目次
とりあえずは自己紹介
虎に落ちると書いてなんて読むか知ってる人はまずいないであろうことから読み方から語ろうと思う。 虎落とかいて「もがり」と読むが、これを初見で読めた人はまずいないしTwitterのFF内の人も「こらく」って呼んでる人もいるからまあ適当に呼んでもらって構わない。 本日はどうしても《竜魔道騎士ガイア》を使いたくて書いたこの記事を読んでいってもらえれば嬉しく思う。
《竜魔道騎士ガイア》はどんなモンスター?
レベル7・風属性・ドラゴン族の融合モンスター。
融合素材は「暗黒騎士ガイア」モンスター+レベル5モンスター。
執筆時最新弾である「RISE OF THE DUELIST」の看板モンスターであり、該当パック1の脳筋モンスターである。
フィールドではカード名を《竜騎士ガイア》として扱い、メインフェイズに攻撃力を2600ポイント下げる事で相手モンスターを破壊できる効果に加え、さらに戦闘で相手モンスターを破壊すると攻撃力が2600ポイントも上昇する効果を持っているのである。
タイトルにもある《螺旋融合》って?
《螺旋融合》はドラゴン族専用の融合魔法であり、《竜騎士ガイア》以外に使うのであれば《ドラゴンメイドのお召し替え》でよいと言えるカードである。 しかし、一度《竜騎士ガイア》の融合に使用した場合は追加効果が付与され、攻撃力2600上昇に加えモンスターへの二回攻撃を《竜騎士ガイア》に与えるのである。
でも微妙に出しづらい…
第一の関門、融合素材
《暗黒騎士ガイア》ではなく「暗黒騎士ガイア」モンスターなのはまぁ最近《融合派兵》というカードがあるし仕方ないことである。 こちらのサーチ手段は《混沌の場》(ターン1回)と《走破するガイア》(手札のドラゴン族のレベル5モンスターを見せる起動効果)、さらに戦士族である為《聖騎士の追想 イゾルデ》が利用可能である。 しかしドラゴン族のレベル5モンスターとはアバウトな…と思ったことであろう。 だがこのドラゴン族のレベル5モンスターと言うのが曲者なのである。
実際のところドラゴン族のレベル5モンスターって何体いるの?
RISE OF THE DUELIST発売時である現在、確認できたドラゴン族のレベル5モンスターの内訳であるが、
通常モンスター4体
効果モンスター15体
儀式モンスター1体
融合モンスター2体(そのうち1体は《簡易融合》不可)
シンクロモンスター2体
ペンデュラムモンスター2体
の計26体である。
第二の関門、《螺旋融合》
キーカードなのに何で?
この《螺旋融合》というカード、融合と書かれている為サーチ手段は豊富なのであるが、(《竜魔導の守護者》とか)サーチするのに大体召喚権を消費してしまうのである。 そうすると融合素材のサーチ手段の1つである《聖騎士の追想 イゾルデ》がとても使いづらくなり、結果的に融合素材が揃わなくなるのである。
第三の関門、高打点モンスター
脳筋って言ってたじゃん…
確かに《螺旋融合》を使って出した《竜魔道騎士ガイア》の突破力と殺意はとても高いのである。 しかし、それはあくまで高いだけであり、攻撃力3000のモンスターが2体いればワンキルする事はできないのである。 (5200-3000+7800-3000=7000) 一応、《竜魔道騎士ガイア》にも除去効果は付いているが、せっかくの高い攻撃力を下げて発動する為、可能な限り使いたくないのが本音である。
なんとかして第三の関門を突破したい…
貫通効果ならなんとかなるけど…
実のところ、守備表示モンスターが2体の状況であれば《竜魔道騎士ガイア》よりもほぼ同じ素材で出せる《天翔の竜騎士ガイア》で《螺旋槍殺》を持って来て殴れば雑にアドも稼げて強いのである。 高打点で相手モンスターを倒しながら相手をきっちり倒しきりたい…そんなワガママを叶えてくれるモンスターは居ないか探してみた結果がこちらである。
救世主、《アームズ・エイド》
シンクロと融合を使いこなしてワンキルなんてカッコいいじゃないか!
思いついた瞬間に条件完璧じゃんとまで思ったレベルである。 ぶっちゃけそのまま殴るよりも殺意あるし、《天翔の竜騎士ガイア》出しても火力高くなるから相性抜群なのである。 問題はこの救世主、《アームズ・エイド》をどうやって出すか、というお話である。 これにより、第三の関門は突破したと言えよう。
その時脳裏によぎったトラウマが全てを繋げた
シンクロのレベル4出すと言えばリリクラドラグーンなんてのもあったよね…あれ? これはもしかして流用できるのでは?
元々、《聖騎士の追想 イゾルデ》から《水晶機巧 ハリファイバー》に繋げられるのは有名な話であり、《水晶機巧-ハリファイバー》を使ってレベル4シンクロモンスター、《虹光の宣告者》を使いつつ《捕食植物 ヴェルテ・アナコンダ》に繋げて《超魔導龍騎士-ドラグーン・オブ・レッドアイズ》を出すなんて親の顔より見た光景であり、前環境の日常である。 そこでふと興味を持ったことが1つ、展開パターンをちょっと調整すればレベル5シンクロモンスターと《アームズ・エイド》を並べられるのでは?という好奇心である。
イゾルデ+1体からスタートしてアナコンダ+融合素材+アームズエイドまで繋がる芸術
必要初手《V・HERO ヴァイオン》+闇属性モンスター1体又は特殊召喚可能なモンスター1体。
無論、《V・HERO ヴァイオン》でなくても構わないが、便宜上《V・HERO ヴァイオン》を使用する事とする。(レシピの基本がそうなっているのである)
《V・HERO ヴァイオン》召喚→①効果で《E・HERO シャドー・ミスト》を墓地に送り《D-HERO ディアボリックガイ》を手札に加える。
ヴァイオン②効果で《E・HERO シャドー・ミスト》を除外し《融合》を手札に加える。
融合発動、素材は手札の闇属性モンスターと《D-HERO ディアボリックガイ》で《D-HERO デッドリーガイ》を融合召喚する。
《D-HERO デッドリーガイ》と《V・HERO ヴァイオン》で《聖騎士の追想 イゾルデ》をリンク召喚し、①効果で《魔道騎士ガイア》(暗黒騎士ガイアモンスターならなんでも良い)を手札に加える。
そのまま《聖騎士の追想 イゾルデ》②効果を発動し《執念の剣》を墓地に送って《屈強の釣り師》を特殊召喚する。
《聖騎士の追想 イゾルデ》と《屈強の釣り師》で《水晶機巧-ハリファイバー》をリンク召喚。①効果で《幻獣機オライオン》を特殊召喚。
《水晶機巧-ハリファイバー》1体で《リンクロス》をリンク召喚、①効果でリンクトークンを2体生成する。
《幻獣機オライオン》とリンクトークンで《武力の軍奏》をシンクロ召喚、効果で《幻獣機オライオン》を特殊召喚し、《幻獣機オライオン》の①効果で幻獣機トークンを特殊召喚する。
《幻獣機オライオン》と幻獣機トークンで《転生竜サンサーラ》をシンクロ召喚、《武力の軍奏》とリンクトークンで《アームズ・エイド》をシンクロ召喚。 墓地の《D-HERO ディアボリックガイ》の効果でデッキから《D-HERO ディアボリックガイ》を特殊召喚し、《リンクロス》と《D-HERO ディアボリックガイ》で《捕食植物 ヴェルテ・アナコンダ》をリンク召喚。
《捕食植物 ヴェルテ・アナコンダ》①効果で《螺旋融合》を墓地に送って効果発動、《聖騎士の追想 イゾルデ》効果でサーチした手札の《魔道騎士ガイア》とフィールドの《転生竜サンサーラ》で《竜魔道騎士ガイア》を融合召喚。 《竜魔道騎士ガイア》に《アームズ・エイド》を装備。
遂に完成した究極生命体《アームズ・エイド》装備《竜魔道騎士ガイア》
ここまで見た勢いでついでに完成したデッキレシピも見ていって、参考にしてもらえれば幸いである。
ちなみにこのリストには他にも《レッドローズ・ドラゴン》並びに《ガーデン・ローズ・メイデン》と言ったカードも投入されているが、結局のところ終着点は《竜魔道騎士ガイア》なので実際に組んで回してみて欲しいものである。
終わりに
今回のリストは徹夜であれこれ考えて作った物である為、まだまだ改良の余地はあるだろう。
しかし、現存するレシピをそのままコピーするだけではなく、新たな動きの開拓というのも考えて貰いたいと考える為今回筆を取った次第である。
気が向いたらまた別のデッキの事について書き連ねる事もあると思われるので、Twitterの方から別のデッキレシピも覗いてみて欲しい。
Twitterの検索欄で「from:@Reotyudoku #デッキメーカー #遊戯王」と入力すると今までのデッキを見ることができるし、他の人のレシピを見たい場合は@Reotyudokuを検索したい人のTwitterのIDにすれば調べる事ができる。
レシピ参考にならなかったわという方はこの事だけでも覚えていってもらえれば幸いである。
では、またどこかで!