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許容できないことだってある
どうも、面白いことが大好きで悪いことは許せない弁天です。(年齢的にわからないであろうことを言っていくスタイル
自分は、大概のことは許せる非戦闘スタイルな人生観だがそれでも許しちゃおけねぇことがある。
それは、ドブガチャとコミュニケーションをとるべき場面で黙っていることである。今回は後者のことについて語っていこうと思う。前者は語ることがあるのか?
デュエマに限らず「TCG」というのは基本人間二人でコミュニケーションを取りながら進行していくゲームである。カードの使用、シールドの破壊、すべてにおいて宣言をしなければ進行ができない。
しかし、ここ最近宣言をせずただ黙々とカードの処理をするだけのプレイヤーにあたることが増えてきた。特に前回のCSで当たった時は真剣であったことを差し引いてもなんとなく嫌な感じはしていた。黙ってカードを見せ、黙って処理を実行し、黙って次に行く。俺は壁か?
しかし、自分がCSという場でデュエマをするようになってから日が浅いので「果たして黙った状態でデュエルするのは明確な罰則が付くのか?ジャッジを呼ぶべきなのか否か?」がわからないのである。しかもこのことはタカラトミーカードゲームダイヤルで聞いて答えが返ってくるのか?裁定の話は公式に聞けばよいとは思うが、こういうマナー的な話はジャッジの方に聞かないとわからなそうだし……。
そういうことで、とあるジャッジの方にダイレクトメールで聞いてみることにした。お名前は伏せるという条件でこの話を公開させていただけるとのこと。ホントに感謝しかない。ありがとうございます。
ジャッジとしてはどうなの?その1「発言しないのはいいの?」
今回は二つの質問に回答していただいた。まずは1つ目。
「カードをプレイする際に『○○を召喚します(唱えます)』と発声せず、カードを見せるだけなのはマナーとしてよいのでしょうか?」
友人間で別な話をしながらデュエルしてるときはこういうことするのは多いが、大会で実際にあたった際にそれ以上の話をせずにカードを見せるだけってのはいかがなものか?しかも、トランプや囲碁将棋等とは違い「カードの効果がルールを上回る」ことが特色のTCG。何されたのかわからないのでは……?
それに対する回答は、
「好ましくないですね。」
一言目からバッサリである。さらにこう続ける。
「『カードを使うときは宣言をしてください。』と伝えてあげてください。それでも改善が見られない場合にはジャッジを呼んでください。しっかり指導しますので。」
まず、口頭で「宣言してほしい」と伝えることが大前提であるが、それでも聞き入れてくれないときはジャッジを呼んでいいみたい。ジャッジの方、大変だなぁ……。
「無言でプレイすることで問題になることもありますので。例えば、無言でプレイしたカードが実際に使おうとしたものではなかった時ですね。」
そうそう!!それそれ~!!!そのことをジャストで聞きたかったんですよ~!!!ということで、次の質問へ。
ジャッジとしてはどうなの?その2「プレイしたカードが違ったりしたら?」
この質問では、実際に大会であった事例を交えながらお答えいただいた。
「《偽りの王 ナンバーナイン/歓喜の歌》を《煌メク聖戦 絶十》の効果で軽減して出された際に発言がなかった場合はジャッジを呼んで確認を取った方が得策ですか?」
要するに、コスト軽減されまくって1コストでカードを出されても発言がなければどちらの側で唱えられたのか分からなくない?ってことである。さて回答はいかに?
「そうですね、この状況で僕が呼ばれたならば
まず、どの面で使うか宣言していたかどうかを両プレイヤーに確認したうえで、どちらの面で使うつもりだったかの聞き取りをします。そして、そのプレイヤーが使おうとしていた面で使わせます。」
それはさすがにそうか。デュエマは基本的に相手ターンの時の干渉が少ないゲーム。プレイヤーが使いたい方で通さないと大前提が崩れてしまうもんなぁ……
と、思っていたら続きの文面が。
「ただし、【意思疎通規定抵触行為】にあたりますので、この場合には注意のペナルティを与えますね。」
【意思疎通規定抵触行為】!?
デュエマのルール、意外とそういうとこまできちんと作られてるんだなぁ。こんなとこまで手が届くとは。
終わりに:やっぱりマナーよくデュエマ、やろうか。
今回は個人的に許せない行為の一つを上げさせてもらったが、やっぱりマナーよくゲームをすることは重要であることが再確認できた。
デュエマはやっぱり対戦相手とコミュニケーションを取って初めて楽しめる競技である。この記事を読んだ貴方には、マナーを守って楽しいデュエマライフを送ってもらいたいと思う。