ギュウジン丸、CSデッキへの道

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ギュウジン丸、CSデッキへの道

目次

ギュウジン丸、完成す。

どうも、ギュウジン丸が好きすぎて最近高騰している《禁断機関 VV-8》が憎い弁天です。同じ水レジェンドなのにどうしてここまで差が開いた。

なぁ……ついこの間まで同じくらいの価格帯にいたじゃないか……?

出典:デュエル・マスターズ公式サイト

以前から話題にあげていた「白青ギュウジン丸」のデッキがきちんと完成し、何度かフリー対戦を経て考えたことを記録として示していこうと思う。同時に、環境デッキと戦えるのか?環境と戦っていくためにどう改造したほうがよさそうなのか?も考察していけたらと思う。

今回のデッキでは多少GR部分が変わっているがメインデッキはこの構築で使用してみた。
GR部分は《ポクタマたま》と《マグ・カジロ》が
《補充 CL-20》と《浸透 DS-10》に代わっている。

使用感:ぶっちゃけ結構強い。

まずは使用してみた感想として、環境デッキと渡り合えそうなポテンシャルを秘めていることはしっかりと感じた。GR召喚を多用することで盤面の差をドンドン開いていき、その盤面を維持できる《大審絆官 イマムーグ》と相手の盤面を一掃するワールドブレイカーとしての《伝説の正体 ギュウジン丸》の組み合わせは正直言ってかなり噛み合っている。また、呪文封じを1ターン早く仕掛けることのできる《ファイナルストップ》は前半に呪文を唱えがちなこの環境に上手くマッチしてると言っても過言ではない。

では、ここでは「コイツが意外に強かった」と感じたことの多いカードを列挙していこう。

この蟹、やりおる。
Dホイールに乗ってないのに……

出典:デュエル・マスターズ公式サイト

まずは《イグゾースト・Ⅱ・フォー》。こいつをデッキに採用した点は「呪文を墓地から利用できる」という点である。もちろんそれも強かったのだが、このカードが光った点は「呪文を唱えたときに相手を行動不能にする」効果の連続使用だった。この効果が地味に強く、デッドダムドに侵略される前に動きを封じたりさせるのでかなりのターン数を一体で稼いだりできたのが大きい。このデッキは1ターンでクリーチャーをいかに展開できるかが肝なので、こいつの存在はとても重宝した。

通称「パス美」。

出典:デュエル・マスターズ公式サイト

そしてこのカード、《パス・オクタン》。このカードは一見するとハズレGRクリーチャーに見えるが、その実「他のクリーチャーを単体除去から守ってくれる盾」という超優秀GRクリーチャーであった。デュエマというカードゲームはその性質上全体除去はコストが重めに設定されているのもあって、除去といえば単体というカードを採用していることが多い。ゆえに、相手にとってこのカードの存在は非常に厄介な存在となる。目標のカードを除去するために最大3回の除去をしなければならなくなってしまうからだ。それはそのままカードを2枚浪費するのと同義である。

弱点:意外!!不利対面は「6軸ガチロボ」

ではここからはこのデッキの改善すべき点を挙げていこうと思う。

まず不利対面だと感じたのは「ドキンダム・ドルマゲドン採用デッキ」「ハンデス」「6軸ガチロボ」の3デッキ。その理由をこのデッキの弱点とともに解説していこうと思う。

このカードが裏返った時が敗北の瞬間。

出典:デュエル・マスターズ公式サイト

まず、このデッキは数が並ぶという性質上一度禁断開放・禁断爆発されるとライブラリーアウトの可能性まで十分にありうるという弱点がある。ゆえに、相手に禁断が見えている時点で「常に相手の禁断がいくつあるか」を意識しながら戦っていかなければならない。

このイラスト、好きです。

出典:デュエル・マスターズ公式サイト

弱点二つ目は、ハンドが少ない状況でハンデスされると非常につらいという点である。「いや当たり前じゃん」と思われる方も多いだろうが、このデッキでは手札を1枚減らされるだけで最悪マナチャージ無しで次の行動を起こさなければならなくなるのである。1マナの存在は大きい。ハンデス対策は1・2枚入れて損はないかな、と感じた。

対戦中リアルに「あ、やっべ」と言ってしまった。

出典:デュエルマスターズ公式サイト

最後は何といっても「横展開の禁止で詰む」ことだろう。そういう意味ではこの《無双の縛り 達閃》が1番のキラーカードとなる。廉価版でなければ除去も豊富にあるのであまりきつくないのだが、このデッキでは除去が単体として機能するのが《スパイラル・ゲート》一つのみになってしまうのである。やはり《知識と流転と時空の決断》の存在は大きいか……?

最後に:克服方法、募集中。

このデッキは環境に立ち向かえる可能性を秘めている。その実感は使ってみないとわからないと思う。実際、組みながら「ほんとに戦えるんですかねぇ」と半信半疑だったのでそういう意味でもこのデッキは期待を裏切る結果を出せた。しかし、実際にCSに持って勝ちあがるには足りない部分が多い。また近いうちにCSに出る予定があるので、その時までには何か答えが見つかればいいなと思う。


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