デュエルマスターズプレイヤーの皆さん、ごきげんようです。 ガチまとめ所属のV(バーチャル)ライター、花咲カナです。
この記事はワタクシがバーチャル電脳都市であるとこの四日市市(?)の方から、元気にデュエル・マスターズの情報をお届けするというものです。
そして今回なのですが、ワタクシV世界を飛び越えまして、皆さんの制作したデッキの紹介をさせていただこうという企画です。
応募していただいた皆さん、ありがとうございました。
本日もゆっくりしていってくださいね。
目次
デッキ紹介
普段はワタクシの方からデッキの紹介をさせていただくことが多いのですが、今回は普段ガチまとめの記事を読んでくださっている方からデッキを募集致しました。
改めてデッキを投稿してくださった皆さん、ありがとうございました。
ワタクシの想定以上にたくさんの投稿がありまして、全てを紹介とはいかなくなってしまい申し訳ありません。
今回は普段あまり大会なんかでは見掛けないようなデッキを中心に、ワタクシが「おっ!」と思ったものを独断でチョイスさせていただきました。
「おもしろ系」とか「これは大会でも活躍するかも系」とかジャンルごとに分けて紹介致します。
またいただいたデッキについては、どんなデッキなのかとかこんなカードも入れたいとか、そんなコメントもさせていただこうかなと思います。
それではいってみましょう!
おもしろ系
ワタクシが「このギミック面白い!」と思ったデッキをチョイスしました。
スライム@デュエマ垢さんの【零龍ジャスミン】デッキ
スライム@デュエマ垢 さん (@Y3rPXVNmqOLMxlC)
リスト見たとき「おっ!」ってなりましたね。
自壊クリーチャーを《有象夢造》で使い回してリソースを伸ばしたり妨害をしながら《零龍》の卍誕を狙うのが基本となるでしょうか。
【 呪文 】
種族 チーム零 / 文明 水/闇 / コスト4
■S・トリガー(この呪文をシールドゾーンから手札に加える時、コストを支払わずにすぐ唱えてもよい)
■カードを2枚引き、自分の手札を2枚捨てる。
■コスト2以下のクリーチャーを2体まで、自分の墓地からバトルゾーンに出す。
また《霞み妖精ジャスミン》でブースト出来るので、6コストの《虚数転生》が単純に強いカードとしてプレイ出来るのも大きいです。
墓地の儀だけはちょっと手間取りそうなので、このカードをプレイしておくとだいぶ楽になると思います。
【 呪文 】
種族 チーム零 / 文明 水/闇 / コスト6
■カードを3枚引き、その後、自分の手札を3枚捨てる。
■コスト3以下のクリーチャーを3体まで、自分の墓地からバトルゾーンに出す。
そんなわけで、リスト的にもかなり卍誕を狙いやすいのが魅力です。
もし多少手を加えるなら《爆走戦鬼レッド・ライダーズ》辺りが、《異端流し オニカマス》等の青のカードに振られるでしょうか。
もちろん《爆走戦鬼レッド・ライダーズ》も強いんですよね。
ただこのカード、色合い的に手からのプレイは出来ないので、「序盤に1ランデスして誤魔化す」というような使い方は難しくなります。
そういう意味では、メタカードとして汎用性が高いカードを採用しておくのもありなのかなと思いました。
ただオニカマスの強みである「打点」というのは零龍の効果で消えます……。というわけですので、正味どっちでもいいかと思います。
あとは墓地対策にどうしても弱くなるのはデッキの宿命ですね。
これは仕方ない部分だと思います。
それを差し引いても、ワタクシはかなり好きなリストです。
しんねこ(にゃーらん) さんの【青赤黒アモンロック】デッキ
しんねこ(にゃーらん) さん (@o1iZNQFk1NYT1c1)
裁定変更で退化系のギミックが強くなったのは皆さんご存じのことだと思いますが、《魔流星アモン・ベルス》は久々に見ましたね。
【 進化クリーチャー(進化V) 】
種族 フェニックス / グランド・デビル / 文明 水/闇 / パワー9000 / コスト9
マナゾーンに置く時、このカードはタップして置く。
進化V-自分の水のクリーチャー1体と闇のクリーチャー1体を重ねた上に置く。
相手は、カードを引いた時、そのカードを見せる。その後、自分の手札を2枚捨ててもよい。そうした場合、相手はそのカードを捨てる。
W・ブレイカー(このクリーチャーはシールドを2枚ブレイクする)
このデッキは落城ギミックから《魔流星アモン・ベルス》を投げて、相手のターン開始時に《斬隠蒼頭龍バイケン》なり《夜露死苦 キャロル》なりを見せてドローロックを掛けるというものです。
【 クリーチャー 】
種族 ポセイディア・ドラゴン / シノビ / 文明 水 / パワー6000 / コスト6
W・ブレイカー
相手のターン中にこのクリーチャーが自分の手札から捨てられる時、墓地に置くかわりにバトルゾーンに出してもよい。そうした場合、バトルゾーンにあるクリーチャーを1体選び、持ち主の手札に戻してもよい。
自分のシノビの「ニンジャ・ストライク」能力を使った時、カードを1枚引いてもよい。
で、自分は《悪臭怪人ゴキーン》+《龍脈術 落城の計》で山札を回復し続けられるので待っていれば勝てるというわけですね。
殴らずに勝てるのは高評価です。
また通常の落城と違って《夜露死苦 キャロル》を引いていると《勇愛の天秤》や《エマージェンシー・タイフーン》が単純に手札補充カードになるのも美味しいです。
ただ問題は《魔流星アモン・ベルス》が真価を発揮するのは相手の手札がないときなんですよね。
ところがこのデッキはハンデスをするカードがほぼないと言っていいですが、かといってハンデスカードを入れられるようなデッキ的な余裕もありません。
そういう意味では、《魔流星アモン・ベルス》を建てるタイミングが問われそうなデッキかなと思います。
その昔、アモンベルスロックデッキの動画を見てニコニコしていた身としては高評価です。
ロマン系
条件はそれなりハードル高いですが、決まればほぼ勝てそうだというデッキをチョイスしました。
MIYU1996 さんの【5cユニバースゲート(マジックス)】デッキ
MIYU1996さん (@MIYU19963)
【ユニゲサイクリカ】もいまはこんな感じに進化していらっしゃるんですね。
そういえばしれっとGストライク持ちのフェニックスが追加されていていましたね……。
【 クリーチャー 】
種族 ゴッド / フェニックス / 文明 闇/火 / パワー39000 / コスト13
■G・ストライク(このクリーチャーを自分のシールドゾーンから手札に加える時、相手に見せ、相手のクリーチャーを1体選んでもよい。このターン、そのクリーチャーは攻撃できない)
■スピードアタッカー
■ワールド・ブレイカー(このクリーチャーは相手のシールドをすべてブレイクする)
■このクリーチャーが召喚以外の方法で出た時、山札に加えてシャッフルする。
どういったデッキなのかというと、《ザ・ユニバース・ゲート》で追加ターンを複数取った上で使い回しつつ、《究極銀河ユニバース》の特殊勝利や単純に並べた打点で倒しきったりをするデッキです。
使い回しには《龍素記号Sr スペルサイクリカ》が利用されることが多いのですが、ここでは《水の魔術師マジックス》を採用しています。
ツイートにある「ギフトマジックスで最速3ターンユニバースゲートを狙える」というのは夢物語なので置いておくとしても、マジックス自体は単純に(実質)1コスト軽いためタップインに悩まされなくて済みますし、複数枚の呪文に触れたりもするので、差別化は出来ていると思います。
個人的に気になったのは、緑の少なさでしょうか。2ターン目にブーストを撃つには心許ないですね。
そういう意味では、色が合って《ザ・ユニバース・ゲート》や《メテヲシャワァ・ヲヲロラシアタァ》のビビッドローと相性のいい《魂の呼び声》なんかは採用していいと思うんですけどね。
【 呪文 】
文明 自然 / パワー- / コスト3
種族をひとつ選ぶ。自分の山札を見て、その中から選んだ種族を持ち名前が異なるクリーチャーを3体選んで相手に見せる。山札をシャッフルしてからその3体を好きな順序で山札の一番上に戻す。
このデッキ、回ると「追加4ターンあるうちの1ターン目です」とか平然と起こるので楽しいですよ。
ふちょさんの【5cキューブ】デッキ
ふちょさん (@toumeiwarutu)
ワタクシこのデッキで遊んだことあります()
基本的には5cキューブなんですが、場に《偽槍縫合 ヴィルジャベリン》がいるときに10マナ溜めて《ナウ・オア・ネバー》と《龍素記号Sr スペルサイクリカ》と《魔龍バベルギヌス》と《ボルバルザーク・エクス》を持っていると、ヴィルジャベリンのcipを永遠と使い回せるので相手の手札とマナと相手の盤面が消えます。
【 クリーチャー 】
種族 ディスペクター / キング・コマンド・ドラゴン / リキッド・ピープル / 文明 水/闇/自然 / パワー15000 / コスト10
■EXライフ(このクリーチャーを出す時、自分の山札の上から1枚目をシールド化する。このクリーチャーが離れる時、かわりにそのシールドを墓地に置く)
■T・ブレイカー
■このクリーチャーが出た時、相手のカードをバトルゾーンから1枚、マナゾーンから1枚、さらに相手の手札から見ないで1枚、選ぶ。相手はそれらを自身の墓地に置く。
■自分のターンの終わりに、プレイヤーを1人選ぶ。そのプレイヤーはカードを2枚引く。
簡単に言うと、10マナあれば2回ナウオアを唱えられるので、1回目でバベギを出し入れしてヴィルジャベリンを出し入れし、2回目でエクスを使ってマナをアンタップする感じです。
ちなみに《魔龍バベルギヌス》の部分を《革命龍 ガビュート》にすると、盾も消えてなくなります。
【 クリーチャー 】
種族 デーモン・コマンド・ドラゴン / 革命軍 / 文明 闇 / パワー7000 / コスト7
■W・ブレイカー
■このクリーチャーがバトルゾーンに出た時、相手のシールドをひとつ選び、持ち主の墓地に置く。
■革命2―自分のシールドが2つ以下なら、自分の闇のクリーチャーすべてに「ブロッカー」と「スレイヤー」を与える。
そんなわけで、ワタクシはこの手のデッキ好きなのでチョイスさせていただきました。
少し中身を弄るなら、新しいカードを入れてどうこうというよりナウオアやサイクリカの枚数を増やしたいですかね。
あとループに拘らないなら、最近お馴染みの《龍風混成 ザーディクリカ》なんかも強いと思います。
【 クリーチャー 】
種族 ディスペクター / クリスタル・コマンド・ドラゴン / エンジェル・コマンド / メルト・ウォリアー / 文明 光/水/火 / パワー6000 / コスト7
■EXライフ(このクリーチャーを出す時、自分の山札の上から1枚目をシールド化する。このクリーチャーが離れる時、かわりにそのシールドを墓地に置く)
■W・ブレイカー
■このクリーチャーが出た時、コスト7以下の呪文を1枚、自分の手札または墓地からコストを支払わずに唱えてもよい。それを唱えた後、墓地のかわりに山札の下に置く。
■自分のターンの終わりに、そのターン自分が呪文を唱えていれば、相手のパワー5500以下のクリーチャーを1体破壊し、その後、カードを1枚引いてもよい。
割としっかり強いかも系
CS優勝となるとさすがに厳しいとは思いますが、予選で何回か勝ったり特定の環境デッキにもいそうなデッキをチョイスしました。
せきやさんの【青黒ゲンムカウンター】デッキ
せきやさん (@sekiya0)
実はこのタイプのデッキの投稿は複数あったのですが、最も構築が洗練されていると感じたのをチョイスさせていただきました。
防御手段が豊富なので、攻めるデッキを咎めやすそうです。
逆に自分から攻めていくのは厳しそうではあるので、コントロールやループなどには厳しそうなのですが、ビート系が多い環境では食えるデッキ多いと思うんですよ。
呪文を止められていても《戯具 ヴァイモデル》+《終末の時計 ザ・クロック》で止まるのがいいですね。
【 クリーチャー 】
種族 マフィ・ギャング / チーム零 / 文明 闇 / パワー3000 / コスト5
■S・トリガー(このクリーチャーをシールドゾーンから手札に加える時、コストを支払わずにすぐ召喚してもよい)
■このクリーチャーがバトルゾーンに出た時、自分の山札の上から3枚を墓地に置く。その後、コスト3以下のクリーチャーを1体、自分の墓地からバトルゾーンに出す。
リストとしては完成しているため、ワタクシとしても特にどうこうしたい部分はないんですよね。
得意不得意がはっきりしているためCS優勝などは厳しいとは思いますが、【赤青バスター】のような強力なビートデッキでも勝ててしまうのではないでしょうか。
CSでは……ワタクシはあまり当たりたくないですね……。
トト#FF3399 さんの【シータ究極進化ビート】デッキ
トト#FF3399 さん (@totoemon_games)
こちら、強いと思います。
特に《アストラル・リーフ》が着地してしまえばあとはデッキが回ってくれますので、結構好きなようなプランを組むことが出来ると思います。
【 進化クリーチャー 】
種族 サイバー・ウイルス / 文明 水 / パワー4000 / コスト2
進化-自分のサイバー・ウィルス1体の上に置く。
このクリーチャーがバトルゾーンに出たとき、カードを3枚引いてもよい。
理想は《葉鳴妖精ハキリ》から入って、3ターン目に《アストラル・リーフ》、ハキリの効果で《ヘビー級ヘビー》を出しながら1点、4点、《龍装者 バルチュリス》でしょうか。
決まればなんと3キルです。
【 進化クリーチャー(究極進化) 】
種族 グランセクト / スペシャルズ / 文明 自然 / パワー19000 / コスト3
■究極進化:自分の進化クリーチャー1体の上に置く。
■Q・ブレイカー(このクリーチャーはシールドを4つブレイクする)
■自分のクリーチャーは、それよりパワーが小さいクリーチャーにブロックされない。
■マナ爆誕6(このクリーチャーを自分のマナゾーンから、コスト6を支払って召喚してもよい)
普通に大会で当たったら負けそうなんですよね。
加えてこのデッキは《瞬閃と疾駆と双撃の決断》まで採用しているため、理想ムーブが出来なかった場合でも巻き返しが可能です。
【 呪文 】
文明 火 / コスト3
■次の中から2回選ぶ。(同じものを選んでもよい)
→コスト3以下のクリーチャーを1体、自分の手札からバトルゾーンに出す。
→このターン、自分のクリーチャー1体に「スピードアタッカー」を与える。
→自分のクリーチャーを1体選ぶ。このターン、そのクリーチャーの最初の攻撃の終わりに、そのクリーチャーをアンタップする。
ただその分なんですが、赤を採用することになっているんですよ。
色の配分上やむなしなんですが、どうしても《熱湯グレンニャー》だけは気になってしまうんですよね……。
このカード、多色カードを逃がせるターンがない場合もあるので、引いてしまうと中々足枷になってしまうことも……。もしかしたら、制作した方も難しい気持ちで採用しているのかもしれません。
ところで新弾でスター進化クリーチャーという新ギミックが登場しています。
今後も新規のスター進化カードが登場することも予想出来るため、 或いはこのデッキそのものも強化出来るかもしれません。
おわりに
というわけで、今回は6つのデッキを紹介させていただきました。
参加していただいた皆さん、本当にありがとうございました。
参加していただいたけど取り上げることが出来なかった皆さんは申し訳ないです。
やっぱりデュエマはデッキを作ってこそ、という部分があると思っています。
デッキの作るのは楽しいので、あまり自分ではやらないよという方も、チャレンジして欲しいです。
今後も読者の皆さんと一緒に出来る企画もやりたいと思ってますので、今回参加出来なかったという方も是非応募していただきたいです。
このチャンネルでは、花咲カナが引き続きデッキの紹介や作成をしていく予定です。
面白かったら高評価とコメントの方、お待ちしております。コメントは……頑張って返します。
それでは、また次の配信でお会いしましょう~