を繰り返すことで、じりじりとアドバンテージを稼いでいく様な戦い方となります。
簡単な展開例を以下記載致します。
【必要なカード】
- 《レスキューキャット》(《素早いビーバー》、《魔獣の懐柔》でも可)
- 《メルフィー・キャシィ》(《メルフィー・パピィ》でも可)
- 《レスキューキャット》召喚。効果を発動しデッキから獣族レベル2モンスター2体をリクルート
- 獣族レベル2モンスター2体で《森のメルフィーズ》をエクシーズ召喚
- 《森のメルフィーズ》効果発動。《メルフィー・パピィ》をサーチ
- 自分エンドフェイズ時に手札の《メルフィー・キャシィ》、《メルフィー・パピィ》を特殊召喚
【盤面】
- 《森のメルフィーズ》
- 《メルフィー・パピィ》
- 《メルフィー・キャシィ》
相手ターンの動きとしては、相手のモンスター召喚に合わせて《メルフィー・パピィ》を手札に戻すことで《森の聖獣 カラントーサ》を特殊召喚して相手フィールドのカードを1枚破壊出来ます。
上記の動きをする事で「メルフィー」モンスターが手札に戻る為、《森のメルフィーズ》の効果が発動し相手フィールド上のモンスター1体の効果を無効に出来ます。
また《メルフィー・キャシィ》を手札に戻すことで《ホップ・イヤー飛行隊》をサーチし、効果使用済みの《森の聖獣 カラントーサ》とシンクロして《虹光の宣告者》にすることでもう1妨害を構える事が出来ます。
《森のメルフィーズ》がフィールドに残れば次のターンも同様の動きが出来る為、コンスタントに3妨害を構えていける点が強みです。
上記のような「メルフィー」デッキの基本的な動き以外にも先述した《スウィッチヒーロー》によるコントロール入れ替えや唐突な《RR-アルティメット・ファルコン》 からの《No.77 ザ・セブン・シンズ》で「メルフィー」に足りない高打点を出すといった相手の意表を突く軸をずらした攻め手もあります。
発売後はこの構築がスタンダードになるに違いありません。きっと。多分。
おわりに
今回は一風変わった「メルフィー」デッキの紹介となりましたがいかがだったでしょうか。
こんな時期にどうぶつテーマが出るなんてもうこのデッキを組んでくれ!と言っているようなものですね。
「メルフィー」デッキに不足している打点及び盤面を捲る力を《スウィッチヒーロー》で相手から頂戴しようという点は個人的に気に入っています。
テーマデッキだとしてもちょっと変わった1枚を取り入れる事で相手からすると予想外の動きが出来るようになるのが遊戯王の面白いところですね。
この記事を書いていて死ぬほど某のんびりスローライフゲームがやりたくなったのでこの企画で優勝して買いにいってやろうと思います。
それではまた別の記事でお会いしましょう。
ここまで読んで頂いた皆様、誠にありがとうございました!
だなも。